宿を楽しむ
以前は週末にちょいとタイに、とかやってたんですが、最近、旦那さんもわたしも忙しくて足を伸ばす隙がない。しかし。。。
『タイのシャングリラのクラブルーム、よかったよねー』
http://eatvn.blog.fc2.com/blog-category-38.html
と、よく言い合っている二人。
タイは宿代平均額がとても安いので、チープに過ごす事もできるけど、ハイエンドなお宿のハードルも下がるので、ならば、他では出来ない贅沢をしちゃおうじゃないか!と、バンコク滞在中、1泊だけは贅沢に、と思ったときの鉄板チョイス。
街歩きを楽しみたい時には、居心地の良すぎる宿は不向きかもしれませんが、もうね。ワタクシたちの歳になって来ると、
『宿を楽しむ』
という快楽を覚えてしまうため、旅行資金の一定割合はそこに割く事を惜しまなくなって来る。大人になったなーと思う瞬間。
だれそこ、ジジババになったとか言わないっヽ(`・ω・´)ノ
ま、実際は若い頃はどんなとこでもいいからとにかく安い所一辺倒だったんだけどねー(笑)
しかしそれも、国外に行けていたからこそのお話。
それがなかなか叶わなくなった今、あのストレスの抜き口をどこにもって行くか。
『ちぇりさん、ホーチミンにも良いホテルは沢山あるんだし、市内のクラブルームある所に泊ってみませんか?(・∀・)』
聞いた事あるっ。
週末リラックスプランとか、プチ贅沢プランとかで日本でもホテルが売り出してるやつ。旅行先じゃなく家の近くなんだけど、贅沢空間楽しみませんか?ってやつっ。
『もし凄く良い所があったら、タイまで行かなくても良い=航空券代が浮くだけ安上がりじゃないですか(・∀・)』
それを安上がりと言ってしまうかという話は置いといて…w
うん、確かにホーチミンだって国際的な観光地。ホテルも色々揃ってる。しかしやっぱり市内に住んでると食事くらいしか訪れる機会がありません。
一方で、遊びに来る親戚友人、お仕事関係の方達にお泊まり頂くのに、ファシリティチェックはできてもサービス内容までは知らないままにおススメしたり提供している事が多いのではなかろうか。いや、少なくとも私の場合は多かった。
食事に関しては自分が食べていない所を人に薦めるなんてとても出来ない話ですが(初訪問店に一緒に行ってもらう人はかなり近くて理解を頂いてる方のみ)宿に関してはそれをやってしまってたという(自分的には)不覚。
というわけで、ながーい前置きココで終了。
泊ってみました、シェラトンサイゴン!
クラブルームにお泊まり
残念なことにここまで食事にもあまり伺った事がなく、関連記事が無いのですが、とにかくここのクラブルームの評判が良い。@某ホテルサイト
そんなにそんなに?という好奇心も手伝って泊ってみる事に。

シェラトンサイゴンにはクラブレベルとエグゼクティブレベル、という2つのハイグレードランクがあり、エグゼクティブレベルの方がちょっとお高目。
本棟とは別タワーの5階がチェックインフロア。
本来は15時チェックイン開始なのだけど、様子をみようと12時くらいに出向いてみたら、既にお部屋が用意されててすんなりお部屋に。
レギュラールームよりお高めなので、こういう融通を利かせてくれるのは営業的にもアリだと思うのですが、繁忙期だとレイトチェックアウトを希望する御客さんとかもいて難しいケースもあるから運もあるけど、やっぱりありがたいもんです(^・^)

お部屋はシックな調度品でとても落ち着くスペースです。ちょっとしたリビングスペースもあり、更にはお仕事スペースも。これはおこもり決定の部屋w


お風呂サイズがコージーなのは街中のホテルだから仕方ない
かもですが、大きな窓沿いにあるのでちょっとした露天気分。これは気持ちよい♪

チェックインカウンター階にあるプールもスッキリ綺麗で気持ち良さそうだったな。プールサイドで軽食やドリンクも楽しめるらしく、お食事を取られている方の姿も。
ラウンジでの食事
エグゼクティブラウンジが。。。なんとちょうど改装中。
これはタイミングの話なので仕方ない事なのですが、割と古風???


