来客がある時に、大きな一品があるとパッと映えますよね♪ そして大きな逸品は、意外と手間がかからないことが多い?!パートフィロという食材、もっと活用しましょう♪
Pilloとは
フィロ、またはパートフィロと呼ばれる食材は、地中海地方で多用される食材で、とうもろこしの粉・小麦粉主原料にした薄い薄い生地。
ちょっと力がかかるとすぐに破れてしまうほどの薄さで、現地の方はもちろんこれを自作する技術をお持ちでしょうが、慣れない私みたいなのは冷凍生地を使う、一択(笑)
このフィロを使った料理、色々あるのですが、何を作るにしてもこの生地を作るのが一番大変なので、冷凍物で出来上がってる生地がある、となると、あとはとっても簡単なのです♪
上記、ガッツリな量が入ってて、190kくらい。
え、高い!と思われるかもですが、これ、ほんとたっぷり使えるので意外とお高くもないですし、これで省ける手間を考えたらめっちゃお得!
どんなもの?
箱の中身はこんな感じになっています。
パイ生地だと厚いしバターが織り込まれているのである程度の温度に戻すまでは硬いのですが、こちらは非常に薄く、且つ水分も少ないので、割とすぐに使えます。
こんな感じで、とても、薄い。
まず2つ折りにしたものを巻いているので、内側から取ろうとすると面倒です。
水色のフィルムに近い外側から必要分だけを取り出したら、すぐに巻いてフィルムをしっかりかけ、箱に戻しましょう。とても薄いのですぐに乾燥するのですが、そうなると柔軟性がなくなり、使いたいように使えなくなってしまうので。
生地を用意
今回はキッシュだったりプディング的なもの、どちらにも使える生地のご紹介。
と言ってもとても簡単、以下の材料を混ぜるだけ。
牛乳 100cc
水 100cc
オイル 50cc
塩 ひとつまみ
フィロの用意
必要なフィロを取り出したら、それもポリ袋に入れるなどして乾燥を防ぎましょう。
で、今回は、自家製のリコッタチーズに黒胡椒、チェダーチーズの粉末などを適当に散らします。
これ、クリームチーズでもいいし、下の黄色い粒々は、ピザチーズを刻んだもの。
ぶっちゃけ、全く何もなくてもアリなのです。ただその場合は塩気が足りないので、先ほど作った卵きじにもう少し塩胡椒を足すなどすると良いかも。ハーブなどを散らしてもいいですね。今回は乾燥バジルを。
で、こんなふうにヒダヒダにします。
こうやって寄せるので、具材はそんなにたっぷり散らさなくてもいいです。上の写真だとちょっと多かったかな?という印象。
で、この横幅が入るケースがあればこのままでもいいですし、私は今回試しに作ってみたかっただけだったので、半分長さに切って使いました。
共通するのは、少し深みのあるお皿なりケースが良いということ。液体の生地を入れますからね。
これがまたねー、適当なんですよ。
ざぶざぶ注いで、生地の上部がちょっと覗くくらいでもいいですし、もっと少なくして底1/4程度が浸るだけでもいい。
これ、別に生地がキッシュみたいに固まるという話ではなくて、フィロに水分が吸われて生地っぽくなるって感じなんですね。
なのでたっぷり注いだら全体がふんわりなるし、少なめに注いだらカリカリ部分が増えるという寸法。
焼き時間は180度で15分〜20分。
オーブンにはクセがあるので、様子を見ながら、またこうでなければならないというのはありませんが、個人的には下の写真くらいの焼き色になるのが美味しいかなと。
上部の焼けたところはカリカリと言っても、本当に薄い薄い生地なので、サリサリ!って感じかな。
これをざっくり切り分けていただくわけですが、下の部分はしっとりしていて、キッシュ的とも言えると思う。
ランダムにチーズやその他の材料を散らすことで、食べる場所により食感や味わいが変わり、結構ザクザク食べても飽きがきません。
もし味が薄めだったら、食べる時に手元で塩胡椒やその他のソースをかけてもいいし、自由自在です。
そんなに重たくはないけれど、あれこれと並ぶパーティーの食卓の中に、ガフガフ食べられるこういう逸品があっても良いのではないかなと。
あと、何を入れてもいいし。
冷蔵庫に余ってたベーコン、チーズの切れっ端、砕いたゆで卵なんかも美味しいかも。
一点、そんなに火がしっかり通る時間ではないケースもあるので、中に入れる具材で、たとえばミンチ肉とかだったら塩胡椒など味を与えて炒めておいた方が良いと思うし、しがったものにランダムな味わいを与えてくれるかと。
カリカリを増やしたい時
何度か作って思ったのですが、私はカリカリバリバリがある方が好きなようだ。
というわけで、ヒダを作る際に高さを作ることにした。
具材を広げたフィロの手前を2cmほど向こう側に折り、向こう側の端をつまんで少し持ち上げるようにし、同じ幅を作れたら向こうに倒します。
その繰り返し。幅広の飛騨を作るイメージ。
で、端を支えてくれる高さがあるケースを選んでアレンジすると吉。
で、卵液少なめ。
なぜかこれの仕上がり写真を撮ってなかった(苦笑)
が、ヒダの寄せ方で色々食感変わりますよという話。
甘いバージョン
で、大きな器だと、3〜8枚のフィロを使うのですが、今回はたった1枚のフィロで。
今回は余ってたリコッタチーズと、ジャム。
フーコックで買ってきたジャムがとてもとても甘かったので、ちょっぴりでも生きるかなと思い。
で、同じようにヒダを寄せ、幅2cmくらいに切ったものを細いお皿に並べ、生地をほんの少しながして焼き時間は同じように180度で15分ほど。
ちょーっと動画撮る段取りが悪いが、こんな感じで、卵生地の少ないところほどパリッパリ。
最悪、この卵生地、なくてもなんとかなるんじゃね?レベルですが、あるとやっぱり味わいに落ち着きが出るし、纏めてくれる役割もあって食べやすくなる感じ。
サクサクの食感を感じならがキュッと噛み締めると、中かから緩んだリコッタがトロッと。そこに酸味を持つジャムがキュッと。それを卵生地が優しく纏めてて、おやおや。これにアイスクリームでもあったら最高だな。
とても簡単だし、オーブンがあればすぐにできる一品たち。
これ、もっと活用されてもいいと思うわ〜(^・^)
どこで買える?
ちょっと変わった食材といえば、こちら。
いつもお世話になっております(-人-)
もちろん通販とかにもあるようですが、何せ冷凍ものなので、保冷剤と保冷袋を携えて買いに行った方が安心かなと(^・^)
こんなレシピもあります
レモンタルトー♪
というか、このケースが作れたらいろんなものを入れてお手軽に楽しめるので、ケースのレシピと思ってください。
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
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