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【Thanh Ha】ベトナムの方はこんなお仕事もしてくださってます。またそんなお仕事を発注してくれる日本の方がいます ~ Produced by LALA-LYCHEEE

ベトナム@Ha Noi

LALA-LYCHEEEさんがある、Thanh Haという村で、新しいお仕事が始まっているようです。そこには日本の方も関わっていて…?

ライチの村、Thanh Ha

LALA-LYCHEEEさんでお馴染みの、Thanh Ha。
とか言って、LALA-LYCHEEEさんの存在を知るまで、その地の名前は私、知らなかったんですけどね😅

そしてなんでLALA-LYCHEEEさんを知ることになったかというと、日本の方がその村にはいらっしゃって、他ならぬその方が、LALA-LYCHEEEの蜂蜜やライチを、日本人コミュニティにもたらしてくれてるから。

上の記事でも言いましたが、Thanh Haのライチはほとんどが輸出用で、滅多に市場には出回らないとのこと。

原木のお膝元で作られるそのライチは、私がこれまで10年間食べてきたライチのどれとも違っており、良いものだからと、まとめて諸外国にまとめて買い取られていくのだそう。

一部、「Thanh Ha産のライチは国内でも買える」という声もありましたが、基本、フェイキーな売り方をしているものが多いと思った方が良さそうです。

少なくとも、農園の方=プロが見て市場で本物を見かけることは殆どのないとのことで、私が市場で見かけたThanh Ha産「と言われていたもの」は、明らかに詐称されれてるとわかるものだった😇

食べればわかるし、見るだけでも随分わかるようになったのは、LALA-LYCHEEEさんにライチ狩りに行ったことの大きな収穫の一つ。

たった一人の日本人

この村にいる日本の方は、日本でベトナム人男性と知り合い、ご結婚されてThanh Haに移り住まれているとのこと。まだ若い女性です。愛莉ちゃんと言います。

日本食どころか、飲食店や大きなスーパーすらなかった村に、いきなりたった一人の日本人。なんならたった一人の外国人。

さらには農村。
加えて、ベトナムの中でもかなりの地方。

言語も違う。文化も違う。
日本国内ですら、最近は都会から地方に行った人が、その地との軋轢でなんだかんだと問題になってるなんて話を聞くというのに、どんなご苦労があろうかと思う。便利な地で安穏と暮らしてる身には想像もつかない。

実際、話を聞くと驚くようなことばかりだ。
例えば、いきなり家の前が掘り返されて「自分家の前80mは、自分で道路を作ってください」と村の決め事によりオーダーが出たとか。しかも事前通達なしで(・∀・)

ある日気付くと、家の前が掘られてた、とか、どう言う状況…・

※下の写真は農園でお家の前の道とは関係ありませんw

道路を作るってどうやるんだよ。。。
そんな話はたったの一部で、生活の中のあらゆる場面で、きっといろんな驚きや戸惑いがあろうかと思う。でも彼女は…

そういう話をとても軽やかに話してくれる。
すげえ。

彼女だからできること

そんな風に、異国の、しかも同じ日本人に共感を求めにくい土地で暮らしているだけでもすごいなあ、と思うのですが、彼女は、ただ暮らすだけじゃなく、村をよりよくしていくにはどうしたらいいかということを考え、着々と実行に移してる。

例えば、LALA-LYCHEEEさんの蜂蜜。
あれもしっかり軌道にのせた。今年2年目。

ライチ狩りだって、そう。
Thanh Haが以前からライチ狩りをやっていたのかは知りませんが、少なくとも今ほど活発に日本人が出向くことはなかったかと。

それは村のためでもあるけれど、そもそもベトナム国内にほとんど出回らないと言われるThanh Ha のライチ を食べられる、だけじゃなく、ライチ狩りまで、できてしまうという稀有な体験を、多くの日本人にもたらしてくれたのは、愛莉ちゃんと彼女の旦那さんの功績かと。


※まだ若干数後予約枠あるようなのでお問い合わせくださいませ♪

ベトナムにいると、フレッシュなライチを楽しめるという恩恵に与れますが、さらにその中でも希少なものを自分で収穫して食べられるとか、日本人全体で見たら一体どれだけの割合か。もうね、めちゃくちゃ貴重なチャンスをもらっていると思うのです。

それがまた、少しでも村のためになるのだとしたら、私たちは貴重で美味しい機会をいただきながらも、何かしらの貢献ができることにもなる。

何かしたいと思っても、なかなか糸口を見つけられない身としては、本当にありがたい限りです。

収入が1年の一度期にあるということ

しかし、ライチの村、はいいけれど、ライチがとれるのは、1年のうち日本の1〜2ヶ月。もちろんその収穫期のために、一年を通してずっとあれこれと手間はかける必要があるので、やるべきことはあるのですが、実質収入につながるのは、その短い期間のみ。

