ああ。。。ご報告が遅れましたが、素晴らしかった。。。
ホーチミンはこんなワンダーなイベントに気軽に参加できる街。
Viva!ホーチミンライフ!
やー、こういうイベントは一期一会なので、常に完璧とは言い切れないのですが、今回のランチは素晴らしかった!
こちらで募集し、
今回は総勢8名で参加しました。
この日、この人数を超えるグループはなかったのか、一番いい場所に陣取らせてもらいましたw
ちなみに今回の会場となった、Le 17。
Sofitel Hotelの中のビストロです。
ホテルのメインダイニングは、同じフロアの反対側にあって、て洋食や昼食のビュッフェなんかは、そちらの広い方で行われてますが、
ビュッフェほどは要らんねん
というときや、質の良い料理に人をお連れしたい、けどかしこまりすぎた店は必要ないって時に、とてもちょうどいいお店です(^・^)
ホテルのレストランなんてお高いんでしょう?と思われるかもしれませんが、Le 17でビジネスランチなんかは、2コースで300k、3コースでもえ350k(税・サービス別)ですからね。下手したら街にあるレストランの方が高いことある。
特にこのホテルは良質なお料理を提供してくれるんで、おすすめですよん(^・^)
ランチの開始
この日はこんな感じのメニューでした。
ああ、こんなシェフたちのランチをいただけるなんて、幸運この上ない。ましてやこの金額。
各シェフ、来日しての食事会なんて、軽く5万円を超えるレベルですからね。。。今回のランチの10倍や。。。
地方住みの人間なんて、そこに交通費や宿泊費もかかる。
そもそも席が取れないに3,000点。
それがあなた。
数百円の交通費で、しかもDoor to Door で伺えるという幸せよ。
幸運の地、ホーチミンである。
お料理!
エビのパッションフルーツ風味 by Chef Jacques Pourcel
シェフのお名前は、日本語だと、ジャック・プルセル シェフということで検索してもらえれば色々と情報出てきます。
お若い頃からご兄弟でご活躍されておられ、日本にも拠点を持ち、イベントなどでも常に好評を博されているご様子。
クリームソースの下に覗くエビさんがとても美味しそうだったので、チミッとカットして食べてみたら、はい、ワインオーダー、決定w
クリスピーな食感になめらかなソース、エビの香りとパッションフルーツの香りの対比。
コントラストがこちらのシェフの料理の魅力、とは聞いてましたが、なるほど納得。
初手から美味しい。
いやほんと、無くなるのがもったいなく感じて、お皿の中が半分の段階で名残惜しさが満載な皿。
とても、良い。
ワイン
ところでこちらのお店でのワインの頼み方ですが、普通にグラスもあればボトルもあります。ボトルでお手頃なのもありますが、そこはホテル。それなりの価格帯。
しかしグラスを重ねるのもちょっと勿体無いなという時は、
Carafeがおすすめ。
45cl(センチリットル)つまり450ml でも600k以下。
どのくらい飲む人が集まってるかにもよるけど、例えばボトル2本は多すぎるけど、コース楽しむのに白やロゼ、そして赤の2種類は欲しいなって時にとても便利。
今回も、2種類頼みました。
というか、頼まずにはいられなかった。
私みたいに調味料が割に少量あれば良い、という時にも助かる。飲める方に飲んでもらって、自分はチョピっと、自分の適量をいただく。
by the グラスで頼むと、お店の規定量があるし、それが自分には多い場合、残すのもなんか気が引けますしね。
もちろん、ボトルでジャンジャン行けるという方はお好きなボトルを選ぶが良いと思うのですが、ほどほど欲しい、という時には、カラフェ、おすすめ(^・^)
甘鯛のグリル by Chef Shozo Tsuruhara
2品目は、我らがFUMEのシェフ、鶴原氏のお料理。
これがもうびっくりよ。
あまりに感心しすぎて食べ始める前のショットしか撮れてなかった。食べ始めたらもう興奮しちゃってカメラどころの騒ぎじゃない。
味は、穏やかなんです。何かを強く主張するとか尖った攻めは感じられない。
ただ、自作の麹やハーブ、各種のお出汁、昆布のオイルや黒ニンニク、ナスの燻製などなど、まず素材一つ一つに手がかけられていて、それらを何層にも合わせてる。
香り高い甘鯛の香ばしさがそれらをリードしつつもお口の中で渾然一体。
全く個人的な感覚なのですが、私が敬愛する日本でOCCIというお店を開いていらっしゃる、山口シェフのお料理のストラクチャを思わせるような多層ぶり。
なんて、大人な料理なんだ。
鶴原氏、まだ今もお若く、それはつまりFUMEさんを始められた時はもっと若くて、なのにすごく美味しくって驚いてたけど、暫くぶりにいただいてみたら、すごい進化ぶり。ポケモンの進化系くらい変わってる。
このお皿を食べて、最近のFUMEさんに改めて行きたくなっちゃったわよ。この皿が、このイベントのためだけのお料理だなんて、食べ終わった瞬間から恋しくなったわ。
ごちそうさまでした(-人-)
ローストダック by Chef Alan Caron
アムステルダムを中心にご活躍されてるシェフCaron は、とてもチャーミングで陽気な方。
おおおお、なんと美味しそうな。
そしてプレゼンテーションが一通り終わると、こんな感じで出てきました。これがっ。もうねっ。過去一美味しいかもだったと言われる方もおられるくらいの逸品でっっ!!!
シェフお手ずからお塩をかけてってくださるなど、とにかくゲストとの距離が近く、冗談を言い、チャーミングに話しかけてくれるエンターテイナーでした。
ああ、美味しかった。
この鴨、ほんとに忘れられない。。。
カボスのタルト by Louis Robuchon
ん?と思われた方。
そうです、あのジョエル・ロブション氏の息子さんです。
日本では神戸の芦屋にお店があり、
https://lagare-louis-robuchon.com/
東京の表参道にはショコラのお店が
https://www.instagram.com/chocolat_louis_robuchon
こちらの方、日本とフランス、半々くらいにお過ごしとのことで、日本語コミュニケーションが普通におできになる(・∀・)
ということで、とても細やかなご説明やお菓子のご紹介をいただきつつ、堪能できるという贅沢な時間。
こんなこと、日本にいたら(地方住みだったし)到底叶うことのなかった出来事や。。。何事や。。。前世でどんな徳を積んだらこんな幸運に出会えるのや。。。
ほんまにホーチミンは私にとって幸運の地。
いや、欧州とかにいたらもっと機会はあるのだけど、お財布がついていかないので、背伸びをすれば届くホーチミンで機会を得られるというのが自分には大事w
クリスピーなのにひと度歯を入れたら醸されるフラジャイル感、カボスのくよかな香り、トップに乗ってる透明時のジェルは、マリブというココナツのお酒。
それに白いトッピングはクリームではなくメレンゲ。
ソルベはミントとコリアンダー。交互に食べても一緒に食べても素晴らしい。
大満足でした
これは今回限りの組み合わせ、イベントなので、再現性はないのですが、次回こういう機会を見かけて、もしも興味惹かれる料理、シェフがおられたら、是非ともトライしてみることをお勧めします。
ホーチミンにいると、コロナ前だと年に数回、スターシェフを招いてのこういうグルメイベントがあってました。今はどのくらいの頻度かわからないけど。。。
日本では到底敵わないような豪華な席につけるかもしれません。
実に。実に充実した時間と食事。
おごちそうさまでした!
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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
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