自分的に、ダナンの海岸線は自分が期待するリゾート感には全く届いていないと感じてますが、リゾートホテルを活用するなら話は別。
それってダナンの必要ある?という気がしないでもないですが、ダナンにしかない施設を使うとしたらどうでしょう?
Vo Trong Nghia さん建築レストラン
Vo Trong Nghia さんという方をご存知でしょうか。ベトナムの著名な建築家さんです。ベトナム国内のみならず、世界を舞台にご活躍されておられるのですが…
ホーチミン周辺でいうと、このブログでもご紹介した、
風と水のカフェ。こちらがありますね。もうご体験された方もいらっしゃるかもしれません。ローカルのカフェでフードもないし、ドリンク類の価格も安く…
そのソフト面だけ見ると大したカフェに聞こえないかもしれませんが、ハード面がすごい。これ、未体験の方は是非、行って見ると良いと思いますよ。
ちなみに、Vo Trong Nghia さんのHP及び、作品群はこちら。
食事をするには特別なシステムがあります
ここはリゾートホテル。宿泊客はもちろん敷地内にある設備を自由に使っていいのですが…
万人が自由に出入りしては、その閑静な空気感を損ないます。が、ここの建物は著名な方の建築物、ということで、自由解放すればどうなるかは明白…
ということで、ただ食事をしに行くだけだとしても、特別なシステムを経なければなりません。
まず門をくぐってすぐ右手にある建物に入ります。ここはレセプション。リゾートホテルによくある、レセプションのためだけのスペースが、部屋やその他の施設とは離されてあります。
ここで「外部の者ですが、食事をしたいんですが」と伝えると、システムを説明してくれます(in 英語)。
聞けば、こちらの施設内に入るには、1人400kドン 、約2000円、デポジットが必要らしい。と言っても、その金額は入場料とかってわけじゃなく、単なるバウチャー。
その後に行くレストランで400k ドン以上の注文をすれば、そっからデポジット金額が引かれた請求されるという仕組み。
まぁこんなレストランだし、普通に食べたら一人400kドンで済むわけないので、デポジットは無駄にはならん。もしくはならんように頼めば良い話( ・`ω・´)b
賢いですね。入場料、を取ってしまうとケチくさい。が、ゲートは欲しい。そしてそのゲートは高すぎず低すぎず、客側の任意によって無駄にもすれば有効にも使える。
金額で入場者数を制限し、環境を守る。大変賢い。
広い広い敷地内
レストランに行き着くまでには結構距離があります。まず先ほどのレセプションを出たら…
コンベンションホールが見えます。ここはバンケットの役割もするらしく、この日もなにやら屋内では何かの準備がされていました。
池をあしらい、緑を植え、自然の中に佇む竹モチーフの優しいテクスチャー。最初はこれがレストランかと思ったのですが、違ったようです。
この建物の左側に進んで行くと…?
おーっっ、すでに美しい!
竹と光と美しいアーチ。
暑い日ですが、清々しく感じますね。その横には緑。
そして、道が。。。遠い。。。
後で気付いたのですが、これ、お願いしたらレセプションのところからカートを出してもらえるようです。でもま、お散歩も気持ちいいけど。
ってか、もうこれ公園じゃんねw
ビーチリゾートとはこの編は程遠い感じですが、お庭の手入れをする人が水を撒いていたりしてとてものどか。いい感じ。
そしてついに…?
HayHayレストラン
こちらがお目当のレストラン。
結構でかい。そして中に入ると…?
オーーー!!!美しいな!
これだこれこれ、写真でよく見てたやつ!でも実際に見た方がやっぱり壮観。そして肌で感じる竹の質感。これは素晴らしい!!
中央の天井はドーム的なイメージに彩られていて、白く見える飾りものは、なんと「お米」がモチーフ。遊び心もあって素敵。
ですがチープになっていないのはさすが。圧倒されますな。。。そしてここでリゾートホテルとしての場面が登場。
レストランすぐ横にはプールに続く水辺が作られ、そこには飛び石的散歩道が。水の途中まで歩いていけるという演出。且つ。。。
OMG。
水の中にあるゲスト席。ここで食事もできるという寸法。今回は暑かったのでご遠慮したが、涼しい時期の朝食なんて気持ち良さそう♪
素敵な趣向ですね。この席はいつか試してみたい!
