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【Ho Chi Minh】サービスアパート(お掃除・洗濯サービス付き)は贅沢か?あると無いではどう違う?(リライト)

ちぇり info(生活情報)

ホーチミンの賃貸には、サービスアパートメントが少なくありません。それってどんなもの?贅沢なの?あった方が良いのよくないの?いろんな話があるのでご紹介。

※こちらは2023年7月にリリースした記事のリライトとなります

サービスアパートメントとは

家賃に、お部屋の掃除やお洗濯サービスが込みになっている物件のこと。

お掃除や洗濯の回数は物件によりけり。
私が過去に住んだ家で言うと、洗濯がついていたところはなくて、お掃除が、

・週5日
・週3日
・週2日

と言うところがありました。
日本ではあまりないサービスで、最初は驚かれるかもしれませんし、贅沢だ!と言われるケースもあるようで。

しかしこれ、贅沢なだけじゃないと私は思ってます。

サービス付きは贅沢なのか?という話

私はこれは、

贅沢なだけではないと思います。

そもそも$400くらいの安いお部屋にもサービスがついていることは珍しくないのです。高級アパートだけについているサービスには在らず。(逆に高いところでも付いていないところはある)

安い物件にもサービスがついているとは、どういうことか、というと、オーナーにもメリットがあることだから。

掃除のためのスタッフさんを抱える負担はあれど、ご存知の通り、ホーチミンはいろんな国の方が住んでいます。ということは、いろんなお部屋の使い方をする人がいる、ということでもあります。

一般に日本人はお部屋を綺麗に使い、デポジットも丸っと返金されることが殆どですが、他国の方の場合、一部ではあるのでしょうが、お部屋が大惨状になってしまうケースもあるのだとか。それはもう日本人が想像できないほどに。

もしも部屋を貸し出して一年、一度も掃除をしないような人だったら?ゴミを処理しない人だったら?外と屋内の区別をつけない使い方(靴を脱がないなど)をしてたら…?

お部屋へのダメージは計りしれません。

そこで「雑に使われるよりは定期的に管理サイドの人間の手を入れて、物件の価値を落とさないようにしたい」という思惑がオーナーにもあったりするのではないかと。

そう考えると、あながち「贅沢」という話だけでもないなあ、と思うのです。

サービスは拒否できるのか

しかし、他人に部屋に入って欲しくない。
そう思う日本の方は少なくなく、あえて、サービスがないお部屋を選ばれる方もいます。

もしくは、物件自体は気に入ってるので、もしそこにサービスがついていた場合、それを外してもらう交渉ができなくはないです。

ただここでも勘違いが生じるケースがあって、

「オーナー側は経費を省けるんだから、こんなありがたい話はないだろう?」

的に上から交渉に取り掛かる人がいるのです。
何なら「掃除省いて得させてやるんだからありがたく思え」的な思想。

しかし、それはちゃうやろー、というのが私の見解。
先ほど述べたように、オーナーとしては、自分側で自分の資産の管理をしたい、という思惑があるケースもあるのです。

サービスをはずせ、というのは、そういうオーナー側の思惑なり権利を放棄してくれ、と言ってるようなものなので、決して居丈高に交渉開始して良いわけはない。

のです、あなんか食い違いがあるなーという交渉の仕方をするケースがちらほら見受けられたことがあります。

まあ何を同交渉するにしても、上から目線ってのはないと思うんですけどね。日本と違って、ベトナムではオーナー側の方が圧倒的に強いという事実もあり、「借りてやるんだから」という態度の人に対しては、オーナーも「???」となってるケースもあったりします😅

お掃除サービスを使う使わない

事故に対する線引き

サービススタッフさんを入れる・入れないの選択基準に、トラブル回避、というものもあります。

サービススタッフさんを入れることによって、時にトラブルが起こることがあるから。どんなトラブルかというと、

・金品の盗難
・化粧水がコッソリ使われている
・冷蔵庫の中の食材がなくなる
・住居者不在中、部屋を休憩所にしている
・洋服などを勝手に着られたりする
・必要以上に親しみを込められて対処に困る
・掃除中落ち着かないので外出を余儀なくされる

などなど。
盗難関連は、私は経験ないのですが、身近なところでもチョイチョイ聞きました。

しかし10年間全く遭遇したことがない自分みたいなのもいるので、サービスがあるところには必ずトラブルがある、とも言えません。

が、常時のような可能性を減らしたくて、一切の他人の介入を拒みたい場合、というのは、サービスを拒否する理由にある気がします。

こんなケースは比較的安心?

