一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Vetterさん】Vietnam Food Lover Column ~ フリーズドライフルーツ&チップス!

食品

さて、Vetter さんの今回号は、フリーズドライフルーツ&チップス。はい、タイトルが違ってますが、これ、フリーズドライの回です。ドライフルーツとはまたちょっと違った一品なのです!

フリーズドライって?

もうすっかり日常食材になっているので、説明の必要もないかもしれませんが、フリーズドライとは…

冷凍した食品を真空状態に置き直し、を抜いて乾燥させる技術。水分って、減圧下に置かれると温度にかかわらず気体に昇華(←個体が気体になることをこういうんですってよ)されるんですってね。

ならただ減圧すればいいんじゃない?とか思ったけど、冷凍工程を省くと型崩れしたり、ほら、お味噌汁とかのフリーズドライもあるじゃないですか?液体も加工できるのですが、冷凍せずに減圧すると、水分は蒸発するものの、周りに飛び散ったりして形を保てないそう。

またwikiさんとかには、冷凍する際には急速冷凍で、と書いてありますが、これは物によるそうです。急速冷凍は水分結晶が細かく仕上がるそうですが水分が抜けにくいため、物によってはあえての急速冷凍をせず、水分結晶を大きくした上で脱水、の方が向いているとか。

このへん、各企業さんが手がける物によって色々と研究がされてるんでしょうねー。

そんな手間をかけるフリーズドライのメリットって?

そこまで手をかけるフリーズドライの世界。
なんでそんな面倒なことをするかというと…?

  • 普通の干物のように乾燥するものの形状や大きさに変化が少ない
  • 栄養素や風味が保全されやすい
  • 水分が抜けたところが穴になっており、水分が入りやすいので戻しやすい
  • 水分が抜けているので軽い
  • 酸化や腐敗のリスクが少ない

平たくいうと…
食品そのものの味わいが楽しめて、しかも軽い。
ということは…?

お土産にぴったりじゃないか!!
現地の味をそのままに、そして持ち運びが軽い!!

ま、デメリットを挙げるとしたら、手間暇、設備が必要とするエネルギー量が高いので、それが価格に反映されるってことかしら。

大量生産になるとそれも緩和されるのでしょうけれど、ベトナムの、しかも今回ご紹介する果物関係になるとちょっとまだそこまでの量が生産されていないせいか、気持ちお高め。でも…?

そこで今回の特集記事です!

先にお伝えしたように、フリーズドライ加工をすると、食材そのものの風味を味わえます。まぁ食感はそのままとは言えませんが、食べた感じはまさに「おおっ、あのフルーツだ!」という風味。

皆さんご存知のように、生のフルーツを日本に持ち帰るのはご法度です。その意味も、皆さんご存知のことと思いますが、害虫を持ち込んで被害が広がった場合、多くの農家さんたちの死活問題になりますし、日本固有の植物に影響が出てしまう危険もあります。

ぶっちゃけ、誰が持ち込んだ虫なのかが追求されることはないでしょう。突き止めるのも不可能です。

じゃあ別に自分一人くらいが持ち込んでもいいじゃないか。

と、思われますか?
自分が知らないところで多くの農家さんの人生を追い込んだり、豊かな日本の食材にダメージを与えても、「見つからなければそれでいい」。そう思う人になりたいですか?

私はそんな人にはなりたくないです。なので、スーツケースに忍ばせてうまく検疫に引っかからずに持ち帰れた、などと自慢する人とは線を引きます。

その人がどういう人間であろうとするかはその方の自由なので私がとやかくいうことではありませんから、わかった時点でただ、線を引きます。

気持ちはわからなくありません。南国の、日本では珍しい美味しいフルーツを、日本にいる家族やお友達にも食べて欲しいんですよね。自分が美味しいと思ったものをシェアしたい。その気持ちはわかるんですが…

こと、青果物に関してはリスクが伴うことなので「ならどうぞ」とは言えないのです。

そこでっ( ・`ω・´)b

今週号のVetterさん!!
のなかの、ワタクシの記事っっ(超売り込みw)

フリーズドライフルーツの登場ですよ!!
皆さん、上のレイアウト見てお気づきになりました?商品、縦向きのと横向きのとあるんですよ。私、選ぶときには素材第一で、その辺考えてないんですね。

なので、原稿と写真を渡すときに、レイアウト上難しかったらいくつかカットされても仕方ないなーなんて思いながら渡すんですが。。。

これまで一度もカットされたことがない。なんとか納めてくれる、ではなく、実に美しく納めてくれる。このデザイナーさんの手腕な。

この手の記事は大抵フォーマットが決まってて、そこに「収まる文字数で原稿を書く」というのが多いんですよ。しかしこれ、ほとんど私のフリースタイルで納めたものをレイアウトしてくれてるんです。

