一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ho Chi Minh】自分の Hu Tieu 史上最強コスパでベストチョイスなローカル店 ~ 名もない最強 Hu Tieu 屋さん

ベトナム料理:ローカル

なぜ、私が好きなフーティウ屋さんには名前がないのかw いや、どこかにあるのかもしれないけど、探しきれない。裏路地にある小さな小さな麺屋さん。友達から強力オススメされて行って見ました。さて結果は?

地味で小さなローカル店

2018年10月

Dien Bien Phu から一本入った場所にある小さな小さなローカル店。なんなら店の看板もない。

ひさし替わりの部分に何か書いてやしないかと近づいてみるも…?

うーん、何を売ってるか、しか書いていない。。。ってか、この小さなお店でこんなにいろんな種類のものを出してるのかよ!

この周辺のお店にはいろいろ行ってたのですが、ここ、そういえばあまりにいろんなものを置いてそうで特化してなさそう=いまいちそう、と思って外してたんだった。でもそういえば人は良く入っていたな。

それにしても。。。普通はこういうひさし部分、看板部分に住所を書いてるお店が多いものだけど、それも書いてない。ビジュアル拡散は期待してないってことなんですかね。

ザ・ローカルな店内

入り口にショーケース的なものがあって、そこに下ごしらえがされた具材たちが並べられてます。この炎天下に?!と、日本から来た人は結構驚く光景。でも在住者には見慣れた光景。いいんだか悪いんだか(。-_-。)

店内も広くはないです。両脇に、ステンのテーブルと簡素な椅子が並べられているだけのローカル店。

綺麗なお店もいいけれど、こういうとこでね、チャチャッと済ませるご飯がいい時もあるんですよね。

2.5万ドンの美(2023年3月時点では3.5万丼に値上がり)

さて、こちらのお店を勧めてくれたお友達が、美味しさと主に強調してくれてたのが「値段」。なんとこちらのフーティウ、2万2千ドン →2万5千ドン(に値上がりしました)。約125円。※2023年3月時点で35kになってました

街中からさほど離れているわけじゃないのにこの価格。安い。でもどんなものが出てくるかが問題。

うっ、うちゅくちぃ!!!!(((o(*゚▽゚*)o)))
フーティウは、なんだろうなぁ、丼の中の様子がそもそもフォーとはなんか違ってて、というか、麺が違うんだから当たり前なんだけども、心浮き立つ。

浮き立つからアップでもう一枚。あれか。エビとか入っててルところにネギやら何やらの青味もあるから華やかに見えるんかな。

に、してもここのは美しい。しかも2.5万ドン。※2023年3月時点で35kになってました
その金額でこの具材の種類の多さ、美しさを出せるだけでもすごいんじゃないか。

そしてこの流れるような麺の妙。持ち上げて、ゆるりと落とせば枯山水(๑•̀‧̫•́๑)

フーティウは干した麺を使ってるので、同じ米から作られていても、上手に茹でるとフォーと違って角が立ち、小麦じゃないからコシ、とまでは言わないものの、麺の輪郭が明確にあって、口の中、喉を滑り落ちる時の感覚が楽しい。

それにしても、よーけ色々乗っている。しかもどの具材さんにも手入れがよくよく行き届いている。特に豚肉。フーティウはスープが豚の骨で取られてることが多いけども、澄んだ豚骨。骨を砕きもせず、強火でゴンゴン炊いたりもせず、ひたすら時間をかけたトロ火〜中火の煮込み。

そのスープを使った麺に載ってる具材なので、豚肉に関してはそのスープの足しになるように、スープ内で茹でたものをサクッと使っているのかと思いきや…(スープに味が出ている状態であれば少なくとも肉の旨味は抜けない)

微妙に、塩が強く入ってるんですよ。ということはこれ、別仕込み?!しかも見て、この脂部分っ。カットして温かいスープの上にあってもこの角の立ち方。それでいて繊維がたちすぎるでもなく、かすかな透明感を帯び、外側の透ける皮よりかは柔らかいものの…

1mmにも足りてるかどうかという厚さなのに、甘い旨味をジワジワと滲み出させる。。。美味しい。このチャーシューというか茹で豚か。美味しい。そもそもホーチミンで手に入る豚肉の脂の質の良さは特筆すべきものがあるけれど、ここの調理法は素晴らしい。

25kドン。間に合わせの具材を入れてても誰も文句言わへんで?それをここまでやっておられる。。。この豚肉のスライス2切だけでも価値があると言ってよい( •̀_•́ )

