大森ではいつも決まった宿に泊まるのですが、その近くに、夫婦してよく知る、カレーがお好きで有名な方がご紹介されてたお店があったので行ってみた!
印度カリー子さん
年間300日以上、カレーを食べるという、印度カリー子さん。
趣味が高じて、スパイスの普及活動もされておられ、なんならスパイスの商品開発もされておられる。
Youtubeを軸に、その他のSNSやブログでもご活躍。
キッチンにあるスパイスを、よくわかってないままに恐る恐る「とりあえず使ってみる」自分とは雲泥の差なのです。
ちなみに、今回ご紹介するお店は、↓のように紹介されてました。
うほっ、美味しそう♪
商用施設の中
大森駅南側をちょっと西の方に行ったところにある、LUZ大盛りと言うビルの中。
一応商用ビルのようなのですが、雰囲気的にはどこかの区の役所、的な静けさと控えめさ。ダイソーとか、確か下にはスーパーモアあった?かな?便利なんですけどね。
そんな中にあるこちらは、一角だけ異世界。
なんか動画で見てる限りは路面店のようなイメージがあったのでちょっと意外でしたが、綺麗だし、ランチ客も見込んだお店づくりをされてるようで、居心地は良い♪
キッチンの方は、出されてるお料理の本国の方と思しきみなさん。そしてホールには日本人がいましたが、その中のお一人はもともとこのお店のお客さんだったとのこと。
きっと大ファンだったんだろうなあ♪
飲食店でのお仕事の口は数多あろうが、自分が好きなお店で働けるって、張り合いがあるだろうなあ♪
メニュー
ちなみにこちらは、インドの宮廷料理という触れ込み。
インドの宮廷料理がどんなものかよくわかっていなくて恐縮です。。。
そして日本のインド料理は、ランチのターリ(色々盛り合わせ)とか食べると結構お高いイメージがあったのですが、こちらはランチプレートとしてボリュームもお値段も抑えめなものがある。
ああ、こういうのはありがたいなあ。
そりゃ毎食、とはいかない金額かもしれないけど、たとえば週一、も、無理じゃないかもしれない。この金額なら。
そして正直、量はこのくらいでも十分なのよね。
特にナンだと結構お腹に溜まるし。
カレーが複数種類あると嬉しいしテンションも上がるけど、ぶっちゃけそんなに食べれないってケースもあって、頻繁に来たい方だったら、一千円ちょっとでドリンク付きのシンプルプレートはとても嬉しいと思われる。
ちなみにしっかりとしたランチセットも。
それでも1650円からあるのは良心的というか、ありがたいわね。
ビリヤニやタンドーリ、ナーンの蛋餅もあり、ナーンなんかはとっても種類も豊富だ。
ってか、お子様プレートもあるのかー!
こういう本格的なカレー屋さんでお子様プレートって、あんまり見たことなかったかも!
それだけ地域のお客さんに歩み寄ってるというか、優しいお店なんだろうなあ。素敵。
ちなみにこのお店はビリヤニが美味しいとの触れ込みが。
残念ながら、印度カリー子さんが召し上がっていた、生地で蓋をしてるキノコのようなフォルムでのプレゼンが印象的なビリヤニは昼はなかったのですが。。。
ビリヤニも含めたランチ・ターリ(定食)があったのでそちらを頼んでみました♪
あ、ちなみにドリンクはこんな感じ。
クラフトビールにワイン、そして朱理有豊富なラッシー。そしてソフトドリンク類もあれこれと。
オールラウンドにカバーしてくれそうですね♪
あ、ちなみにモバイルオーダーでした。でも店員さんが丁寧で、且つ地域のご年配の方もゲストのお迎えしていらして、様子を拝見していたら、わからないときは丁寧に教えて差し上げてました。
お食事♪
まずビールが美味しそうだったのに驚いた。
旦那さん頼んだのですが、見てこの泡のきめの細かさ。いい加減に注いでたまたまこうなりました、ってことはまずないだろうと思われる。
ちょっともらってみるとやっぱっり美味しい。
いやあ、どんな飲食店でも、生ビールがここまで美味しそうというのは、かなり嬉しい要素じゃなかろうか。
私はラッシー。
甘すぎずに飲みやすい。
ヘヴィなやつは、食事の量を制限してきますが、このくらいサラリといただけるのだったら大歓迎。
ちなみに左にあるのは↑スープなのですが、これは少し変わったお味。鶏のスープ?に、薬味も一緒に炊きこである、みたいな感じだろうか。美味しくないわけじゃないのですが、ちょっと食べなれない風味がありました。
いやでもまあそりゃそうだ。
ここはインド料理店。そーんなに食べなれてるものがあるわけじゃなく、むしろ食べ慣れないものを楽しみに来てるのだから当然の帰結。
しかしお料理の方は、日本人の日常食でないにも関わらず、なんか馴染むわあ!
壺的なものに入ったビリヤニはランチタイムは食べられないとのことだったけど、このターリ状態のプレートに盛られたものも美味しい!
なんだろう、個性的すぎてビックリするようなって感じじゃなく、品とバランスが良くて、初めて食べるのに安心感がある。
ってかインド料理で「品がいい」って表現、あまり使わない気がするんだが(多くが品が悪いと言ってるわけじゃないのですが)、なんか繊細。
もう一つのターリはこんな感じで、ナーンはカシューナッツ(!)のナーンにしてみました。
カレーは2種類。
確か結構な数のチョイスの中から絵選べたはず。
ローガンジョッシュとお魚のカレーだったかな。
どちらもやっぱりスパイスのコンビネーションがすごく巧妙。その間を埋めるソースのベースもふくよかで、そしてやっぱり上品だ。。。
キュ、宮廷料理だからなのかな。。。
全般に品が良い。。。美味しい。。。
なんか繊細な感じで、「ちょちょちょっ、ちょーだいいたしますううう」とこちらが自然にへりくだる。
一方でここは商用施設の中の一角。場所柄、雰囲気的にも気張らなくて良いというアンバランス。良い意味で。
あ、このカシューナッツ入りのナーンは、カシューナッツのペースと的なものが入ってて、ほの甘かったです。ちょっとお菓子みたいな感じで、イメージしてたナーンとはちょっと違ってたけど、持ち帰り可能なら買って帰りたかったなw
そして何度食べてもカレーが美味しい。
旨みがしっかり芯にあって、それをバランスの良いスパイスの布陣がガッチリガードしつつも乱れることなく、美しい様相でこちらに向かってくる感じ。
へええええ。
こんなカレーもあるもんだなあ。
インド料理屋さん、ホーチミンで色々経験したつもりになってたっけど、まだまだ知らんタイプのインド料理があるなあ。まあインド広いもんなあ(笑)
どんな国の料理でも、日本でもっ解釈、アレンジ、または再現ってすごいと聞くけど、今回は優劣というよりも、醸す品格に驚きました。いやあ美味しかった!
ランチ価格のターリ2,000 ~ 3,000円で十分以上のものを楽しめるのも良い。
既出の印度カリー子さん、さすがでございます。
ご紹介いただいたおかげで、美味しいインド料理、あまり経験したことがない料理に遭遇するっことができました。ありがとうございます!
お店情報
マシャール
東京都大田区大森北1-10-14 LUZ大森3F
Time:11:00. – 15:00 / 17:00 – 22:00(月〜金)
11:00. – 15:30 (土日)
Spent: 2,300円 / person
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