大体のスペースは勘案しているつもりですが「ざーっくり」。デザイナーさんに割いていただくお手間たるやいかほどか、と思いますが、ほんと、毎度感動しますわ。

ここだけの話。ちぇりの好みのフリーズドライフルーツ

で、このVetterさんのコーナーでは、食べ物の特徴について書いており、星評価も優劣ではなく、その特性の強さを表すようにしています。だって食の好みは千差万別。私の好き嫌いで書いて良い場所ではないですもの。

でも、ブログはワタクシのお城なので、私の好みをドドンと書いちゃう( ・`ω・´)b

甘酸っぱ系:マンゴスチン&マンゴー


これ一番嬉しかったわ。割に最近まで、タイでしか見つけられなくて、なんでホーチミンにないんだろうって思ってた。

あの生で食べるときの甘酸っぱさそのままが楽しめるだけでなく、サクサクとした食感ともマッチしており、且つ、種までサクサクに仕上がってるので丸ごと食べられるというw

まぁ種の部分は少々苦味のあるものもあり、種「が」美味しいかと言われるとムムムなのですが、そのまま食べても特に支障のない個体もあり、ま、便利です。

マンゴスチンは日本でも冷凍のものが割に出回っているので、なじみが良い、というのもあるかもしれませんね。

マンゴーは以下略w
美味しいっすw

南国の香りムンムン系:ドリアンとジャックフルーツ

あのね、ジャックフルーツの方はすごい食べやすいです。ただ風味が豊かでポワッとくるのと、それが日本の果物にない感じな濃厚さなので、クセといえばそれがクセ。

でも白ワインなんかのおつまみとしてはすごく優秀。チーズと合わせても美味しい。

で、問題はドリアン。これは賛否が分かれるところ。ドリアン好きにしてにしてみれば、もっと強くても良いというだろうし、ドリアン苦手な人からすると、十分すぎるほどの再現性w

ただネタとしては面白いと思うし、ドリアンってこんな感じなのね、というのを探るには向いてると思います。結構ムハムハwww

素朴系:バナナ・レンコン・ドラゴンフルーツ

乾燥+フライにしたバナナチップスは昔から出回ってますし、果物としては珍しくないのですが、このフリーズドライね、美味しいわよっ。

サクサクの食感はバナナらしからず、だけど食べてるうちにちょっとトロみを感じる辺りがリアル。

口に入れるとブジョワーっと戻っていく感じで、子供が食べるふやけ安いおせんべい見たい。これお子さんにもいいんじゃないか。

ドラゴンフルーツは、あのみずみずしさが魅力であまり強い味わいのある果物ではありませんが、だからこそ「風味」をこの技術で活かせているのがすごい。

ただ素朴系。甘いー!とか酸っぱいー!はそんなにないです。

意外なような意外じゃないようなのがレンコン。根菜ですからポテトのフリーズドライ的なといえばそんな感じ。ほの甘く、ちょっと芋けんぴを連想させる滋味ある味わい。

珍しい系:ヨーグルト+イチゴ or ドリアン

ヨーグルト+フルーツをヨーグルトごとフリーズドライにしちゃってる面白い一品。食べた瞬間は甘酸っぱい感じだけなんですが、口の中に入れているうちに水分を含んでミルキーなヨーグルト味に。

イチゴは文句なしに美味しいです。ドリアンは。。。好みによります(。-_-。)

美味しいけど要注意系:パイナップル

甘酸っぱいサクサク。間違いなく美味しいんですー!!
美味しいんですが。。。

みなさん、これはフリーズドライ。

↑の記事でもお伝えしましたが、パイナップルにはタンパク質に働く酵素がある。それは加熱しないと分解されない。

フリーズドライは、凍らせて乾かす、です。どこにも加熱工程がない。ということは…?タンパク質が不活性化されないということ。ということは…?

美味しいからと、食べすぎると舌がジガジガしますヽ(;▽;)ノ←ジガジガになった人

それだけ、生のものと栄養素が変わらない証明ではあるのですが、私は生パイナップルを食べた時のあのジガジガがとても苦手なので↑のような記事を書いた次第。

なのになのに、引っかかってしまった、まさかのフリーズドライのチップスで…orz

特にお子さんなど、センシティブな方はお気をつけを。半日味覚が戻らなかったわ。いででで。

まとめ

というわけで、ドライフルーツも美味しいのですが、フリーズドライのフルーツたち。軽くて持ち運びも楽なので、今後のお土産候補にぜひ、加えてみてくださいね♪

ちなみにこれ、全部Lucky Plazaで買えた上に、この調査をしたのちに、ライチのフリーズドライなんてのも見つけました。

どれも大体、80k〜110kくらいかなー。400円〜500円。バラマキにするほどは安くないけど、珍しい南国の果物の味を、お友達と集まった時などに披露すると楽しいかもしれませんよ(^・^)

 

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お店情報

Satra Mart – Lucky Plaza
69 Dong Khoi Q1 (Lucky Plaza 2階・エレベーター内では3階表示になってる部分がありますが、とにかくエレベーターボタンの2階=最上階です)
Time : 09:00 – 22:00

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