目立たないホテルのレストラン
こちらのホテル、個人的に良く通る場所だったのにあったの気づかなかった(^^;
去年のオープンだったのかな。割と最近ではあるらしいのですが、外観も地味目で(シックって言えよ…)言われてもウッカリしてたら通り過ぎそうな勢い。
でも中に入ると。。。左程広大なホテルではありませんが、調度が一つ一つ拘ってる感じでとても素敵!!Gelleryを謳ってるだけあって、チョイスが素敵だなー♪
エレベーター前にも大きなシェルフに今の飾りの様な様相を作りながらも置いてあるのはベトナムで作られたと思われる螺鈿のケースや彫り物などなど。
ホテル全体の雰囲気はキュッと商店を絞ったモダンさがありますが、あくまでベトナムの香りを残した空気感でとっても素敵。レストランフロアに行くと。。。
あらーっ、こちらも落ち着いていながら品の良いゴージャス感もあってとても素敵♪
ビュッフェエリアは程々、と行った感じの広さでしたが、どのお料理も素材からレシピまでが厳選されてるんだろうなーというオーラがビンビン。
これもう完全に主観なのですが、おいしい料理は持ってる空気感が違うんですよね。こちらのお料理は見た所とても魅力的。うわー、楽しみ!
お食事内容!
大きなポークリブのローストもあれば、ディムサム(点心)、ベトナム料理のホットディッシュ、彩り豊かな野菜をふんだんに使ったサラダや豊富な種類のチーズ。お刺身、お寿司も置いてました♪
実際、程よく焼いた上にウォーマーの下に晒されてたらパサつきがちなポークリブはしっとりと美味しく仕上がっていたし…
野菜の味は生き生きしてるし、ホットディッシュ達はどれも見逃したくなくて、ちみっちみとかなりの種類を取って回ったのですが。。。
サラダに使われてるのはクルミじゃなくてピーカンナッツだし(クルミも好きだけど)肴のソテーやチキンソテーなんかの温かい料理の付け合わせにはマッシュド・パンプキン(これがドンブリで食べたいくらい美味しかった♡)。
その他にもたくさのサイドが用意されてて、それらが出しゃばること無くでも且つ、一つ一つがピシャリと決まってて、まー、お見事としか言い様が無い(´⊙ω⊙`)
お気に入りだったのは、これまたベトナムのビュッフェでは割と定番の白身魚の薫製。ここのはわりとしっかりと熱が入った温燻タイプのものでしたが、その割にシットリしてるしスモークの香りがとてもふっくら。ワインがワインがススム君。
生牡蠣等はありませんでしたが、海老や蟹をふんだんに使った料理もありますし、シーフードのBBQも大好評。焼き物、どのビュッフェにも大体あるけど、意外と鬼門で食材のチョイスと焼き方さんの腕がダイレクトに出ちゃうものだから当たりかハズレかがあるんですよねー。
わーお。。。。。
これはすごい。
スペースも品数も、ホーチミン市内の中では抑えめかもしれませんが、一つ一つの料理の質がもの凄く高い!美味しいだけじゃなく、ワクワクさせるものがあるレシピとディスプレイ。
しかも(好みはあれど)殆ど捨て皿がないという打率の高さ。
一点、パスタと寿司はちょっと頂けない感じ(麺が)でしたが、パンもご飯もヌードルもあるから、そこはスキップしても問題ないし刺身はおいしかったし。。。もちろん広大なスペースに溢れんばかりの食材が並んでるすがたを愛でるのもビュッフェの楽しいの一つではあって、それを求めるならすこしばかりこじんまりしているかなと言う気はしますが。。。
その分内容にもディスプレイにも相当な労力とセンスがつぎ込まれてる気がします。
実際問題として食べられる量には限りがあって、全種類を食べ尽くすなんて無理なことが多い訳ですから、数だけを追ってお座なりな料理に鳴ってしまうよりかは、こういう少数精鋭で攻めてもらうのも嬉しいかな、と思ったり(^皿^)
いえ、充分な品数はあると思うんで、あくまで比較をした場合、って話ですが。
デザート!