※2023年3月時点で35kになってました

って、もちろん麺もスープの美味しいんですよ?みて?すり身団子やワンタンまで入ってるの。豪華じゃない?いわゆる全部のせ的具材オールスターズ。すごいコスパ。

そしてフーティウには欠かせない、ガーリックオイル!!元々のスープや麺が美味しいと、そのまま一気に平らげたくなってしまうので、このオイルで味を変えるタイミングがとても難しいのですが(難しいってか、忘れるだけやろ)、やっぱりこれはこれでやったほうがええ。美味しい。

オイルや香味で味が引き立つのは、元のベースがしっかりしててこそ。まずいものをごまかそうとして入れるオイルや香味のものは、オイルや香味の味を食べるためだけのもので、まずいものを見ないようにする手段でしかない。

香味一つと侮るなかれ。ベースあってこその薬味ですな。

その後

2019年2月

相変わらず美味しゅうございました。食べる前についついやっちゃうフーティウ枯山水。美しや。

TET前後でも値上げすることなく25k の神コスパ。尊い(๑•̀‧̫•́๑)

持ち帰りアレンジ&ちょっと良い話

もう我が家、夫婦共々こちらのお店が気に入って、私は気が向いたときにちょいちょいと、旦那さんはお休みの日に、ちょこっと行ったりするんですが、先日、旦那さんだけ行って私には持ち帰ってくれた時のこと。

こんな感じで麺とスープを別袋にし、まぁ野菜はワイルドにそのままビニールに突っ込まれてのテイクアウェイ仕様w

スープに…
お肉やうずら、エビが入っているので、なんか夜店で金魚すくいやった時、思い出す感じ(・∀・)

でもこれ、持ち帰りの方がスープたっぷりちゃうかなー。その辺ケチらないよね、ベトナムのテイクアウェイ。

まずは麺類をどんぶりに盛り。。。

スープから具材を取り出してうわ麺に乗っけてからスープを注ぐ。スープはもうそんなにアチアチじゃないので具材にそれ以上火が入ることがなく、且つ乾かないので、良いパッキング方法ですな。

で〜っ、お店のお出来たてが美味しいのはわかってるんですが、家に持ち帰ったら家でしかできないアレンジってあるじゃないですか。今回は…?

ごま油を入れてみました!!!
あっさりと、しかししっかりと丁寧に取られた澄んだ豚骨スープにごま油、だけでも絶対美味しいと思ったのすが…

具材にも入っているエビの風味のごま油。もうね。これ最高。この油、赤く見えますが辛くはないです。ただただエビの旨味が滲んだごま油。どう考えても美味しいやろ。

この油、冷奴とか、和え物なんかに使っても絶品なので見つけたら買いです。なかなかひと所に定着してくれないんだけど(・∀・;

あと、この豚の脂を店舗で揚げた奴が味のポイントだよねー、と、食べる都度に思いますわ。これ、買ってきたもんとかだと酸化しててクドいことあるけど、ここの店で揚げてるからな。ひたすら美味しい。良い。

そしてちょっと良い話。
旦那さんが一人で行った時のことなので私は聞いた話なんですが…

その時旦那さんが店に出向いたのは3回目。で、旦那さん、甲殻類アレルギーなんですよ。さほどヘヴィなものじゃないのでエビが乗ってる、くらいの麺やスープを食べるのは大丈夫なんですが…

さすがにエビそのものは食べられない。ので、前回横に置いておいたんですって。そしたら今回3回目。テーブルに持ってこられた丼にはエビがない?!

お店の人にこちらが何か言ったわけじゃないのに「No Shrimp!」と、どうやら前回食べずによけておいたのを観てて覚えてくれてたっらしい?!エーーーッ、そんなことある?!

いや、あるな。ベトナムの、高級レストランじゃなく、こういう実にローカルなお店の人に私、2回目の訪問で顔覚えられてたこと、無数にあるもん。そして最初に食べたもの覚えてて「今日はこれどう?」と別のものを勧められたり。

おもてなし大国とされる日本の方には、ベトナムのサービス、荒く映ることが多いようで、やいのやいのと言われてる場面、よく遭遇しますが。。。

こういうのもサービスじゃない?お辞儀していらっしゃいませと言われなくても、客をよく観て、客が何を欲しているかを察して覚えて次回の時に対応する。すごくない?!25kの麺屋さんでこれができるんですよ?!

