Bun Moc と言うのは、北の麺料理。ハノイで食べておいしかったので、ホーチミンでも探し求めていたのですが、なかなかぴんとくるところがなく。
とか思ってたら、こんなところに美味しいのがありましたヽ(・∀・)ノ
まさかのベンタン!
Bun Moc。
Mocというのは肉団子だったり、すり身のことを指すもので、Bun Mocは、そういうものがゴロゴロ入ったブン(コメめんのひとつ)の汁麺。
ハノイで食べたのがとても美味しかったので、
何とかホーチミンにもないものだろうかと、デリバリーなどであれこれ探していたのですが、悪くは無いものの、あまりぴんとくるものがなく。
しかし、しかし、こんな身近にあったのです!
確かにこちら気になっていて、地図上にマークもしっかりつけていたのですが、なんだかんだと通り過ぎるだけのことが多く、これまで食べそびれていました。

ベンタン市場の西側、ほどないところにある角地のお店。
もう50年の歴史があるんですってね。よくよく聞いたら、ミシュランのビブグルマンにも選ばれている様子。
そしていつも賑わってるなぁと思っていたのですが、こちら、なんと朝の5時半から14時半までと言う営業時間のお店なので、晩御飯にはできません。
早起きが難しいなら、せめてランチタイムには頑張っていきましょう。ピークタイムには混雑が予想されるので、少し外してから行くのががいいかも。
久しぶりにこの界隈に泊まる機会があって、ゆっくりお散歩したのですが、観光者目線になってみると、また違って見えるから楽しいものですね♪
メニュー
会見直後の5時半あたりはどんな感じかわかりませんが、通るたびに思っていたのは、どの時間帯でもある程度のお客さんがいると言う事。
実際この日は9時ぐらいに行ったのですが、地元の方がひっきりなしに行ったり来たり、もしくはデリバリーを取りに来たドライバーさん達で賑わっていました。

というわけで、客席のほうにあまりカメラを向けられなかったのですが、メニューはこんな感じ。

下のほうに書かれてある、20kとか30kという金額のものは、全部ドリンク類ですね。
お料理の金額はとてもシンプル。
Bun Mocしかなくて、サイズが大小あるのみ。持ち帰りには、5kの容器代がかかりますよっと。
サイズが大小違っても、5kしか価格が違わないと言うのは気になるところ。1人だったからどちらか1つしか頼めなかったけど、2人いたら大小どれぐらいの差があるのか比べてみたい😁
大小どちらか指定したらすぐに出てくる!
というわけで、注文方法は大きい方が小さい方か。
迷わなくていいから楽ですね。

そして今回は小さい方。
確かに、ちょっとこじんまりです。あれこれ食べ歩きをしたい。旅行者さんにはちょうどいいかも。

バナナの花、しそ、もやし、その他のお野菜がたっぷりと出てきます。
しかし、それらを先に入れてしまうと、味が変わってしまうことがあるので、まずはひと口そのまで。
と言ったこのタイミングで、スープだけを作った写真をアップしたかったのですが、スープが美味しくて美味しくてびっくりしてどうやら撮り損ねてしまっていたようです😅
澄んだスープは豚骨系なのですが、最初口に入れた時は、あっさりと感じるのに、すぐその後、ググン!!と深い旨味が下にずっしりとかかってくる。こんなに透明でそそとして見えるのになんだこの存在感!

そして、麺がめちゃくちゃ生き生きしている!
お米の麺は、小麦の麺と違って、グルテンがないので、いわゆる「コシ」と言うものはないのですが、張りや滑らかさ、跳ね具合というのはお店によって、本当にそれぞれぞれで、昔は米麺なんてどれもそんなに変わらないだろう位に思っていたけど、全然違う。
そして、ここのお店が使っているブンは、数ある名店の中でも出色ではなかろうか。素晴らしく、なめらかで素晴らしく活きが良い!これは食べてみてもらったらすぐにわかると思います。
ブンなんて、スープの味は違うけど、麺なんてどこも同じじゃないの?なんて思っている方がいたらぜひ試してみて欲しい。このお店のぶん、素晴らしいです!

