納豆。社会隔離時、買い物できる先が限られた際には「どこで納豆が帰るか」がトピックになるくらいには日本人に愛されている食材。これの有力チョイスができましたのでお知らせ!
未冷凍納豆!
納豆は冷凍することが可能なので、日本の商品を冷凍したものがよく売られてますよね。
しかし「冷凍することが可能」なだけで、味に影響がないとは行ってない。個人的な所感では、食感が柔らかくなりすぎ粘りも薄く、風味にかけてしまうのが冷凍納豆の残念なところ。
とはいえ、食べられるだけでもありがたい上に、私は無類の納豆好きなので、納豆出会ってくれさえすれば嬉しいのですが…?
新しい納豆メーカーさんができたというので早速!
実は一時帰国前にも買ってたのですが記事が追いついてなかった…orz
JUSTICE VIETNAM CO.,LTD
作られてるのは⬆️の会社。
日本人発酵食品専門家からの直接指導を受けての納豆生産だそう。
菌ものって、パンでもなんでも、日本のメソッドをそのままもってくればよいってもんじゃないから、専門家による現地での分析とかソリューショを仰がないとなかなか大変。
そしてそこには衛生的な知識も連動させないとうまくいかない。安全面もですが、菌が上手に働いてくれなかったりしますしね。衛生面が徹底されてないと。
商品チョイスとお値段
こちらのお店では、まず、
生納豆 / 冷凍納豆
のチョイスがあり、さらに、
カナダ産豆納豆 / ベトナム産豆納豆
の区別があるようです。
包装規格は、
300gの大容量=80kドン
45gx3パック(合計135g)=36kドン
単価に直してもほとんど差がない。パッケージ代とかどうなってるのか。無理はしないでほしい。なぜならこの納豆、とても美味しいから長く続いてくれないと困る(๑•̀‧̫•́๑)
カナダ産の豆とベトナム産の豆ではどう違う?
二国産豆で作られた納豆
パッケージは明確に違いがわかるようがわかるようになってます。
また一部日本語表記もあってくれるのも識別しやすい。ベトナム語だけだと、どうも目が滑るんですよね。私の勉強不足が原因なんですが(苦笑)
で、豆の違い。
ぶっちゃけ日本で味噌や納豆、醤油、豆腐その他に使われてる豆は外国のものが多く、国産を歌うものはなんとなく高級そうなメージはあるものの、味にどれだけの違いがあるかまでを追求している消費者ばかりではない気もします。
私も、そう。
そもそも、同会社の商品で豆の産地別に食べ比べる機会がないのですよ。この会社の商品に使われてる豆は統一国産であることが多い。のでこれは楽しいチャンス♪
左がベトナム、右がカナダ。
ぱっと見だけでいうと、ベトナム産の豆のものの方が少し小ぶりで、ちょっと身がしまってそうなイメージです。
ベトナム産
輪郭がはっきりしていて、色も若干濃いめ。水分が少なさそうに見えるかもしれませんが十分に柔らかく、そしてよくかき混ぜることで粘りも十分。
ああ、そうですそうです、この粘り、冷凍物にはない生き生きとした感じ。
そして十分に柔らかいながらも、豆を噛みしめる幸せもあり、何よりも味が濃い!
カナダ産
カナダ産は気持ち、粒が大きいように見えました。そして輪郭が少し柔らかい。粘りの膜が元から多く、とろとろしているように見えます。
ただ実際にはベトナム産のものと極端に違うことはなく、大きさの違いから食感はもちろん変わってきますが、微小な違い。大きめ且つ優し目の口当たりではあれど、納豆の美味しさの充実度としては変わらず。
両者に共通する美味しさ
ベトナム産の豆でもカナダ産の豆でも、どちらも「味が濃い」というのが特徴で、ともするとかすかな苦味を感じるほどの納豆味の存在感。
なんとなく納豆を食べきてきただけの人からすると、ちょっと味が強すぎるかも、と感じられるかもと思う一方、納豆好きには、
「え、こんな美味しい納豆、日本でもなかなかなくね?」
というレベルだと私は感じました。
なんてこった。これがベトナムでお手軽価格で買えるのか。めちゃくちゃありがたくないか?!
まずはグリグリ50回!
