最近何かと話題になってるクラフト・ジン。お酒飲まない方には関係ないかもだけど、これがめちゃくちゃ面白いシーンでですねっ。
クラフトジンの世界
ベトナムではハードリカーを嗜む、という波が若い方にもきており、1杯200k前後(1000円前後)のカクテルやら何やらを出すバーが連日の大盛況。
もちろん全員がお酒を飲むわけではないと思いますが、10年前は流通事情的にも経済的にもビールが主流で、また女性が飲み歩くというのも、そんなにメジャーではなかった様な気がします。
飲む方は飲んでたんでしょうが…昨今のバーシーンで見かける様な光景は、かなり少なかったのではないかと推察。まあ新参者の頃、そんなに夜遊びしたなかったので私が知らなかっただけという可能性はありますが。
で、最近やたらと見かけるこちらのジン。
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確かPaletteさんにも置いてあった気がするな?
そしてプレゼントとしても最近もらった。ベトナムのクラフトジンの中でも、今、圧倒的な勢いで広まってる感があるこのブランド。
こちらがレストランを出されてるんです。
地味だなおい。
ちなみに該当店はこちらです。
スタッフさんがあまり英語が流暢でなかったので微妙に通じなかったのですが、店名にもそのままの名前を掲げてることから、おそらくは直営店。
夜のメニューはファインダイニング系の様にお見受けしていたので、機会を伺っていたのですが、なんと最近ランチを始められたという。
ランチでその「お店」という大きな部分は語れないと思いますが、様子を見に行くにはうってつけだし、ホーチミンにはなのあるフレンチレストランで、ランチも非常に充実しているお店が決して少なくありません。
というわけで、出陣( ・`ω・´)b
お手軽価格帯
入ると大きなロングテーブルがあり、あまり個別のグループごとのプライバシーはなさそうな感じ。
ちょーっと昼からくる雰囲気ではありませんが、まあよし(笑)
ランチはこんな感じで、2コースと3コースが選べ、お値段もほどほど。
これはトライしやすいですね。
で、目を奪われたのが、ここだ。
なんと、1時間限定ではあるけど、ジンのフリーフローだとぉぉぉぉ?!
グランドメニューを見ると、ジンは150kアップ。200k前後が主要価格帯っぽい。
このランチ・ジン(初めて使う言葉だなw)対応のローカルクラフトジンシリーズでも、220k。その他のローカルジンも同じくらい。となると…
1杯だけ飲むにしても、このランチ・ジンを頼むとお得という寸法。2杯飲めばめちゃくちゃお得だし、3杯行けたら、お店にごめんなさいするレベル(笑)
チョイスはこちらの一種類らしい。
しかしなー、昼からジンは流石になー、と思ってたら、BGMにジェームス・ブラウン、ワイルド・チェリー、しまいには殿下まで出てきてバッキバッキのファンクミュージック。ってことで、
飲むヽ(・∀・)ノ
赤いのはランチセットについてくるドリンクのお茶を選んだ場合のものでした。ほぼモクテルのような様子で、かなりミントも利いており、ハイビスカスベースのトロピカルなお茶。苦手な人は苦手かも。
もう一つのチョイスはベトナムコーヒーだった&何も言わないと冒頭に出てきたので、ランチ後に欲しい人はそのように伝えることが必要かもです。
しっかしこのお店も様相、バーすぎる(笑)
この雰囲気で飲まずにいられる人尊敬するわ。
ではランチコースをば。
パワフルな味付け!月〜金限定セットランチ!
最初に言っておくと、美味しかったです。
美味しかったですが、結構塩が強い!
その割に、パンに使うと思しき、自家製ハーブミックスのお塩やバターは穏やかだったのですが…(そしてパンはもちょっと頑張りましょう・笑)
ガスパチョとか、塩だけが突出してるというわけではないのですが、そして旨味もとても合って美味しいのですが、要素グラフ値が高いところで拮抗。
平たくいうと、このガスパチョだけを延々いただくのは辛いし、スターターとしては旨味両お的に意を満たしすぎる気がします。
でも美味しかったというのはどういうことかというと、ジンだ。何も言わないとトニックウォーターで割ったものを出してくれるのですが、味の濃いガスパチョを含んだのちに、このジントニックをシップ。おいこれいいな?
ジンは、銘柄指定はできず、こちらの一種類になるとのことでした。
そしてメインは数種類ありましたが、今回は熟成ダックを選択。
それが出てくるまでの間、というか、これを出すタイミングを見はからうために、スタッフさんがさりげなくガスパチョの進捗具合を確認してくれてたのが印象的。
まあ私の他はノーゲストだったからというのはあるけど。
そして、これだ。
オクラ、幅きかせすぎ!という大胆な盛り付けだし、オクラに絡ませてるのはかなり辛いSateだし、さて大丈夫か?と思ったのですが…?
