一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

肉寿司 @神戸三宮!

神戸は日本有数の観光地。なので、飲食店も多いですが玉石混合!そんな中で極上に美味しかった神戸三宮 肉寿司 さんをご紹介!

 

馬肉なら生肉食べて大丈夫なの?

神戸といえば神戸牛、ですが、今回のお店は肉を寿司ネタとして扱うお店。というわけで、馬肉がメイン。

生肉のハードルがすっかり高くなってしまった日本の飲食事情ですが、馬肉は生食可能、とされてます。

なぜか。それはO-157などの危険な菌が、牛・羊・鹿などのには住みつけるのだけど、馬には住み着けない特性を持っているから。

また、馬は牛や豚などの家畜より体温が5度前後も高く、菌類が繁殖しにくいのだそう。加えて、アレルギーとなる抗原が少なく、人が食べてもアレルギーを起こしにくいとされていて、つまりは日本で食べられている食肉の中では最も安全と言われてるんです。

 

 

また、寄生虫に関しては冷凍処理をすることで解決(馬に寄生する虫は低温に弱い)。だからと言って、その特性に依存することなく、生食されることを前提として、馬肉業者さんは凄まじく高い衛生観念と手間を用いて市場に出してくれてるんですね。

世の中、絶対なんてことはありませんが、以上の理由から、馬肉であれば、生食でも危険は低い、と言えるわけです。

ってか、美味しいしな、馬肉。産地の熊本が近くの福岡に長くいたので、よく食べてました。馬を。どこぞの団体が聞いたらひっくり返りそうな発言ですが、牛がナマ食できなくなった今、肉の生食文化を担うのは馬。馬が食べ物のチョイスに上がるのは必然でもあるわけですね。

 

 

その名も「 肉寿司 」!

わかりやすいです。お店の名前は、神戸三宮「 肉寿司 」。

 

 

ベトナムの飲食店のようなネーミングだな。通りの名前+番地数、みたいな(笑)

この日はなんと、朝に大地震があった日だったので、揚げ物はできません、との張り紙が。

 

 

なんと私が帰国したその朝、ちょうど関空から神戸に向かうバスの中…しかもあの海の上をずーっと渡ってる道の上でグワングワン(@@)

人生初の緊急警報音を携帯から聞き、ビビりながらも自分にできることは何もなく、速やかに退避場所に停めてくれた運転手さんに全てを委ねて、揺れが収まるのを待ってました。。。いや、怖かった。。。

そして三宮に着いてみたら、列車が止まって人が溢れ、周囲の店は速攻閉店。さすがにご経験されてるエリアの対処は早い。

で、夜の街も、急遽閉店、というところもあったのですが、こちらは開いてくれていてラッキー。

開いているお店が少ないこともあってか、あまり広く開いてない店内は超満員。ギリギリ2人で入ることができました!

 

 

酒の肴も充実してます!

 

初手から寿司、というのもなんだったので、お酒のつまみを少々ばかり。まずはこちら。

 

 

べっこう玉、言うんですってね。卵の黄身の醤油漬け。と言っても頃合いのお出汁につけてくれてて、まぁ旨味はあるわ、ネーットリと舌に絡みつく感じがヤラシイわ、そこにトロッと酒を入れると、ふくふくと香りが膨らむし。。。

私これまで単純に、黄身の醤油漬けとか味噌漬け、という言い方してたんで、べっこう玉という名前を聞いて、なんとも色気のある名前やなぁと。これ、私が知らんかっただけやろか?地域的なもんなんやろか?

 

 

クリームチーズの醤油漬けやったかいな。それにもろみを合わせてる、ハイ酒飲みさんいらっしゃいメニュー。ここの大将、絶対飲み助と見た(๑•̀‧̫•́๑)

あ、いやでもこの日一緒に食べてた人、飲まへんなぁ。。。でもこれその方のリクエスト。。。おるな、時々。飲まなくても酒のつまみが大好きって人。。。こっちは気兼ねなく肴頼めるからありがたいけど(笑)

 

 

ほいで、これよ。
レ・バ・刺・し♡

牛は食べられなくなったけど、馬は内臓も冒頭に書いたような理由で生食が可能!!しかもこれ…ちょっとこれまでに食べたレバ刺しの中でも出色でしたのよ。

シャクシャクとすら感じる歯切れのよさ、と思うや否や、トロリトロリと舌の上で頼りなくとろけたかと思った瞬間、ググッとレバーの旨味全回。かと思うと、サーッと引いてく後口の良さ。

