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【日本・愛媛 – 松山】50年以上もそこにあるお店!お母さん1人で頑張っている絶妙に旨い店!

@愛媛

例によってお導き。もう70を超えるお母さんが1人で切り盛りしているお店が、絶妙に美味しかった件!

例によってお導き

実は最初別のお店を狙ってました。

https://maps.app.goo.gl/UweNe7RkHRDc8q1aA

松山城の少し北側。
一般的に賑わう、松山の繁華街とは松山城を挟んで反対側にあたります。

上のお店、焼き鳥がとても美味しそうで、しかもお安い感じだったのでかなり狙ってたのですが、時は年末、そりゃー忘年会でいっぱいさ(・∀・)

狙ってたという割には予約電話もしなかったのがいけなかった。

しかし、こんな時のためにセカンドチョイスを用意していたのです。それが、こちら。

よんじゅうよん
なのか
しじゅうし
なのか確認しなかったのが悔やまれる。

見るからに大人のお店である。
若い頃なら躊躇しそうな店構え。

ああ、歳を重ねるって便利ねえ。
こんな店にも臆せず入れるように、いつの間にかなってるのだからw

常連さんらしい方が集う店

店に入るとカウンターメインのお店っぽい。
後ろを振り向くと小上がりもあったのだが、店の方は1人しかいない。

そしてカウンターも、お一人の方がポツポツとおられる感じ。ただ顔馴染みのようでもある。常連さんかな。

「3人、いいですか?」

とお伺いすると、ちょっと(おや、見たことない顔だね)みたいな感じで、少し珍しそうな感じで「どうぞ」と言われる。

愛想はそんなにない感じでどうかな?と思ったけど、最近、美味しかったお店でも似たようなことがあったな、と思い、あまり臆せず座ることに。

最初の一品で日本酒に決めた!

お友達は大ジョッキ。
キンキンに冷えてて美味しそう♪

まずはポテサラ。
と言っても、卵の方が多いくらいのリッチバージョン。しかも…マヨネーズが密やかな感じで素材の味が、濃い。

これは和食じゃないけど、日本酒だな、この店、と踏んで、自分は日本酒の冷やを。

クーっ、美味しい!
最近こういう飲み方が好きになってきたなあw
歳かな😅 

珠玉

おでん

お母さん、黙々と忙しそうに、すでに入ってるオーダーをこなしていらっしゃる。ちょっと話しかけにくい雰囲気すらあるが、別にツンケンしてるわけじゃないので、手が緩んだ時を見計らってオーダーしようと思い、おでんの鍋を覗き込んだら。。

見えん!!(笑)
ここは愛媛だよな。静岡じゃないのに出汁が、’真っ黒だぞ!w

と思ったが、まあ絶対あるだろうと思われる、大根、スジ、厚揚げをお願いしてみた。

これが。。。

めちゃくちゃ美味しい。。。
愛媛のお出汁は甘めのイメージがあったのですが(鍋焼きうどんの印象かな)甘すぎず、さりとて関東的なシャープさが強いわけでもない。

絶妙。
そんな表現で逃げるなフードアナリスト、って感じなんですが、絶妙だったんですw

胃がらくもない。
味が濃けりゃ酒のつまみになる、なんて言葉がちゃんちゃらおかしくなるような、素材と出汁を味わい料理。うんまいっ。

筋はアキレスじゃなく、筋肉のようだ。
これがまたほろっとジュワッと、食感すらもどちらかに偏らない絶妙さ加減。

さらに私、和辛子、あまり得意じゃないんですが、ここのは。。。
酢と甘みを加えてある、でも味噌メインの、味噌寄りの酢味噌。なのでとっても食べやすい!

あんなに辛子をたっぷりつけておでん食べたの初めてじゃないかな?お母さんの優しさが出てるような辛子!良い!

