3000件以上食べ歩いてもまだ知らない料理があるもんだな!これはホーチミンでもまだ遭遇したことがなかったぞ!
はじめに
今回のバンメトート、お友達とご一緒させてもらったんだけど、その中の一人が、こちらのポストを探してくれてて。
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私もフォローしてたんですが、こちらのポストには気づかなかった。
特にバンメトートに特化しているわけじゃなく、ベトナム各地の美味しいものや諸々の情報を発信してくださってる方。
こんなとこどうやって見つけたの?!みたいな情報が満載でほんっとに今回は助かりました!
お会い知たことはないのですが、美味しいものをいっぱい教えてくださった、私には恩人(๑•̀‧̫•́๑)
こちらのブログを見てくださってるかはわかりませんが、ありがとうございますー😆
バンメトートでは古くから人気のメニューらしい
バンメトートのグルメ、みたいなワードで検索すると必ず出てくるお料理っぽいが、私は気づかんかったwww
基本、店構えを見かけて、とか地図上の写真を偶然見かけて、とかが多いので、今までヒットしてなかった。。。
で、この日はランチタイムからはちょっと外れてたと思うのですが、ぼちぼち団体さんが入ってて、広めに机を使おうとしたら、
「あ、詰めて座って」
と言われたくらいには、その後の混み具合が予想されてたみたい。ほぅ。
とりあえず、その場にいたお客さんのテーブルには、どこも同じ料理が。やっぱりここにきたらこれ食べなきゃ!って感じなんだろうね!
と、そこでこんなもの発見。
おっ、これは山間部とかでよく見かける竹筒ご飯?!食べよう食べよう!と言ってたのですが、これは後ほど正体が判明するので、お気をつけくださいませ。
まあバンメートートに行かれてる方が今いて、このブログを斜め読みしながら、まさに店で頼んでるってことはないと思いますが(。-_-。)
メニュー!
まずは最初んのページにあるのがこれ。
牛焼き肉のタマリンドソース。
小さいのが120kで、大きいのが150k。なんやその30kの差。どんだけサイズに違いがあんねん、という差額。だったら大きい方頼んどこうぜ、ってことで注文。
次のページには、別のビーフ料理がありそうですが。。。訳してみても、「Crazy Cow」としか出てこない。。。牛さんどうした、なにがあった。。。
他にもいろんな味付けの牛焼き肉があるようですね。そして、焼肉と言いいながら、お手頃。おそらく数人分はあるんだろうにね。
サラダとかもあるし、近位なったのは、なんか小さなおコゲみたいな揚げ米になんか乗ってるやつとか美味しそう!
でもまあ今回はまず、タマリンドソース焼き肉が先決だ。
ローカルのビーフはちょっと…という方には鳥料理もあったりします。地元の方は、「たまには鶏にすっかー」みたいな感じで頼むことも多いのかな。
あと鍋もある。
炭水化物系の焼きそばとか、鶏汁春雨みたいなのもある。お値段的にもお手頃なので、一人でふらっと行っても食べるものがありそうですな。
ご飯ものもあったのですが、その横に先ほどの竹筒が!!そうだよねーっ、やっぱりご飯物のところにあるよね?!と思ったら…
RUOUって書いてある!
知ってる、ちぇりさん知ってる!これ、お酒だ😅
どう考えても米にしちゃ単価高いよなって思ったんだけど(最初に値段見るのやめなさいよ。。。)なるほど、お酒なら納得。
どんなお酒か気になったけど、流石に昼だし、今回はお祝い事で訪れてて体調壊すわけにも行かなかったから(いや理由がなんでも体壊すようなものに手を出しちゃダメ)今回は我慢。
でも気になるなー。国内旅行で持って帰れるんだから買えばよかった(´・ω・`)
つきだしはピーナッツ
飲むつもりがないのでピーナッツってのもアレだけど、バンメトートはピーナッツも作ってるようでうですね。とても粒が大きくて、中にある実も大振り。これは美味しい!
日本人は殻付きの落花生を見ると、ローストしたものを思い浮かべがちですが…
東南アジアでは、蒸したり茹でたりしたものも(ローストしたものがないわけじゃない)。特に街角で売られてるものは、蒸されて柔らかくされたものが多いかも。
例えば他の豆類を茹でて食べるように、ピーナッツがそうされてたからと行って何の不思議もないのですが、カリカリを期待している口で「ふにっ(・∀・)」とした食感がくると「うわ!!」と驚いて、「美味しくない!」と思われる方も結構いる様子。
でも最初から柔らかいものだと思って食べてみてください。これはこれでとても美味しいものですので(^・^)
Bo Nhun Me お目当のタマリンドソース焼き肉!
で、これがお目当のもの!
い、インパクトある😅
日本人的には「カレー…?」と思ってしまいまいたが、まだ生肉です。結構薄めにスライスされた牛肉にたっぷりのソース。
タマリンド、と言われてるけど、色が乳化されており、多分ココナツミルクなのかな。。。マイルドな感じ。
と同時に鉄板も運ばれてきます。
上にはマーガリン。鉄板です。あ、いや、洒落てるつもりはなくて。ほんとに。うん。
で、その鉄板が面白かった。熱源は炭なんです。写真の奥に筒みたいなのが見えるじゃないですか。最初、ガスボンベかと思ったんです。そしたらこれが送風機!
しかもその送風機は充電式というハイテク(???)なもの!おもしろい!
自分たちのテーブルのものは十分充電されてたので単体で出てきましたが、よそのテーブルに置かれてたものは電源コードが繋がれてた。。。まぢか。。。
で、鉄板が温まったらこんな感じで「ソースと一緒に」お肉を入れて焼いてくれます。大きなサイズのプレートを頼んだので何度かに分けて。
グツグツグツグツ!!