メニューなど
まずはビールをもらってメニューを眺めます。
と言ってもこのとき私はなんとなくソーダの気分だったので、私はノンアル。しかしただのソーダでも絵になるな。。。
で、メニューですが、宿泊が$500とか$700とかいうクラスのホテルにしては高くない。()
スターターで1品千円ちょっとくらい。
アペタイザーは、それがちょっと高くなったくらい。
麺類やご飯物など、サクッと一品で終わらせられるものもあるっぽい。
メインもいろいろあるけど、350k~400kくらいかな。安くはないけど、ホテルのグレードを考えたら、予想してたより安かったかも。
味がどうかは、食べて見ないとわかんないけど。
ドリンクにアペタイザー、メインを頼んだら、うん、一人400kドン払ったのが無駄になることはなさそうですねw
軽いおやつタイム
旅行中のお食事は計画的に。
この日はちょっと外した時間にこちらに来たので、軽くドリンク+おやつって感じで済ますことに。
まず一つはカニの揚げ春巻き。
これが。。。おいっしーの!
珍しい料理じゃないけれど、それだけにお店それぞれの特徴が出るんですね。ここのはご覧のようにメッシュタイプのライスペーパーでサクサクに揚げられてて、カニの風味もたっぷりと。
もう一つも代表的なお料理ってことで、ポメロのサラダ。このゴロゴロ感がたまりませんな。もちろん美味しかったし、クラッカーの添え方が面白い。
レモングラスをスティックがわりに使って何かを提供するって、いいな。家でも使えるアイデア。
そして私的には、やっぱり贅沢に感じるのよね。レモングラスを「飾りや演出のために使う」って。ホーチミンじゃ安い食材なんだけども。
ちょっとメインなどを食べてなくて、そのレポができないのがもうしわけないのですが、サービスも調理も、大変満足。それにしても…
やはり美しい。この日は時間帯がピークを外していたというのもあって、ほとんどお客さんがいませんでしたが、本当に素晴らしい。
これがベトナムのティピカルな環境かと言われたら、これはあくまである建築家さんの才能と努力の賜物であり、ちょっと違うかもしれませんが…
竹細工、というにはスケールが違いますが、ベトナムを代表する工芸品でもありますし、まぁ定義なんか気にしなくても、この建物が素晴らしいことには違いない。
というか、こんな博物館のような環境下で、さして高い金額でもない上に気軽に食事をさせてもらえるとか、その辺が一番ベトナムらしいかもしれんな。ケチくさくない。
ダナンの街中からは車で20分くらいかかりますが(ホイアンとのちょうど中間くらい?)ダナンはGrabが快適に使えますし、道もそんなに混まないので、スムーズに移動できると思います。
泊まれたら最高でしょうが、お食事だけでも楽しめるので、お近くに行った際には是非どうぞ(^・^)
ベト飯旨し&リーズナブル?!←New!
観光がてらのレストラン
実に6年ぶりのレポでございます。
ダナン・ホイアン、初訪問のゲストがいて、しかしながら私の連れということで、興味あるのは食べ物のこと。
となると、まああんまり見るところもない(物理的にはあるんだけど、自分たちの食指が動くところがない)
ってことで、観光も食も兼ね備えたところ、ってことで、持て余し気味だった最終日のフライト前の時間をこちらで過ごすことに!