納豆ラバーはご存知かと思いますが、納豆の美味しさはネバネバにあり。
納豆の旨みの元であるグルタミン酸と、甘みの直接還元糖が混ぜることで増えて美味しく感じられるんだそうです。
農林水産省食品総合研究所の調べによると、
納豆を混ぜる回数 | アミノ酸の量 | 甘み成分の量 |
100回 | 1.5倍 | 2.3倍 |
200回 | 2.5倍 | 3.3倍 |
300回以上 | 変わらない | 4.2倍 |
このネバネバ、水分が加わると粘りにくくなるので、調味料を入れる前にグリグリとかき混ぜてから調味料を加えるのがコツ。
そしてこの甘みが増え始めるのが、20回ほど混ぜたあたりから。我が家は、旦那さんが以前水戸のお友達に、
「まず50回は混ぜろ!」
という鉄の教えを頂いたらしく、私にもそれは伝播。で、最低50回はグリグリしてから食べてますが、上の表によると200回目くらいまでは増え続けるようなのでもうちょっとグリグリ回数増やしてもいいいかな?
ただあまり強く長くやりすぎると、せっかくの豆の粒が潰れてしまうこともあるので、そこは臨機応変に。あと、栄養価には特に変化がないというのが現状での通説のようです。(2022年12月)
納豆と生卵は相性悪いってほんと?!
この説が出てきたときは衝撃でしたよね。だって納豆と生卵はニコイチくらいの勢いで一緒に出てきてたじゃないですか?!
そもそも卵かけご飯が苦手という方は使われなかったと思いますが、卵かけご飯も好き、納豆も好きって人は、それらを合わせるともうヘヴン。ご飯が飲み物のようになくなっていく(よく噛みましょう)
それが、まさかの仲違い?!
と思ったらこれ、正確には卵白に、納豆が持つビオチンという成分の吸収を妨げる要素があるらしいのです。
ビオチンはビタミンの一種で、エネルギー代謝を助けたり、皮膚や髪の健康維持に関わる栄養素だから不足すると、やだ大変。美容が危機に(๑•̀‧̫•́๑)
と、ご心配することなかれ。ビオチンは他のいろんな食材にも含まれるので、ある程度、色んなものまんべんなく食べていたら不足することは稀だそう。
納豆からビオチンを取り損ねても問題ない、というのが大抵の見方。納豆を毎日大量に食べてて納豆からビオチンが取れないと生きていけない!なんて場合以外はそんなにきにする必要がなく、またそんな機会は稀、ということです。
なので、納豆と生卵はお好きなように食べればよろし。
ちなみに私は、大量のご飯を食べるための納豆嵩増し術としては卵白も一緒に混ぜてふわふわ食べるのがすきですが(若い頃はこれ)、きっちり深く味わうには卵黄だけ混ぜるのが好きです。
もしくは最近、生卵の食中毒を気にして提供されなくなったホテル朝食では…
生卵に代わって提供されている温泉卵を崩して混ぜて食べるのが好き。
すんません上の写真、以前一人で旅行中にどうしても納豆ご飯が食べたくなって、サトウのご飯をお店でチンしてもらい、容器に直接納豆と温泉卵を落として食べるという、フードアナリストにあるまじき行儀の悪さで食ったときの写真です。
日本に着いた直後だったかな。
おいちかった(*´꒳`*)
朗報、乾燥納豆スナックの販売間近!
さて、通常お店がサービスしてくれたときは、それが万人に向けてのものでない限り、そのサービスを受けていないお客様に不公平感を感じさせることがあるので基本的には表で言わない主義ですが…
これはお知らせせずには要られません。
もし「うちはもらってないのに!」と思われる方がいたらごめんなさい。でもっ!
おまけにもらったフリーズドライの納豆スナック!これ!わざわざ日本から買ってきてたやつ!!
日本でもそんなにどこででも買えるって感じじゃないんですが、これ、カリカリしてるのにちゃんと納豆。美味しいんですよね!
ポテチを食べるよりも絶対体に優しそうだし、何より美味しい!お店に問い合わせたら、これ、今商品化の最中のようで、もう少ししたら発売になられるようです!!ウオーーーー!(我が家的に)相当朗報!!
パッケージにもお心遣い
せこい話なんですが、小さなパッケージの容器。これが結構しっかりしてて、調味料のおすそ分けごとによさそうだったから使いまわそうかなーと思ったんだけど、流石にラベルがついていたら…と思いきや?
スーーーバーーーラーーーチーーーイーーー。
Dat Butterさんも採用されてましたが、ピロピローっと綺麗に剥がれるタイプのステッカーを使っておられる!
これで容器の再利用がしやすくなるし、何より。シール。剥がすのが。たのちいっ(๑•̀‧̫•́๑)(◀︎子供がシールをベタベタ貼りたがるやつの逆バージョン)
納豆を使った容器を洗うコツ!
