さて、麺料理大国のベトナム。ホーチミン市内って東京みたいなもんだから色んな地方の料理が集まってるけど、Bun Ken は聞いたことがなかった!
Bun Kenとは
どうやらカンボジア由来の料理らしく、Phu Quoc オリジナルの料理というわけではなさそうで。
店名にある Luom って言う単語も見慣れない。Luonって単語はよくみるんだけど。
でもホーチミンでは聞いたことなかったんですよね。Google Map上でキーワード検索してみたら、あるにはあるけどかなり少なく、人の口の端にもそんなに登らなかったような。まあ自分の身の周りがそうだったって話なだけかもですが。
でも Phu Quocに行った人の話によると、「ここにきたらこれ食べなきゃ!」って感じらしい。
朝の数時間だけの営業なので狭き門ではありますが、ええ、もちろん食べてきましたとも!
朝からお店は大盛況だけど朝だけのお店
と言うわけで、旦那さんは海へ芝刈りに。ちぇりさんは街に面食いに(・∀・)
先日ご紹介した、
⬆︎のお店と同じ通り、同じ側にあります。位置的にもそこまで遠くない。この通りはこの周辺ではメイン通りに当たるのかな。大きいなお店もたくさんあります。
で、こちらは Phu Quoc 名物と聞いている Bun Quay のお店で、今回ご紹介するお店の隣にあるので目印にいされるといいかもです。
ちなみにホーチミンで食べた、Bun Quay のレポはこちら。
で、お目当のお店はこちら。路上店です。軒先き分だけ半屋外だけど。
朝6:00 – 大体10:00くらいまでと言う短い営業時間ですが、下手したらそれより早くてもものがなくなったら終了だと思います。
店名の確認はこちらで。
夜、見つけようとしてもこの屋台が出てないので見つけようがありません。朝、早起きをしていきましょう(๑•̀‧̫•́๑)
メニューは多くないらしい
とりあえずギリギリ空いてた席に座ると、店長さんがオーダーを取りに。
他にメニューはそんなになさそうで、「モッ(1つ)、ブンケン」と言うと「ウム」と言う感じで速やかにキッチンに伝えに行ってくれました。
スムーズ。
シンプルだけど、なるほどこれは食べたことなかった!
と言うわけで、出てきたのがこれ。
汁なし麺。そこにハーブやらお野菜やら何やらがてんこ盛りになってて、BUNですから断面の丸い米麺が下に。
若い…パパイヤ、かな?丁寧に細切りにされたものが野菜のメインですが、印象的なお野菜は別にもあって…
もやし!!すっごい細いけど根切りされててめちゃくちゃ綺麗なの!最初あまりに白くて均一な細さだから、麺かと思った(笑)
そしてこのもやしが、その後、フーコックで食べたいろんなお店の料理の中に入ってて、なんか今周辺特有または、盛んに育てられてるもやしなのかなーって。
どんな種類にしたって、手入れされていることは間違いなく、そもそも手がかかることが多いベトナム料理だけど、フーコックの料理はさらに手がかかってるのは?という疑惑。(そしてその疑惑は今後への伏線であったと後に知るのであった…)
こういう麺料理の鉄則として、上品に上から食べていくのではなく、ワッシャワッシャと全体を混ぜて食べるというのがありますが、これもそうして食べた方が美味しそう。
調味料はごくごく少なく、辛味の少ないタイカレーのような味わい。ココナツミルクが甘やかで、そこに旨味とコクが加わり、ターメリックらしきカレー様相はあるものの、刺すような辛味はあまり感じられないまろやか味。
旨味はいろいろだと思うけど、チキン、からも出てるのかな。ココナツミルクが加熱によってモロモロと固まってるものもあるけど、トッピングに乗ってるモロモロの一部は鶏のミンチのようでした。
東南アジアのご飯にいる方の口には、さして珍しくはない辛くないココナツカレーの味かもしれませんが、言われてみれば、ブンでこの味は今までなかった。そうかこういう楽しみ方もあるよな、という目から鱗な感じの驚き。
そしてとにかく繊維質たっぷりのお野菜が多いので、食べきった後も胃がとても楽。そもそも軽い米麺の糖質がさらにゆっくり吸収されてる感。
なんなら隣の Bun Quay も食ってくか?と思ったのですが、ランチも控えていることだし、この日は我慢。でも男性とかお若い方なら、ヨユーでハシゴできると思います(笑)
ちなみに、食べ終えてさあお席を絶ちましょう、というときも、地元の方らしい人たちが次から次に!人気店なんだなあ!!
というわけで、このお味を試したいときはお早めに。そしてホテルの朝食に飽きた際にも、良い気分転換になると思うし、クセの少ないお料理なので、多くの人に楽しんでもらえるお味だと思いますー!
驚きの店舗拡大⬅︎NEW!
お店が向かい側に移動!
こちら、3年ちょっとぶり!!
なんですが…?
