大塚、今回初めてお伺いして、すっかり気に入ってしまった街。東京の事は詳しくないので、下町情緒あふれる街と呼んで差し支えないのかちょっと自信はありませんが、食文化は興味深い!例えば、こちらの、モナカとか!
ヘムのある街
大塚、駅周りしか歩いてないけど、ヘムみたいな場所が結構あって、親近感。
そんな中の1つに、迷い込んだ時に見つけたお店がこちら。

うわーっ、なんか風情ある!
そして、こちらのお店の素性は全く知らなかったのですが、地元の方らしき人たちが、入れ代わり立ち代わり、何か白を買っていく。
私が通り掛かった時は、大きな買い物をしていく人は少なかったのですが、仕事帰りや、その日のおやつにしようと思われているのかなという感じの常連さんが1つ2つとお菓子を買っていく。

和風パンケーキ、と称して、どら焼きの皮だけ売ってるのもいい感じ(笑)
さすがに複数枚入っていたので、今回は買わなかったけど、めちゃくちゃ美味しそうだったんだよな。

と、最初は軽く通り過ぎたかったのですが、こちらはよく見ると、もなかのお店。しかも1つだけのもなかを売ってくれていた。
挙句にそれが、自分であんこを詰めって食べるタイプのもの。
買うやろ、そんなんw
看板2品
モナカ
衝動的に買ってしまったのですが、結局この2つがお店の看板メニューだったらしい。
まぁ、どら焼きのほうはノーマルが看板なのかもしれませんが、美味しそうだ。

モナカ一個売りは、こんなバックに入っていて、どういうことかと思ったら、

最中のシェルに、自分であんこを詰めて食べるスタイルらしい!
しかも、ちらっと調べたところによると、
厳選されたもち米100%で作られていて、一般的なもなかの皮よりも少し「厚み」があり、パリッとした香ばしさが強いのが特徴らしい。

1937 年創業以降、一切の合成保存料を使用しないと言う点を貫いておられるらしく、和菓子と言う傷みやすい性質を持つものを扱われる際のことを思うと、並大抵のご苦労ではなかろうなと推察。

おっほー!
美味しそうな粒あん!!しかも量がたっぷり!!
詰め詰めしてたら、なんか勿体なく感じてしまうほどのあんこの量があったんだけど、残したって仕方ないので、えいや!と全部投入。
そしたらずっしりw

蓋をしまして。。。
モナカを持つ左手指先がズシリと重みを感じてます。なんと幸せな重みであることか。

うおおおおっ、このかじった時の音、録音しとけばよかった!
え、なんだ?このサクサク感!そして香ばしい風味!!
私はモナカの皮は、福山の三河屋さんの壺汁子が最も香ばしかろうと思っていたのだけど、上がいた。。。

もちろんあんこもご馳走だし、味わいの大部分は餡子が占めているのだけど、このモナカの皮!!!なんて小気味よい食感!
こんなんアイスとか挟んでも美味しいやろなあ。
うおおおお、これは近くにあったら確かに買うわ。でもしっけちゃうから、食べる分だけ、1個2個。
なるほど、お店へのお客さんの入り方にとても納得。
愛されとるんじゃなあ!
あんバター
もともとどら焼きが有名なようなんですが、それにバターを使っちゃっているのがこちら!

しかもなんと、カルピスバター。
ワタクシ、何かとカルピスバターにご縁があります。カルピスバターを使ったバターケーキなんてのもいただいたことがありましたね。おいしかったなぁ。。

というか。。。
素晴らしいな、この生地。
指先に吸い付くかのようなシットリさ加減。きめの細やかさ。軽さ。香り、見目の愛らしさ。

そして…?
バター!!!
どら焼きね、普段そんなにがっついて食べるほうじゃないのですが、こーれーはー理性飛ぶ!うんまあい!!!

まふ!っとかぶりつくと、ボックリとした餡の風味、舌触りr、ボリュームのある甘みがほわっとお口に広がりつつ、そこにひやっとバター。
こいつが瞬時に口の中の温度で溶け出し、しかし液体にまではならないので、生地の口溶けを助け、あんことまったりと混ざり合い、グッとコクを増したところでスッと消えてく。
いや、ちゃうやんっ。
あんたそんな軽く消えてく儚いカロリーしてないやんっ(笑)
でもおいしー!
いや、モナカも「これはめっけものや!」と思ったけど、このどら焼きも大概美味しいな?
これ、夏はお売りにならんのだろうか。ちょっとでも持ち歩いたら、バター溶けちゃうよな。冬でよかった。これは美味しい。私、このお店すごく好きだ。
ちょっとだけ奥まったところにあるのですが駅の南側、ほどないところにありますんで、大塚にお越しの際には、ぜひ寄ってって。めっちゃ美味しいよー(*´ω`)
お店情報
千成もなかあ本舗 大塚店
東京都豊島区南大塚3-54-4
Time: 10:00 – 18:00
Spent: 値段覚えてないけど、なんぼだったとしても悔いはない



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