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【日本・東京 – 大塚】おにぎりブームの絶対的火付け役と言われる名店! ~ おにぎり ぼんご

ちぇりピク(ピープル)

最近のこの店は絶対に外さないと言うことの絶大なる信頼があるお店。と言うことを私は知りませんでした。ちょっと強引に誘われて行ってみたんですが、めちゃくちゃ良かった!

大塚

大塚にお住まいの方には大変失礼ですが、そもそもこの地名を今回初めて知りました。山手線内にあるエリア。

実はこの日別に本名のお店があったのですが、そのお店の予約がちょっと遅くなったので、

「ちぇりさん、ここに寄って行きましょう!」

と、誘われたのです。
え、いやいや、お酒飲みに行く前に、おにぎり、だと?

そう、私は大塚の事だけではなく、このお店のことも知らなかったのです。全くのノーインフォ。しかし聞くと、普段はすごい行列なのに、この日はすぐに入れそうだと。

いつも良いお店に案内してくれるその方の言うことだから、もちろん美味しいのだろうということはわかってたのだけど、おにぎり。そんなに?って感じだったのです。

が、まず駅から抜けると、おー!!!

大塚、路面電車があるんだ?!
やーっ!!素敵!(乗り物大好きw)

私が育った街にも、昔路面電車がありました。
それでなんか、懐かしさが倍増。いやー、まだこんなのあったんですね。東京に!(何か目的が変わってませんか?)

ぼんご

で、ぼんご。
駅の北側のロータリーのところにあるこちらのお店。なんてシンプルでわかりやすい!!

そして確かに今年はそんなに並んでいなかった。
でも、私を連れて行ってくれた人によると、多いときには、なんと数百メートルにも及ぶような長蛇の列ができるのだそう。

もしもそんな時に遭遇したら、私はこの店には行かなかっただろうと思う。しかし、ほぼ並ばずに入れる状況。今となってはこの好機にまず感謝だし、全くその価値を分からず、ほけーっとしてた自分を、ちょっと強引にでも誘ってくれたこの日ご一緒した方に、深い感謝しかない。

わーっ、なんかいろんな種類があるんだなー。

並ばなくてもよかったとは言え、店内は満席。カウンター席だけのこじんまりしたお店。と言うことで、この日は撮影は自粛。

メニュー

こちらがメニュー。
かなり種類がある!
さっらそれらを組み合わせることもできる、だと?

あれか?ラーメン屋さんみたいに、なんかお店のルールがあって、そのルールに則ってないと注文できないとか、そんなことがあったりする?

と、ちょっと心配になりましたが、そんな事はなく、組み合わせトッピングの
ランキングなどもあって、初心者にも頼みやすい。

もちろん、単品のランキングなんかもあり、初心者にもとても親切。

聞くところによると、こちらのお店のツウな方は、具なし海苔なしのスッピン握りを選ばれるのだそうですが、まあこんなにいろんなチョイスを見たら、なんか具入りを頼みたくなりますよね(笑)

一度掴んだら離せない

とにもかくにも頼んでみることに。
私はトッピングランキングナンバーワンの、すじこと鮭を頼みました。ベタすぎるかもしれませんが、なんといっても私は初心者。しかもこちらのお店に関しては、ノーインフォ。

そういう時は、お店のオススメするもの、もしくは多くのお客さんに愛されているものを選んでみるに限る。

うおおおおおっ、美くしい!
実は握ってる様子も間のあたりにできたのだけど、初めてのお店ですし作法もわからず、とりあえず目の前の自分が頼んだおにぎりの写真を撮っても大丈夫かとおっ尋ねするのが精一杯。

とにかくお忙しそうでしたしね。
一限の客が、お店の方の手を煩わせてちょいはずもない。

なるほど、ふうわりとした握り方。っというか、握ってない?お米をまとめてる、という感じのふんわり加減。おっほ(^・^)

そしてガブリと行くと、ウファアアアアアア!!ふあっふあ!!
海苔の歯切れも良く、口の中に転がり込んだ部分のお米はホロホロと散り、たっぷっり具材がその隙間隙間に入り込み、

「え、なに?なにが起きてる?自分の口の中???え???」

と軽くパニクるほど。
こっ、これおにぎり、だよな????

2、3回、ここに連れてきてくれた人の方を向いたかもしれない。でも意識はおにぎりから離れない。おにぎりを持つ手も離れない。いや離せない。

非常に行儀悪いとは思いつつ、片手ののおにぎりを置くことができず、片手でお椀を持ってなめこのお味噌汁をいただく。

あれだ。寒い日にお風呂に浸かった瞬間に感じる(じゅわあああああっ)って感じ。ちょっとザワザワザワっとした感覚とともに毛穴が開いていくような。そんな幸せな感覚がある。

何より指先がね、幸せなの。おにぎり持ってる指先。
あんまり幸せな感触すぎて、離したくない。何これ。

あ、そして具材の多さよ。
これもう、おにぎりってより、弁当をひとまとめにした感じ?優しい優しい間食の中に広がる良質な米のおいしさ、海苔の風味、具材のバランスの良いお味。

こんな気持ちになったの初めてよ。
おにぎりでw

ちなみにご一緒した方が、こちらのお店のシグナチャートも言える、卵黄の醤油漬け+肉そぼろ。

うっわー、それも美味しそうだー!
しかしこの日はその後、日本酒のお店に行く予定だったので、1個で自粛。

しかし食べえて納得。
こーら話題にもなるわ。

ここがまだ知らない頃から、もはや神格化に近い現在の状態までを見届けられてる方というのは、羨ましいなあ。

まさかの2回目?!

