同じメーカーの同じ味のものあるとしたら、カップと袋麺は同じ味、と思われる方がたまにいらっしゃいますが、そうとも限らないのですよねー。
と言うわけで、比較。
ZEPPINシリーズ
ZEPPINシリーズが発売開始されたことは、つい先日書いた通りなのですが、その中には豚骨スープの麺もあります。
しかも、カップと麺。
カップは昨年末に発売されてて、私もすでに食べてたのですが、書いてませんでした。スープ、めっちゃ美味しいのだけど、麺がそこまで推すほどマッチしてない感じがして。
それは技術やセンス云々じゃなくて、カップ麺の限界というか。こうなるよねーって感じで。
でも今回は袋麺が出た。
これには相当期待してたのです。そして上記の記事で焼きそばを食べて、その麺の質感のすごさに驚愕。連動して、袋麺の豚骨味への期待も高まる高まる(笑)
というわけで、カップ麺と比較しながらご紹介。
カップ麺と袋麺・調味料の違い
内容物はほとんど同じ。
その成分まで調べることはできませんが、粉末スープ、かやく、調味オイルの3点です。
点数、構成共に同じですが、粉末スープの袋に印刷されてるロゴの色がちょっと違う。粉末を舐めたところ、自分にはそんなに違いは感じなかったけど、単に生産工程のための対処なのかな。
どちらも、調味オイルの量がかなりたっぷりあるのにビビりつつも、使い切らない、ということができない貧乏性(。-_-。)
というか、メーカーさんが吟味した量なのだろうから、少なくとも最初は全量使用一択だわな。その後は好みで決めればいいと思うけど。
カップ麺と袋麺・麺の違い
カップ麺の方はご覧の通り。
よくあるタイプなので特に珍しいこともありません。
が?
袋麺の麺!
こちらはノンフライであるとは聞いてたけれど、ほっそーい!そりゃこってり豚骨に細麺合わせてくれるのは、福岡人には嬉しいけれども、ほっそーい!(笑)
これはカップとの比較がどうの、というよりも、袋麺として結構目づらいかもしれません。そして白い。なるべく、生、というか正規のとんこつラーメンの近くに寄せようという気概がすでにそこにある。
こってり&固めサジェスト
さらに「おおっ」と思ったのが、袋麺、基本は500mlのお水で3分間茹でるとあるのですが、
「硬め・こってり目がお好きな方は400ccのお水で2分間」というサジェストがあるところ。
ベトナムで難しいのは、ローカルの方は一般にあまり塩味の強い味を好まない、とされます。だから流行ってるラーメン屋さんに行っても、日本人的には????となる味のところが多い。
あれは別に、お店の目指す味がそれ、というよりは、ローカルの方に合わせてのことではないかと推察している。
さっきオイルの話で、最初はデフォに忠実に、とか言ったけど、ごめん。調査とはいえ、美味しく食べたいので水少なめ、早めの引き上げでやることにした(笑)
なんて雑な調査なんだ…(笑)
ただ、2分ではちょーっとやっぱり硬かった。
ので、もう30秒、延長したわけだけど、その後、丼に盛ったり比較したりしている間に緩んだので、やっぱり2分でよかったな、とちょっと後悔。
麺が細いから時間経過の影響も大きいんですよね。
カップ麺と袋麺・スープ
先ほども言いましたが、カップ麺もスープ、すごい好きだったんです。
ですがどうしても麺の風味が介入してくる。麺の風味。揚げ麺なのでどうしてもそれが醸す、カップ麺特有の風味。
それが嫌いなわけじゃないんですが、スープとの相性が自分にはちょっとだけ違和感を感じてて。
しかしっ。
しかししかしなのですっ。
袋麺の方はすごかったぞー!!!
器にあけた途端にフワッと立ち上る香り。それはまさにお店の豚骨!
多分嫌いな方もおられるだろうなとすら感じる、動物臭。これこれ、これです。欲しかったのは!!
