新潟では、旦那さんがちょっとお疲れ気味だったので、当初目的は果たせませんでしたが宿のお食事が秀逸で!新潟駅周りでお宿をお探しの方、ちょっと覗いてってくださいませ♪
最初はがっかり感満載だった???
以前新潟駅で食べて、土鍋炊きのご飯が美味しいお店に行こうと言ってたのだけど、まずは体力回復が第一。と言うことで、お洗濯と休憩に専念することに(・∀・)
で、この時泊まったホテルが駅近だったんだけど、なかなかクラシカルなホテル。大通りから少し入ったところに入り口があって、それもわかりにくかったのですが、
正面入り口には、気候のせいなのか(雪の時になんか役立つ???)キャリーを引く客が多いであろうにも関わらず、ガッツリな段差があったり、
ランドリールームは行ってみないと空き状況がわからないタイプで100円玉しか使えない。両替機もないのでドリンクを買うか、フロントで両替してもらうシステムだという。。洗剤をフロントで無料でくれると言うのはありがたいが、なかなかレトロなシステムです。
洗濯後は乾燥機に入れ替えに行かないといけないし、
Mets 大森の便利なシステムを知っているので、非常に不便にも感じますが、利用者が多くないならそこに改善コストを投じよというのも無理な言い分なので黙って従う。
目線誘導が残念なインストラクションや、説明文の優先順位度の低さなど、素人でも指摘が入るような書き方しかできてないのも気になったし、
乾燥機使ったら、使った人間が逐一、繊維詰まりの掃除をしろと。
そこはもうそろそろ新しいのを入れたほうが、と思わないでもないですが、先ほどの理解に立ち戻る。
嫌だったら使わなければいいのだ。しっかし必要だから使わせていただく。だったら文句を言うなですな。満足度は下がるけど。
ってな感じで、あまり良い印象がなかったのですが…?
お部屋はまずまず
古いのですが、お部屋は少し変わった間取りで広々としており、これは使いやすかった。
廊下から入ると右手にこのベッドスペース。そしてそこにつながって、左手にはワークスペース。そこが居間的になってて結構広い。これは使い勝手が良い。
お風呂の湯船がゆったりしてて、ユニットではあるけど、床が滑りにくかったり、洗面所のところにある程度のスペースがあって、女性が化粧品をおいても使いやすい。
まあ旦那さんもゆっくりしたいみたいだから、お部屋が充実してればいいか、と思っていたのですが…?
朝食!
魅力的な誘い
元々つけていなかったのですが、チェックイン時にロビーに掲げられてた朝食のご様子がとても美味しそうだったので、即座に予約。
しかして…?
新潟らしい雰囲気満点の朝食会場
朝食会場は、いきなりお酒のボトルがズラリ。夜ももちろん営業しているので、その際にはこれらのお酒も楽しめるのでしょう。
一、ホテルのレストランではありますが、新潟の観光の一翼を担う意気込みも感じます。
郷土料理満載の朝食。
これが、嬉しい。
広大すぎないながらも、かなりの種類が似て取れます。煮物焼き物、どれもまず見目がとても美味しそうで、焼きサバひとつにしても、お心遣いを感じる調理。
最近はこれ、業務用の仕込み調理済みでチンするだけのを出してるところもありまして、それも美味しい商品ならいいのですが、人工調味料の味しかしないような、見ただけでゲンナリするのをポイっと出してるところも多い中、久しぶりに美味しそうな焼きサバを朝食会場で見ましたわ。
手作りのお豆腐なんかも美味しそう。
添えられた役にも綺麗だし、お豆腐にかける調味料も興味深いものばかり。
布海苔を練り込んでるお蕎麦はほんのり緑。
美味しそうだなと思って手に取ったところで、スタッフさんがすすす…と近寄ってきて何かと思ったら、
「あちらのご飯のところにトロロもあるんですよ。そのおそば、トロロかけても美味しいのでよかったらぜひ♪」
と。
これね、茹でおいて時間も経ってるんでしょうに、海苔のおかげなんかな。ツルッツルでハリがあって、美味しいお蕎麦でしたわー。いわゆる「へぎそば」に使われるお蕎麦なんかもですね。
しかしへぎ(剥ぎ板で作った四角い容器)なんて言っても通じない観光客の方も多いと思うので、わかりやすく「布海苔蕎麦」とされていたのかも。
米処ならではのサービス
さて、流石の米処。
新潟自慢のお米が2種類食べ比べできるようになってまして。
今年は新潟、お米の収穫が少し厳しかったと聞いてますが、美味しいことには変わりないので、楽しみ楽しみ。
ご飯のお供もご覧の通り。
多い多い。種類、多いw
しかもどれもゴッツ美味しそうやんけ。
ご飯、無限に食べられるやつ。
初手のお前がこれですもん。どーします?もう。。。(どうもせんでいいから、ただただ美味しく食べましょう)
で、お米の食べ比べ。
正直、家庭じゃなかなか食べ比べってできないですよね。
5kgのパックを買って、両方同時に開けて、炊飯器二回使って炊き分けて…なんてとっても手間。鍋で炊けば同時に炊くのもやぶさかではないかもですが、手間かかることには違いない。
で、実際に食べ比べてみたのですが、私はミルキークインの方が好きだったかな♪
ベトナムのお米も好きなのですが、日本のお米もやっぱり格別に美味しいですな(^・^)
そうそう、お米といえば。。。
うおおおおおっ、なんてこった!
