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【Capichi】禁断のデリバリーパスタだけど、このくらいチープだったら試してみるか!と食べてみたらアラ意外! ~ Uncle Noodle

その他の国

デリバリーに向いてる料理、向かない料理ってあるとともいますが、パスタは向かない方の料理に入ると思われる。が…?

ホーチミンのパスタ

10年前、私がホーチミンにきた頃からしばらく耳にしていたのが「ホーチミンではロクなパスタが食べられない」と言う話。

なんでも茹で過ぎで、アルデンテなどパルプンテくらいの現実味のない言葉だったらしい。

ただまず言っておきたいのは、アルデンテだけが至上、または本場の味というわけではないらしい。

本場イタリアでも、地域によってはやわらかくゆでるところもあり、むしろアルデンテは少数派と言う話を聞いたことも(真偽不明)。

そもそもパスタは家庭料理の主軸でもあり、すべてマンマが完璧なアルデンテに仕上げられているとは考えにくく、しかしマンマの飯は世界一!と叫ぶ御仁は少なくないので…

すなわち、アルデンテでなくとも「うまい」とされてるパスタはきっとったくさんあるはずだ。日本だって讃岐だけがうどんの唯一解ではないものな。(すき焼きの〆のうどんは汁吸いやすい柔らか博多系うどんが良い)

しかしそれも多様化し、最近ではかなり美味しいパスタを食べられるお店も増えた。一方で過去のスタンダードを引き継ぐお店もあって、特にローカル向け安価なパスタ屋さんにそれは多い。需要があるのだからそれはそれ。

しかし、アルデンテだろうがそうでなかろうが、デリバリーという市場はパスタにとって非常に不利だ。パスタに限らず、小麦を使う麺全般に言えるかも。

その点、ローカルの米麺はデリバリーの場面において、とても強い。

グルテンによるコシを拠り所としていないので、多少の時間が経っても衰えを見せないケースが多い。もちろん、できたて命なつくりのものもあるけれど、小麦麺よりはタイムリミットが著しく長い。

この麺を主流として扱ってきた方達がアルデンテを、作る場面でも食べる場面でも許容し始めたというのはすごいことだと思う。時代の変革を目の当たりにする思い。面白い。

デリバリーには不向きな料理を主力にした店

というわけで、デリバリー市場においてては、どう転んでも不利なパスタ。頼むとしたらショートパスタだ。マカロニやペンネ、ニョッキなどなら口内感覚を占める「コシ」への依存度が多少は低い(皆無とは言わん)。

なのでロングパスタは忌避することが多いのだけども…

ロングパスタが主力、というか、ほとんどそれしかおいてない店があった( ̄▽ ̄)

そして、異様に安い。そうか、これはローカル向けによくある柔らか麺の。そしてもしかしたら塩気が以上に抜いてあるかもしれない。過去訪れたローカル向けのパスタ屋さんでは、自分の味覚がなくなったかと思うほどの塩気のなさに衝撃を受けることが多々あった。

ベトナムの方は塩気を嫌う、という説が時々聞かれるが、ならばなぜにヌクマムはあんなにしょっぱいのか。コムビンザン(惣菜飯屋)に行ったら、小さな一皿で米3倍でも食べれそうな濃い味付けのものもたくさんある。

だから鍵は塩気ではないのではないか?と思ったこともあるが…

実際には信じられない塩気の抜き方をしているお店もあるので、そういう嗜好が存在するというだけの話かな?とも思っている。

日本にだって、濃い味・薄味嗜好あるしな。

というわけで体験

パッキング

で、到着。
パッキングは最近流行りのアルミ的コートがしてある紙パック(パスタ)。サラダは冒険的にも、すでにドレッシングを敢えてある状態で到着。攻めてんな。

この油のしみた袋は何かというと…

Fried Chicken witth Lemon Sauce Salad  49k

チキンシュニッツェル的なものが入ってます。
あと乗せでクリスピーさを保とうとするお心遣いがあるので、ドレッシング揉みこんでるのはこれ、意図的だな。

で、実際到着後すぐに食べるくらいの時間だったら、サラダの方も結構もつようで、そんなに水っぽくなってませんでした。水分が少ない野菜を使ってたというのもあるかも。

全体にまぶさっているので食べやすく、わっしわっしと行ける感じ。そしてこのチキンカツ、かなり薄く伸ばされてるので味気ないかと思いきや、下味をしっかりつけてくれてて、チキンの味わいがしっかりある!

へえっ、こう言っちゃなんだが、意外。
49kでこれは結構すごいコスパじゃないか?

Bacon & Mushroom Creamy Pasta with Cheese  78k

で、パスタ。
ちょーっと紛らわしいのですが、

同じメニュー名だけど価格の違うものがあり、且つ似たような名前のものもある。何がどう違うのか一気に頼みたい気持ちもあったが、初見のお店で大量に頼むっと盛大にハズす、というジンクスがあるのでグッと堪える。

今回は上のメニューの中の一番左のやつ。ベーコンが美味しそうだったので。隣の同名のメニューと思いせはどうやって区別してるんだろうな。値段?

まあどっちにしても、メニュー写真そのままのものは来なかったけどw

しかもリングイネだった。パスタとしか書いてなかったから嘘は言ってないし、好きだからいいけど。

ただその辺はあまりこだわらないお店だってのは伝わってくる。まあ値段が値段だしな。味を見るときの照準はそこにちょっと合わせ直して楽しんだ方が良さげ。

なんだけども…

悪くないの。ソースが潤沢でオイリーだから、麺がくっつきまくって団子になってるってこともなく、ソースもよく絡んでる。

流石にアルデンテってわけにはいかないけど、添え物的パスタとしての味わい、あるじゃないですか。美味しいやつ。あのレベルではあるし、ソースも悪くない

ちょっとオイリーさが強いのは好みによると思うけど、クリーミー、とだけしておきながらバジルクリームだったのも、バジル好きの自分としてはちょっと嬉しい。

なんといってもこの価格だ。
高みを求める方が野暮ってもので、だったらこの価格でそれなりに美味しいものを提供してくれることを讃えたいっ(๑•̀ㅂ•́)و✧

ある意味デリバリー向きなパスタ?

あるじゃん、ちょっとパスタが食べたいとき。でも200kとか出したくないんだよ。しかもデリバリーとかになると、それだけの価値を維持するのは物理的に難しい。でも…

安いとその辺は許容幅が広がる。
あと昭和の方はわかってもらえる思うんだが、給食のソフト麺、家庭でもゆで麺を真空パックにしたのに粉のケチャップがついた簡易なポリタンはちょいちょい食卓に登場していたじゃないですか。

それはパスタとは呼べないものだったかもしれないけれど、コシのないパスタと称する何かには、結構慣れてる人もいるんじゃないかと思ったり。

私は、結構それも好きです。それに適した調理が成されてる場合は。たとえば柔らかいパスタをスープパスタにするのはコントラストがなさすぎてあまり好きじゃないけど、オイルや濃いめのソースを絡める的なものなら悪くないことも多い。

今回のメニューはまさにそれ。
悪くない上に、この価格だ。まだ一品しか食べてないけど、ここ、知っときたいー♪

 


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お店情報

Uncle Noodle
@Capichi
https://order.capichiapp.com/ja/restaurant/1063

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