美味しいものが多くて驚くばかりの An Bang Beach。今回はタパスバーってことだったんだけど、オリジナリティがすごい!
Allee Gatto
という店名、ありがとう、から文字ってる?と思ったら、お店をやってるうフレンチ – ベトナミーズの方と、イタリア?の方って言ってたかな?
で、会話してる時に、それぞれの国の単語を使うかってことで決まったらしく、別に「ありがとう」から取ったわけじゃないらしい。そう聞こえるけど(笑)
昼間通った時、手作り感のある、小さいカフェか何かかな?と思ってたんだけど、その実ここは、タパスバー。
朝食に炭水化物をしこたま食べて、あまり食欲もなかったので、軽くタパスか、メインを一つとビールでも、って感じで行ってみました。
あら、夜はずいぶん雰囲気が違う。
屋外席と屋内席
↑の写真で、テラス席と、奥に屋内席もありました。が、この日は涼しめだったこともあってか、屋内、特にエアコンをつけず開け放してたので、だったら外の方が風が通るかな?ってことで、お外席。
店名に日本語は関わってない、ってことだったけど、ナプキンもなんか和柄を思わせる感じでかっこいいな(笑)
メニュー
メニュー、ほとんどお酒なんですw
タパスバーなので、ワインがメイン。
そして料理は1ページのみ。
こちらになります。
タパス、エビのセビーチェやビーフタルタルあるけど、エビは旦那さんがNGだし、タルタルって気分じゃなかったので、あとはパテかダックリエット。。。
と思ったけど、リエット品切れ。
ならば、と、メインを2品行くことにしました。
サインの種類は本当に豊富で、リーズナブルに提供してくれてる!
というか、なんかロゴ、鳥居みたいに見えるなあ(笑)
そしてレギュラーメニューの方にはまだまだいっぱいワインやその他のお酒のチョイスがあったのですが、それとは別に、スペシャルなチョイスがこちららしい。
うん、わからん。
でもマグナムボトルあるんだw
こんなの大勢できててバーンと開けたら楽しそうだなあ(笑)
アンチョビバター美味しい
旦那さんはまずビール、私はサングリアを頼んだんだけど、こちらも品切れ。で、適当に赤を選んでもらったんですが、これがほんっとに美味しくてさ!
希望した通りにならなかったからといって、落胆だけが道じゃない。こうして、思いもしなかった出会いがあったりするのだから、ない、と言われた時に機嫌を損ねることはない。
おみくじチャンスが来たと思って、ワクワクしながら待つがいいよ。そしたらこんな美味しいワインに出会えるかもしれないから!
そして最初に出てくるパンなのですが、添えられててたのがアンチョビバター。
はいもうこれだけで飲めるわねw
Sapa Trout
サパのパンフライ。ほおおおっ、なんと美しい!
Sapaのトラウトは、ノルウェーとかのサーモンと違って、脂がくどすぎないのが魅力。
くどすぎない、というのは脂が全くないというわけじゃなく、程よくしっとりはしてるのですが、多くはないという意味。よき。
そしてこのお皿の下は窪んでいて、そこにはグリーンピーや薄くシート状にピールされたズッキーニ、その他のお野菜が、タプタプのオリーブオイルに使ってて、軽いコンフィ的になってるんだろうか。
そもそもくどくない良質の脂を湛えたトラウトに、良質のオリーブオイル。ちょっとライムが効いてて爽やか。
野菜の味は引き立ち、オイルも一緒に多めに取るんだけど、ほんと、良質なものだと「オリーブオイルは飲めるもの」というイタリアの方の言い分がよくわかる。
途中泡と合わせたんだけど、これがめっちゃ相性良くて美味しかった、うむ。
Buffalo Rossini
なんと水牛でロッシーに仕立てにしただってえ?!
攻めてるなあw
で、水牛ですから、輸入物の良質赤み、という感じではない。もっとワシワシしてるし、野生味もある。
でもその中でもしっとり仕上げてあると思うし、私は多少なら硬めのお肉を噛みしだいて旨みを楽しむのがとても好きだ。
それをサポートする菜の花のガーリックソテーにトロトロのマッシュポテト。
ああああああ、この垢とまぢ合う。
料理も同時に注文した上でのリプレイスだったから、もしやお店の方、この皿見越して選んでくれたのかしら。
「サングリアなかったお詫びに、これ、サングリアと同じ値段でつけとくから」
と言ってくれたのでえ、ええものなのかもしれない。
香りがチャーミングで、味がとてもまとまっていて、フックリと豊だけど愛らしさもあって。
この水牛と合わせても負けない。むしろ肉の味を引き立てる。おいしかったなあ。
ちなみにロッシーにだからフォアグラソテーが乗ってるわけですが、それと合わせて食べて美味しいのはもちろんのこと、旦那さんが珍しく「フォアグラ、美味しい…」となってて良かった(^・^)
デザート!
で、一品ずつ頼んだら満足するはずだったんだけど、あまりに料理が楽しくて、うっかりデザート食べたくなったw
デザート食べるならドリンク必要だよね?ってことで、カクテル追加w
いや、私はエスプレッソ頼んだつもりだったんだけど、エスプレッソカクテルになっちゃったw
これも結果的に美味しかったからいいんだけどさw
んで、こちらのデザートは基本的にお酒入り。なのでお子ちゃまには向かないかもしれませんが。。。
このイチゴのリキュール入りのアイスクリーム、めっちゃ美味しかったああああ!!
イチゴの味がVIVIDだったってのもあるんだけど、バランスがめっちゃいい!!大人のいちごアイスクリーム。近くにあったらこれだけしょっちゅう食べに来てるレベル。
そしてこちらはブリュレ、って話だったんだけど。。。
そこの方に絡めるモチーフの、なんかガリガリしたクラッシュが入ってて(でもただ砂糖で作ったカラメルだけって感じじゃなかった)、それに上は。。。
パブロヴァ的なものかなあ。これもまたサクサクしていて、そこのガリッガリ部分と合わさってもう止まらない。
お酒の後の甘いもの、美味しいじゃん?
そしてなぜかようと、ガリガリしたものが食べたくなる私。その2条件を備えているこのデザートがおいしくないわけがないっ。
未だ、レシピは解明されていないのだけど、おいっしーわあ。
手作り感のあるお店
聞いたらお店の内装は、全部自分たちでやったのだそうです。
そんな手作り感のあるお店はホッコリといい感じ。写真撮ってなくて申し訳ないんだけど。
そして、料理の手法としてはフレンチだったりイタリアンだったり、なのですが、素材がガッツリ、ベトナムのものだったりして、非常に楽しく、レベルの高いフュージョンだった。。。
ごめん、素朴に見える、なんだったら「カフェ???」とか思っちゃったお店から、こんな料理が繰り出されるとは思わなかったよ。ベースは欧米でも素材はベトナム。これ、楽しい!
しかも、このこぢんまりとしたビーチリゾートで。
決して派手やかでもなければ、連休のタイミングでもさほど人がわんさか押し寄せる、という感じではない場所で。
恐るべし、ホイアンのビーチ周り。
美味しいお店が密集してるじゃねーか。
しかしここはまたぜひ来て見てみたいと思いました♪
いやー、ダナンだけでも胃袋足らんのに、ホイアンまで参戦してきたぞー!!
お店情報
Allee Gatto
96 Nguyen Phan Vinh, Cam An, Hoi An
Time: 17:00 – 00:00(月曜定休)
Spent: 800,000vnd / persono(結構飲んだしよー食べてこの価格です)
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