ベトナムの麺はフォーだけが日本で有名ですけど、これも名物。
元々はカンボジアの料理だったらしいですが、いまは南部名物に。
最近のお気に入りはこちら。
オープンスペースが入り口に広く広がってるけど、お国は一応室内席もある様子。
でもなんかみんな表で済ませてたから、よっぽどの団体さんとかじゃないと
なんとなーく入りにくい感じ(^^;
店の外の歩道には、こんな立て看板も出ています。
分かりやすい。最初は、良くある総菜を並べた飯屋だと思ってたのでスルー
してたんですが、この立て看板には、Hu Tiu Nam Van とあるじゃないか!
これ、ホーチミンに来たばかりの頃、美味しいお店があるよってことで、
かなり遠い所までゼーゼー言いながら歩いてった記憶があるんだよね。。。
灯台下暗し。
麺線はフォーよりもずっと細いけど、輪郭がしっかりしてて、コシ、というほどの
物じゃないけど、口触り、のどごしは良く、強情なソウメン食べてる感じ(笑)
そこは日本人には違和感のないところなんだけど。。。
スープ!!これが美味しい♪
豚骨ベースなんだけど、ご覧の通り澄んだ出汁。
お察しの通り、とてもやさしく、粘度はないけど、まろっとした口当たりで、
野菜から出たほのかな甘みが大変に穏やかで美味しい。
塩気もかなり控えてあるので、インパクトのある味、ではないのですが、
そこはかとなく優しい。美味しい。総菜屋さんとかに置いてあるスープでも
豚骨のものがあって、こちらの麺のスープに煮似てるんですが、変な臭みも一切なく、
それでいて素材の豚骨も豊富に使っているんだろうな、つまり手入れに相当時間を
かけてるんだろうな、という印象。
日本で豚骨スープというと、骨を砕いて随まで絞ってギットギットのコッテコッテに、
というイメージがあるかもしれませんが、こちらは、こういう優しいタイプが多いみたい。
例えるなら。。。まろみと旨味をしっかり含ませた、関西のうどん出汁、的な
雰囲気でしょうか。うどん出汁は昆布、カツオが基本ですから、うまみの
方向性が根本的に違いますけど、出来上がった物の印象がね、そんな感じ。
で、優しいから全部飲める(笑) 飲んでも罪悪感も無いし、喉の渇きも少ないですw
素直な味だけに、備え付けの調味料諸々は、途中から上手に加えて行って、
飽きないように楽しむといいかもしれませんね♪
ちぇりは最後までスッピンで楽しめましたけど、ライム入れたり、
チリを加えてもまた、オツじゃないかと思います♪
なんかすごーく体に良さそうな気がするので、定期的に食べに行きたく
なるお店です。あー、お腹減った。。。(笑)
↑ ちょっと見えにくいので説明すると、
Hai Ba Trung 通りと、Nguyen Thi Minh Khai通りがクロスする所にある、
Trung Nguyen Coffee がある角を探して下さい。
それをThi Minh Khai 沿いに数件分進んでったら、すぐに見つかります。
ネットにもあまり情報が転がってなくて、こんな情報で申し訳ない(^^;
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