一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ベトナムは今ライチの季節。でもキロ単位で買うと余っちゃうよね?って時のアレンジバリエーション!

食品

ライチの季節ですね!

もう今年の初ものが出てから久しいですが、もうちょっと続くライチの季節!

なんとなく、シーズンの出始めは旬に早いし高いし…ってので買い控える傾向があったのですが…

実はライチ、シーズン中に行くつかの種類が順を追って出てくるそうで、それぞれに美味しい時期が違っていると言う話を聞きました。

ハノイ方がライチに関してはアドバンテージがあり、私もこの時期、頻繁に買い物に行けないので、今年は経過を追えなかったのですが…

お友達にこ一ヶ月前にもらったこのライチ。今年のライチの走りも走りの時期だったと思うんですが、みずみずしくってすっごい美味しかった!!!

ああ…去年まで「出始めは美味しくなし高い」なんていう知った風なことを思い込んで買わんかった自分が恨めしい。。。

もちろん個体差はあるし、必ず当たるわけでもないのでしょうが、出始めでも美味しいものがある、というのは肝に命じておきたい(๑•̀‧̫•́๑)

食べすぎるとよくないと言われるライチ

さてライチですが、キロ単位で売られることが多いかと思います。スーパーとかだ小口で売ってくれたりもするかな?

なんとなく、枝付きで買った方が「らしい」気がするので(なにその根拠のない理由w)そうするとキロ買いになるのですが、ライチ。あまり一度にたくさん食べすぎるのはよろしくないとされています。

ライチ病、という俗称もあるようで、ライチは南国の果物には珍しく、体に熱をもたらす性質があるらしい。漢方的な視点で「熱性」トイ表現で説明しているサイトが多く、化学的な仕組みがわからないのですが…

でもライチをよく食べる地方では定説の様子。実際、食べ過ぎによる事故は多いので化学的な根拠もあるのでしょう。

一般に大人は1日に8個程度、子供は5つくらいまでにしておきましょう、みたいな基準があるようです(書かれているものによって多少の幅はあります)。

じゃあ食べきれないじゃん!となるわけですが、ライチの活用法を実験して見ました!

ライチがあまったら試してみたいあれこれ!

冷凍する

定番です。枝から個体をはずしてから冷凍。不思議なことに、水分が多い果物の割に、食感が不快にはならないんですよね。

なんなら半凍りの状態でしゃりしゃり食べるのもまた乙。まあこれは定番かと思われますので、やってらっしゃる方も多いかと(^・^)

はちみつ漬け&ココナツネクター漬け!

ライチの果肉中心部には大きな種があります。これを取り除いて、実の部分だけ使いましょう。

ざっと洗ったら、アヴォカドにするように、枝についていた部分を起点に、くるっと一周切り目を入れると、カパっと割れて、つるっと剥けます。

なんだったら手でちまちま向くより早いし快感なので、普段からこの剥き方、すりゃよかったのと思うなど。

で、種を取り除いて…

全体が絡まるくらいのハチミツかココナツネクターを絡めます。

ライチの実、ご覧の通り種部分がコッポリへこんでるので丁寧にまぶしてたほうがいいかなーって。まあ後でたっぷりのハチミツやココナツネクターに漬け込んだら全体に回るのかもですが、気持ちですw

で、瓶詰め。
もうご存知とは思いますが、こういう場合の瓶はしっかり殺菌しましょう。煮沸消毒が有効。

でも面倒、という方は、耐熱ガラスのものに限りますが、

– 瓶をよく洗い
– 瓶が濡れたまま、口を上にしてレンジにかけて600wで1分程度
– 熱いので直接触れないようにして取り出し、乾いた布に伏せて冷めるまで放置
– 瓶の蓋はレンジにかけられない素材のことが多いので、こちらは煮沸

まあジャムじゃないし、長期保存する気もないので、器に入れてラップ、でもいいと思います。数日で食べきるなら。ただし保管は冷蔵庫で。

一番右の透明なのは…うふふ。次でご紹介しますね。

ジン・ライチ

透明なやつは、ジンに漬けたもの。
これが!!!とても!!!大ヒットで!!!

1日くらいでもかなり良い香りを放ってましたが、私が飲んだのは3日後。ライチごと、漬け込んだジンもコップに入れて、冷えたトニックウォーターをしゅわしゅわーっ(^・^)

わーっ、さわやか!!
お昼からごくごく飲みたくなるのは難点ですが(笑)、これは美味しい!!

こんなにライチの香りがジンに移るなんて思ってなかった。予想以上。ただしライチの果肉にはしっかりアルコールが入り込んでて甘味などは消え、相当どぎつい感じになってたので、この実を食べるかどうかはその人次第。

完全に、ライチ成分がジンににじみ出て、味の構成が入れ替わっちゃったくらいの感じ。へーっ!

ってことは、焼酎なんかでもできそうですね。ホーチミンだと焼酎が高級品なので勿体無い気もしますけど、日本だと生ライチはなかなか使えないので、やっとくべきか?べきか?!

ライチ・ハチミツ or ココナツネクター

ココナツネクターとハチミツの方も、炭酸で割ったり、トニックウォーターで割ったりで飲めるし…

アイスティの甘み漬けに使ってもいいと思うんですよ?
あまり癖のない紅茶を濃いめに入れたところに、このハチミツ。またはココナツネクター。

こちらは果肉がしっかり蜜色に染まってて、甘みが入っているので食べやすかったです。

やってないけど美味しそうな応用編

蜜に漬け込んだライチ、こんな感じだったんですよ。

うおっ。このまま食べても美味しそう。
ですが、ちょーっと実が大きいので、たとえばハチミツにつけ込む前に、ある程度細かく切っておいて漬け込む。そうしたらヨーグルトなんかに足して食べるときに食べやすかったりしませんかね?

カップケーキなんかに焼き込んでもおいしいかもしれない。クレープシュゼットのソースにしたりとかも、いいなあ。いや普通にトーストに乗っけてもいいか!

ライチ、そのまま食べて美味しいのですが、ちょっと手を加えてもその香りが生きたままで、意外にも加工に強いですね!

これらの使い道があると思えば、キロ買いするのも怖くない?
せっかくの南国のアドバンテージ、季節いっぱい楽しみましょうヾ(@⌒ー⌒@)ノ

注意事項

その後、巷でライチシロップというものが流行っていると聞きましいた。梅シロップのように砂糖と一緒にライチの実を瓶に入れて砂糖が溶けるのを待ち、シロップとするようなのですが…

素手で毎日かき混ぜる、みたいなことを言われているケースがいくつかありました。梅と混同されてるのかなという気がしましたが、諸々条件が違います。

皮を剥き、タネを取り出す作業がなされたフレッシュな果肉は水分もいっぱい。外気にもたっぷり触れているので、そのまま常温で置いておくだけでも腐敗一直線。

多量の砂糖は多少の保存を利かせるものの、この水分や果物の素養を押さえ込んでまで腐敗を防ぐものではありません。

ましてや、素手で混ぜるなんてもってのほかです。中にはそれを知らないのではなく、知ってて、手の常在菌を混ぜ込むことによって発酵を促す、みたいなことを言われてるケースもあるようですが、危険ですのでお気をつけください。

 


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