ホーチミンでは美味しい中華もたくさんあって、もっと庶民的な麺料理屋さんでも、気軽に中華麺的な料理を食べられるところがあります。今回は Phu Nhuan で気になってたお店に!
※こちらは閉業されたようです
意外と人気店でした
狙って、わざわざそのお店のために交通費と時間を使って出向くとハズレか店が休みで、ついでの時や、思いつきで入ったお店が大当たり、ってのはよくある話。
そんな時は速やかに、最初に狙ったお店のことは速やかに手放し、とっとと興味を「可能性のある方」に移して集中するのが得策だ、というのを毎度体験しております。今回のお店もそんな感じ。
このホテルに泊まった時のお散歩時に見かけたお店でもあったんです。そしてその後も、意図せず何度も目の前を通っていたのでした。でも。。。
地味やねん。そして場違い。ローカルエリアに、カフェはあれどこんな感じの中華系の料理屋さんがないどころか、麺料理屋さんもそんなに見当たらん。
ポツン。
そして派手さもないどころか、店名漢字や。ここ、厳しそうやなぁ。。。とか失礼ながら思ってたら、日曜日の朝。
写真には入りきれてませんが、ほぼ満員でしてん。あら、人気店だったのね(・∀・;
さて、ほいじゃ麺はどんなのがあるんかいな、と思ってメニューを見て見たら、シンプル。数ページしかない。朝のちょい食べにはこれくらいシンプルだと決めやすくていいねw
しかも澄みスープ系の細い麺。あっさり系やな。お粥さんとかもある。麺と同じくらいの種類がある。どちらも無難そうで、あまり面白いことにはならんかなーと思ってたんですが。。。
2ページ目の見開き右上。Mi Sate Nai。もしくはフーティウにもできるらしい。そしてこのスープ。。。
聞いたことある。担々麺風のフォーを食べさす店があるって。多分それ系のスープやな。一度食べに行ったらしょーもない味だったからブログには書いてないんだけど、なんか知られたお店もあると聞いている。
そういえば、担々麺的なものをあまりホーチミンで食べたことがない気がする。あるにはあるはず。中華屋さんだってたくさんあるし。なんとなく、食べてなかった。
おし、これいこ。フーティウって、もしかしたらこれ Hu Tieu Mem かな?多分自分が合わせるなら平たいペチョペチョ麺が好きかもしれない。よし、フーティウ行ってみよう!
あ、ちなみに次のページに点心も若干あります。お店の雰囲気柄、微妙な気もしたが、周りのみんなを見てみると、麺かお粥+シューマイとかハーカオ(えび餃子)とか、なんか頼んでるので私も一品。。。(←流されやすいなw)
迫力の麺登場
さて、着丼です。
やっぱりスープは担々麺風なのですが、アジアンバジルが目一杯散らされてるのがベトナム風。
さてこれどんだけ担々してるやろなーと思いつつ、スープにレンゲを入れたら。。。
うおー。。。インスタ仕様の画面サイズになってもーとる。。ともあれ。。。
濃厚ではあるが、あまりくどそうでない様子をわかってもらえるだろうか?そして写真がちょっと赤いが、見た目ほど辛くはない。どちらかというと、ゴマとかナッツとかのコクの方が強い。
が、最初のひと口、ほとんど塩気がなくて(え?なにこれ?)と思ったのですが、慌てず騒がず。こういう濃度のあるスープはですね、調味料が偏ってる場合があるので、まずは全体を混ぜ混ぜしてから様子を見るですよ。
って、わー!!!Mi やんけこれ!!Hu Tieuを頼んだつもりだったのだけども、しまった、ちゃんと伝わってなかったか。しかし。。。
これ、大好きなウォリュウォリュ麺。縮れが一切スープに迎合しない強さでチリチリしとる。輪郭が明確で、これ口に入れるとフリフリと口の中を撫でるやつだ!こっ、これはこれでっ(((o(*゚▽゚*)o)))
で、スープに濃度があるので、この麺の細さでもしっかり持ち上げるんですよね。持ち上げても。。。
そして全体を混ぜてもちょっと塩気が少なく感じる。ただ、コク出しが非常によくできてるので、物足りないという感じではなく、好みの領域かな?
