一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

年末最後のご馳走に、先日ご紹介した賀年奢餐をいただいてきました in Private Room!(2022年1月2日まで) ~ The Royal Pavilion

中華料理

先日ご紹介した The Royal Pavilion の賀年奢餐メニューを初日にいただいてまいりましたー!急な呼びかけにも関わらず、お付き合いいただいたみなさん、ありがとうございました。美味しかった…。

何度来ても神々しい

人生の大半、旧正月とは無縁で暮らして来たので、旧正月だからというのを口実にしてあれこれするのも都合良い話だと思うのですが(笑)

ホテルのイベント的特別メニューって、いつもギリギリか過ぎてからしか知る機会がなくて「知ってたら行ってたのにぃ!」ってことが多いのですが、今回は直前に知れることができた&おいしい予感しかしない席だったので、伺ってみましたよ!

相変わらず神々しい様。
この日は少し早めに行って、あえてのウェイティングスペースを利用。

ああ…ごめんなさい。
学があればこういうものの説明もできるのでしょうが、見惚れはするものの詳しい説明はできず。

でもなんだか縁起が良さそうなので写真載せとく。

そしてこちらがウェイテイィングスペース。
お店への入り口前エントランススペースを挟んだ向かいにこういうスペースがあり、同行の方を待つ際に使って良いようになっています。

美しい。
この孔雀の…なんていうんだろう。屏風でもなく、衝立てというには豪華すぎるパーテーション的仕切りもの。

レストランの入り口には、新春の祝い文字が。

新年明けてからも華々しくて良さそうですが、厳かに年末を締めくくるにもこの上ない感じ。最近はDinner、と呼べる機会もほとんど無いに等しかったので(普通に夕ご飯、はビンズンとかであったけど)楽しむ!

お品書き

前回の記事でも紹介しましたが、お品書き。
今回はこちらをご紹介。

やや、すごかった。
ただし、派手さを求める方には向きません。

ただただ真摯に素材を見つめた料理が粛々と進むように見えますが、その実、膨大な手間と上質の素材が惜しげもなく使われてて、静かな迫力を感じるタイプのお料理たちでした。

ちなみにその他のメニューなどはこちら。

個室

今回は6人のお席になったので、個室を用意してもらえました!

こちらのレストラン、個室が20もあるんですってね。そこそこな人数も収容可能なお部屋もあるらしく、このレストランだけで一体どんだけの広さがあるの…と軽く途方に暮れてしまいます。

この日は、Nguyen Hueを見下ろせるお部屋。ちょうど年末の花飾りや出店が並び、人出もかなりあったので、賑わっている様子を見ることができてホッと一息。昨年はこんな風にはできなかったものなあ。

 

室内に飾られている絵なども、分かる方が見るときっと素晴らしいのだろうな…。すみません、この辺、私は説明ができなくてお恥ずかしや。でもお分かりになる方がご覧になったら、きっと感嘆されるものなのだろうなということはわかります。

感嘆、といえば、こちらの全ての個室には、その個室内にお手洗いが備わっていて、必要な時にわざわざ外に出る必要がありません。

え、確か個室の数が20とか聞いた気がするんですが、それ全てにあるですって…??え???😅

でも、社用で使う際、大切なゲストをおもてなしする際に、場合によってはその方を他の方の目に晒さないというのは大事な場面もあろうかと思います。

そこまでの気遣いができているお店は多くはないので、お仕事でおもてなしの席を設けられる機会が多い方は知っておいて損はないかと。

お料理

ローストピッグとフォアグラ

最初の一品は豚とフォアグラの取り合わせ。豚、と言ってもローストポークのクリスピーな皮の部分。

小気味好いパリパリ感とフラジャイル感が同居している食感の中に、穏やかなフォアグラの合わせ。

どちらも結構強い素材だと思うのですが…

こんな優しく仕上げられるんだ?!
それでいて味わいはしっかりと、と言って塩が強いわけではなく。

初手から(ふふっ♪)となる一品。

干しアワビと干し牡蠣の黒海苔添え

驚いた。
世の中に干し牡蠣なんてものがあるのね。

下の写真の上部、黒い部分が海苔、手前がアワビ、真ん中のちょっと色恋部分が、牡蠣。え。干した牡蠣を戻してこの大きさ?え。

干し牡蠣をいただくのも初めてのことでしたが、干した魚介類の旨味が増すことはみなさんご存知の通り。牡蠣も例外に非らず。

そしてそれらをまとめるのはオイスターソースベースのソースなのですが、それぞれの素材の旨味も込めつつ、実に品良くまとめてる。

アタックは優しいのです。でもだから素材の味わいの波を緩やかに感じることができ、飽きがこない。

2品目も、やはり見目にも味にも派手さというのはないけれど、確実にそこにある本物の存在感。内装の装飾が目に立つこととは対照的な料理。へえっ、ちょっと思ってたのとは違うかも。

タイガーシャークフィンとカニの卵炒め

ごめんなさい、ちょっと食べちゃった。
フカヒレの中でも高級とされるイタチザメのヒレ部分とカニを卵炒めにしたものです。

まるで、春雨かなにかの麺料理を食べているかのごとく、フカヒレがその量の大半を占めていることにまず驚きますが、丁寧に戻してほぐされている上で、一本一本に存在感のある大きさが。