エグゼクティブレベルでは、他ホテルのクラブルームと同じように専用ラウンジにてアフタヌーンティー、カクテルアワー、朝食を楽しめるのですが、うん。写真が小さい事からお察しください。
宿泊客が少なそうだったからと言うのもあるんでしょうが、うん。


ティーセットがね、可愛かった。ベルベットみたいな生地が取手の所と底部分にあしらわれてたんだけども、あれ、どうやって洗うんだろう(^^; ←そんな所帯染みた質問しない
カクテルアワーは。。。


うん、お酒の種類豊富で、飲みを楽しむには十分以上。
こちらの時間のお料理は、ベーシックなビュフェがある上でオーダー制のメインディッシュがあり、それがとても素晴らしい、と、あちこちのサイトで評判だったので、ある意味一番楽しみにして行ったのですが、
うん。美味しかったです。程々に。うん。

ビュッフェコーナーにラムとかあって、十分満足ではあったんだけど、頼んだメインディッシュが全部20cmサイズの小さなお皿に割とザックリ乗せられていて、折角のオーダ制なのにチープ感が先に立ってたのは残念。味も悪くなかっただけに余計。
あれ、お皿のサイズを変えるだけでも、見栄えが断然違ってくるのになぁ。。。確かにビュフェなんでポーションが小さい、ってのはあるんだけど、そこは既に用意されてるガルニとかでスペースは埋められるわけだし、小さなお皿に料理をギュウギュウに盛るのは勿体ない気がする。。。
朝食はメインダイニングに
というわけで、朝食会場はラウンジでなく、宿泊者全員が使えるメインダイニングに。

こちらのレストラン、初でしたが、かなり広い!
パン、麺もの、サラダ、中華系などのステーションが適度に離れて設定されてるので、人数が多くても混まなくて良い。
テーブルの感覚もかなりあったので圧迫感は少ないです。そして、とにかく料理の品数が多い。

多いが。。。
味は悪くない、にとどまる感じかな。
あと、久しぶりにBASAの薫製発見。これ美味しい♪
川白身魚の薫製なんだけど、なんだったら美味しいヤツはスモークサーモンより好きだったりする。たまに朝食ビュッフェでみかけますね♪


チーズのチョイスも良かったし、サラダの海老は保水エビだったけど、まあそうなるよね、これくらいの量をさばかないととなると。
突出した物は感じなかったけど、覗いた限りではラウンジよりも楽しめるかな?品数が多い分。味わいの点ではどちらもどっこいって感じだったけど。
問題点
でも、今回の場合はそこが問題。
大抵のクラブラウンジは、一般客室より料金が高い分、専用のラウンジで、少しハイグレードな食材を用いた料理や演出に力を入れたものが提供されるのが常。
勿論品数はメインダイニングより減るけど、質で勝負な所があるのに。。。
今回のエグゼクティブレベルの食事は「悪くない」くらい。改装中と言うことが多少関係したのかしてないのかは不明だけども、演出も抑え過ぎ。且つ、品数もかなりギリギリ。
結果、「一般のダイニングの方が良かった」という感想になってしまったのは、ちょっと残念。
決して美味しくないとかじゃないんです。
ただ、あの価格に相当するかと言われると。。。
んー…(^^;
まぁ、チェックイン直後からお茶楽しめて、食事が不要なほどのお腹とお酒欲を満たせるカクテルアワーがつき、朝食まで楽しめるのだから、せせこましい事言うなという話もあるが、非日常感とゴージャスさを楽しみに来ている身としては。。。(´・ω・`)
一般客室価格だったら、もう超大満足だと思います。
客室こそ見ていませんが、このランクのホテルだったら諸々は整ってるだろうし、ちょうどの感じからしても居心地良い筈。それにあの朝食会場を楽しめるのだったら、お得、と言って良いと思うけど。。。

エグゼクティブレベルのリピートは難しいかなぁ。。。
クラブレベルは客室もラウンジも上層階になるそうなので、そちらはまた違っているかもしれません。
サービス
ちなみにスタッフさんたちとか、素晴らしく親切でフレンドリーでそこはさすが5つ星という印象でした。
立地も良いし、観光客の皆さんにはものすごく使い勝手が良いと思います。朝食付きなら、ベトナムで楽しんで行ってほしい「ホテルビュッフェ」も堪能してもらえるし。
あと、エグゼクティブクラスには、ワインやスカーフ、漆器等やスパの割引券の内どれかがプレゼントされるのですが、うち(といいつつ、ちぇりだけの希望)は
このコを連れて帰ることにヽ(・∀・)ノ

Sheraton Saigon クマ (*´ω`)
うん、これは文句なく大満足。
このコが連れ帰られてくれたので、上機嫌でのチェックアウトでははありました(笑)
うぅむ。
評判聞いて期待値が高過ぎたのか、比較対象が良くなかったか。
でも逆に燃えました。やっぱり泊ってみないとわからないこといっぱいあるね。レストランでも食べてみないと分からないけど、うん、ホテルホッピングも今後はやって行きたいかもです(^・^)
ホテル情報
Sheraton Saigon Hotel & Towers (Executive Level)
88 Dong Khoi Q1
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