もうこのブログでは、お馴染みのOCCIさん。このたびめでたくご主人がお迎えになられたとのこと。ということで、もちろん食べに行ってきました(๑•̀ㅂ•́)و✧
お馴染みOCCI
ホーチミンに住んでいながら、東京のお店を「おなじみ」とか言うのはちょっとずうずうしい感じもしますが、同じなのだから、仕方ない(๑•̀-•́๑)
先日のFUMEさんとの2回目のイベント、
これまでのレポ、
Occiの前の kitchene g3
さらにその前の三軒茶屋にあった時のレポ、
などなど。
細かいものを含めると、まだまだ他にもありますが、主要なところはこんな感じで、このブログの常連さんなのです。
そして私は、彼の料理を味わうたびに感動している。
他の、「どこかのような味」と言う表現ができない彼だけの味は何度食べても驚きに満ちているし、ほんとにおいしい。
ホーチミンに住んでいるからこそ、たまの帰国で東京にいけるのであって、地方済みのままだったら、なかなか今のようには伺えなかった可能性が高い。
それを思うと、ホーチミンに住んで良かったことの1つに、Occiが身近になったこと、が、挙げられると思います。ほんとラッキーだわ。
5周年記念メニュー!
ちなみに、この5周年記念コース、2025年10月13日までやっているので、まだまだチャンスはあります。
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そして、私、読み落としていたのですが、↑ポストにあるように、用意されたワインの中に、ワインの中に、
「飲んだ瞬間に「今年はワインから料理を組み立てよう」と決めました」
と、シェフに言わしめたワインがあるとのこと。これ友達がちゃんとインスタのポスト読み込んでいて、その場で教えてくれたんです。そこまでシェフに言わせるワインがあったんですよね、と。
実はこの日私を入れて6人が詰まっていたのですが、その中の半分ぐらいは最初、今回はノーマルにしようかな?と言ってたんです。
しかし、そんなワインがあるのならばと言うことで、あっという間にアルコールを頼む人続出(笑)
情報って大事。
発信をするお店にとってもですが、そんな機会を逃してしまうかもしれなかった客側としても教えてもらえて本当によかった。
あの時、情報提供してくれた友よ、感謝である(`・ω・´)ゞ
メニュー
詳しい内容は当日にしたのですが、それ以前にも既にこちらのコースを食べた方のSNS投稿などが結構あって、なんとなくは見ていました。
しかし、改めて見ると…
もうお楽しみの詰め込み箱やないかーい!
事前に確認されたのは、メインを子羊にするか、黒木和牛にするかと言う点。私は迷わず子羊。
いや、黒木和牛も絶対おいしいに決まってるんだけど、山口シェフの扱うジビエや羊は本当に絶品なので。いやうん、豚も牛も、彼の手にっかかると絶品なんだけどw
ワインに関してもとても丁寧な説明が添えられていました。
ワインに明るい人なら問題ないんでしょうが、私みたいにそんなに知識も経験もない人間からすると、こういう丁寧な作業したと言うのはありがたい。
そして、ペアリング。
私も最初今回はソフトドリンクのペアリングにしようかなと思っていたのですが、先程の話のようにわいもとても重要なようなので、なんと今回どちらも試してみることにしました(笑)
本当に仲の良い人しか集まっていなかったので、飲みたい人がいれば、その人が頼んでいるものじゃないほうも味見してもらえるかなぁと言うのもあって。
お店に言わせると、ノンアルコールのペアリングって本当に大変なようなんですが、その大変なプロセスを経て生まれたこちらのお店のノンアルコールペアリング、ほんとにおいしいんですよ。
以前のレポにも書きましたが、料理によってはノンアルのほうが好みだった、なんてこともあった位。
ペアリング=アルコールと言う概念がくずされた瞬間でした。
シェフがおっしゃられていたように、ノンアルのペアリングは本当に大変なので、それに対してどれぐらい需要があるかと言うバランスが非常に難しいようですが、私はとても支持しています。
ぶっちゃけ、アルコールもノンアルコールも頼んでしまうと、料理のコース代金位になっちゃったんですが(笑)、ここのノンアルコールのペアリングでなくなってしまうと、ほんとに寂しいので、応援の意味も込めて( ・`ω・´)(旦那さんなら絶対どっちも頼めって言ったと信じている)
お料理ー!
スイカとトマトのガスパチョ 三右衛門とフォアグラのパテ・アンク
あー、もうスイカとトマトのガスパチョ、と言う響きでグッとくるね。
ってか忙しい中、6人も集まってくれるって相当ありがたいんですけど!
昔だったら東京に知り合いなんてほとんどいなかったのに、ホーチミンに住んでるおかげで、以前、ホーチミンに住んでいたり、お仕事でいらした時にお知り合いになれたり…
って方が増えて、こうして私が東京に来たときに集まってくれる方がくれました。ありがたい!