夜市方面から行くと、左手側にあった以前。
そしてそこには、Bun Kenの文字を掲げたお店があるけど、あのお店の名前じゃ、ない???
と思ったら、その向かいに!
でっかくなってるううううう!!
なんとまあ、ちょっと見ない間におーきくなって!!と親戚のおばちゃんみたいなことを言いたくなったよ。
お店のテーマカラーに揃えて、店内の椅子もテーブルも真っ黄色。
こんな感じでほんとに簡素なお店なんだけど、すっごーい!!
以前は道端の小さなスペースにテーブルと椅子を並べてただけなのに!!
いやっ、めでたい!!🎉🎉🎉
メニュー
ところで前回は初めてトライすることもあって、Bun Kenにしか目がいってなかったのですが、こちら、二つメニューがあるのね。
ってか安いな。
30kかよ(・∀・;
一つは、Bun Ken、一つは、Bun Nham???ぶんにゃむ?なにそれかわいいヽ(・∀・)ノ
しかしBun Ken も食べておきたい。久しぶりだし、以前とお味が大きく変わっててはいけない。(食べたいだけやろw
ってことでお店ではBun Kenを。
久しぶりのBun Ken
基本的に麺は茹で済のものを使うのと、調味料はその場fでちょうごうするだけ+すでに作ってあるカレー的なソースをかけるだけなので、速攻出てきますw
これこれこれこれー!!
このココナツカレー味のソースの中のモソモソした感じのはお魚。だからやっぱりこれ、フーコック名物なのかなあ。
鶏肉とかでやっても美味しそうだけど、魚だ。でもそんなにフィッシーな感じはないので、なんか美味しいタンパク質、と思ってもらえたらいいかと。
そんでそのお魚たっぷり使ったソースがドシャー!!とかかってる上にお野菜がワサー!!としてるので、なかなか麺に辿り着きませんw
お野菜は、にんじん、きゅうり、パパイヤ、かな?マンゴー、かな?どちらにしても青くてまだガシガシしてるやつ。
千切りにしてくれてるからそれもあまり気にならないのですが、とにかく野菜が多い!!(笑)
価格的にもストリートフードであることを勘案しても、「こんなヘルシーなのある?!」って感じw
そして、麺!!
プリップリー!!!
そして最後にかける黄色の魚カレーのソース以前にベースの味がありまして、それが麺に程よく絡んでおり、カレーソースと合わさったときに効力発揮。
うんうん、このタイ料理的な要素を持ちつつもベースはしっかりベトナムの調味料で整えられてて、麺ももちろんベトナムお得意のポピュラー麺。それレヲ日本人が食べてもどこかしっくりくるところがある、World Uniteなお味、Bun Ken!
美味しさ、健在。
30kであることを考えたらゴリ価値のある麺だと思う。美味しいー!
あ、写真撮り忘れてましたが、
ここの豆乳、美味しかったです。
ドリンクはお水持ってたしいらないかなーと思ってたけど、お店の人が「飲み物は?豆乳美味しいよ、豆乳!」プッシュしてきたので頼んでみたが、うん。おっちゃん正解。美味しかったです!
Bun Nham
さて、未知との遭遇。
Bun Nham。これはBun Kenの魚のみをほぐしたココナツカレーソースの代わりに、干しエビがわっさりとかかってる代物。これはこれで、豪華!!
ベースは同じ。
お店だとそのベースを麺にかけた後にカレーソースをかけますが、持ち帰り時は別添え。ココナツミルクとベトナム調味料を混ぜたもの。
手元をずっとみてたので、多分これ再現できる。近い味。帰ったらやってみよう。
しかしいくらなんでも、カレーソースと干しエビを対等な扱いにするのはどうか。どうやっても物足りない味になるのでは?と思いきや。。。
あ、うまい。
後からベースソースをかけるため、干しエビがそのソースをしっかり吸って、自身の旨みと勝手に融合。組み合わせの妙ですな!!
干しエビも、ただ小さいのを干してるだけというよりは、ちょっと叩いたような繊維の毛羽立ちを見せており、水分の多いソースを含みやすいようになっている。
そこに、Bum Kenと同じようにたっぷりの野菜、生き生きとした麺。
これはこれで美味しいし、なんというか。。。
贅沢よね。干しエビだけやで、旨味ベースのトッピング。しかしファッサファッサ大量に乗せてある。
ソースさえ攻略できれば、この味再現できるだろうし、麺じゃなく他のものにも応用できそうだ。
うーむ、学びの多い街、フーコック。
この人たちの美味しいものへの前のめりな姿勢、好きだー!
あ、お店お昼までなのでご注意ください!!
ちなみに
Bun Kenを友達と味見だけしてみたい、という方には、カフェ飯として楽しむという手も!
⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Bun Ken Ut Luom
87 Duong 30 Thang 4, Duong Dong, Phu Quoc
42 Duong, 30 Thatng 4, Phu Quoc
Time : 06:00 – 12:00
Spent : 30,000 vnd / person
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