6年前から一度も再訪できていなかったけど、全く様子が衰えることなく、とても素敵な雰囲気だ。ただし、ホテルの入り口は、本当に地味で密やかなので、心配になりがちかもだけど安心してねw
そういう場所の方が、有象無象を遠ざけて、敷地内の雰囲気が保たれるというもの。
デポジット制
以前のレポ(この記事の上の方)でもお伝えしましたが、こちらはデポジット性になります。
1人400kという金額は変わってません。
これは入場料的に取り上げられるわけじゃなくて、レストランで利用した金額に当てられます。
ただし超過したら追加を払いますが、1人400k以内だった場合は、特にお釣り分が返金にならないという仕組み。
ホテルの門を潜ってちょっと言った左手にあるフロントで、レストラン使用をしたい、と伝えると、この説明が始まります。
で、お支払い。
良いフィルタリングだと思います。
なぜならここのレストランはとても素敵で、オープンにしたらきっとワイノワイノと大騒ぎになってしまうことでしょう。
そこで、客に損のない、でも有効なフィルタリング。
御見事。
変わらず美しいレストラン
さてこちらは、以前も話したように、Vo Trong Nghia氏の建築物でもあり、リゾートホテルでもあるこちらのレストランは、見応え満点。
6年前から何も衰えていない。美しい。壮大。それでいて、竹の温もりがあり、ベトナムらしさも湛えている。
人に見せるつもりでお連れしたけど、誰より自分が楽しんでた感w
なんと贅沢な空間か。
飲み物とおつまみ程度のつもりだったのに
メニューはデジタルに変わってましたが、こちら、ベトナム料理がメイン。というか、こういう五つ星だと、もうちょっとウェスタンがあっても良さそうなものですが、かなりベトナム料理だけで攻めてた感。
ま、直前まで食べてましたし、ここはドリンクとおつまみ程度で。
もしもちょっとデポジット額に届かなくても、こちらみたいな素敵な空間でゆっくりさせてもらえるなんてえ、光栄なこと。
キュウリの輪切りが飾りになってるのも、竹を使ったカップもベトナムらしいわねw
ドリンク類もナチュラルで美味しかったです。
とてもとても暑い日だったので、いやほんとにさっぱりしました。
で、おつまみ。
え?????
なんだこの、ベトナミーズ・アフタヌーンティ的なタワーは。
食べる気満々ではないかw
いやでもこの日は4人だったからな。
おそらくこのタワーは2人分なんだけど、みんな味見がしたいだけだから、2ピースのものは半分にして分け分け。
やーっ、この Banh Cuon とか美味しかったなあ。
他にも揚げ物、串物などがあって、ベトナム料理のあれこれをちょいちょい楽しめるって感じ。
ポメロと、ソフトシェルクラブを上げたもののサラダとかも、実にベトナムらしく、味も非常に真っ芯をとらえていて、
「ベトナム料理のこれ食べた」と言って差し支えのないティピカルさ。
これはベトナム初心者さんにも食べやすいし、ベトナム料理体験もしてもらえるし、とても良いのではなかろうか。
こちらは以下の揚げたもの。
あれ?ちょっとつまむだけじゃなかったのか?(笑)
なんならカレーまで頼んじゃってる。
あれ?
これはベト式カレーの割には甘くなくて、旨みのある優しいお味。ま、これはベトナム料理体験したい人にわざわざ食べなくても良いかもw
美味しかったですけどね(^・^)
御気遣い
実はドリンクとタワーを頼んだだけの段階で、スタッフさんがオーダーを通しに行き、おそらく合計金額も確認してくれたのでしょう。わざわざ、
「もしよろしかったら、あとデザートなど御頼みになられたら、デポジットの枠内ちょうどくらいになって、無駄にならないかと思います♪」
と言いにきてくれた😊
親切ね。
しかし私たちはその後も料理を頼んでしまったので無問題。お腹が空いてなくても、調査魂が騒ぐ人たちw
そしたら今度は、
「この追加をされると、デポジットの枠を超えてしまい、追加の金額をいただくことになりますがよろしいでしょうか。。。」
と、ちょっと申し訳なさそうな感じで言いにきてくれたw
もしかしたらトラブルがあるのかもしれないね。それにしたって、とても細やかなお心遣いだ。
大丈夫。美味しいものである限り、私たちはお支払いを惜しんだりしないよ。ましてや、とても良いサービスだ。居心地も良いし、結局2時間?3時間?くらいいたのではなかろうか。
すっかり日も暮れてきて、あかりが灯ると、これまた良い雰囲気。これが見れたのは収穫だったかも。
スタッフさんに言ったら、バギーを用意してくれるので、レセプションのところまではバギーにて。
そこでGrabを呼んだら、敷地内・レセプション前まで来てくれます。
以前は、$500以上の宿、と書きましたが、最近の様子を確認すると、日にもよりますが、平日などは$200ちょいのこともあるようで、あれ?思ってたよりリーズナブルになってる?
って感じでした。
ちょっと街エリアとは隔絶されるので、このリゾート内だけで完結する、くらいの過ごし方になるかもしれませんが、こういう食事だけの利用とかもできるので、ぜひ知ってて欲しいホテルだと思います♪
ホテル情報
Naman Retreat – Hay Hay Restaurant
Truong Sa Road. Hoa Hai, Da Nang
Spent: 500,000 vnd / person
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