収入が一年に一度まとめて入るだけ、というのは、なかなか大変そう。

きっちり12ヶ月分に割って、厳しく、1月分ずつしか使わない、ということができればいいですが、急に物入りになることもありましょうし、そもそもが潤沢な収入、というわけじゃないのなら、そりゃどうやったって前倒しに使うことになる。

大変なことだと思います。

そこで、ライチ以外の収入源を彼女たちは考えた。
というか、ここ、細かな系列的経緯までは書けないのですが、そういう動きをしたときに、彼女たちを知る、在越の日本人の方が、すぐさま日本の企業さん(Yoneoka Ribbon https://r-yoneoka.jp/products/list?category_id=7さんとおしゃるそうです!)につないでくださり…

新たなお仕事がまとまったそう。
それが、こちら。

ベトナムの方らしい新しいお仕事

事務所の一角に、何か作業場らしきものが。
なんだなんだと近付いてみると…

 

リボン???
だけど、お花みたいにきれいに形作られてるもの。
聞くと…

セレモニーなどで使う、胸章!
え、あれって手作りなの???!!!

手作りしてはるわ。。。
機械とかで作れるものもあるんでしょうが、こちらで作られてるのは、こんな感じ。

うっわ、きれい!
やっ、こんな立派なもんなんやね?失礼ながらも言うちょっとペラッとした感じのものを想像してた(・∀・;

確かにこの風合いは、機械とかでは難しいんかもしれません。や、すんませんよくわからんのですが。

そしてこういうの、年間に何万とか、もっと?とか、すごい数が必要になるんですってね。なんかセレモニー的なものに縁がないので「そんなに?!」と思ってしまうんですが、それに対して作れるところも少なくなってきてるのだとか。

そんな背景もあって、これを発注してくださる日本の会社の社長さんが、直々に、そして話が出て早々にThanh Haまでお越しになられて、話がまとまり、今、Thanh Haの村では、このリボンの製作に従事する方が少しずつ増えてきているのだそう。

ベトナムの方、一般に手先が器用な方が多いと言われますし、ご自分から進んで「やりたい」と言われる方にお願いしているようで、Thanh Ha の新たな産業になりつつあるそうです。

また検品などに、愛莉ちゃんが立ち会えるというのも大きそう。

ヒーロー登場

村を、なんとかしようと模索し続ける愛莉ちゃんご夫妻。
そのご夫妻を見て、助け舟を出してくれた、ベトナムにいる日本人の方。
そして、話が出てからすぐに足を運んでくださった、日本の発注元の会社の社長さん。

どなたも、なんと大きなお仕事をされていることか。

このケースに限らず、ベトナムでお仕事をされている方は皆さん、何かしらの形でこの国に貢献されておられるだろうし、また日本に益をもたらしてくれてもくれていると思う。

ですが、小さな村の話を聞いて応援したいと思いつつも、「大変そうやなあ」と思いながら、せいぜい蜂蜜買うくらいのことしかできなかった身としては、なんかもうヒーローが現れてくれたようなお話。

もちろんそこはビジネスですから、その会社さんにも利があってのこととは思いますし(←※ここは当然のこととして私が推測で書いていましたが、なんと仲立ちしてくださった方は、特にビジネスとして関わられたわけではなく、この村の方に何かできれば、ということでお繋ぎになられたと判明しました!なんと!!さらに、ヒーロー!!)Thanh Haの方々のお仕事も、十分要求に応えられるものだったから、ということはあるともうのですが、なんにしても素晴らしいし、ありがたい話。

ありがたい、というのは、大ファンであるLALA-LYCHEEEさんのある土地が、少しでも潤うことにつながるということへの感謝と、そこに日本人が関わってくださってるということへの感謝と。

見えないところの作用

ベトナムは親日である、というと、歴史的観点から言うとそうとばかりも言えないし、あまりにもお花畑な考えである、と言う意見をいただきます。

ただ実際、私がホーチミンにきてから身の回りのことだけで言うと、大変親切にしてもらえているのは確かですし、むしろよくしてもらいすぎでは?と思うほど。実感覚として「親日に感じる」場面は多々あります。

しかしそこれもこれも、たまたま、だったわけではなく、これまでに長くこの国で事業展開されたり、お過ごしになられてるかた達が、この国で信頼関係を築いてきてくれてきたからだろう、と思わずにはいられません。

今回の、Tahnh Haのお話にしても、然り。
なんだかそう言う方達のご尽力にただ乗りするようで大変恐縮なのですが、だからせめて、日頃から感謝を。

Thanh Haの新しい産業、まだ始まったばかりで、村の中でも半信半疑なところがあり、まだ必要な人材も揃いきっていないようですが、最初に始めた皆さんが着々実績を積んで行ってくれているので、じきに、もっと大きな産業になるかと思います。

ライチの村が、この時期だけもてはやされるのではなく、もっと豊かに、そしてリボンの村としても聞こえてくる村になってくれるといいですね😊

 


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