アサリの蒸し物

キャベツを敷いたところに盛られたアサリ。
まだ時期には早い気がしたけど、かなり身が大きくて味も濃い。

うんま。1粒で酒をクピクピ、3口はいける。
そしてその旨みのつゆが沁みたキャベツ。

あーっ、酒に強かったら、この皿だけでお酒2杯は行けてたとこだw

牛くしやき

これ、3本セットでした。
タレ焼きになってるのだけど、そのタレがやっぱり濃すぎず薄すぎず、香ばしく、そして素材の味もしっかりと尊重されてて。。。

絶妙。
や、どの料理も、絶妙。

もやし炒め

ここの名物らしい、と、Google Mapの口コミで拝見してたので、ぜひにと思って頼んでみたら、うん。これも美味しいわ。。。

もやしで酒を飲みたくなるなんて貴重なことだ。

しっかり味なんだが、しっかりとした味=塩気の強い調味料を当てると、もやし、しなしなになったりしがちですが、シャッキシャキ。

食感もよし。味も、強いってほどじゃない絵kど、アタックは感じられ、でもやっぱり素材の味が大事にされてて旨し。

里芋の唐揚げ

これがっ、絶妙!
もうこの記事の中で、何回言うた?絶妙ってw

里芋の唐揚げなんてどこにでもある、って思うじゃない?そしたらさ、この衣がすごく丁寧につけられてて、カリー!っとしてるの。

単に粉がまぶさってるだけには感じられなくて(でもお母さんはそう言ってたw)薄い層がカリーっ!としてる。

歯を立ててそれを砕いたとこからは、里芋の「とろ♪」っとした愛嬌のある食感と風味。

これ。。。事前に火入れをしてるのか、と思ったら、出汁をしっかり含ませてるそうですよ。。。だよな。。。その手間かかってるよな。。。

なんだったらこれ、おかわりしたいくらい好きだった。
申し訳ないが、ここの後に何件かでメニューに里芋の唐揚げを見かけたので食べみたけど、別物だったわ。

それはそれで美味しかったけど、別物だったわ。
強調するため、段落変えて言うわ。ここの里芋の唐揚げは別物。

鳥の焼き物

串じゃなくて、皿盛り。食べやすくていいぞ。
そしていい具合の炙り方してんなあ!!ぜつみょー!

決して味は濃くないんだが、鶏の旨みが引き出されてて、シンプルにうまい。軽くかけられた一味が味覚を開いて、さらに美味しい。

香ばしさ、そして皮のあぶら、肉の旨み。
それぞれに段階で、日本酒をクピリクピリ。クー!!

3人とも、え?ここ絶妙じゃね?となって、出てくるもの出てくるもの、片っ端から心底楽しむ。なんとまあ、そしてそこに感じる安定感よ。

焼きそば

で、〆に何か頼もうか、ってことで焼きそばを頼んだんです。700円。3人だったらちょっとつまむのにちょうど良さそうじゃん?

そしたら。。。

ちょと!!焼きそば2.5玉くらい使ってない?!ってな量が出てきたw
おいおいおいw

ソース味ではあるんだけど、それがあまり強くなく、麺の味わいが軸になってる演出だ。

鰹節が香るのも味の要素になっていて、ソースが強すぎたら楽しめないバランス感。

最初ドーン!と目の前に置かれた時には(しまった、多すぎ!)と思ったのですが、結局ぺろり。

や、良いお店だった!

聞きましたらば

自分たちがほぼ最後の方の客だったので、自分たちのオーダーが終わったらひと段落。

すると色々お話を始めてくれたお母さん。
その様子は決して気難しいとかって感じはなくて、むしろ優しいホッとするような空気感。

そりゃそうよね。1人で複数の客の、複数のオーダー捌いてたら、そりゃー余裕もなくなるわ。料理する人ならわかるけど、言われた順番にやればいいというものでもないから、色々頭の中で組み立てないといけないしね。

元々は、ご夫婦で営まれたお店なんだそうです。
それが、お父さんの方がしばらく前に他界され、その後はお母さん1人でやってらっしゃるのだとか。

「80までは続けたいと思ってるんだけどねえ」

と言われるお母さん。今は多分70半ば?
印象的なのは、料理をする時にあまり音がしないんですよ。炒め物をしてる時ですら。そして無駄な動きがない。

そりゃあもう50年やっておられるとのことなので、研ぎ澄まされてるのかとは思うが、味の安定感にも納得。長年やってこられた作業の正確さが出てるんだろうなあ。

あのね、派手さはないけど、腹の底から美味しかったです。
しみじみと、何かを食べるごとに酒を口に含みたくなる誘い味。

いい、お店だな。
お母さん、次いつこられるかわかりませんが、ぜひお元気で続けられてください。夏のうなぎも美味しそう。ぜひともお伺いしたいお店がまた一つ増えました😊


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

四十四
愛媛県松山市高砂町1-6-6-24
Time: 17:30 – 23:00(火曜定休)
Spent:¥2,000 / 人(安すぎんか???)

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