これ、原型はどんなに大きかったのか。
どれだけ時間をかけたのか。

ほぐすにしても、とても丁寧にほぐされていて、とにかく圧巻。そして香るカニ。まとめ役として入っている玉子は、必要なのだけど主張をしすぎず、ピンクの生姜酢を少しかけていただくと、さらに風味が。

ロブスターとクワイの炒め物

祝いの席だと、ロブスターの殻ごとドーン!と出してきそうなところ、あえてのこちら。しかも合わせがクワイときたもんだ。

ロブスターは言うに及ばずだったのですが、添えられたキュウリにクワイ、そしてセロリの野菜陣の手入れもお見事でした。

味付けは実にシンプルでしたが、ロブスターの旨味がグッと前に出てきてて、ここで少し流れに強みが感じられたかな。

白身魚と豆腐のネギ油がけ

豆腐を土台に、ほどよく脂の乗った白身魚が蒸され、淡めのソースをベースとしつつ、上に乗せたネギに熱い油をジャッとかけて香りが立つように仕立ててあります。

あっさりと見せかけつつ、白身の中には実に密な旨味があって食べ応えあり。お豆腐も美味しかったなあ。絹ごしのように滑らかだけど、程よい硬さもあって絶妙。

つるりとしているので、サラサラのソースなど取りつく島がなさそうなのに、馴染んでいるのも美味しかったな。

見目にはそんなに量があるようには見えないのだけど、なかなかの食べ応え。

エノキの伊麺

先日も飲茶のときにいただいた伊麺。
今回はエノキがたっぷりで食べ口がよく、もう最後のお皿だというのにペロリ。

麺料理だし、一人分の量もそれなりにあるのですが、負担にならない。美味しい。

デザート:ツバメの巣 in ココナツミルク

さて、ここからはデザート。
まずは小椀に入ったココナツミルクにツバメの巣を入れたもの。これが…

ツバメの巣の間を埋めるようにココナツミルクが入ってるって感じ(笑)
先日の飲茶で食べたツバメの巣も(すごい量!)って思ったけど、その何倍もここには入ってた(笑)

ツバメの巣。それ自体に強い味があるわけではありません。どちらかというと無味。その食感を楽しむものだという認識だったのですが、なるほど。これだけ大量となると…

贅を食べているという感覚が。
うわ、ちょっと奢った言い方になってしまったが…そうだこれは祝いの膳。そもそも贅沢を楽しむための食事だった。年に一度どころかこれまで食べたことがなかったようなものなので、よしとする(๑•̀‧̫•́๑)

マンゴーロール / ハスとバナナの胡麻団子

マンゴーロールは、例のごとく美味しい。
外側の餅様の生地と、クリームなのにモップリとした食感とが境界線薄く溶け合って、そこに果物の酸味。

というか、こちらが美味しかった!
今までもいろんなお店の胡麻団子食べて、それぞぞれに美味しかったけど…

バナナが入ってるパターンは初めてだった!そしてそれが美味しい!

へえっ、見慣れたお菓子でも工夫のしがいがあるもんだ!

食べ終えて

写真にある通り、一品一品は見目派手ではない上に、量もそんなに多くない。どころか、初盤では(え、これ食べ終わった後、どっかラーメンでも食べに行く?)くらいに思ってました。それこそ、その場にいたほとんどの人が。

しかし、お若い方には、わかりにくい感覚かと思いますが(笑)、私くらいの歳になってくると、割に満腹の頭打ちが早い(笑)

フレンチのコースなんかは、後半、修行みたいになってくる。腹が満ち、ましてや苦しくなってから口にするものの味を楽しめるかというと…

その本領は発揮させられていない気がします。もちろん、それを押してもなお美味しさを誇るお料理はあるのですが、単品で量を調整することが多くなったのはそういう理由。

しかしこのコース、料理の最後まで純粋に楽しむことに集中させてくれた上、デサートも少しのゆとりを持って食べきれた、と思ったら、ほどなくして十分な満腹感が訪れる時間差の満足度。

人によってその感じ方が違うのは承知しているのですが、なるほど、良いものを食べる時にはこうあってほしい、ということのお手本のような流れでした。

以前から食材の性質、調味料が体に及ぼす影響は、レシピの大事な要素だと信じているのですが、なかなかそれを体現できる場面が少なく…

でもそれがここで初めて明確に、またその辺の兼ね合いも私の中のほぼ理想で、且つ、それをとびっきりのお料理で仕立ててくれたという感じ。自分にとっては、ものすごく意味深い。

年の最後に、この体験をさせてもらえてよかったと思います。また、年初めのめでたい時のお食事としても大変良いと思います。

どれもとても仕込みにお時間がかかる料理なので、24時間前までのご予約必須。2022年2月2日までのお料理です。ご予約は、以下から。

無料で入会できるWMCメンバーシップがお得です!

こちらのお店も含め、The Reverie Saigon 内および関連飲食店などで使えるメンバーシップがお得なのでお知らせ。

お店またはホテルのフロントで申し出れば、身分証なども特に必要なくその場で入会でき、会計前なら、その日から割引特典を受けられます!

 


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

The Royal Pavilion (The Reverie Saigon)
22-36 Nguyen Hue Q1

ご予約はこちらから。

https://booking.resdiary.com/widget/Standard/TheRoyalPavilion/684?channelcode=WEB

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