そして見て。
細い麺の楚々とした様子も相まって、透けるような白さの美しいこと!
香りのインパクトから連想する味のくどさはなく、コクはあるものの、見目通りの清廉さも備えてて、それがあることでローカルの方にも受け入れてもらいやすいんじゃないかな?とか思ったり。
福岡の民(お前と一緒にすな)は、一発で結果詰まるか、浸透圧で血液と入れ替わるくらいの濃い豚骨スープを飲み慣れてるので、そういう人からしたらこのライト感は「通常なら」物足りなさにつながるかもだけど、透明感はありつつも、骨格がしっかりしているので物足りなさは特にない。
例えば豚骨即席麺でいうと、うまかっちゃん。
ありゃーもう香りも味もゴッテゴテで、さらにそれを濃いめで作って食べてたくらいなので、それに比べるとかなりあっさり、のはずなのですが、各々の要素が充実していて、これほんと好き。
そもそもなんで比較しようとした?
そもそもなんですが、まあ以前から同じブランドの同ラインの商品の、カップがと袋が同じものという前提で「カップの方が手間が不要でいいよねー」という発言を何度か聞いたことがあったのと…
焼きそばの紹介をした時に、火薬のお肉がすごいリアルに見えた(味や食感はさほどでもなかった)ので、力入れて紹介したら、
「カップのお肉とはまた違うのかな?」
という発言を頂戴したから。どんだけ違うのかと思って比較したら…?
まずこれが水分を含む前の状態。左がカップ。ほぼどちらも同じもののように見えます。しかし調理後は…?
随分違う。
多分お湯でふやかすだけ、というのとグラグラ湯がくという工程の違い。
見目は、右の袋麺の方がお肉っぽいけど、水分吸いすぎてて、食べた食感はお肉っぽさがないdねすよね。
その点、カップのふやかし式のやつは、噛みしめる感じの食感が残ってて、肉っぽいかと言われると(んー)って感じだけど、まだ風味食感が肉っぽい。
ちなみに焼きそばも豚骨ラーメンも、火薬は麺と一緒に茹でる、と書いてある。あるが…個人的な好みとしては、野菜の部分はグラグラさせなくてもすぐ戻るし、お肉は食感を残しておいた方が美味しいと感じるので…
袋麺のインストラクションには反しますが、麺だけをまず茹でて、仕上げに近いスープを入れる檀家くらいで火薬を投入。出来上がり時点ではちょっと硬いかもですが、それも丼に移したり食べてる間に頃合いになってくると思われます。
ともあれ…
この絶品袋目の豚骨ラーメン、おすすめっ
この袋麺はすごいわ。
ご覧の通り、麺もつやっつや。
そりゃ、リアル店舗のゴリゴリ豚骨にはかなわないとしても、特にベトナムの即席麺市場でこの豚骨のクオリティはすごい。
ノンフライ麺ってところも、自分的にはツボ&この細さはすごい。濃いめに作ってなおあっさり感があるってところは賛否あるかもしれませんが、そのおかげで一滴残らずいただきましたわ(・∀・)
というわけで、比較結果としては「相当違う」ってのが自分的回答です。
そして袋麺、推しです( ・`ω・´)b
丼にあける時のあのフワアッと上がってくる香り、体験して見てほしー(*´꒳`*)
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コメント
この麺を先月ホーチミン(1区)のスーパーで探したんですが見つからず…どこに売っていたのか正解が知りたいです〜
>Toshiakiさん
すみません、お返事遅れました!
どちらかと言うと、コンビニとかの方が見つかりやすいかもです。Le Thanh Ton – Sky Gardenにあるファミマとか! って、もう遅いですよね すみません。すでに手に入れられたことを願っております!
返信ありがとうございます!
今回は探しきれませんでしたが夏にまたホーチミンへ行く予定なのでその時にもう一度探してみます