福岡人的に、もつ鍋と言ったらこちら。ローカル向けの当初のころからずっとファンだったわけですが、その歴史の中でも、絶好調なモツが今入ってると聞いて…?
ホーチミンのもつ、その初期からファンです!
ホーチミンに住み始めた方はもちろん、もつ鍋って地域性の高いものだから、あまり馴染みがないという方もおられるかもしれませんが…(とはいえ日本では全国区になった時期もありましたが)
福岡に位住んでた人間としては嬉しいことに、楽天地さん、というお店がホーチミンにはあってくれるのです!
しかもその最初が素晴らしかった!
私がこちらを見つけたのは、2016年。6年ほど前のことでしたが、中心街から外れた場所にあって名前が聞こえてくる日本食屋さんは、そこまでそんなに多くなく…
場所も、その頃の自分にはまだ行き着けないエリアにあったので、噂を聞きつけて出向いたはいいが(ほんとに?ほんとにこんなとこに、もつ鍋屋さんが???)とドキドキしながらいったの、覚えててるなあ(笑)
あれはおそらくローカルターゲットだったのだろうか。実際お店に出向いた時はいつもローカルの方でいっぱいだった。ちらほら「あそこいいですよね!」というお声もいただいたので、日本人が全く行ってなかったわけじゃないと思うけど、ローカル多勢。
福岡の、あの美味しもつ鍋を、まずローカル、向けから発信してくださってるのかと、その心意気とご決断と、何よりたくさんのローカルの方からのご支持を得られてることに感嘆したものです。
それが Le Thanh Ton に移られてから、こちらに書いてあるように、
一時期、ちょっと書き控えた頃もあったのですが、その時のお店の方の対応の素晴らしさ、パッションに触れて、なおさらファンになってしまったというね。ただ…
モツの入手が困難なホーチミン
とにかく日本とはベースが違う。こちらの方もモツを食べないわけではありませんが(Lau Boという牛鍋にはミックスモツ的なものがよく入っている)食べ方が違う。それは元々のモツの質が違うこともあり…
結果、お店などで安定供給できる良質なモツを獲得するのはとてもとても大変だと思うんです。
実際入手が困難な時期などは、ブレがかあったことも事実。そういう時は私もお店に正直に感想をお伝えしてました。
が。
ががががっ!
久しぶりに行ったら、すんごいの入ってましたよ!!
これ、未来永劫確保できるというわけじゃないでしょうが、お店の方に聞いたら少なくとも先しばらくは大丈夫そう、とのこと。
とはいえ!
もしお店に客さんが殺到したら、当然ながらその期間も短くなります。その先また入荷できるに越したことはないのですが…
まずは今!
今のうちに楽しにでおくこと必須!
ブレがあるからこそ、それは良い方に触れることもあるわけで!って、初手から〆の文章みたいになってるけど、まあ見てよこれ!
気配で美味いことがわかるモツ!
ばーん!!ヾ(@⌒▽⌒@)ノ
うーーーーつーーーくーーーーしーーーーいーーーー😆
皆さんご存知の通り、モツって手入れ間違うと劣化しやすいものでもあるし、保管状態でも色々変わる。そういう「人の手」によるところも大きいが、まあまずモノ、ですよ。
このレベルをホーチミンで手に入れるのは、相当困難ではなかろうか!!
でも!!!
見てこれ!!!
え、こんな綺麗なモツ、食べられるの?!ホーチミンで?!まぢで?!
わが目を疑うというのはまさにこのこと。
ワタクシ、その場にすっくと立ち上がり、「なんてことー!!!(狂喜)」と叫びたい気持ちでございました。まぢかー!!!
焼くぞ!
というわけで、まずは焼き!
炭火、ではないんですよね。直火もうまいが、こんな見るからに油が美味そうなのは、湯を張ったジンギスカン鍋でジュワジュワ半蒸し焼き。
じゅーーーーーヾ(@⌒▽⌒@)ノ(もうテンション上がって語彙が飛んでる)
じゅうじゅうじゅうじゅうーーーー(≧∇≦)(おいそこのフードアナリスト、仕事しろ)
ぎゃあああああああああ!😆
ぷりっぷりのトロットロ!!
プリュプリュした食感が愛嬌をふり巻きながら転がりつつ、芳醇な旨味を含んだ脂が溢れて満たす口の中。。。頭、抱える(いい意味で)。うんまっ。
この日はワタクシ、ビールも飲まずに初手から黒霧の湯割りで通しましたが…うんまー!!うんまー!!!極上モツと焼酎サイコー!!!うんまーーーーщ(゜ロ゜щ)
こんな脂っこそうなもん、そんなに食えんわー、とお思いだろうか。でも問題は「どんな脂か」だわな。
私だってもう牛の脂は辛いお年頃(泣)
ですがだからこそ、味覚だけではなく体感でわかる、良い脂。質が良く美味しい脂はスルリと入ってしまうのだよな。これは、その良い脂。
待って待って。これ、日本でもなかなか出合えなくない?一時期の日本のもつ鍋ブームでいー加減なものを出してるお店が相当数あった悔しさを私は今も忘れていないが…
この料理をよく知る、そして食材移入種がホーチミンより格段に楽であろう日本ですらそんな体たらくがあった黒歴史を思うと、もうこれ奇跡じゃね?!
