通りがかりに目についたお店。チェーンっぽいのですが、さすが、アイキャッチはお見事。最近知った、Com Thoという言葉が掲げられてたので来てみたのですが…?
Com Tho
Com Thoってのをベトナム語で調べると、「南部の方なら誰しもが知っている…」とあって、つい最近知ったばかりのちぇりさん、お恥ずかしや(・∀・)
ざっくりいうと「丼」ってことで、とはいえ、日本のライスボウルのようjに、茶碗よりも大ぶりの器にご飯+おかずを乗せたもの、って感じではなく…
小盛りのお椀に米と水を入れて器ごと蒸しあげて作るものらしい。そういや、上記のお店の器もあっちあっちだったものな。
元は広東料理から来てるそうで、広東語では Chung Phan と呼ばれるものだったそうです。なるほど、なので上記のお店も広東系の味付けの中華料理が多かったわけか。
アイキャッチの良い外観
で、今回別のお店に行く途中に、この看板を見たのです。
うおっ、Com Tho!
しかしかなり新しいデザインっぽい。昔からあるお店とは違う。し、あまり自分は目にしたことがなかった気がする。
もしくは、Com Thoという言葉を知ったのが最近だったから、これまで目に入ってこなかっただけか??
黄色と緑。
飲食店らしからぬ配色ではあるけど、視認性の高さはピカイチだし、ロゴも考えられてるし。
どこぞのチェーン店か?と思ったら、市内にすでにかなりあるようですね😅 知らんかった。。。
清潔店内
この店舗もまだ新しいのか、お店の中はとても綺麗。
ベトナムとしての色気はないかもだけど、ある種、中に入ると黄色がベースカラーになってて、ある意味この配色ができるのはベトナムっぽいかもしれない。
壁のメニューのフレームとかパーティションの柄とか、可愛いでな(^・^)
メニュー
で、こちらがメニュー。
あれ??Com Tho。。。????
予想していた丼ものとはちょっと違うものが並んでます。
中華が元っぽいってのは共通してるんですが、写真からかもされる雰囲気は、煲仔飯(ボウジャイファン)の方が近い気がする。
米に何か乗せてるのは間違い無いんですけどね(笑)
下のメニューによると、Heo=豚肉、Ga=鶏肉、Bo=牛肉に大きく分けられ、各肉の部位や調理法などによって注文が分けられてます。
緑枠の下に、Con Tho Mid Vi ってのがあるので、そちらの方がいろんな組み合わせを楽しめていいかも。
私は今回、Com Tho Dac Bietにしました。
困った時の Dac Biet 。スペシャル、とかそういうやつ。
Thap Cam (色々乗せ?)みたいな言い方のものもありますが、初めての店で特に注文がないなら、この二つのどっちか選ぶと、お店のシグナチャーか全部盛り的なものが食べられますw
そしてよく見たらメニュー右の方に…
Com Tarng=白飯があったヽ(・∀・)ノ
でも、器に入れて蒸して作ってる感じではないのかもしれない。
プラス、お野菜などの一品料理がある。
あとお肉類の追加もできる。
丼もの屋でありながら、卓上の構成をフレキシブルに作り上げることができるようだ。よき。美味しければ。
サクサク炒飯! Com Tho Dac Biet!
で、出てきたのがこれ。
おおっ、目玉焼きも乗ってた!
でも下が見えないので…?
ちらっ[壁]ω・)
おーっ、色々な種類や部位のお肉が入ってる!
基本的には甘辛味つけ。
うん、正直に言おう。
壁にかかってた写真やメニューにあった写真より、肉は全然そそりませんw
艶がないしマットだし、まずそうとまでは言わないけど、そんなにピッカピッカのオーラーがある感じではない。
あーまあ値段が値段だし、そんなもんだよなぁ。。。って感じでちょっと落胆をしつつ、うすらぼんやりした感じのスープをひとすすり。
あれ。安食道だと白湯みたいなのが出てくることがあるんだけど、そしてここのもそんなに味は濃くないけど、お野菜のお味、ちゃんと出てる。
キムチっぽい風味ではあるけど、浅漬け。
キャベツ、しゃくしゃくしています。よき。
で、ご飯に戻ろう。
見た目による若干の落胆を逸らすためにスープやキャベツに目をやり、一旦気持ちを落ち着けたので、ここからは仕切り直しだ。
しっかり焼かれて入るけど、焼きすぎではない目玉焼きはゲジゲジ焦げたところがなく、黄身は美しい黄色のまま(加熱が過ぎるとグレーになる)。
こいつを割ってざっくりご飯に混ぜるようにして食べるの、好きだ。
で、食べてみたら…?
!!!
ちょっ、これ、白飯じゃないことに落胆してる場合じゃなかったわっ。フライドライス。しかもお肉と一緒に食べても濃くなりすぎない程度に、ほんのり味のついた。
そして何より…
サックサクの揚げ米が入ったやつだっ(((o(*゚▽゚*)o)))
日本の方には伝わりにくいと思いますが、ベトナムの炒飯、サクサクすることが多いんです。そもそもお米の質的にホロホロになりやすいのでチャーハンに向いているのですが、ベトナムではそれに揚げ米を足すことがあるのです。
結果、パラパラほろほろのチャーハンを噛み締めた時にサクサク!とした食感が散りばめられてることに。噛み締めるたびにサクサクサクっと。
チバシガサガッ くらいな感じで小気味好い食感が紛れ込んでるの(だから若い人に通用しないからそれ…)。これが心地よくて美味しい!
ってわけで、特にこの店だけのことではないのですが、思いもよらなかったところでこのサクサクに出会ったので、ちょっと嬉しい(^・^)
炒飯専門店ってのはあまりなくて、他のものを出す料理屋さんの一品としてあるってくらいなので、それだけでは頼みづらいこともあるわけですが、ここなら心置きなく、その日本ではなかなか食べられないチャーハン、体験できる!
ワシワシだけどもお肉もあってボリューム満点。
チープっちゃチープな味なんですが、ガフガフ食べたい時や、ベトナムのチャーハン体験したい人には気軽でよきです♪
味が単調に感じたら、チリソースとかお醤油など卓上の調味料を少し加えても美味しかったですよ。常連さんは、チャクドンするなり、バーっとそれらをかけたりしてましたがw
思ったのとは違ってたけど、これはこれ。
知っとくっと便利そうなお店ですー♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Com Tho Bach Khoa
235 Nguyen Thi Minh Khai Q1
Time: 09:00 – 21:00
Spent: 65,000vnd / person
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