肌感として、ビルごと管理してる小規模アパートメントなんかは、スタッフさんも固定なので事故が少ない気がするし、事故が起きた際にも、責任の所在がはっきりしやすい、というのがあります。

大型マンションで部屋ごとにオーナーが違い、オーナーが個別にスタッフを雇用してる場合などは、トラブルがあった際に、問題のスタッフが逃げてしまった場合、もう後も追えない、ということになりかねません。

ただまあこれも確実な話ではないので、できることは部屋探しをする際にオーナーさんとなるべく会話をして、少なくとも困ったことがあった時に話しやすい人であるか、信頼できそうな人であるかを見ようとする、くらいですかね😅

プライバシーの問題

あと、他人にプライベートに入られることにどうしても慣れない人、というのは多くいるように思われます。

私ですら最初の頃はお掃除に入られたら、その時間は外に出かけてみたりとかしてましたからねw それが不便といえば不便。

もしくはお掃除に来てもらうのに、家族以外の人が家に入るってことで「お部屋をきれいにしておかなければ」と、お掃除が入る前にお掃除をするのが面倒だ(自分のタイミングで掃除できない)というのがストレスになってる方もいると聞く。

慣れきって、モップ持ったスタッフさんが近づいてきたら椅子に座ったまま足を無言で上げて足元を拭いてもらうようになった自分からすると(なんて節度のある。。。)と思うのですが(笑)、

まあその辺の感覚はそれぞれですからね。ダメな方はダメだと思う。そういう方は、お掃除サービスなしを選ばれる方がストレスは少ないかも。

お掃除・洗濯サービスが入るメリット

楽ちん

そりゃまあ、家事が楽です。
私は、料理は好きだけど掃除はとことん苦手なので、ほんと天国。

お掃除にはシーツ交換も入っていることが多いので、面倒臭い仕事をせずに、ベッドも清潔に保てます。

私が使ってきたサービスに洗濯機は含まれてませんでしたが、外出先から帰ってきたら、洗濯物が畳んで置かれてた、とか魔法みたいな出来事じゃないかと思うんです。

ちなみに私が今住んでいる部屋では、週一のシーツ交換に加え、週3のお掃除時にバスタオル、フェイスタオルも替えてくれて、トイレットペーパーも補充してくれるという。

トイレットペーパー、買って帰ったり、通販にしても発注するの、結構面倒ですよね。嵩張るし(。-_-。)

時間がセーブできる

日本でもやってたのだから、効率よくやればさほどの時間はかからないのかもしれませんが、掃除下手な自分みたいなのにするとその時間は苦痛だし、例えばお掃除をお願いすると、お部屋の広さや各部屋の担当者の手順にもよりますが…

我が家の場合は小一時間かけて、複数の部屋と、ランダムに窓拭きだったり、換気扇などの入念なお手入れ、コンロ周りの手入れなどをしてくれています。

あれを自分が同じ回数やるとすれば、手際の悪さも手伝って、週に4〜5時間は掃除に費やさないといけないかもしれません。

ちぇり換算すると、記事が2〜3本書けてしまいます。
これは大きい。

清潔さを保てる

掃除が圧倒的にお上手・好きな方は別ですが、定期的に、その部屋に慣れた専門の人が入ってくれるというのは、一定の清潔さを保てることにつながると思います。

日本も夏は高温多湿ですが涼しい時期や冬があるので、ホーチミンとはまたちょっと事情が違いますよね。ホーチミンは圧倒的に、カビやダニなどの発生環境が整っていると思います。つまりこまめに掃除をしないとやられる(´Д` )

定期的なお掃除が入っていれば、我が家の場合は私がまかされるよりも圧倒的に清潔さを保てます(๑•̀‧̫•́๑)(威張っていうな)

メンテナンスもスムーズ

お掃除スタッフさんを抱えているようなところは、(これも人によりますが)設備の不備にも気づいてもらいやすく、メンテナンスがスムーズ。

ビルごとのサービススタッフを抱えてるところは、メンテナンスチームも抱えてることが多いですしね。(←ここもお部屋を借りる時にはチェックポイント)

例えば電気が切れたとか、エアコンが故障したとか、水漏れの危険があるとかなどなど、自分が気付けなくても、お掃除スタッフさんがいち早く気づいてくれることがある。

そしてメンテナンスチームと連携がしっかりしてるところだと、下手したら自分が知らないうちにリペアされてることがある(笑)

