Royal と聞くと、バトル・ロワイヤルが真っ先に頭に浮かんでくるような情緒の無い女・ちぇりでございます(–)/
いつも仲良くしてもらってる素敵女子に「カフェに行きませんカー♪」と誘われたので二つ返事でOKし、特に行き先を細かく聞きもせず、ほけーっとついていったのですが。。。
行く先は2区! 最近すっかり2区づいてる!音だけで聞くと「にくづいてる」となって「肉付いてる」と脳内変換されてギクッとするけど気にしちゃダメだ! 2区がいま自分の中で来ているらしいってことで期待が膨らんだわけですが。。。。
場所は Thao Dien エリア。先日ご紹介した、Mekong Merchant を左手に見て通り過ぎ、最初の角を左に入り、なーーーーーーーーーーーーんもない住宅街っぽい所を真っ直ぐ真っ直ぐ行きまして、十字路を一つ超えて更に真っ直ぐ言った左手に看板が。うはーー、こんな所に店があるんや、と、門構えから中を覗くと…?
うおあ?!
なにここ、カフェって話じゃなかったの?!
すごい大豪邸やん(笑) フランス料理の名店の La Villa 寄りはこじんまりと感じるけど。。。
すっごーい!なにここw カフェって領域超えてるでしょ(笑)
ちょうどお天気もスッキリ晴れてたのもあって、庭のグリーンも建物のブルーも良く映えてる!
狭いながらもお庭には東屋のような物もあり、そこでお茶を頂く事も可能な様子。
入り口に漢字の立てかけがあったりして、なぜか中華風なテイストがあり不思議だったりもしたのですが、建物に入るドアの前にある巨大な孔雀???みたいな鶏の下には亀のモチーフがあったりして、チャイニーズテイストは随所に鏤められてる様子。
ま、ベトナム色と言えば、これもベトナム色ですかね。中国の影響も多々あるもんね。で、お店に入ると、所狭しと。。。。アンティークな物達が!!
うわー、すごい。ちぇりは無作法物なのでその価値まで分かって感心することはできませんが、古くから伝わる物が持つ時間のベールみたいな物はとても好き。長い時間を経て来た物って、無機物でもなにか心を感じるよね♪
では、しばし写真をお楽しみください。
あんまり上手じゃありませんけど(笑)
ヨーロッパの物ばかりではなく、ベトナムのアンティークもあるのでしょうね。洋の香りとオリエンタルなテイストが絶妙に混じって、ただただ圧倒!
これ、物の価値が分かる人やお好きな方が来られたら、どんなにか楽しい空間でしょうね!さて、お店に入るとすぐに「物を見たいだけですか?それともお茶を飲まれます?」と、聞かれたのでお茶をお願いすると、奥の小部屋に連れて行かれて、ズラーリと並ぶTWGの紅茶のいくつかを開けてフレーバーを香らせてくれました♪
そういえば、シンガポールのシャングリラだったか、ローズベランダっていうラウンジのハイティがありまして、そこはシンガポール随一の紅茶の品揃えがご自慢なのですが、そこもたしかTWGの紅茶をメインに使われてた気が。ちぇりの過去ハイティ歴の中でも屈指のゴージャスさだったなー。
ついでにズラーリと並ぶ、ホームメイドらしいケーキの説明も!うわー、種類あり過ぎて選べない!!(@@)
ってことで、ハイティセットにしてもらいましたよ、と(笑)
これがすんごいボリュームだった(^^;
まずは紅茶がセットされて。。。
サンドイッチとカップケーキのスタンドと、スイーツメインのスタンドが!って、3人分にしちゃ、エラい多くね?サンドイッチとか、一人食パン2ペア(実質4枚)分あるんですけど(笑)
って、写真ボケててごめんなさい(^^;
カップケーキもでけーよ、これ(笑)
普通これ一個食べたらお腹ふくれるレベルのボリューム(笑)
んで、スイーツメインの方には、パウンドケーキやココナツコートのチョコレートケーキや、色々色々…と、おっと、パイ生地使ったキッシュみたいなのもある。何食分だよ…(笑)
ひとまず食事ものからと思い、サーモンとチーズのサンドイッチやチキンとマンゴー(!!)のサンドイッチ、そしてパイ生地キッシュなどを食べたんですけど、キッシュも家庭的な感じで美味しかったなー。シャレた味、というのではないけど、ホッとする味。
そしてこのハイティスタンド2つだけで驚いていては行けません。
この後に。。。
焼きたてスコーン!!!わお!!注文してから焼いてくれる為、チョーット時間がかかってたのね♪そしてこのスコーンがおいしい事は、これを見れば分かる。クロテッドクリーム、どーん!!
