ベトナムにも、日本のお節のような言葉合わせの文化があるようで、この時期に食べると良いとされる縁起物のお料理があるんですって!
ベトナムのおせち的言葉合わせ?
日本のおせちに入ってるあれこれって、言葉合わせみたいなのがあるって言うじゃないですか。
昆布の煮付けは、よろ「昆布」、だとか、黒豆は「まめ」に働く=健康を願う、だとか。
ベトナムにもそう言うのがあるようなのですよ。
と言っても、この料理は普段からよく食べられてるものなのですが。。。
苦瓜に、木耳などを仕込んだ豚ひき肉などを詰めて炊いたあっさり鯵のスープ。(具材は作り手によって色々変わります)
うん、地味ですよねーw
でも南部ではとってもポピュラー。北部にもあるはずですが、多分南部の方がよく食べる。
こちら、Canh khổ Qua Hầm と言うらしい。
駄洒落に近い厄落とし?
Canhというのはスープ、という意味。
最後の、Hầm という部分は、溝、とかゆっくり煮る・炊くみたいな意味があるらしい。
この場合どっちも当てはまりそうだなあ。実際溝的なものが苦瓜の内側を指すこともできようし、転じて詰め物、みたいにも受け取れる。そしてスープだから炊く、が意味合い的に当てはまりそうでもある。
で、 大事なのは、khổ Qua、の部分。
どうやら Khoって「困難」を意味して、「Qua」はそれが過ぎ去る、という意味らしい。
というわけで、よくないことが過ぎ去るという意味を持つ料理。それが苦瓜のスープらしい(^・^)
テトが明けてからなのか、前年末のうちに食べて困難をクリアしちゃうのか、ちょっとその辺がわからないのですが、テト前の先日、ちょうど機会があったから食べちゃった😁
どんなところで食べられる?
ほんとに庶民的な料理なので、私は、お惣菜をあれこれ選んでお米に添えてもらう食堂みたいなところでよく食べます。
たとえば、
http://cheritheglutton.com/blog/minh-duc/
私の大好きなベトナム大衆食堂、Minh Ducさん。
こういう庶民的な料理を食べさせてくれるお店のスープに、よくあります。
日替わり、なんてこともあるから、ないこともあるかもしれませんが、結構な確率である印象。
綺麗なアラカルト料理店には、あまりないかなあ。旅行者さんに勧められる小綺麗なところには少ない印象。
と言って、特にこの料理の専門店があるわけじゃないので、大衆食堂、お試しください。もし見つかったら、ぜひ、困難をクリアしちゃってくださいね😁
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