そういうトラブル、放置しとくと、もっと酷いことになるじゃないですか。早期対処はオーナーのためでもあるわけで、結果として店子の自分もトラブル少なく過ごせるって話。

ありがたい話です。

掃除・洗濯に必要な経費がかからない

自分で掃除をするとなれば、洗剤、掃除機、もしくはホウキやモップ、それらを自分で調達する必要があります。

洗濯だったら洗剤、柔軟剤。
まあこれは自分の好みのものが選べないというデメリットはありますが、交渉次第でもしかしたら変えてもらえる可能性も無きにしも非ず。

ホーチミン生活初期に、細々したものを揃えるのは結構手間。それを一手に引き受けてもらえるのは大変ありがたいことではないかと思います。

サービス付アパートに入った後のトラブル回避のために

これは絶対ではないです。単なる私個人の経験則なのですが、サービスアパートを選択した場合に、やってみると良いのではないかなーということをいくつか。

様子見&リクエスト

初期・または新しいスタッフさんが入った時はしばらく近くで様子を見るのが良いと思います。

監視、というと失礼ですが、会話ができないとして、人間、見知った顔の人に悪さは働きにくいもの、という心理的防御を築くため、というのもあります。

また、お掃除の専門スタッフさんとは言え、お掃除の仕方はいろいろ。

日本の常識と海外の常識は違うので、もしかしたらびっくりするようなお掃除の仕方をしているかもしれません。

事例を言うと、床を拭いた雑巾やブラシでキッチンシンクも掃除してたとか、食器洗いの泡が落ちてないまま水切り棚に置いてしまうとか。

こう言うのを見かけて「キー!!」となっちゃうケースがあるようですが、彼らも嫌がらせでそれをしているわけじゃないので、そこはグッと堪えてですね、リクエストをしましょう。

・真紅を洗う際の道具は、床のそれとは分けて欲しい。
・食器洗浄後の泡はきれいにすすいで落として欲しい。

もしそれがどうしても治らないなら、そこには手を出さないでほしい、とリクエストする手もあると思います。そこだけは自分でやって安心する、とかお掃除が入る前に洗い物は片付けておく、とか、ですかね。

盗難にあって欲しくないものは管理する

「人を疑うようなことはしたくない」と言われたこともあるのですが、例えば、

・見えるところ、安易に見つけられる所に現金を置かない
・貴重品は鍵のかかるところで管理する

などなどは、しておく方が良いかなと。

人間、普段は良い人でも、状況とタイミングによっては「魔がさす」と言うことが起こり得るかもしれません。ひと目のない状況、というのがどう作用するかわかりません。

上記の対処は、それは特定の誰かを疑う、といういことではなく、誰に対しても、良からぬ気持ちを誘発しないという意味で、所有者が心がけても損はないことかなと。

リクエストごとはマネジメントを通してする

お掃除をする際の細かなリクエストや、掃除して欲しくないエリアのリクエストなどは、マネジメントやオーナーを通してスタッフさんに伝えてもらう方が良いように思います。

理由は、お掃除スタッフさんは英語が苦手なことが多いように見受けている=意思疎通が明確にできないことがある、ということと、部屋の中だけの会話は証拠が残りにくいし、仮に録音していたとしても「そう言う理解ではなかった」と言われたらそれまで。

なので、第三者を立てる
そうすることで、明確にこちらの希望が伝わるし、それがなされなかった時に「こう言うリクエストしましたよね?」という確認もしやすくなります。

トラブルを起こさないでやるのが普通だろう?!と、日本なら思ってしまいがちですが、ここはベトナム。現実にそう言う事例がいくつもあったことは事実なので、先手を打っておくに越したことはありません。

生活にも、マネジメント力が必要なのです。
当たり前のことなのですが、日本が「客にとって完璧が提供されて当たり前」すぎるんですよね😅

そしてその基準は、おそらく日本以外のどこに行っても、「はあ??」と呆れられるものなんじゃないかと自分的には思ってる次第。郷に行っては、ですな。

まとめ

以上、いろいろ書いてきましたが、単純に運に左右されることもあります。相性もあるだろうし、一概に「こうすれば絶対大丈夫!」とは言えないのですが、自分的には…(自分がズボラで重宝しているのでw)

一度、サービス付きのアパートを経験してみるのもいいのではないかと。

もちろん一度の経験が全てになるわけでもないけど、もし、うまくいけばめっけもの。何と言っても日本じゃ、お掃除スタッフさんがつくなんて現実的ではないことの方が多いじゃないですか。(少なくとも自分ではそうだった)

だったら一度経験してみて様子を見るとか、その後、スタッフさんを入れる入れないを決めてもいいのかなーと思ったりもします。

どうしても合わなかったらお掃除サービスをお断りをリクエストすることも可能でしょうし、警戒すべき点もありながら便利な点が多ければ調整する方向での対処も選択肢に入るでしょう。

また、自分が楽をするためだけだと言う一方的な見方をしないこと。オーナーさんのメンテナンスのため、と言う側面があることも踏まえて、言動に移すことをお勧めします😊


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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

 

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