地元のお酒、4種類飲み比べ( ・`ω・´)b
これからお仕事に行かれる方も多かったので、流石に朝からこれを楽しまれてる方は少なかったですが、せっかくなのでちょっぴりずついただいてみることに。
すると、ご飯を食べる用に取ってきた香の物や塩辛が、あっという間に酒のつまみに。あら不思議ヽ(・∀・)ノ
これ、飲兵衛の人、危険やなあw
私この日はすぐ移動が待ってたから舐める程度にしましたけれども、美味しかったです。
実際には諸事情で飲めない方の人の方が多いと思うんですよ。だからホテルもそこまでのコストにはならないはず。しかし郷土の誇りを客に提示して、客もビュッフェという場で気軽にその味を試すことができる。
たくさん飲めないタイミングだったとしても、とても良いサービスだな、と思いました😊
あ、お酒を飲めない方には、
甘酒もありましてん。
お猪口でキュッと飲みますと、五臓六腑に元気の源染み渡るって感じでたね。
ちなみに甘酒って飲む点滴、と言われるくらいに栄養価が高い=カロリーは高いのですが、そんなガブガブ飲むもんじゃなし。自分的には食前にちょろっとキュッと言っとくと、体内の飢餓要素が減って、食べ過ぎ防止になるなと感じている次第。
や、この時はいろいろ試したかったので食べましたけどね?(笑)
ちょっとした細部に見られる思いやり
あと写真に撮れてなかったけど、甘酒のレードルが左右使いようでして。
両端が窄まってて注ぎやすくなってた。そういうレードル初めて見たし、お心遣いの表れやなあ、と。多分売ってる量は少ないやろし、需要の少なさはコストの高さ。それでも採用していらっしゃるんだなと。
他のもので言うと、こののっぺ汁、という郷土料理を掬うためのレードルも。。
ただのお玉やレードルに比べると、深くて一度にたっぷり掬いやすいのと、たっぷりは救えるのだけど、手元に近いところを器に当てて注ぐ際に、注ぎやすい。
こんなのがあることすらも知らなかったわ。
でもこちらのキッチンなりホールの方なり、これを提供することに携わった方は「これが良い」と選んでくださったんでしょうね。
これだけじゃなかったんです。
ちょっとしたことにお気を遣われてて、どれだけの客がそれに気づくかはわかりませんが、自分みたいにホテルの飯好き勢としては、ハッとする場面がたくさんでした。
洋食類も良かったですよ
さて、2膳も終えて、もうそろそろコーヒーで締めようか、と思ってたら、また店員さんが近くにいらして、
「あの、もうパンは召し上がりました?」
と。いやー、お米出手いっぱいでパンまで胃袋回りませんわー、と答えたら、
「あらー、ここのね、クロワッサンとかカンパーニュ、ちょっと一手間かけてもらってトースターでカリッと焼いて食べてもらうと、すっごく美味しいんですよー。あ、あの牛乳もおいしくって…」
と、それはそれは楽しそうに嬉しそうに勧めてくださる。
そんなに言われるんなら食べないわけにはいかないでしょう( ・`ω・´)b
ああ、そういえば聞いたことがあるな。
こちらも地元の牧場さんの牛乳かと思われる。
しかしてパンの様子も大変美味しい!