全く個人的な思い込みなんですが、スコーンに対して、まずきちんとクロテッドクリームが出てくる事、そしてその量に惜しみない事に、作り手さんのスコーンへの愛情を感じるのです。
あ、家で作るスコーンは別ですよ(笑) 消費率を上げるのが大変なクロテッドクリームをわざわざ備えるのは家計に優しくないですからね。あくまでお外で食べる際の話(^_-)
人気があって長く続いてるお店の物には、何かしらの美味しさがある物だと思うのですが、こう言う形で愛情がかけられていることが(←思い込みですがw)具体的にわかると尚更美味しく感じるんですよね♪ あ、たーーーーーっぷり添えられたイチゴソースもお手製だそうです。
そして、スコーンは食べ慣れたイングリッシュスタイルの、ちょっとボソったやつとは違い、割る前からふぉかふぉかしており、割ったら割ったでものすごく肌理が細かくしーっとりとしていたので、珍しいタイプだな、と思って聞いたら、オーナーさんはオーストラリアから来られたのだとか。
『うちの母のレシピなんですよ。他のお菓子も母のレシピ。母の料理は最高でね!』
と、とてもチャーミングにおっしゃってました。
オーストラリアのスコーンの定番レシピがどうかはわからないのですが、英国定番のレシピと違う理由はそこにあったのかもしれませんし、オーナーさんのお母様の愛情が受け継がれた結果なのかもしれませんね。おいし♡
途中、ポットにお湯を足してくれたり、とっても大人しく、ちょっと恥ずかしがりやな感じの、チャーリーと言うワンちゃんがご挨拶しにきてくれたりと、とにかく和やかなお茶タイム。
アンティーク販売も店のウェイトを占めてるせいか、ゲストテーブルがちょーっと落ちつかなかったり、ゴチャゴチャした感じは否めませんが、それもまた「味」といえば味だったかもしれません。
結局、半分以上はお持ち帰りにしてもらったので(笑)、ハイティスタンドを頼む時は、1人分を二人でシェアしても十分かも。もちろん、食べたいスイーツを狙い撃ちで単品で頼むのもアリ。スコーンだけのご注文も大歓迎ですと言われてました。
量や、スタンドにはこれは入れてほしい、などのリクエストも、気軽に聞いてくれそうだったので、まずは相談してみるといいかもですね♪
お値段は、ハイティ+お茶で一人420kドンくらいだったかな?単価的には結構な額ですが、サンドイッチやキッシュなどもあったので、食事+デザートと捉えて、あの雰囲気の中、ゆっくり長居させてもらう料金としては高くないかな。
量的にも十分価値があったので、シェアや持ち帰り前提で考えると、200k〜でも十分納まる金額なので、上手に使えば優雅な時間をお得に楽しめる♪
ああ、2区ってのほんと、面白いなぁ。
数日だけの旅行でホーチミンに来られる人は、やっぱりベトナムを体感したくて来られるだろうし、時間も限られてるからわざわざ2区にはなかなか行かないかもだけど、じゃぁこれが日本で体感できる雰囲気かと言うと、それもなかなか無いと思うし、ベトナムにある西洋の空気、というのもまたオツなもの。
もっと色んな人に知ってほしい素敵な空間。
いやー、連れてってもらって良かったー♪
今度は主婦友さんともまた行きたいな♪
※こちらは閉業されたようです
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