冷たい麺が好きなのです。でも東南アジアの方はあまり冷たい麺を召し上がらないので、競争が高くないからか、なかなか「これ!」というのに出会えないのです。なので情報をみかけたらすぐ飛びつく!
しかしそれが、なんと浦江亭さんだった?!
レモン冷麺とな!
つらつらとインスタを眺めていたら、こんなものが!
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ぬおおおお!浦江亭さんではないですか!
この投稿をされた方は、オーダーミスで召し上がれなかったとのことでしたが、それを差し置き、見かけた直後に行って見た!
実は宿題店をこなしに別のお店に行ったのですが、自分的には残念至極だったので、もう速攻、近くにあった浦江亭さんへw
もうそうするために、前のお店があえて外して暮れたのではないかと思われるほどの、運命。。。
久しぶりの浦江亭さん
2014年に「今更ですがー!」みたいに言って記事書いてるから、もっともっと前からきっと日本人の間では有名だった、日本式の焼肉のお店。
いまはドンドコ店舗も増えて、その構えも立派になられて、むしろローカルの方に大人気、みたいな。もちろん日本の方も多くいらっしゃってるんでしょうけど。
こちらに来た当時は、今ほど日本食屋さんも多くなく、またローカルのお食事が苦手と言われる方も多く、特に男性のファンが多かった気が。ファンすぎて…
「外食するって言ったら、浦江亭さんしか行ってくれない…他のお店にも行きたい…」
という、奥様方の嘆きが手番だった時期すらあったくらいにはド定番だったお店(笑)
奥様方にはお気の毒だったけど(その分昼に一緒にあちこち行ってたりしましたw)ホーチミンで展開しているお店の中では、長いし、代表的なお店の一つだよなあ、と。
でもそれだけに…ぶっちゃけますと、今更感もありまして(^^)ゞ
正直、私ほとんど行ってなかったです。当初の記事で冷麺、褒めちぎってますが、ある時に「ない」問われてからは、とんと行く機会を見出せず。
それがまた冷麺で呼び戻されようとはっ(๑•̀ㅂ•́)و✧
実は冷たい麺の扱いって慣れてない人が多いからか、韓国料理店でも、残念なところが結構多い。でも昔の浦江亭さんは…
麺もスープもキリッと冷やして、というのを的確にやってらしたんよな。さらには、7区の、Sushi Uraeteiさんで出すお蕎麦なんかも、美味しかった。
冷たい麺に理解のある方がご指導に入られてたか、単にセンスが良いのか、どちらにしても美味しくて、ありがたかったんだよなあ。(ちなみに7区も最近は行けてないので、以前の記事後、どのようになっているかは不明です)
さ。今回はどうかな?
初めてのThai Van Lung店
というわけで、今回はこちら。
結構郊外店とか増えてたから、ちょっと意外な気がしてたんだよね。ここにできたの見て。そしてそんなに他の新し目の店舗みたいに派手やかでもないし、なんだろなーと思ってたけど…
入ってすぐに、このカウンター!
ちょいちょいお客さん座ってたからガッツリは撮れなかったんですが、ちょっとかっこいい!と思ってしまった!
奥行きがありすぎて店員さんが差し出すもの取りにくいし、お箸のケースとかがまばらすぎて、店員さんにお願いしないと取れなかったけどな!(笑)
メニュー!
以前から日本式?と言っていいのかな。
写真が豊富でわかりやすいメニュー。
そしてギアラー。
ホルモン系、こんなにあったっけか。ごめんね、焼肉そんなに食べたことなかったから気づかなかった。
しかしながら、和牛もいろいろ。
ごめん、この辺は最近全く食べてないから、クオリティなどに関してはわかりません。
しっかしこの写真どおりだったらいいな。
ファミリーセットとか見目に豪華そう。
しかしここはベトナム。
みなさんシーフードお好きなので、こういうメニューもありますね。そしてチーズも市民権を得てるのねえ。
そしてレギュラーメニューにもホルモン系が。しかも写真の通りだったら、結構綺麗そうだなー。どなんじゃろ。
あとお鍋もあるー。
なかなかなお値段だけども何人分じゃろか。
ま、この辺はちょと人数いないと日常ご飯としては実用的じゃないかな?と思ってたのですが、下です。下のあたりはランチに一人でフラッと行っても大丈夫そう♪
ってか、カウンターでビビンバ食べてる方が結構いたんですよね。それがとっても立派な御膳で出てきてて、私冷麺食べに言ったのにウッカリそっち頼みたくなるほどでw
今度行ったら石焼ビビンバ食べたいなーと思ってる。
しかし!今回はこちら!
冷麺ばんざーいヾ(@⌒▽⌒@)ノ
しかも、レモン冷麺!よー考えたなこれ!!
さあさあレモン冷麺ですよ!