え。なにこれ。これまで食べた中のレバ刺しの中でも出色なんだけど。たまらんのだけど。なんてことなの。こんなうまいレバ刺しがあったの?!しかもこれが今日本で食べられる数少ないレバーの一つ。。。

救世主や。お馬さんは、救世主や(๑•̀‧̫•́๑)

 

 

さて、本題の 肉寿司 に行きます

 

 

見てこの赤身。
一応ほんのり熱は入ってるのかな。スロークックのローストビーフ的な感じ。

赤いでしょ?刺し入ってないように見えるでしょ?でもこれが柔らかくてうまいねんっ。そして小ぶりな握りも良い。やっぱり大将、きっと酒飲み(どうしても飲む人であって欲しいらしいw)

 

そしてお次は…?

 

 

あれ、馬じゃない。鴨だ。へー…って、ちょっと待って!鴨、こんな状態で食べられるん?!

あ、いやでも河内の鴨とか刺身で食べるか。神戸からも近いし、あの方面の鴨やろか?さすがに味で見極めるほど、鴨体験は多くないので推察にしかすぎませんが、なんでもええわ。アホほどうまい。

だいたい 肉寿司 、と称するもの、肉がけち臭い切りつけになってるのが多いねん。しかしここのは、シャリとのバランスが非常に良くて、どっちかと言うと、ネタ比率がチョイ高い感じ。

且つ、口の中で転がしてると、良い具合にシャリと絡まり、本来、魚の油より融点が高いとされる肉類の油は、その旨味本領を口中では発揮しにくいものですが、実にうまい。

鴨肉、保管は近々の冷蔵庫のはずですが、チラッと炙ってる感もあり、この薄さなので、人呼吸置いたら温度がちょっと緩むんかな。なんにしても美味しゅうございましたー。

 

 

そしてこれが。。。タテガミ、ではないんですって。馬のこの色味を見たらついタテガミ、と思ってしまうのですが、確かにタテガミほど固そうでもなく、別部位のよう(失念)。

これがまぁご覧の通りの色白ぽっちゃり美人さんなので、うまくないわけがないよね。とろけたよね。とろけてシューっとなくなってって、ラスカルの角砂糖ミルクでじゃぶじゃぶ洗っちゃいました状態よね。

 

 

この、美味しいのにつかみどころがないって、悪い女の典型よね。思わせ振りというか、こちらに捕まえさせたくするくせに捕まってくれない、みたいな(๑•̀‧̫•́๑)

そして真打登場。

 

 

はいエロい。
とめどなくいやらしい。
見てこの色気。

漬けです漬け。馬ともなれば、刺身にして美味しい部位も限られようし、部位が違っていたからといって、味の違いがどこまであるかって話もあるので(多分食感は違ってて、でも硬くて刺身じゃちょっとって部位もあると思われる)こうした仕事がすごい生きる。

うまいぞ。ここの 肉寿司 、本当にうまいぞ。これまで東京・バンコク・ホーチミンで 肉寿司 食べたけど、まぁ海外は部が悪いとしても、東京の 肉寿司 は単価下げて若い客を取り込む方に走っていたので、肉を楽しむ感じじゃなかった。茶濁しな 肉寿司 。

しかしここのは。。。肉ももちろん楽しめるし、それと妙を為す酢飯も良い。握り方もエロ。

ただし、単価はそこそこしますんで、若い子が初手からこの店に来て腹一杯になろうと思ったら、結構な金額になると思います。でも食べる価値はある。

せやなー、どっかで軽くつまんで、こちらでちゃきっとしめる感じか、刺身と寿司を数貫、ぽいっと放り込み、しっかり目のご飯を食べにいくか…合わせ技で行くと、お腹にも財布にも頃合いな感じかな。

とはいえ、うまさを思えば、これを高い、とはいえません。ええわ。本気で食べに行きたい 肉寿司 、初めて遭遇したかも。

神戸に行ったら神戸牛…だけではないとお知りおきください。いいですよ、この店。小さいので3人以上の時とか、確実に席が欲しい時は、予約をお勧め。

三宮駅からも徒歩5分程のところなので、どこぞに行く途中・帰る途中に、ちょっと立ち寄るとかもええんではないかと。ゴリ押しします。おごちそうさまでしたーヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 

 

 

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お店情報

神戸三宮 肉寿司 
兵庫県神戸市中央区北長狭通2-2-9 北長狭7番 1・2F
Time : 17:00 – 24:00 / 金土祝日前 17:00 – 05:00
Spent :  ¥3800

 

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