そして、卓上調味料を見てみると、最初に目に止まったのは、左側の奥のほうにある透明な容器の「砂糖」。
ん?砂糖?
と思って、横を見ると、背の高い容器に入った濁った紫色の物体。
あれは。。。?
Mam Tomだあ!!

ハノイで食べたときには、ただただそのままで美味しくて、あんまり記憶に残っていなかったのだけど、北の食べ物だものな。マムトムがあったとで、おかしくは無い。
というか、あってくれるととてもうれしい。
例えばこんな豚の練り物。そのもの自体も美味しいけれど、みてくださいよこの断面。ものすごく滑らかな切れる刃物でカットされてる。
既にカットされたものを仕入れているのか、自分のお店で切っているのかは分かりませんが、何にしても素晴らしい状態。上部の少し半透明になっている層は豚の皮ですね。

これはこのままでもとてもおいしかったのですが、せっかくなので、トムにちこれはこのままでもとてもおいしかったのですが、せっかくなので、マムトムにちょんちょんとつけていただくと非常においしい!
活きは良いが、麺自体に味がそんなについているわけではなく、スープも非常に旨味は深いが、見た目通り、澄んだ清らかなスッキリタイプ。
それだけでも十分に美味しくはあるのだけれど、たまにこういうパンチのある味でアクセントをつけてあげるとさらに楽しい。

そして、いろんなタイプの練り物が入っているのも、非常にワクワク。
どれも決してそんなに強い主張するわけでは無いのですが、それぞれに個性がきちんとあって、箸をつけた時が、その子の出番。
口にしたとき、それぞれの個性が感じられて、小さな丼でしかないというのに、実に豊かだ。

あまりにも充実しすぎていて、野菜を入れるのをすっかり忘れていました。本来なら、炭水化物を口にする前に、このお野菜をしっかり取っておく方が体には優しいのかもしれませんが、今回は、この後にも食べに行きたい場所があったので、お野菜の量もほどほどで抑えておきます。

あー、それにしても、なんておいしい。
清らかで穏やかと言ったので飽きるのではないか?と思った方もおられるかもしれませんが、飽きるほどそっけないわけじゃないんです。
そして、程良いこの油感。
あっさりはしているけれども、そっけないわけではなく、「塩梅」と言う言葉を非常に正確に体現していると感じる一品。

お肉がころっと入っているのも、満足度が上がります。
基本は豚骨がベースのおだしなので、こんなの出汁を取った後の出汁柄では?と思うことなかれ。
おそらくは、豚骨などで、十分に美味しく取ったスープの中に、さらに追い肉的に足している部分なのではなかろうか。
もちろんこのお肉からもお出しは出ていると思われるけど、そもそも整ったおだしがこのお肉に入っている部分もあり、非常にふくよかな食感。

そして溢れる肉汁。
柔らかくほろほろと解ける様子。中の軟骨も、コリュコリュと簡単に神氏だけます。
ああ、美味しい。
こんな美味しいお店が、こんな身近にあったのに、これまで行けていなかったとは。
ホーチミンってガイドブックに載ってるようなお店でもおいしいお店が結構多かったりするんですよね。多くの観光地のレストランは黙ってても人が来るからかなり手を抜いているところも多い中、すごい街だなぁとは思っていたけど…
ベンタン市場周り、恐るべし。
かなり有名なところだし、ミシュランのビブグルマンにも選ばれている位だから、既にご存知の方もたくさんいらっしゃってて、今更ですが、感動しました。
もし万が一にもまだ食べたことがないと言う方がいらっしゃったら、ぜひお試しあれ!
ちなみに
一点、そういえば、ハノイのお店のはたけのこがたくさん入ってたけど、ホーチミンのには全然入ってなかったな。中部にお住まいの方が食べたBun Mocにも、たけのこは入っていなかったと言っていました。
たけのこ、ハノイだと安く簡単に手に入りやすいとかあるのかな?🤔

お店情報
Bun Moc Thanh Mai
14 Truong Dinh, Ben Thanh
Time: 05:30 – 14:30
Spent: 70,000vnd / person



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