日本から来たことやら、その他のゲスト家でもてなす時にベトナム料理を出したい。しかし作るのは大変。そんな時に重宝するのがデリバリー!
不意のゲストや日本からの方のおもてなしに
過去何回となく、日本から友達が遊びに来てくれたことなどがあるのですが、もちろん基本は外に連れ出す。
しかし、ゲストかお疲れだったり、時間的にちょっと慌ただしいなぁ(フライト前とか、夕刻遅めの時間帯とか)ってときには、デリバリーが大変重宝します。
ご希望されていたお店の味を体験してもらえると言うこともありますが、ベトナム料理ってとにかく作るのに手間がかかる。
私も、過去結構な回数料理教室みたいなものに行ったのですが、そしてどの回にも新しい発見があり、非常に楽しく、ベトナム料理って奥深いなぁと、感嘆の意を得、料理教室自体には大変感銘を受けるのですが…
二度と家で作るもんか
というのが、共通した結論(・∀・;
いや、なんちゃってとか、それっぽいものを作ることはあります。味が好きだから。
しかし正統派の、きちんとしたレシピとなると、まーとにかく時間がかかる、手間がかかる!
作れなくはない。
極端に難しい技法とかがあるわけでもないのですが、手間がすごくて、私みたいな雑な人間には日常的に取り入れにくい😅
というわけで、デリバリーだ!
デリバリーの良し悪し
デリバリーの良いところは、例えば、小さなお子様がいらっしゃる場合など、お店に連れて行くのは、ちょっとと言う時にも、おうちでその味を楽しめるのは結構な利点。
お忙しい方が料理の手間を省けたり、移動の時間をセーブできるのもありがたいですね。私も何度も救われてます。
しかし一方で、お店の雰囲気は味わえませんし、お店の雰囲気の1部である食器だったり盛り付けなんかが楽しめない、と言う点は残念なところ。
見た目もどうしてもショボくなりがち。
おもてなしの際は、お皿にもりなおす、くらいの手間はかかるかもしれませんね。それでもお店に行って食べるよりもメリット大きいケース、というのはあるので、その辺の計算は個々によって場合によって、弾かれたし。
愛するお店のデリバリー
ちなみに今回のこの店、最近めちゃくちゃ多用してます。
Thao Dien 地区には素敵なお店がいろいろあるけど、ベトナム料理のアラカルトで自分にヒットするお店が少なく困ってたんですが。。。
https://cheritheglutton.com/nam-me-saigon/
↑こちらのお店は本当、重宝してまして。
おしゃれすぎてローカル感は無いですが(笑)、安定した時、バリエーションに富んだ内容、南部の料理がモチーフ、サービスも良いと言うことで、ホーチミンでご案内するには大変重宝するお店。
ふと、こちらのある料理を旦那さんに食べて欲しくなって探してみたらGrab Foodにありました!
休日ランチに3品ほど
パッケージ
というわけで、頼んだのはこちら。
はい、パッケージからしてすばらしい。
清潔感があるし、もしゲストがベトナムの事情に慣れてない方でも怖がらせない。
うん、麺料理なんかでスープがポリ袋に入ってきたりすると、ギョッとされることがあるからねw

内容はこんな感じ。
正直お店が綺麗で盛り付けがチャーミングなのも知ってるだけに、この見た目は、(んー。。。。)という感じですが仕方ない。
内容物は同じなんです。
ただ料理の見た目が。。。

これはローカル店ほどギャップがなくて、素敵なお店ほど生じるジレンマ。致し方なし。
ということで、ちょっとお目かし。

まあ、たいした食器があるわけじゃないので、そこまで豪華にはならんけど(そして早く食べたい一心で、雑に盛ってるw)、それでもデリバリー容器のままよりはちょっとマシかと😅
お目当ての顎肉! Nong Heo Nuong Mac Khen
さて今回のお目当ては、こちらのお店の豚の顎肉のグリル。
この部位と料理、別記事を立てるくらい私、大好きなんですw
これ、旦那さんも絶対好きだから、いつか食べさせたいと思っていたのですが、こちらの店舗は家から遠く、一緒に行く機会を伺ってたらいつになるかわからない。
ってことで頼んだら?

うーん、お店で見るとツヤッツヤなんだけどなあ。
これはデリバリーだと失敗したかなあ?と思ってましたら???