う……ンまあああああいっ!!
Sateとは別に、ダック専用のソースがかかっているのですが、相当緻密な味わいで、こちらの料理人さんの経歴が気になるところ。
ただしこちらも、かなり使われてる全ての主張が高い感じなので、ジンに(グビグビ)合います(グビグビ)な(グビグビグビグビ)
全体に、量は少ないのです。
もしかしたら量的に「足らん!」と思われる方はいらっしゃるかもしれませんが、全体の旨味総量はかなりのものだし、食後の満足感は、私は十二分でした。
せっかくのフリーフローだから、人は2杯飲んだけどね(・∀・)
ただ飲まない人は…セットのお茶を先にもらうか、ソーダかなんか別に頼むかしないと、ちょーっと全体の味が濃いかなと。
そして3コースにするとデザートもついてきます。
今回は、ハイビスカスとりんごのクランブル。でしたが、その実、9割くらいはハイビスカスでした(笑)
多分、これまでの人生でたまーに食べてきたハイビスカス総量を一気に超えた気がします(笑)
ギョルギョルとした歯ごたえのある甘酸っぱいハイビスカスは、こーんな大量に一度に食べるものじゃないと思ってましたが(お茶とかにはするんだけど)
繊細なクランブルと、まろやかなバニラアイスと合わせると至高。オリジナリティもあるし、これはこれで。
2階はバーとして機能&ドリンクメニュー
夜はコースしかないのかと思ったら、意外とアラカルトメニューもある様子。
そしてそもそも2階はバースペースとなっていて、2軒目にふらっと夜にもありな感じっぽいですね。
テラス席もあるので、夕方の涼しい時間帯に、ジンライムを傾けながら、なんてのも東南アジア的には素敵な過ごし方かも。
ちなみにドリンクメニューを載せておきますと…
ワイン類
既出ですがジン色々。
オランダが最初に来ているあたり、いいですなあ。
ウイスキーやスコッチの品揃えも、そーんなディープではなさそうですが、ほどほどに。
ラム、テキーラ、その他のリカー。
いやいやビールがええねーんという方にはこちら。
この界隈のおしゃれバーとしてはアベレージ価格ってところでしょうか。
お料理メニュー
コースもあるようですが、バースナック的なものもあるようで、
こんな感じで小さいメニューからしっかりしたお料理まで。
お料理になるとなかなかな金額ですが、ランチをいただいた限りでは、下手なものは出してこないだろうなという予測。
コースはその時々で内容も金額も変わるのかと思うのですが、おそらくは1800kくらいからかな?ざっくりとそんな感じ。でもあアラカルトも試せるなら、ここ、複数で行ってみるのもいいかもなあ。
ランチを食べ終わって
ランチ自体はそんなに量がある感じではなかったのですが、ジンを2杯いただいちゃったので、食べ終わった後も30分くらい、ネットしながらだらだらと。
パン自体はイマイチだったんだけど、このスパイス足してホイップしててるバター+オリジナルのお塩が美味しかったので、これをちまちまつまみながらジントニック、グイグイ。
リクエストしたら、ロックでもいただけると思いますし、希望があれば、ひとまず希望を伝えてみることをお勧め。
まだランチ、今月の13日に始まったばかりのようなので、知られてないのかゆっくりしてました。ちょっと他のチョイスのランチも食べてみたいので、また近々行こうと思いますが、まあここに来て飲まずにいるのは至難なので、飲めるタイミングを見計らわないとなあ(笑)
ハッピーアワーもあるようです!
ところで、グランドメニューの価格帯じゃ高いなあ、と思われた方。様子見に、ハッピーアワーを活用するのはどうでしょう?
17時〜20時までと結構幅広い時間帯にいおて、アルコールあや牡蠣ディッシュが半額、シグナチャーのジントニックかな?はどうやら100kとか90kとかであるらしい。これならどやっ(๑•̀‧̫•́๑)
クラフトジン、ボトルで買うと、 1,300kとかするから、味を知らずに買うのはちょっと躊躇いますよね。なのでこちらのような、ランチやハッピーアワーを利用して、まずは試してみてはいかがでしょ(^・^)
しっかし、ジンのフリーフローをつけられるセットランチとか初めてきいたなw
メーカーさん直営ならではのサービスですな(^・^)
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
The Trieu Institute
10 Mac Thi Buoi Q1
Time: 11:30 – 14:00 (月〜金のみ)/ 17:00 – 00:00
Spent: 510,000vnd/person(ジンんフリーフローつけてます)
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