さて、まとめに入りかけてしまいましたが、こちら、気をつけて頂きたいのが食だけでお腹をいっぱいにしないこと!!これまでのランチビュッフェでは賞賛が半々だったデザートが。。。
もう見るからにメチャクチャ美味しそう!!
これ以外にその場で焼いてくれるクレープに数種類のソースやアイスクリーム、スモールポーションの数々のスイーツが。。。(涎)
そう、こちらのホテルはSOFITEL系列のホテルなのでスイーツは期待してたんですよね。でもこれほどとは思わなかった!!!こちらもアホ程の数は無いのですが、あれこれ楽しむには十分な量で、とにかく一つ一つの質が高い。
ホーチミンでは要注意アイテムのシュー皮を使ったプチエクレアなんかも、リッチなクリームと合わさって美味しかったし、バインフラン(プリン)はとても濃厚なのにクドくなくて滑らかで、フィリピンのレチェフランにも近いものを感じる一品。私が食べて来たバインフランの中でもトップクラスだったかも。。。
クレープは素朴なタイプではあったけどバターが香る、ちゃんと良く寝かされた生地で、生地そのものを楽しむのに充分耐えうるクオリティだし、お願いだからオプションでデザート食べる用の胃袋くださいって感じだった(・∀・;
あとね、一押ししておきたいのはこれ。一見普通のタルトに見えるでしょう??
クリームが少し黄色味かかってる。だから最初はこれ、バタークリームだと思ったんですよ。基本あまり好きなクリームじゃないのですが、最近のバタークリームのレシピは繊細だし、増してやこちらはフレンチ資本のホテルだからもしかしたら美味しいんじゃない?くらいの気持ちでいたら…
先のそれを食べたお友達の様子が尋常じゃない。
何ごとか、と思ってひと口頂いてみると。。。
なーんでーすとぉぉぉぉーーーー!!(´⊙ω⊙`)
これ、クロテッドクリーム!!
あり得ない!!タルトにクロテッドクリームですって???しかも惜しみなくこんなにタップリと。。。(・∀・;
それを受けるタルト生地の歯ごたえも良く、フィリングも実に品良くまとめられていて、これは明らかにこのクリームを主役にしたタルト。そりゃそうよね。こんな素材使って主役に据えない方がおかしい。そして鏤められてるキラキラしたコーティングがされたアーモンド。。。
ねぇ。。。このタルトとコーヒーで千円取られても文句ないよね。。。何だこのビュッフェ、全くもって素晴らしい。。。お菓子メインのお茶会に来たと言うならこのクオリティもわかるけど、ランチビュッフェのデザートとして出されていたのがこのレベル、だと…???
これは行っておかないともったいないんじゃないですかねっ!!
ホテルにお尋ねしたら料金は2段階あって、
588kドン++(コーヒーか紅茶付き)
888kドン++(ワインその他のアルコール付き)
あれ??この日は200kドンプラスでお酒付きに出来ますよーって言われたんでが。。。
なんかのキャンペーンとかやってたのかな?ともあれ、それにしたって1500円くらいで飲み放題がつくなら飲める人にはお安い価格。
プラス、こちらの皆さん、英語が流暢な方が多くてニコやかだったし、サービスが逐一丁寧でしたねー。ひっじょーに気分良く過ごせました。
日常のランチにはちょーっと贅沢な金額ですが、例えばどなたかのお誕生日だったりおもてなしをしたいゲストがいるとかって時には、全てに於いて安心して楽しめるビュッフェなんじゃないでしょうか。ランチビュッフェの中では総合点が一番高いと感じてますし、一緒に居た友達はSOFITELのランチビュッフェよりも好きだ、という方も居ました。
いやーっ、ホテルの外観が地味…じゃない、シックだからって見逃してる場合ぢゃないですよっ。機会を見つけて是非是非こちらはトライしてみて!至福のひと時を過ごせます(*´艸`*)
お店情報
Hotel des Arts Saigon Mgallery
76-78 Nguyen Thi Minh Khai Q3
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コメント
このホテル。
屋上のバーもものすごいんですよ。
ものすごくセクシーなんですよ。
夜景もぜひ!
お返事遅れました!
そうなんですね!
こちらのホテル、もうエントランスから素敵ですもんねー♪
今ちょっとホーチミンを離れているので、帰ったら是非行ってみます!