あ、や、全然美味しいですw
もちろん焼き立てをお店で食べた方が美味しいですが、これ、デリバリーでも十分いける。
付属のお塩と、柑橘を絞ったものにちょっとつけて食べるといいですね。

こんなやつです。
それにしても表面にはこれ、ひと塗りするものがあったのではないかなあ?と思いまあしたが、それでも美味しい。
どうしても冷めてる状態がお好みでなければ、ちょっとだけ、軽くレンチンしてもいい。それこそ15秒とか20秒とか。
あんまりガッツリ加熱すると食感も損なわれると思うので。
そして豚トロよりも脂は控えめなので、多少冷えててもくどくありませんし。これは、良い!
Ca Ri Ga Ta Nam Bo チキンカレー南部風
カンボジアとかに近いスタイルの南のカレーは、ココナツを使ったサラサラめのテクスチャーのことが多いです。
そして、ローカルの中には、とんでもなく甘いものがある。
いやもう、砂糖をザザザザー!!!っと入れるくらいに甘いやつ。
木の幹に塗って置いたら、カブトムシ寄ってくるんちゃう?くらいに甘い。まぢで。
だから新規店を開拓する際には、ちょっと警戒するのが常なのだけど、この日はどうしてもここのカレーから目が離せず、ちょっと良いお値段(270k)したのですが、頼んじゃった。
こんな状態で届きます。

そしてすんごいたっぷり!!
二人分、余裕であります。そして良い具合のココナツミルクの炊き込み加減。油の分離が頃合いを告げてますな。

ご飯はついてきません。
その代わりにパンがついてきます。
ご飯は自前の冷凍のものを温めました。
が。
どーよこれ。美味しそうじゃない?!

そして甘さも控えめ、サラッとはしてるんだけど、ブロスが美味いんだろうなこれ。実に味わい深い!!
しかし濃すぎずオイリーすぎず、食べ飽きも来ない。甘いカレーにありがちな、芋がさつまいも、っていうのもなくてキャッサバ。
ジャガイモじゃなくてキャッサバってのがまたベトナムらしくてよい。

で、驚かれるrかもしれませんが、ローカルのカレーは甘いことが多いこととあっさり目、ということで、他の料理と同じように、この料理にも味変アイテムがついてきます。
ライムとチリ塩。エビ塩のこともありますが、これは単純なチリ塩かな?
カレーにライム?って思いますよね。
でもベースのカレーソースがさらっと柔らかめなので、受け止めるんですよねえ、ライム。もちろん大量に入れると違和感があるから、最初は数的で試してみてください。美味しかったら追加。

もちろんすでに完成してるカレーなので、味が足りないわけじゃない。穏やかめではあるから、数粒散らして、コントラストを楽しむって感じかな。
甘んまいやつに関しては、その酸味や塩味でバランスを取るという側面もあるけど、これに関しては「アクアセント」って感じかな。
そのままでも美味しかったから無理に試す必要はないけど、気が向いたらやってみてw
で、どのくらいこのカレーが気に入ったかというと、

旦那さんとシェアしてご飯で食べた後、ついてきたパンで綺麗に器を拭い切って食べるくらいには綺麗に食べたw
あくまで、ベトナムカレーが好きな人に向けての「ここのは美味しいですよ」、なので、そもそもベトナムカレーが苦手だったり(ココナツ風味とか辛味がほとんどない穏やかな味わいとか)食べたことがないという方にどう感じられるかは未知数ですが。。。
「ベトナムカレーってどんな感じですか?」
と聞かれた際に、いくら良くあるタイプだからといって、日本人的に拒否感が持たれる可能性が高い甘甘なものを勧めるのも気が引けたし、ヤギカレーのように尖ったものを出すのも。。。
と、これまでは迷うことが多かったけど、個人的にここのカレーはベトナムらしさを持ちつつも、日本人にも食べやすい、ベトナムカレーの概念を体験するのにはちょうど良いものと感じられました。見つかって嬉しい♪
Bi Nu Xao
これ毎回お店でも頼んじゃう。
でのやっぱり紙のカップに入ってると、ちょっと残念に見えたから、お皿の上に。

うふふ。ズッキーニの赤ちゃん。
というか、かぼちゃか、これは。
どっちも近しい種族で赤ちゃんの頃はどっちだと言っても通用するくらい性質が近いきますが、名称からすると、かぼちゃの赤ちゃんが正しそうですな。

塩味はかなり控えめですが、ガーリック炒め。コリュコリュとした食感が楽しく、お野菜の味わいがジュワッと滲む。
塩は足りなかったら足せば良い。
でも他の料理がしっかり味だと、このくらいの控えめさでバランス取るのもまた一興。
この料理もあまり日本じゃ見ないんじゃないかな。味わい的には受け入れられやすいシンプルな味わいだけど、素材として、この段階のかぼちゃ、あんまり食べないもんね。
少しだけ珍しいけど、馴染みのある色うざいだし味わい。おすすめ。
休日のランチタイム。
旦那さんに食べて欲しくて頼んだご飯だったけど、思いがけず充実してて、うっかり自分ももてなされてしまった気分w
美味しかったし、このお店のデリバリーは知っておくといろんな場面で重宝しそうだなって思いました!
お店情報
Nam Me Kitchen & Bar
@Grab Food




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