ベトナムに来て早々にやらかすことが結構あるのが、「甘い牛乳を買ってしまうこと」。というか、長く住んでてもウッカリやらかすことがある。
飲むには、甘い。でも別の使い道なら…?
ベトナムには甘いものが多い
Co Duong = 砂糖入り
Khong Duong = 砂糖なし
もしかしたら、北の方はそうでもないのかもしれない。なぜなら南の方が圧倒的に料理も調味料も、甘いものが多い。なので、もしかしたら北には…
甘い牛乳とか甘いマヨネーズとか甘いチリーソスとか(なんだその相反する言葉は)少なめなのかもしれない。けど、少なくともホーチミンにはとても多い。
だからうっかり間違える事態が度々起こる…orz(確認しろよ)
特に牛乳に関しては買う頻度も高いからか、ちゃんと見て買ってるつもりなのに時々やらかす。
でも最近はパン作りをするために意図的に買うことも多い。単体で飲もうとすると甘くても、パンなどに使うと、それでもまだ砂糖が足りないという状態になるのだから面白い。
意図的に「甘い牛乳」を使いたい状況を考えたり、砂糖と牛乳を使うレシピを前提にすると、間違えて買ってしまった甘い牛乳でも、俄然役に立ってくれるから面白いもんで。
飲みもの編
コーヒー牛乳
簡単すぎる技ですが、普段のコーヒーには砂糖を入れない、という方も、コーヒー牛乳にするときはちょっと甘みがあると美味しく感じられる、というケースも多々聞いてます。
ので、インスタントコーヒーを混ぜるだけ。これで、ただ甘い牛乳を飲むときに比べると、グッと美味しく感じられる。
なんだったら甘い牛乳だけの甘さでは足りなくて、さらにちょっと甘みを足したくなるのだから不思議なもんで。
ミルクティ
上記に同じくミルクティのミルクとして使うと、びっくりするほど自然な感じに。あ、写真はコーヒー牛乳と似たような感じになるので省略(笑)
フルーツミルク
あらピンクのクマちゃんヽ(・∀・)ノ
冷凍庫にあった冷凍イチゴと甘い牛乳を、ブレンダーでガーッとやったら、あら美味しいフルーツミルクの出来上がり♪
別に凍らせておく必要もなくて、生のフルーツでもOK。こういうのを作るときはちょっとお砂糖を入れることが多いですが、すでにミルクに甘さがあるので果物のみでOK。
りんご、バナナ、イチゴ、パイナップル、もしも余裕があるなら南国の地の利を生かしてマンゴーとか(贅沢!)、台湾っぽくパパイヤ牛乳にしちゃうとか!
ブレンダーないし果物もそんなに買わないなーって方は、ジュースと混ぜてもいいと思うんですよ?
オレンジジュース、ピーチジュース、グレープジュース。好みはありましょうが、意外とミルクとの合わせ技、美味しいもんです(^・^)
ペクチンを多く含む果物屋ジュースと混ぜると、ちょっととろみも出て濃厚さも楽しめます。スムージーほどヘヴィでなく、爽やかに牛乳を楽しめる逸品♪
ミルクセーキ!
卵が貴重な時期なので、写真なしです!w
ですが、案としてご提案すると、懐かしのミルクセーキ!
…って、今のお子さん方、飲んだことあるかしら(・∀・)
昭和の人間の私には、子供の頃に大変喜ばしい飲みものだったのですが…
牛乳 150cc
卵黄 1個分(あっさりがお好きな方は卵白も!)