え、これは大変。できたらもう一日泊まってまた別のラインナップを試したかった!😆
そういやこれは人によると思うんですが、こちら炭酸水もあったんですよね。
ベトナムではあらゆるカフェやレストランで炭酸水を頼むことができるのですが(100%ではないけれど)日本の飲食店では、あまり炭酸水を商品として出してくれることがなく。
コンビニでもただの炭酸水売ってるし、なんなら自宅で炭酸水を作るマシンも結構売れてると聞いてるのに、何かと混ぜる用途にしか使わないんかな。
朝一番とかでシュワシュワっとやるのが好きなので、朝食会場にあってくれると嬉しいし、ソフトドリンク系のものが甘すぎる場合、それを割って飲むと言う手もある。
あんまり外で炭酸水を飲む、って人は日本は多くないのかなー。
ローカルメニューも!
県民の皆さんの間では常識だけど、外にはあまり知られてない、みたいなメニュー、ありますよね。
こちらも多分そんな感じの、ご当地グルメ・
どうやらパスタのようなのですが…?
イタリアン、というのがそもそもこの料理の名前のようでうすねw
なになに?太麺にトマトソースや白生姜をトッピング????しかも麺はなんかもやしがたくさん混じってる???
なんぞこれ、とは思ったのですが、これがなかなか悪くない。
どころか、ほとんど麺と同割合にも思えるもやしのしゃくしゃくしてる歯応えが、麺を重たすぎないものにしてくれてます。
ソースもケチャップベッタリかと思いきや、フレッシュトマトをたっぷり使ってあるかのようなライブ感。
そしてそれがあまり脂っこすぎず、あっさり目に抑えられてることから、針生姜がとても合う!え、面白い!!!
イタリアン、と言いながら、パスタ、ではないけど、食べがいのある麺料理。でも重たくはなく、ミートソースをヘルシーに食べてる感じ?
ややっ、これは楽しい。
わざわざお店に行くまでの興味がなくても、ビュッフェにあったらちょこっと楽しめるのがいいですよね。これ、アレンジしてお家でも楽しめそうです!
何はさておき
と言うわけで、設備的なところで当初(むむむ。。。)となっていたところは、この朝食で全部帳消しヽ(・∀・)ノ(←ゲンキンなやつだ)
何よりも、ここのスタッフさん方が皆さん素敵だった。
ご自分たちで提供しているものに誇りを持っておられたし、本当にご自身方もお好きなようだったし、最後にいろいろ勧めてくれた方に感想&お礼を伝えに行ったところ、
「気に入っていただけましたか!良かったです!!」
と、まあそれはストレートな反応が(笑)
そしてすかさず、
「もし今度いらっしゃることがあったら、ランチのビュッフェもおすすめなんですよ。これがまたですね、朝食と違った美味しさがあって。。。」
と、これまたとても嬉しそうに。
よしばんそれが営業だったとしても、あんなに嬉しそうに楽しそうに自分のところの商品を勧められるなんて、なんて素敵なレストランなんだと。
その方がたまたますてきな方だった、と言う可能性もありますが(他数人の方も感じ良かった!)それもホテル側がそう言う存在を喜んで許していないと成立しないと思うんですよね。
なので引いては、こちらのホテルも、いいホテルなんだろうなと。
設備面は人が良くても予算の話があるからね、一朝一夕に行かない部分もあるのでしょうけど、少なくとも人の部分は…
洗濯洗剤をもらいに行った時のお若いスタッフさんにしろ、このレストランにお勤めだった方にしろ、とてもとても感じが良い、だけでなく、こちらが嬉しくなるような、そんな接し方をしてくれる素敵なスタッフさんだったと思います。
新潟駅周りのお宿をお探しの方。
もしお洗濯が必要なら、上記のことを踏まえた上で、例えばランドリーがあるフロアの、ランドリーに近いお部屋をリクエストするなどしてストレス軽減しつつ…(笑)
美味しいお食事と感じのようサービスを受ける、と言う選択もありますよ、と言うことを知ってていただけたらと思います。とても素敵で、またあそこのご飯食べに行きたいな、と思えるお宿だったのでした😊
あ、宿泊者でない、外部のお客さんも受け付けてくれるそうです!
新潟駅近くで朝食を、とう方にも、郷土のものがたくさん楽しめて良いと思いますー♪
……お酒も飲めるしw 🍶
ちなみに、タイミングによりますが、平日宿泊とか、7,000円前後ということもあるルーズなブルさなようですよっ。当初知らなかったから駅周りのホテルってだけで高いものと思い込んでたけど、それ考えたら、多少の設備のことでヤイヤイいうのは筋違いですね。失礼したです😅
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Art Hotel 新潟
新潟県新潟市中央区笹口1-1-1 ブラーカ4F
朝食:06:30 – 10:00 (大人1800円 子供 900円・税込)
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