日本人の間では言わずとしれたFujiroさん。社会隔離期間中にも目覚ましい貢献をされていらして私もファン…とか思い上がってたら、なんとデリバリー記事を書いてなかった?!(´⊙ω⊙`)
当たり前になりすぎてデリバリー記事書いてませんでした…
なんかもう日本人の間では、その存在が当たり前になりすぎてたからか、私もすっかり書いた気になってた。。。1区のお店も7区のお店も行ったのに、デリバリー記事書いてなかった…
新作をやっと食べたので「追加」しようと探したら、何よ、デリバリー記事がないじゃない…ショック。社会隔離期間中にも書いてなかったのか…。
まぁご紹介するまでもないという気持ちもどこかにあったのかもしれない。だってみんなお好きでしょ(^・^)
しかしながら今回の新作、ちょっとばかり一部で誤解もあったようなので、実際に食べて見た感想をば♪
LINEで直接デリバリー
というわけで、お店に直接ラインでオーダー。
上をクリックしたらQRコードが出てくるので、それをLINEでお友達登録。デリバリーのポータルサイトにも登録されてはいると思いますが、お店にとっては、直の方が良い面もあるんですよね。
ただし、ドライバーさんが今現在どこにいるかのような情報を見ることができません。ユーザーの利便性も考えてくれてるからポータル登録もされているわけで、どちらを使うかは自分次第でいいと思います。
ただこちらの場合は、オーダーを受ける→その後の流れの説明を返信→商品金額+配送金額合計のお知らせ→配達分が出発する際にはGrabドライバーさんのバイクの写真を送ってくれるなど、大変迅速で細やか。
「今出たよー」という写真が送られてきたら、だいたいお店の位置から自分の家までどのくらいかなーという予想もつくし、不便はあまり感じないかなー(^・^)
到着した味噌カツ弁当
容器細やか!
さて味噌カツ弁当です。
豚さんかわいいな。
ってか、容器多いな!
仕切りのあるお弁当ケースに入れれば味噌汁とタレ以外は収まりそうだけど…と思うけども、ご飯が一緒の容器に入ると、その蒸気でカツの衣がシュンとなっちゃうんだろうな。
タレがかかってても悪くはなさそうだけども、そこもやはり、水分を加えて時間を置いてしまうより、食べる直前にかけた方が美味しいという判断をされてるんだろうなぁ。
なにせトンカツがメインのお店なので、そこはきっと譲られないのかと想像。とても、大事にされておられるんですね、ご自分のところのお料理も、お客さんも。
そのおかげでご覧の通りですよ。
トンカツ屋さんのトンカツ褒めるのもおこがましいことですが、それは決して当たり前のことでない昨今(専門店を名乗りつつ、その専門である食材がひどい調理をされてることがある)これはやはり素晴らしいことだと思うのです。
名古屋の味噌カツとはちょっと違う?
ちなみに白状すると、最初の1切れは待ちきれずに(いや待つ必要は別になかったよね)そのまま食べました。はい、美味しー。安定のおいしー。
うっかりするとそのまま全部食べちゃいそうでしたが、味噌ダレ味噌ダレ。
味噌カツ、ということで、発売直後からそこそこな数の問い合わせが来てたんですが(もう食べました?的な)、やはり味噌カツと聞いて名古屋のそれを思い浮かべる方が多いっぽい。
今回、こちらのお店ではコロナ後の事態もあって、今後はもっとベトナムの方にお店に来てもらえるようにという取り組みを推進されてらっしゃいまして、この味噌カツは、ベトナムの方の口に合うようにと開発されたもののよう。
つまり、名古屋の味噌カツとはちょっと趣を異にしているようなのです。お店のFBアカウントを拝見していて私はそれを知っていたのですが、名古屋の味噌カツのイメージが強すぎて、誤解しておられた方もちらほら。
でもベトナムにはTuong Denという、それこそ名古屋の「つけてみそかけてみそ」に似たポピュラーな調味料もあるし、絶対相性良い味だと思うんですよね、ベトナムの方と。
あと自分がよく知ってる味を、ご当地風にアレンジしたらどんな風になるのかという点にも興味が湧いた。さてさて?