というわけで、これだー!
わーっ、本当にレモンしか乗ってないw
あ、ゴマは別カウントですがw
でも私、結構素ラーメンとか素うどんとか好きなんで無問題。量はそこそこあるのですが、さすがにこれだけだと愛想がないので、がっつりランチを食べたい方とかは、お肉一品とかあるといいかも。
麺は一見、平壌系に思えたのですが、押し出し系の丸い麺。そして表面が滑らかで、冷麺特有の腰はそれなりにあるけど(あれ?もずく麺食ってるんだっけ?)というくらいのヌルツル加減もある。
全体的な印象は可もなく不可もなくの麺なのですが…、残念ながら、〆切られてなかった。まだらに緩い。茹でたあと、引き上げて常温のお水にジャジャッと放ってすぐあげた、みたいな。
まあランチタイムで忙し買ったのかな。でももっと温いのを(別のお店で)投入されたこともあるので許容範囲。
しかもスープにはシャリショリ凍った部分もあるし。
全体をサクッと混ぜれば十分冷える。
しかしスープにも、なんだかシャキッと感がない。どっちつかずというか…まずいわけでもないのだけど、以前もこんな味だったかなあ???と、ちょっと戸惑う程度には焦点が定まってないようにも見えたのですが…?
そうだ。レモンを絞るのです。
運ばれてきた時にレモンの香りがファーっと香って爽やかだったけど、スープとは融合していない。まさかこの香りだけ楽しんでくださいってわけでもなかろう。
まずはちょっと絞ってみる。箸先でなんとかかんとか。
そしてまぜずに、ちょっとレモンの果汁が落ちたところを食べてみると…?
おお!!こりわ!!!
なんだろう、どっちつかずに感じたスープが一気に表情を変えるじゃない?!豹変、ってくらいに顔を変える!
こりゃ全般に絞らねば、と思ったけど、レモン自体が薄いから、果肉部分を箸先で潰したところで大した変化は生まれない。
もうちょっと厚みがあったらな。。。と感じたので、数枚を重ね、橋ではなくスプーンで果肉部分をゴリゴリ器の端に当てて潰したら、うん、こっちの方が効率良い!
するとまあこれが爽やかで、ぼやっとした(失礼!)味だけでなく、隠れていた胡椒、かなあ。の、シャキ!っとした辛味も引き立つようになって、うっはー!爽快!!
例えば、すだち蕎麦のように、淡い和のお出汁と強い柑橘、となると、なかなかバランスが難しいし、すだちは浮かせておくだけで十分に威力を発揮してくれますが、これは牛骨ベースなので、パワーが違う。
レモンの酸味なんて加わるとさっぱり軽やかになるかと思いきや、牛骨と真っ向勝負することで全体は迫力を増し、そのぶつかり合いの中で辛味が「俺もやったろやないかい!」とポテンシャルを発揮しだす。
デフォのまま、なにもしないで食べてしまうとつまらんが、レモンに力を発揮させると、勢い全体の指揮が上がるという面白い一品。
99kの清涼飲料麺
99kでこの競演。
確かに肉も卵もなくてタンパク不足の嫌いはあるが、どうだろう。
暑い中、外を歩きつつ、なんか食べねば午後が持たん、と思いつつも何が食べたいかわからない時。なんならもう食べなくていいか?とか面倒臭さが先に立ちそうなとき。
こんな清涼感のある飲み物を(飲み物…?)ササーッと食べて、食道から胃の腑までを清めるが如き食事をし、シャキー!っと体をリフレッシュ。
脂っこいものや、重いご飯も食べてないし、この麺、結構な割合で蕎麦粉使ってるタイプかと。実際胃袋に軽かったし、印象としてはただただ清められたという感じ。
だから先に伝えたように、がっつり食べたい時にこれだけ、というのは足りないかもしれない。そもそも99kだ。なんぞ一品、肉や単品を足してセットにしたら、250k前後になるだろうか。
毎日ってわけにはいかんが、許容範囲の価格帯じゃない?
ああ、なんかクセになるな。これ書いてる今も食べたくなってきてるw
レモンは果肉を是非絞ってね。できたら絞る前後で比べて欲しい。好みはあるから、少しずつ加減をしながらお楽しみあれ。
ありそでなかったレモン冷麺。レモンを絞れともなんとも言われなかったので、偶然の産物かもしれませんが、この変貌っぷり、変わってからの爽やかあの圧倒感、そして清涼感。
この一品、知ってて損はないと思います!
そして教えてくれた、morikintanさん!ありがとうございます!美味しかったーヾ(@⌒▽⌒@)ノ
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
浦江亭 Uraetei
8A/9D2 Thai Van Lung Q1
Time: 11:00 – 14:00 / 17:00 – 22:00
Spent: 110,000vnd / person
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