こういう場合は。。。
卓上調味( ・`ω・´)b
点心もあるからか、液体のものは醤油と酢醤油(この酢醤油が美味しかったがね。。。)、あとは唐辛子とSate、チリペースト的なもの。この場合はちょっとの醤油とサテですかね。
これ、お店によって使ってるもの、仕込みが色々なので試して見るのが好きなのですが、ここのは塩気があまり強くなく、甘みも控えめ、香ばし系。これは坦々スープに合うやつや!
そして混ぜ混ぜしているとトマトの片鱗が出てきました。うん、そういうレシピがあるのは知ってるけど、なるほど、このモロ担々麺って感じではなく、濃度はあるのにクドくなく。。。
ウォリュウォリュの麺にしっかり絡んで、しっかり持ち上げられたまま口に入るのに、水を飲みたいと思わせないのは、塩分ギリに抑えてるからかな。
実際、最初はちょっと物足りなく感じたものの、食べ進めるにつれて、非常に心地よいことが判明。担々麺で、ひと口目にバーン!と美味しさがわかるやつ、中盤になると、ちょっと濃くてしんどくなる。お水飲みたくなる。
ですが。。。
気がついたら、もう底が見えてきてた。これ家やったら、確実に白飯ぶち込んでるやつ。担々麺で最後までスープ飲めるて、よほど頃合いじゃないと、私にはくどいもんだけれども、これ。。。
おいしいやんかっ( ・`ω・´)b
カップラーメンの底にある具材のクズのジャゴジャゴ的なもんも美味しかった。。。ここの、飲み干せる担々麺や。。。
味って最初のインパクトが大事なものもあるけれども、降雨やって最後まで食べてみてわかる、味の調整ってのもあるんよな。やるなお主って気にさせられますわー。
あ、そういえば、でっかいシュウマイ頼んだんですがこの日はすでに品切れで、腸粉に変更。
生地がなー、ちょっと見た目脆すぎて、あちゃーと思ったのですが。。。
まあタレをかけて食して見るです。そしたら…?
はーい、海老プリップリー!!
そして脆く見えた米粉生地がですね、やっぱり脆くはあったのですが、下手くそで脆いのではなくて、非常に控えめな役割の果たし方であろうとする結果、みたいな感じで、悪くない。
ってか、ホーチミン、ほんっとに海老の扱いがお上手。海老なんて中華でも美味しいし、日本料理でも上手に使うやん?と思うでしょ
バンコクに行った時、屋台の海老から高級料理店の海老まで色々食べたけど、食感とかガン無視してるケースがかなりあったんだよな。。(全部とは言わない)。
海老料理の代表格の一品でもあるトムヤムクンとかも、出汁はうまいこと使ってるけど、海老自体は。。って調理法やしな。
海老、食べるならホーチミン。こんな小さなお店でも再確認。いけるわ。今度はハーカオとかシュウマイも食べてみよ。
ってか、ここの坦々、華のある主役級、って感じじゃなくて、ベテランのいろんなドラマに欠かせない名脇役的魅力を持ってた。このお店では主力の麺だけど、生活全般の中で見ると、こう…
バーン!と派手やかな、「今日あれ食べに行こう!!!」とワクワクしながら食べに行くもんでもないけど、ふと気がついたら、地道に週1くらいで食べてるな。。みたいになりそうな。
美味しかったです。今度はフーティウでいただいてみよう。点心も気になる。誰かの胃袋借りよう。うん。良い。
お店情報
Huu Dau Mi Gia
134 Tran Huy Lieu, Phu Nhuan
Time : 07:00 – 22:00 (Googleマップには24時間とあるけど本当かは不明)
Spent : 130,000 vnd / person
※こちらは閉業されたようです
にほんブログ村
↑ ↑ ↑ ↑ イイね!の代わりにポチしてくれると、
参加してるランキングが上がって喜びますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
コメント