そして、アンクルート。
おお、初手からこれだと結構お腹にたまるんじゃなかろうか?少し加減して食べようかな?なんて思ってたんですが、ええ、手が止まりませんでしたわね。
当たり前ですが、ペロリと完食です。
アンクルート、というのは、フランス語で「パイ皮に包まれた」という意味を持つ調理法、または料理そのものを指します。
ホーチミンでもよく前菜に使われている料理ですね。
中身はパテだったりサーモンだったりと色々ですが、今回はパテアンクルート。さらに上部にはジュレが仕込まれています。おいちい(*´ω`)
馬肉とマンゴーのタルタル キタアカリの焼きニョッキのジェノベーゼ
タイトルだけでもいろいろ渋滞してるように見えるのに、調理法や諸々の調味料などを考えたら、さらに入り組んでるからすごいですよね。
ちなみに、焼きニョッキはタルタルの下に仕込まれています。
この奥ゆかしさよ。
そしてなんというか、馬肉のタルタルに関しては、夢見心地。
私わ私わりと味の記憶はできる方なんです。特に写真があるときは、その写真を見ると、かなりリアルに口の中にその味が再現される。
なんですが、今回のこの馬肉のタルタルに関しては、あまりにも夢見心地だったということだけは覚えているのだけれども、味わいがちょっとおぼろげ。おいしすぎてシステムがちょっと飛んでしまったらしい😅
そのくらいおいしかった。
熟成三右衛門豚と黒毛和牛のミニバーガー シェリーマリネの地鶏フリット
ねぇ、どう思いますコースの途中でバーガーが出てくる!しかも、Occiさんのバーガーです!ありがどんなにおいしいか知ってる人なら、コースに組み込まれてるの、涙もの!
もちろん、それがメインの料理ではないので、小ぶりではあるのだけれども、スライダーよりも大きなサイズ。
ただ、ここのバンズ、風味は満点なのに口の中でとろけるようで、お腹に全くつっかえない。香ばしく焼かれたパテはもちろんジューシーでとても美味しくて、この空が出てきた時は、ほとんどみんな、無言(笑)
そしてみてみて、このお皿!
シェフがベトナムに来たときに、わざわざ買って帰ってくださったものなの!ベトナムのものがちゃんと使ってもらえている。嬉しい!!
とか感激しているところに不意打ち的にやってきた、シェリー酒仕込みの子の唐揚げ。
ねえ?5周年の記念コースに唐揚げが組み込まれるなんて思わないじゃない?なので、ちょっと珍しい趣向だなと思ったのは正直なところ。
ですが…?
ん…っまっ!!!
聞いたところによると、鶏がらで撮った出汁にチキンを漬け込むと言うダブルチキン仕様。シェリーの香りも、とても香ばしく生きていて、唐揚げの概念が全然変わった。
ってかこれ、唐揚げって言っていいんだろうか。恐ろしく美しい料理の一品。
正直、そんなに大きなピースではなかったけれども、さらにはそれを小さく噛みみ千切りながら、みみっちい位のペースで食べてたんだけど、食べてる間ずっと圧倒されっぱなしだった。
唐揚げ、だよな?と何度も確認しながら食べたな。この間も、みんな無言。凄まじく、美味しい。。。
仔羊のロティ または黒毛和牛のロティ
これが一応メインだったと思うのですが、それまでもバンバン迷宮のおいしさが繰り出されていたので、ちょっと混乱しつつもお肉に突入。
話題の白をここでいただき、まぁおいしい。
面白かったのは、ノンアルコールのペアリングもここではぶどうジュース。確か使ったジュースって言ってたかな。めちゃくちゃこれもおいしいんだよな。
こういうの、探し当てるまでにもコストかかるし、簡単に買えるものかどうか分からないので、きちんとお金を取れるアルコールだと思うんだよな。
ってーっか、ひーつーじいいいいい。
幸せすぎる。
しっかり、ひつじらしさが生かされた料理で、ひと口ごとに広がる旨味がすばらしい。
牛は但馬牛でした。6人中1人が頼んでいたので、ちょっとお味見もらってしまった😁
うーん、どっちも美味しい。
羊か牛かと言われたら、ついつい羊を取っちゃいがちななんだけど、このお店では牛も相当に美味しいからなあ。毎回セレクトにめちゃくちゃ迷う所以です。
デザート or 食後酒
デザートには、甘いものを食べない人、またはお腹がいっぱいで食べられない人のためにか、食後酒と言うものも用意されてて素敵。
でもここのデザート、ちょっと無理してでも食べたいんだよな。
はーい、美味しい。
ぺろっと食べられちゃう。
そしてコーヒーにプチフール。大満足だな。
なんというか、これまで食べたコースも美味しかったので、特段このコースだけがって話でもないのですが、その時々でそれぞれの魅力を持ってるので、やっぱりrこのコースも食べてほしい。
2025年10月13日までとのこと。
予約必須です。
他では食べられない、OCCIさんならではのお味。楽しい驚きと美味しさに満ちているので、是非是非なのです♪
お店情報
Burger & Bistro OCCI
東京都品川区東五反田1-16-4(3F)
Time: 11:30 – 14:30 / 18:00 – 00:00(木金土日)
18:00 – 00:00(月水)(火曜日定休)
Spent: 5周年記念ディナー+ペアリング 20,000円 / person
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