おーっ、ますますカレー感www でもカレーの匂いはしません。薬味は使われてるものの、スパイスはそんなに使われてない感じ。
そして仕上げに、山ほどの野菜をウワッサー!と入れて…
しんなりしたら出来上がり!
ほおおおおっ、始めて食べる!
こういうソースものにはバンミー(パンだけを指すケース)がついてくるのが定番ですが、ここはそのポイントも大切にされていいるらしく…
お客さんに出す直前に、オーブンでしっかりと温め、焼きたてのようなクランチーさを再現。それだけでももうご馳走ですよね、バンミー!
肝心のお味ですが、非常に穏やか。
カニやエビのタマリンドソースでは、かなり甘酢っぱい味がヴィヴィッドに際立ち、それが美味しいのですが、この焼肉のタマリンドは、おそらくまろやかなミルク系のもの(多分ココナツミルク?)と混ぜられた上に加熱が酸味で飛んでて…
何も言われずに食べて「あっ!タマリンドだ!」とピンとくるのはちょっと難しいかもしれない。ただ作用はバッチリしていて、ローカルのものと思しき牛肉の赤身も程よく柔らかく(歯ごたえはある)食べやすい。
なんでタマリンドソースにアレだけたっぷり漬け込まれてる料理に、お醤油がついてくるのかも納得。青い輪切りのチリが入ったチリ醤油。これがないと、かなり味がぼやけてる感じ。
美味しくは食べられるのですが、例えばバンミーと一緒に食べようとするなら、お醤油、またはその他の塩気があっても美味しい。
しかしこれもお好み。なくても美味しいと思われる方も多いと思いますが、あくまで「穏やか」。カレーっぽくないどころか、日本の一般的な焼肉よりもずーっと穏やかな時なので、そこは手元の調味料で調整してくださいね。
私はヌクマムが好きだったかなあ。
鍋に入れすぎ注意!
ちなみに。
一見、半量くらい最初にお鍋に入れてくれた気がしたのと、お店が忙しくなってきてたようだったので、自分たちで焼きの第2ラウンドに、残り全部を鍋に入れたのですが…
「入れすぎだから💢」
と、おばちゃんがすっ飛んできて、そこから半分くらいを皿に戻していきました😅
どうやら3回くらいに分けて食べるものだったようです(大サイズの場合)
この理由はまた別で書きましょうね。
したがっておくのが吉、とだけ伝えておきます。
この点、詳しくはこちらに別記事として書いてます。
他のお料理にも通じる話ですし、ベトナムに、または事情の違うよその国に住む際・旅行に行く際にも、頭の片隅に入れておくことかと思いますので、よろしかったらご一読。
Bo Tay Chanh 牛肉のレモンサラダ!
タマリンドの効果を使ってお肉を柔らかくしたものがあるかと思えば、レモンを使ったものもある!
まあレモンといってもこちらの緑のライムだと思いますが…
サラダ!見えないけど、牛肉がたっぷり入ってるやつ!!
基本の味付けにライムがたっぷり使われていて、恐らくはマリネしたものを蒸してるのかな。
だからこちらもお肉は食べやすく、そして爽やか!塩気の話でいうと、先ほどの焼肉よりもこちらの方がライムを使ってる分、塩気完治を補ってくれるというか、ビール飲むならこっちかも(笑)
さっぱりしているところに、砕いたピーナツ(今度はクランチー)をたっぷりのせてコクを出してるのも良い。このバランス感覚が流石のベトナム料理。
カリッカリに焼いた、ゴマ入りのお米クラッカーでてくるので、適当な大きに割って乗っけて食べるのが定番らしい。
他のサラダ系料理にも多いですよね、こういう食べ方。確かに美味しいのですが、どっちもそれぞれに美味しくて面倒臭くなって、私はいつも別々に食べちゃうんですが(笑)
ついてくるソースは、Mam。このMam TomのMamは、発酵させた、主に魚介類を使ったソースのことが多いかな。
Mam Tomは、匂いと癖が強い調味料の代表格ですが、こちらは少し甘みと酸味を足されてて、お魚ベースのマムらしく、コクはあるけど穏やか系。
食べ慣れてないとそれでも癖を感じるかもですが、私はそれも大好きで(^・^)
焼肉だけ大量に食べると、美味しくても、正直自分にはかなり単調にも感じたのでこの一品も頼んでて大正解。味の重さも割と対角線上にあるもので全体としてのバランスも良かったのでオススメです!
バンメトートの名物料理の穏やかさ
ふと思ったのは。。。名物、とされる割には味覚的な派手さの少ないこちらの料理。実に穏やか。自分的にはもっとバチっときてくれてもいいなと思ったのですが、妙に納得するやんわりとした穏やかな美味しさ。
で、何に納得したのかな?と思ったら、バンメトートの方達の穏やかさ。
いえ、ホーチミンだってみんな親切だしニコニコしてるし、私はそれが大好きで長く住んでるってのもあるのですが…
さらに諸々のご様子が穏やかに感じるバンメトートでの随所でのやり取り。風景や、地理的なもの、主要産業的なものも相まってるのかもしれませんが、穏やかなお土地柄にある方達の穏やかなお料理。
そんな気がして、ストンと納得。
ホーチミンにもあるのかしら?知らなかったから今まで探そうとしたこともなかったし、偶然見かけるということもなかったのですが、もしも見かけたら、また試して見たいと思いますー♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Ca Te Quan
140 Le Thanh Tong, Buon Ma Thuot, Dak Lak
Time: 09:00 – 23:00
Spent: 130,000vnd / person
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