鍋だ鍋だ!!
さあ、そして本命の鍋ですよ!
浮気した焼きにすっかり心を奪われてしまいそうになったけど、本命はやっぱり鍋!浮気したこと、後悔はしてないけどな!!!
これで3人前でございいます。モツ多め(追加ができるので)
ぐーつぐつぐつ。ワタクシ好みの強めで炊き上げます。
程なくすると山のようなニラやキャベツはしんなりとなり、クッタリと鍋におさまったら食べごろです。
スープは追加してもらえるので、遠慮なくガンガン炊きましょう。ってか…
待って。追加したとはいえ、こんなに持つの存在感があるもつ鍋、そうはないんじゃない?その量も、だけど、炊かれて、なお放たれる存在感。こんなんどうやったって美味しいじゃろ…。
果たして…
ごめん、その後はもうあまり写真がない。食べるのに夢中で!
そしてもつ鍋、もう10年以上前だけど、日本の出張料理でやってた時は、周りの友人もぼちぼちお年頃だったので、もつよりキャベツの方がうめえな、みたいになってて、自分もその中の一人だったくらいには脂耐性落ちてたはずなのに…
食う食うヽ(・∀・)ノ
ものが良ければ美味しく食べれる、という好例。お口だけじゃなく、もう体が反応しちゃってます。うまうまい。食う食う。うまいうまい。(エンドレス)
結果、豆腐じゃナンジャと追加して、その後モツも追加して、ちゃんぽんを食べ、乾麺のフォー(かな?)を入れて出汁を吸わせて食べ(これは絶対やったほうがいいから〆に食べて!)、その間なんどもスープを足してもらい、最後はおじや。
どんだけ食うねーんww
でも食べれちゃう😆
だって、あのモツですもん。
上に戻って、あの写真見てよ。語彙が飛ぶのもわかってもらえると思う。
ちょっとね、今の仕入れのモツがある楽天地さん、最強すぎます。ホーチミンで、というよりは、日本のもつ鍋屋さんを視野に入れても、ガチ勢で戦える。
福岡に住んで、アホほどもつ鍋食べてきて、自分でも5kg10kg単位でモツを仕入れてイベントでチョイチョイ出してたので、もつ鍋食ってる回数は半端ない自分が言う。
すげーぞ、今の楽天地さん!
さらにはこれまでのお値段通りという驚愕
でな?
これ、スペシャル期間のスペッシャルメニューかと思いきや…
お値段変わらずヽ(・∀・)ノ
そして追加トッピング・和牛もつ枠でこのモツを提供してくれるとのこと。
え?ありえなくない????
これは…食べない手はありません。
平日は夕方からのみ。週末はお昼からも?
確認して、できれば予約をしてお越しになることをお勧め。
この日も平日だったけど、ローカルの人の方が感度高いのか、すでにたくさんの方がいらっしゃいましたからね。ぬかった。うかうかしてる場合じゃないですよ!!!この美味しいモツ、ぜひ食べてー😆
【ちょっと見てって!】しばらくは大丈夫そう、と言いましたが…
ほんっとに美味しかったこの前回レポした時のこちらのもつ鍋。しばらくは提供がもつかな、って感じで聞いてたので、私もあっちの人、こっちの人に伝えて、中には、
「一緒に行こうね!」
と言ってたんですが…
やはり。美味しい物の力はすごい。
その後どうやらレンジいつ満席に近いお客様がこられてたようで、あっという間に在庫が底をつきそうだと😅
ただこれが最後というわけでなく、次回入荷も見込めているということだったので、また必ずや楽しめるはずではあるのですが…
在庫が切れた時の端境期がある可能性が出て来たっぽいです。なので、ちょっとの間、食べに行こうと思ってた人はお店にモノがあるか確認されてくださいませ。
他からの調達ももちろんあると思うんですが、「聞いてたのとなんかちゃうやん」ってなると残念なので、念のため。
いや、元からあったのも美味しいんですけどね?この記事の上の方で大騒ぎしてたの、ほんっと突き抜けてたんでw
でも、嬉しいですね。
美味しいものがちゃんと売れる。わかってくれるお客さんがたくさんいてくれる。これ、お店の力ですねえ。誠実にお仕事されて来たからこその良いお客。良いお客さんがおらっしゃるからこその良いお店。
素晴らしい。
私もまた次回入ったら食べに行こ♪
⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
楽天地
8A/16 Le Thanh Ton Q1
(Le Thanh Ton の4P’s さんがあるヘムで、4P’s さんとは逆側に行った奥にあります)
Time: 17:00 – 23:00(平日)
11:30 – 23:00(土日)
にほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!</p
コメント