Tan Dinh 市場。観光客の方にはお土産ナッツを買う場所ですが、在住者には生活市場。なので、近くにちょいとご飯食べられるところがあるといいですよね♪
綺麗な構えのフォー屋さん
ちょっと警戒してたのは、お店の構えが綺麗だったから。
いやそれいいことじゃん?って感じですが(笑)、まあ昔から脈々と続くお店、となるとオープンスペースだったり道端だったり、の方が雰囲気があったりするじゃないですかw
綺麗すぎると新興勢?って感じちゃう。
し、入り口にはテラス席もあって、なんだかチャーミングな料理のイラストなんかも描かれてる。
うん、いいことにしか聞こえないじゃないかw
でもなんだかフォー屋さんとしての魅力にはちょっと繋がりにくいというか。
入ってみると、さらにビビる。
綺麗だし清潔なのはとても良いこと。エアコン環境もありがたい。
が、思いっきり観光客を意識しているかのような壁の装飾。
それでいて、ローカルの方ばかりが入ってる空気感。
ってか、こう言うのローカルの方も好まれるのかしら。
だったら正解なんだろうけど、なんというか、観光用なのかローカル向けなのか、自分的には微妙にわかりにくい。
さあて、吉と出るかどうなのか。
メニュー
メニューはシンプル1枚紙。
裏と表に掲示されてます。
大きくアピールされてるのは、Pho Bo、牛肉のフォー。
でも一応チキンのフォーもある。
ベトナム初心者の頃はチキンフォーが好きだったけど、最近はすっかり牛肉フォーが好みになってはいるものの、ちょっと迷うな。チキンも美味しいものな。
ちなみに裏を見ると、
Bo Kho(ベトナム式ビーフシチュー)もあるのかー!
Hu Tieu Bo Kho (米麺にベト式ビーフシチューを合わせたもの)なんかもあるな。
そしてチキンのバリエーションで春雨のチキンスープも。
絞り込んではいるけど魅力的だの。
ドリンクはお手頃価格。
Tra Da(冷たい甘くないお茶)もあります。
ってか…???
Canh Tietがあるー!!
これね、Blood って表現されてるけど、骨髄成分、かなあ。ゴリゴリに炊き上げた時煮えられるやつ。
これ、表を切って出してるお店、少ない気がするんですよね。メニューになくても行ったら出てくる、とかもあって、見えづらい。
私もにもこれを出す好きなお店が2軒あるのですが、どちらもメインのフォーが個性的すぎて、ちぇりまっぷの方でしか公開してない。
ここのフォーは、どうかな?
美味しかったらこれを試せていいよなあ?
To Dac Biet
葉っぱが出てくるストラクチャ、卓上の調味料の様子から、こちらのお店のフォーは南のフォーであることが推察されます。
油条を出すお店は少なくないけど、中華系のそれとは違って、イーストで膨らませてることが多く、自分的にはちょっと違和感あるのであまり食べないかな。
でも食べる人は、これをちぎってスープに入れたり、棒状のまま突っ込んで食べたりしています。
出された時の本数は決まってるようで、生産時に確認され、食べた分だけ、チャージされます。
で、スープ。
うん、甘い。南部式ですね😅
しかしベタ甘いと言う感じでもない。野菜やその他の甘みが前に出過ぎてるってだけで、バランスを取れば美味しいやつ。
そのバランスをとるのに、甘いんだったら塩気を加えれば良い、と言う見方もできるのですが、自分はまず塩分補強手段を取ります。
まずは辛味。
スパイスは、塩味の不足を補強します。
が、この手のベトナムの青唐辛子はめちゃくちゃ辛いことが多いので、しゃぶしゃぶ、と2回くらいスープの中で振ったら引き上げて様子を見てから漬けておく時間を調整しましょう。
湯通しされたもやしがたっぷりついてきてたので、それも投入。
こうするとさらに塩分が穏やかになってくるので、ちょっと唐辛子だけでは補強が効かない。
そんな時には…?
酸味。
ライムはライムの風味を添える、だけじゃなく、塩味の不足を補う役割も持ってますからね。
それでも物足りん!と言う時には、ライム塩が添えられてたので、それをちょっと足してみるのもありかもしれません。
ベトナム料理は卓上調味料を使いこなしてこそ、より高みを楽しめる、と言うのが持論。変化を楽しみつつお試しあれ。
ちなみに麺はめっちゃ美味しかったです。
ご覧の通り、フォーなんですが、細め。日本の乾麺の細めうどんくらいの食味感。
生きた麺です。
麺は文句なく美味しいと思う。
卓上調味料は、Ong Chava。
ここの調味料はクセの強いものも多いのですが、Tuong Denは濃くて香ばし系で美味しかったりします。
牛すじがとても良い頃合いに炊かれてたので、SateとTuong Den混ぜたものにベッタリつけていただくとビール案件。素晴らしい。
そして、Dac Biet(スペシャル的な)だけあって、お肉の量がなかなか剛気!
フォーは麺料理ではない、肉料理だ、なんてことが言われますが、こう言うのに遭遇すると、まさにだなあ、と感じますね。
Canh Trung Tiet
はいで、こちらが問題のホワホワ。
多分骨ゴリゴリ炊き込んでできるもんだと思うんですが、見目は良くないよねーw
特に味にも強い個性はないんだけど、ふっくらとした食感と淡い甘さ。私はこれを食べるのが大好きで。
骨髄、と表記されることと、血、と表記されることがあるなけど、関連のあるものとはいえ、血、と言うのはイメージ的にも味的にも程遠い気はする。
そしてここのは生卵入りー♪
や、確か卵入ってないバージョンもあったと思う。
卵=Trung なので、生卵要らない人は、この文字が入ってないメニューを選べばOK。
スープは、Pho Boの出汁と同じかな。
その他アイテムが入ってる分、ちょっと柔らかくなってるので、こちらには胡椒を追加。
そして他のお店でも「これはひと飲みにベロンと食べちゃうもんだよ」と言う意見をよく聞いたのですが…
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ。
ベトナムの方に怒られてしまったら本当に申し訳ないことですが、生卵つけ麺、好きなんですぅ(*´꒳`*)
スープがね、牛出汁でしっかり目ではあるにしても、すき焼きダレとか濃縮めんつゆで蕎麦食べるとか、そう言うのに比べるとちょっと薄めだからパンチは弱い気がするが、それでも好きだ。
えへへ。これはええもん見つけた。
こんどはPhoを鶏にして、、牛出汁のこいつをエクストラでいただくと言う手もあるな。
スープには好き好きありましょうが、牛肉の扱いや調理の頃合いには長けてそうだったので、今度はBo Kho食べてみよう(^・^)
ゴリ押しって感じじゃないけど、涼しい環境でいただける麺料理屋さんは貴重よね。お買い物帰りによろしかったら♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
PHO NGOC HA
48-50 Nguyen Huu Cau Q1
Time: 06:00 – 20:00
Spent: 110,000vnd / person
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