今回は、ベトナム料理ではないのですが、
ホーチミンで気軽に買える調味料で作れる、我が家
超ヘヴィーローテーションのカレーペーストのご紹介。
味付けはほぼ、このペーストを使うだけ(塩胡椒すら
足さない)で超絶簡単なのに、ちゃーんとマレーシアの
カレーの風味、風合いがあるんです!
実はワタクシ、独身時代マレーシアに三年半程住んで
いた事がありまして、その頃に現地の味が身体に染み
付いたわけですが。。。
いやー、このペーストに出会えたときは嬉しかった
ですねー。ものすごくリアルにマレーシア時代の味覚の
記憶が蘇ってきましたよ。
これ、コープマート(Nguyen Dinh Chiew店)で
買えます。49kドンくらいだったかな?
定番以外は…いや、定番でも在庫が切れると
しばらくそのままだったり、売れ行きが芳しくなければ
(理由がそれだけかは分かりませんが)そのまま入荷が
なかったりすることが良くあるベトナムの小売り事情
ではございますが、このカレーペーストは、少なくとも
私が見る限り、ここ1年は安定して入荷されているようです。
欲しい時に買えなかったってことはこれまでは
なかったかな。チキンカレー専用とミートカレー用が
ありますが、チキンの方が若干柔らかい風味かな?
好みですが、どっち使っても良いですし、どっちも
混ぜてもまた美味しい。用意する物は使いたい具材、
何でも良いですがお肉と玉ねぎはマストで。
特にこれぐらいの量が無いといけない!
ってことはないのですが、自分の場合は。。。
カレーペースト 1袋
お肉(豚バラ良く使います) 600〜800g
玉ねぎ 大きめ5玉
それに人参・ジャガイモを加えてもいいですし、
私は玉ねぎ、10個くらい使いますw
そこはもうお好みだし、その時家にある材料で十分かと♪
まずはそれらを切って軽く炒め、火を弱くしてペースト
投入。ペーストに既に結構な塩気が含まれてるので、
具材を炒める段階で塩胡椒をする場合は、極少量に
して下さいね。その後水分で煮込むのではなく、
別行程を経ますので、この段階で塩気による水分
引き出しができなくても大丈夫。
水分が少ない状態ですが、よく混ぜてペーストが
全体に馴染むように&焦がさないように良く混ぜ、
極弱火にして蓋をしてしばらくコトコト。
かなりスパイシーで、この時、上がる蒸気に目が
しばしばすることもあるかもですのでお気をつけて(笑)
焦げ付きやすいので、時々底をかき混ぜながら
馴染ませて行くと。。。
ペーストの脂分がゆるみ、野菜からの水分が
にじみ、豚肉であれば脂の部分、鶏であれば
皮等から脂が溶けだし、かなり水分が上がって来ます。
赤い油が分離した様な状態になったら、これが
美味しさの元!最初から水分をタプタプ加えても
それなりの味になると思うのですが、これはマレー
シア時代に隣に住んでたおばちゃんからの直伝のワザ。
厳密に、最初から水分タプタプの物と食べ比べた
訳じゃないのですが、フランス料理にも少量の
水分で蒸す様にして素材から味を引き出し、味の
ベースにする調理法があるわけですし、私は
マレーシアンカレーを作るときは、頑にこの
方法を守ってます。
で、水分が上がって来た所で、ココナツミルク。
我が家は、400ml缶を2缶投入しますが、
アッサリ目がよかったら、1缶+お水を200cc
くらいでもいいかも。
水分をココナツミルク2缶と同量に仕様とした場合
=水が400ccプラスになると、ちょっとモノ足りなく
なりがちなので、スープストック等をちょっと加えて
あげるといいかも。
水の代わりにトマトジュースを入れると、ちょっと
日本的なカレーに近づき、ココナツミルクがあまり
好きじゃない、という方も食べやすく。
ココナツミルク、または水分を加えたら、少しだけ
火を強めて焦げ付かない様底部分を時々混ぜながら、
まずは沸騰するまで温めて、その後具材が柔らかく
なるまでゆっくりと煮ます。
好みで仕上げにヌックマムを大さじ2〜5、お好きな
だけ入れるのもお勧め。匂いはあまり気にならなくなるし、
旨味がグンと深くなります♪
焦げ付かせるのがイヤなので、我が屋はシャトルシェフ
(保温調理器)で一晩寝かせて仕上げてます。材料は
シンプルでいいし、手順も難しくない上、味を調整
しなければならない幅が狭いので毎回安定した
美味しさが楽しめる、大変重宝な調味料。
よろしかったらお試しあれ♪
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