サラッとスッキリ系味噌だれ
という話絵で、やっと味噌だれ。
意外とサラサラ!私がこれまで食べて来た味噌カツの味噌は、かなり濃度が高くて甘く、ドロリとした印象でしたが、これはサラサラ。
それでいて、衣に染みても、その染みたところがベッチャリしない。そんなの味が乗らないんじゃないの?と思いきや、ふくっとした味噌の香りが膨らんで、ソースで食べる時とは全く別物。当たり前だけど。
食べてる最中に味噌は感じるんだけど、後口スッキリ。薬味の、ごくごく微かに感じられる、苦味が油との相性で、むしろプラスに働いてる感。
私が赤味噌使ったタレ作るときは濃厚に濃厚にって頭しかなかったからちょっと意外。目から鱗。
そういえば、ベトナムの方は味が濃すぎたり塩気が強すぎたりするのを苦手とする、というのを聞いたことがあるなぁ。
ヌクマム自体がしょっぱいし、すでにしっかり味に調理されたものをさらにヌクマムつけて食べたりしてるのを見ると、「だれがしょっぱいのは苦手だって?!」と思わないでもないのですが、一般論としては本当によく聞く「定義」。
それを基準に、調理は完璧なのに、異様に塩気が少ない料理を出す欧米料理の店がちらほらあったりします。塩は手元で好きに足してねシステム。
これだけの料理ができて塩梅がこれってのはおかしいな?と思ってたら、どうやら「ベトナム人は塩気が苦手」という説に沿ってるらしい、ということが過去に多々ありました。
おそらくは、「慣れない味が強すぎると拒絶しがち」ということなのかなと勝手に解釈してるのですが、こちらの味噌ダレも、ベトナムの方の好みを追求した結果、そうなったってことかなー。
風味のストラクチャはすごく豊かなんですが、塩味や後口はスッキリ目。名古屋味噌カツを期待するとアッサリしすぎかもしれませんが、私的には…
どっぷりこのタレに浸して、ちょっとのカラシでアクセント、とか至福ですな( *´艸`)
やばい。味噌カツなのに、アッサリ食べれる。ベースのトンカツの美味しさが味噌に負けず戦わず、うまい具合に手を取り合っててスルリと各自が旨味を主張してるのも楽しい。
名古屋味噌カツは名古屋味噌カツで好きなのですが(あのコッテリちょっとでご飯をガツガツかきこむ幸せも捨てがたい)、暑い国でのトンカツとなると、この歳になるとちょっと構えてしまう今日この頃。でも…
食べれたね、うん。あっという間にペロリと全部、平らげたよね( ̄ー ̄)
へーっ、こんなアプローチの味噌カツもあるもんだねーっ、面白い♪
ローカライズの現場に立ち会える面白さ
その昔の日本の寿司には鮭がなかった。しかし海外では鮭が日本の寿司ネタよりも手に入りやすく、またその生の脂の味は、海外の方に受け入れてもらいやすかった。
ベトナムでも鮭のお寿司は大人気。店によっては「メニューの5割が鮭やないかーい!」というところすらある。
その人気が逆輸入され、今では日本でも鮭の寿司は定番になってる。(生粋の江戸前とかではないと思いますが、庶民が食べる一般的なお寿司ラインでという話で)
伝統を無視したものが伝統を名乗るのは褒められないと思いますが、ローカライズして、その料理が、より多くの人に受け入れられるというのは素敵なこと。
もちろんオリジナルのまま押し切って、それを受け入れさせる、というパターンもあるでしょうが、よその国にお世話になっている限りは、そこの方達の好みを尊重するというのも大事な策。
どういう策をとるかはお店それぞれとは思いますが、今、Fujiroさんでは積極的にベトナムの方の好みを探り、受け入れてもらえるメニュー作りを考えておられるんでしょうなぁ。
この結果がどう出るかは、一客の私には予想できませんが、この現場に居合わせることができ、お店が舵を取られて変化していく様を同時に食べつつ見届けられるとは、なんとも貴重な場に居させてもらえるものですなっ(^・^)
え、そういうのそんなに貴重とも思わない…??あれ…?そうですか…?(・∀・;
ともあれ、美味しいので味噌カツ、ご興味のある方は是非。もし名古屋の味噌カツを食べたことがある方なら「どう違うか」を楽しむのもまた一興かと思います(^・^)
Stay Home 応援キャンペーン!2021年5月11日〜23日←NEW!
特に現時点では外出制限などは出ていないわけですが…(2021年5月10日15:30)
北部地方の様相を見ていると、いつなんどきホーチミンの状況に変化があってもおかしくない。また人によっては、お達しがなくてもなるべく不要な外出は避けよう、とお考えの方も多いようにお見受けしてます。
そんな方に、FUJIROさんからStay Home応援キャンペーンですって!
LINEからお店に直接予約した方に限り、ミニチキン南蛮がプレゼントされるんだとか。あら、ビール一杯、余計に飲めちゃう(^・^)
LINEを通じてのご注文にのみ有効なキャンペーンのようなのでお気をつけて。
せっかくなので、楽しませていただきましょう(^・^)
復活!かつ丼・かつとじ!!
ここしばらくお休みしていたらしい、かつ丼・かつとじが、店内・デリバリー共に復活されるそうですよ!
意外と、このどっちかしか置いてないお店のが多い中、どっちもあるのは嬉しいですよね。さあさ、かつ丼・かつとじファンの皆さん、どうぞどうぞ(^・^)
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