平日の朝並び状況

さて、私の読み違えで急遽増えた関東一泊ひとりの夜。
銀座は好きだが宿が高い。
神楽坂は宿が少ない。

さて。どこにしたもんk。。。。あ!!!大塚に行こう!
と思いたつ旅行者がどのくらいいるもんですかね?

狙いはもちろん、ぼんごさん。
あの日食べられなかった卵黄肉そぼろを食べるんだ!ってことで、朝から並ぶ所存。ぼんごのために前泊。我ながらどーかしとる。。。

でも見て。

こーんな行列日和り、なくないです?(いやなんや行列日和ってw)

開店時間は9時だったので、1時間くらい前から並んだら第一陣に入れるかなあ?と思っていたら一番乗りでしたw

ちょっと早すぎた感はあったけど、第一陣に入れるんだったら時間が見えるじゃないですか。いつ入れるか分からない状態だと、食べてる人たち任せになっちゃう。ならば早すぎても、自分が腹括った時間を並ぶことを選ぶ人ですw

本当にいつも並ぶのねえ。↑こんな看板があるくらいだから。
ちなみに、15分ほどしたらカップルさんがやってきて、その5分ほど後に旅行者さんらしき方が数人。

あ、うん。この日は平日だったけど、やっぱ1時間くらい前に来て正解。これ、週末とかはもっと早くから並んでるんだろうかねー。

シャッター半開きの意味

そしてシャッターが半分開きました。
業者さんがお届け物されたりするだろうからだろうな、と思ってたら。。。

「おはようございます。お寒い中、ありがとうございます」

と、深々と頭を下げられる。
え?ここ人気店なんよな?

いえ、別に人気店が天狗になってると固定イメージを持ってるわけじゃないのですが、あまりにも。あんまりにも腰が低い。

さらには、温かいお茶を振る舞ってくださる。

重い荷物があれば、最初の陣の人たちは既に席が決まっているので、座席後ろのカゴにお入れしておくという。

「お手洗いもお使いくださいね」

と言ってくださる。
なんですかっ、この新設の連打っ。

そして思い至ったのです。
ああ、昨夜のあの、寒い日の湯船のような温かさは、お店の方のお人柄であったか、と。

作品と作者は分けて考えるべし、とはよく言われること。
ですが、作品から受けた自分の印象が、実際作者さんのお人柄と重なっていた時は、やっぱり嬉しい。

こちらのおにぎりは、まさにそれ。
手が前面に触れる物だから、余計に伝わりやすいんだろうか。ほんと、あの味は優しさの味。

あとね、おにぎり、持ち帰った場合も3時間以内に食べてほしい、と書いてある。

そう、おにぎりってのはとても傷みやすいお料理。なんとなく昭和の人間は、運動会や遠足の日に、朝作ったものを5時間後、6時間後に食べても平気、的なイメージがあるけど、あれは褒められたものではなかったですね😅

そしてコンビニおにぎりのおかげで、1日以上の賞味期限がある物だとも誤解されがち。あれは傷まないよう、いろんな手段が講じられてる物だから、人の手でにぎられてるおにぎりと一緒にしてはいけません。

そこらへんの違いを明確にせず、対処も示していないケースが、なんと多いことか。製造時刻も、客が認識しやすい安全な時間も明示してない品の事故は、実は結構多いです。

具材にもよると思うし、こちらのような凝った具材だと尚更傷みやすいかも、という認識を、当たり前なのですが、お店の方が重々承知していらっしゃるということですなあ。安心である。

ちなみに今回は、前夜から節制して腹ペコだったので、2個食べたった😁

一つは、ふきみそ。
うん渋いよねw
日本らしいものが食べたかったんだあ。

うん、やっぱり美味しい。
前回食べた時と握り手さんが違ってて、というか多分この日は店主さんだ。ほろっほろのまとめ具合。

そしてやっぱっり一度手にすると、皿の上に置きたくなくなる。やっぱり、とても幸せだ。。。

そして前回隣で食べてるのを見てめっちゃおいしそうだった卵黄の醤油漬けと肉そぼろ。

なんでしょう。
どちらも全然わざとらしい主張をせず、美味しいお米と合わさって渾然一体。

お恥ずかしい話なんですが。。。
朝の挨拶から温かいお茶、そして諸々のお気遣いなんかからの流れで、このお味。なんか泣けてきちゃいましてねえ。

朝からカウンターの端っこで、目をウルウルさせながらおにぎりに食らいついてるちぇりタヌキ。変な光景だっただろうなあw

でもそのくらい美味しかった。
おにぎりで、こんなに感激できるもんだとは思わなかった。

まあでもここを知ってしまうと、生半可なおにぎりでは満足できなくなっちゃうんだけどねー😅

や、いいもの教えていただいた。
ありがとうございます!
これは「新しい美味しいもの」を教えていただいた!

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お店情報

おにぎり ぼんご
東京都豊島区大塚2-27-5
Time: 09:00 – 21:00(日様定休)

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