ところで、納豆の容器や納豆を入れた食器を洗うの、ぬるぬるしてて大変ですよね。スポンジにもぬるぬるが移って大変だったり。
そんな時には…?
水にしばらくつけておくのが正解。
その後、素手で流水を当てながらこすると、簡単にスルッと取れます。どころかキュキュットなります。洗剤なしでも。
漬け込むとき、なんとなくチョピっと食器用洗剤を垂らしたりもするのですが、そこは検証したわけじゃなく、自分的にはその方が早くスルッとなる気がするからってだけなので、洗剤のとこは話半分にどうぞ。
ちなみに、スポンジで洗うのはあまりオススメしません。どうやったって最初の段階ではヌルヌルがあり、それがスポンジに入り込むと、まあ面倒。
洗剤を含ませてウジュウジュさせても、全体に行き渡るとは限りませんし、水分を含ませたままにするのは、余計に菌を繁殖させることにもなりかねません。
そのスポンジに残った菌が変性して、次に洗うお皿に付いてしまっては本末転倒。水で洗い流しても、流し損ねることまりますからね。
ってか、ほんと。流水と指でこするだけでキュキュットなって気持ちいいのでおすすめ。ただし最初は滑りやすいので、お皿を落とさないように注意。
納豆トリビア
この記事を書くにあたって、納豆についてのあれこれが色々が出てきて、私も「へー!!」と思うことがあったので列挙。
特に一つ一つは検証していないので、こんな説があるよ、という話の種に、くらいでお読みください。
タンパク質摂取には卵より納豆?!
一般に、卵1個より納豆1パックの方がタンパク質は高いとされています。まあ細かなグラム数とかないのでざっくりなのですが。
タンパク質食材がが最近圧倒的人気を集めてて卵が取りざたされますが、実は納豆の方が実力が上?
ちなみに卵を食べるにしても、生卵はタンパク質摂取の効率が良くないと聞いてます。半熟くらいが良いだったかな。確か温泉卵の方がタンパク質吸収率が高かったような。この辺また別記事で。
納豆は朝より夜に食べるべし?!
納豆は腸内の善玉菌を増やす役割があるようですが、その作用が活性化するのは夜、体を休めている時、という説が。
なんとなく納豆は朝食べるもの!ってイメージがあったけど意外。
寝る直前は血液サラサラ効果が薄い?
上で、活性化する夜に食べるのが吉説があると書きましたが、それはあくまで食事の時の話。
納豆の血液をサラサラにする作用も、一切水分を摂れない睡眠時間内に上がる血液濃度と対抗させてしまっては効果半減。食事時、阻止してその後ちゃんと水分を取れるタイミングでいただくのが良いようですね。
ってか、まあ寝る直前に納豆食べる人はいないと思うんですが(笑)、夜の方が良いという言葉には寝る前も含まれるので念のため。
食べ過ぎ注意
納豆は継続して食べることが望ましい食品ですが、食べすぎは厳禁。
一般には1日に1〜2パックが適当とされてますが、納豆が好きすぎて白米の代わりに納豆だけを山ほど毎日食べ続けた結果、強い納豆菌が腸内の良い菌まで駆逐して重大な体調不良になった例もあると聞きます。
何事も、ほどほどに、が大事なようで。
加熱すると効果半減
納豆かき揚げ、納豆オムレツ、納豆汁。暖かい調理を施しても納豆は美味しい。
ですが、納豆の栄養素の中でも働か位の大きい酵素は熱で壊れます。なのであまり長時間加熱したり高温加熱するのは、栄養素的にはオススメできないとされています。
が、食事って栄養を取るためだけじゃありませんよね。納豆オムレツ、大好きです。海苔に挟んでさっと揚げたかき揚げなんて、つまみに最高。納豆汁は心の栄養(?)。
美味しさを楽しむためには私はそれもアリだと思いますが、ナットウキナーゼ摂取が目的の方はご注意を。
美味しい納豆をベトナムでも!
サクッと商品紹介だけ書くつもりだっったに、なんか大作になってしまった。書き出したら尽きることない納豆ネタ。
それだけ日本人の生活に深く関わっている食材ってことですよね。これをベトナムで、しかも安価な上に、ベトナムで作っているにしては、ではなく、単体としてとても美味しいものが買えるというのは大変に嬉しいこと。
ただまだ2回しか私は買えていないので、これが安定した品質で続かれることを願いしますし、ロットによる差が出た場合、上記の感想とは印象が変わることがあるのでご了承ください。
継続的に買ってくつもりなので、私も動向が楽しみです(^・^)
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