氷 製氷機で作る数個分〜お好きなだけ
砂糖 お好きなだけ
くらいの割合で作ることが多いです。が、甘めの牛乳を使ってると砂糖は必要ないかもしれません。
お砂糖をダイレクトに使うのに抵抗のある方はハチミツなどでもいいかと思います(特に1歳未満のお子さんにはハチミツは摂取させないようにお気をつけください)
食べ物編
クリームの作り方
最近パンを焼いてるってのがあって、パンに包むクリームを色々作るんですが、もしもパンを焼いてなくても、普通に食パンにつけて食べたり、果物を添えてデザートにもできたりするので、クリームバリエーションを。
基本はこちらの応用です。
とっても簡単なので。
ミルククリーム
そもそも甘い牛乳ですが、クリームにすると甘さが足りないくらいなので面白い。
甘い牛乳 150cc
お好きな甘味料 お好きなだけ
コーンスターチ 大さじ1
やり方としては、火にかける前に全部を混ぜ合わせること。そして牛乳と甘みを足して味見をしてからコーンスターチを加えた方が、美味しく味見ができます(・∀・)
味見を終えてからコーンスターチをよく溶かし、それから火にかけて常にそこに触れるようにヘラを当ててかき混ぜ、決して焦がさないようにして煮詰めつつトロみがついてから1分ほどしっかり煮て出来上がり。
どのクリームにも共通してるのは、表面がとても乾きやすいということ。乾くと色が悪くなるし、食感も口に触るように。
なので、できるだけ早いうちに容器に移して、ラップをぴったり密着させるようにしてカバーします。クリームとラップの間に空間があると水滴ができて感触が悪くなるので。
できればステンレスで、浅い容器に平たく入れるのがコツ。より早く冷めてくれます。
冷蔵庫でしっかり冷やすとゆるい餅のようにベロンと一枚になりますが、それをフォークか泡立て機でグシャグシャと混ぜると、ポッテリとしたクリーム状になるのでおすすめ。
ちなみに写真のクリームは作った後にほぐしてないもの、ペロンと固まった、ママのものを包んだので、クリームの上面が直線的になってますよね。悪くはないのですが不自然というか…
違和感を感じる方もいるかと思うので、
ミルククリームの甘味は砂糖はもちろん、ハチミツ、練乳なんかもミルク感が増して美味しいかと思います。
カスタードっぽいもの
本来のカスタードは小麦粉のグルテンで固めるものが多いですが、コーンスターチで作る食感のものも悪くないですよ?
甘い牛乳 150cc
お好きな甘味料 お好きなだけ
卵黄 1個
コーンスターチ 大さじ1
卵黄分、水分量が増えてますが、ご存知の通り卵黄は加熱すると固まる性質があるので、特にコーンスターチ量を変えなくても大丈夫。
もちろん一度作ってみて、お好みがもう少し硬めが好きなら増やせばいいし、緩めが好きなら減らせば良いかと。
ミルククリームに比べると、カスタードは特に、一旦冷えて固まったところをぐしゃぐしゃとほぐして軽く練った方が、カスタード感が出て良いと思います。好みですが。
ショコラ / コーヒークリーム
カカオクリームって、ちょっとリッチな感じがして嬉しくないですか?せっかくカカオの産地にいるので、カカオ、もっと活用したいですよね♪
甘い牛乳 150cc
お好きな甘味料 お好きなだけ
ココアパウダー 大さじ1/2〜1
(またはインスタントコーヒー 小さじ1〜2)
コーンスターチ 大さじ1
ココアパウダーを使い慣れてる方はご存知かと思いますが、いきなり大量の水分の中に放り込むとダマになりやすい上にココアパウダーは吸水性があまり良くないので、最初に少量のミルクで寝るように混ぜてから全体に溶かすことをお勧め。
また甘味料は練乳を入れると、仕上がりのチョコレート感が増します。その水分量で若干ゆるく仕上がる可能性があるので、気持ち、コーンスターチを多めに入れてもいいかもしれません。
もし、作ってみたけど思ってたよりも緩かった、という場合は、一旦日から下ろして、追加のコーンスターチを少量の牛乳で溶き、ゴムベラで全体に手早く混ぜ込んでから再加熱。
これで硬さを調整できます。
レモンクリーム
私がよく作るクリームなのですが、爽やかなので、単体でレモン風味のプリン的に食べても美味しい。
甘い牛乳 150cc
お好きな甘味料 お好きなだけ
レモンの絞り汁 大さじ1〜2
コーンスターチ 大さじ1
レモンの絞り汁は水分ですが、レモンが持つさんが牛乳のタンパク質を固める性質があり、混ぜただけで若干のとろみが出るので、コーンスターチは通常量で問題なし。
見た目はミルククリームと変わりませんが、味は爽やか。
例えば、こんなふうにグラスに入れて、ヨーグルトやホイップクリームを重ね、フルーツを盛るなどすれば立派なデザート。
もちろん他のクリームもアレンジ次第でパフェの一部にできますし、シリアルなんかと組み合わせても楽しいかもしれませんね。とにかく…
液体 150cc
コーンスターチ 大さじ1
この法則覚えておくと便利ですね。
そしてこれら全部を試して気に入ったものでもあろうものなら、あれれ?砂糖入りの牛乳が足りないじゃないかヽ(・∀・)ノ
とまではならないまでも、何かしら使い方は見えてくるかと思います。なので、甘い牛乳を買ってしまってもガッカリしないでくださいね。
まあ…料理に使おうと思ってたのに甘かったら、レシピをかなり選ぶ気がしますが…(苦笑)
ただ飲むには歓迎されない場面が多い Co Duong の牛乳ですが、もし間違って遭遇しても、活用してあげてくださいね♪
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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
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