なんというか。。。飲食店というのは美味しさはもちろん大前提ですが、自分が美味しいなぁ、いいなぁ、と思ってたお店でこんな話聞いたら、ますます嬉しくなりますね。

素晴らしいわ。真似したくても、フラッシュメモリのちぇり頭では真似のできないサービスです。もちろんこれはどんな人にもいつ何時も確実に提供されるタイプのものではないかもしれませんが。。。

嬉しかったの。好きなお店をますます好きになれるようなエピソード聞けて(*´ω`)

やっぱりここ、とってもよお店だと思いますー♪ また、米麺は時間経っても、水分からよけておけばダメージ少ないので、お持ち帰り&アレンジも、お試しくださいませーヾ(@⌒ー⌒@)ノ

Hu Tieu Suong Heo & さらに良い話

さて「例の」Hu Tieu 屋さん。相変わらず美味しい。
前回の「良い話」に続いて、 またもや。

旦那さんがお店に行った時、前回の親切なお姉さんがいなくて、うちの旦那さんのことを知らないので、まぁ普通どおりに出してくれた。

そしてそれを食べていたら、いつものお姉さんがお店の奥からやってきて、チラと旦那さんのテーブルを見たらしい。そしたらちょっと(はっ)とした感じで調理場の方に行ったと思ったら…?

小皿に補充用チャーシューが乗せられてやってきたヽ(;▽;)ノ どんなホスピタリティだよ。。。なんかもうこの話聞いた時、ちょっと涙ぐんじゃったわ。

思いやりですよ。お客さんへの。そしてお店のものを美味しく食べて欲しいとう店への愛でもある。素晴らしい。見習いたい。

ところでこちらに。。。

 

Suon Heoだっけか。無理やりカタカナで読むと「スンヘオ」みたいな音。豚の骨付きカルビ部分がドーンと入ってるやつ!

これがねー、美味しいお店のだと、もうホロッホロで骨からするりと外れて美味しいの!

ただ肉も柔らかなスープで炊いてあるだけだから(その茹で汁もスープの一部になってるのだと推測しますが)そんなに強い味じゃ無い。

スープの中で炊かれてるっぽいので味が抜けてるわけじゃ無いから肉としては美味しいのだけど、穏やかすぎるきらいがあるので、卓上調味料を活用したい。

しかしそこで見つけたんです。

手前中心の青いキャップのがヌクマム。そして手に持ってる赤いキャップのが、普通のお醤油あな?と思ったらこれ、黒酢!!

酢って、酸味だけのためのものって思われがちかもしれませんが、旨み補給のためでもあるんですよね。あっさりスープだかし、これにライムを絞るくらいだから酸味は合うと踏んでお試し。

そしたらこれが大当たり!美味しい美味しいチョイ足し黒酢!これは是非とも試して欲しい♪

そういや他にフーティウを売ってるところで黒酢を置いてあるとこ、あったっけなー。これはニューアイテムでしたわ。今後、見かけたら使うようにしようっと(^・^)

フーティウに違うバージョンが!ペロペロ麺!

さて、私に「行ってきましたよ!」と知らせてくださっただけでもかなりの数がいるこちらのお店。私もうちの旦那さんも相変わらずよく行ってるのですが…

じゃじゃんっ。
こんなフーティウがあるんですって。旦那さんが見つけてきた。これもフーティウ。え?肉が乗ってるのはこないだ聞いたって?

そこじゃないそこじゃない。麺です、麺。
見てこれ。

ペロペローンヽ(・∀・)ノ
フォーみたい。でもこれフーティウ。

フォーとフーティウの違いって何よ?って話ですが、私の知ってる範囲では、フォーは米粉を溶いた生地を広げて蒸して切ったもの、フーティウはその生地を蒸した後に一旦乾燥させる?

ああ、干すからあのエッジのきいた麺になるのか、という理解だったのですが、これも、フーティウ。。

いや幅広ではあるが、これもまたフォーのテロンテロンな感じとは違う。この幅なのでエッジはないけどフォーより厚く、モプ?(・∀・) とした口入りがあってからのペロンペローン。明らかにフォーより食べ応えがある。

でもいつも食べてるフーティウとはまた違う。でも美味しい。どっちかというとあれだ、名古屋の新幹線ホームで食べる、住よしさんのきしめんに似てる。

小麦粉と米粉という、原料の決定的な違いはあるけど、出汁とのマッチングがそう想起させる。おいちい。

ちなみに Hu  Tieu Mem というらしい。それにあの肉塊を乗せたものが良いなら、Hu Tieu Mem Suong Heo. 

もしくは上の写真を見せたらわかってくれる( ・`ω・´)b

いや、デフォルトのフーティウも大概美味しいが、このフーティウメーンも美味しいぞ!!おすすめ!

まさかの新メニュー?!しかも激安!!

こちらのお店はフーティウ専門店、と思っていたので、店に着いたら入り口で、汁の有無や、ゴロゴロ肉乗せかどうかを伝えるだけで席に着いていたのですが。。。

なんですとっ。
Bunr Rieu やCanh Bun (??これ知らん。。。)、Bun Nem Nuong や揚げ春巻きまでメニューに加わったですとぉ?!

最近、以前にも増して人気が出てきたようだから調子に乗っちゃった?と思ったけど、元から売ってたフーティウは25k。それよりガツンとやすい17kで売っている。。。

ってことは、儲けようとしてやってる感じでもない。原価がわからない限り、売価が高いから利益が大きい、とは言えないけれども、金額の周りは大きいじゃないですか。

うーむ、これは試してみねばなりません。この日も席に着く前にフーティウを注文してしまったのでまだ食べてませんが、速報でした( ・`ω・´)b

すんごい久しぶり!⬅︎NEW!

2023年10月

このお店を知ってから5年。最近はすっかりご無沙汰していたのですが、代わりに(代わりに?)お友達がよく行ってくれてて、別のお友達は行ったことがない、と言う話が出たので一緒に訪問。

ここ、ローカルの方はもとより、日本の方にもかなり行ってもらえるようになった名店。このブログを読んでくださってる方の中には、行ってくれたことがある方も、かなりいらっしゃるのではないか。

相変わらずの素っ気ないくらいシンプルなお店だ。
もしかしたら正式名称があるのかもしれませんが、看板もなく、ひさしにも霞んだ文字があるだけで不明。

名もないHu Tieu屋さんって読んでたら、どなたかがGoogle Mapに、「Hu Tieu」と登録してくれててシンプルすぎるが正しいな、とw

調理場を、ふと見ると麺の種類が、増えてる…?
ま、とりあえず久しぶりの Hu Tieu だ。

これこれこれこれ。
美しい。丁寧さと美味しさが醸す美しさ。

まあこれは食べた人にしか感じられんかもしれんが、綺麗なのよ、ここの Hu Tieu。

そして麺料理の美味しさを語る時、スープのおいしさはもちろんなのですが、麺。この店は麺も美味しい。乾麺なんだけど、こう、生麺のようなむっちり感を携えつつ、輪郭はしっかりとエッジが効いてる。

具材は別仕込みで乗せてくれてるし、本当に丁寧。
スープはかなり穏やかなので、前にも書いたように途中でライムなり、黒酢なりを足すと美味。

唐辛子も、辛いと感じない程度にシャブシャブするとアクセントに。(入れっぱなしにするととんでもなく辛くなるので、様子を見ながらシャブシャブしたら取り出すことを推奨)

最近は、MienとかBanh Canh Cuまで出してるの?!

というわけで、一人1杯、Hu Tieu頼んでたのだけど、Banh Canh追加。
これ、スープはたぶん、Hu Tieuベースのものにカニエキス的なものを足してるアッサリ味。巷のBanh Canh Cua のような濃厚さはないけど…

結構しっかりしたカニの身が入っててゴージャス!

だけど…

相変わらず、1杯35kくらい?ちょっと内訳まで聞かなかったけど、麺料理4杯で140k。安い。安いわー。

いえ、ローカルのお店にはままある金額かもだけど、ここ、1区で結構賑わう通りのすぐ近くですからね。場所的に珍しく感じる価格。

ってか、相変わらずの仕事の素晴らしさよ。
あのお仕事に対して35kは、ないわー。倍額取っても文句言わないレベルなのよ。

そんなお店に存続してもらうには、数を打ってもらわないといけません。
しばらく行ってなくてごめんなさい。これからはもちょっと頻繁に行きますね。そしてご興味持ってくれた皆さんも、よろしかったら是非是非なのです(^・^)

 

お店情報

名前のないHu Tieu屋さん
51c Huynh Khuong NInh Q1
時間も不明だけど、朝7時には開いてます。
ランチタイムすぎると14時くらいに閉まってることがありますw
Spent: 35,000 vnd / person

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コメント

  1. オサム より:

    ここはスープがスッキリとで旨いっす。
    教えてもらって週1くらいで行ってます。
    おばちゃん、スープ名人⁉️

    • ちぇり より:

      >オサム
      おおっ、行ってくださってるんですね!我が家もすっかり大ファンになってます。安いし美味しいし、いいですよね!

  2. mami より:

    今日のお昼に行ってきました!
    おっしゃる通りすっごい美味しかったです。
    スープがしっかり出汁がきいてて、豚肉もだし揚げたカリカリのも本当サイコー!
    でも25000出したらお釣り帰ってこなかった汗
    野菜食べたからかな?
    でもでも美味しかったので許しちゃう。
    最後に日本語でありがとうと言ってくれました♪
    また行きたい!

  3. 中田和枝 より:

    ここ値上がってました
    2.8でした。

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