一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Capichi】ごくごく普通の味の魅力はチョイスにもておくといいですよね ~ Machiya Cafe

スイーツ

新進気鋭のれいテスト・レシピとは全く違う位置にある「安定の味」。これは手駒に持っておくととっても便利!

斬新、個性的も魅力なれど

久しぶりに日本に帰国して思うのは、もうコンビニやケーキ屋さん市場などで新しいものがどんどん生み出されてて、追いつくのが大変なくらい!

そう言う競争は金額を抑えたり、常に新たな楽しみがあるなど、消費者にとってはとても有利なことのように思えます。しかし…

ふと、思うのです。
見たこともないような見目とお味の素敵なケーキを食べて「すごい!おいしい!」と感動はするものの、それらは短命で次々と様相を変えていく儚さを。

長年続く味がもたらすもの

そんな中にあって、不二家のケーキは脈々と続いている。その年数なんと100年以上!

しかもフランチャイズ展開をしているから、全国あちこちにお店もある。そんなたくさんの店舗が続いているからには、ニーズもあると言うことだ。


https://www.fujiya-peko.co.jp/cake/item/15385.html

最近、不二家のケーキを食べた方はおられようか。
良い意味で「中庸」という言葉があれほど見合う味はなく、大変に「普通」。それは一昔前なら、利点にはならなかったかもしれませんが…

変化の激しい、そして新しいものばかりに溢れた昨今の中にあっては、とても「ほっとする」。

味をディスクライブしようとすると「中庸」としか出てこないのだけど、時制を相手にした時に、それが魅力になる歴史。すごいなあ、と思うのです。

不二家のケーキ的ポジション

で、話はホーチミンに移りまして、ホーチミンもここ数年のケーキ業界の進化ぶりは凄まじく、ただしそれは日本が不二家さんのような実直なお店から徐々に変化して行ったものは違い…

一足飛びに今の世界のレイテスト・レシピの世界に飛び込んでいるかのようにも見えるのです。

世界で揉まれた方がたまたまホーチミンに行き着いて腕を振るわれてるRobinのような方や、洋菓子のメッカで修行を積まれてこられた方の味が楽しめるようになったのは至福の限りなのですが…

見よう見まねで、見目だけはそれっぽくしているけれども、全く成果の基礎ができていない哀れなケーキを世に出しているケースも多々あって、開拓を進める作業は大変疲れる。

ましてやそれらは1つ200k前後という、日本でも高額の部類に入る価格帯のものなのに、家で焼くホットケーキほどにも価値がないとなると、心身ともに落胆がひどい。

そんな中に。

わあっ。
なんだこの昭和の喫茶店的雰囲気を醸すお店はっ。

いや昭和の喫茶店にカルボナーラなんてなかった気がするが、カフェを名乗りつつパスタをトップ絵にするあたり、グッと来る。

自分でも不思議なのだが、カフェの食べ物になった途端、パスタにはものすごく寛容になれる自分がいるんだ。アルデンテとかソースの乳化が…とか関係ない、ナポリタンと深く記憶の中で関連づけられてるからだろうか。カフェのパスタ、にはとても寛容になれる。

しゃれたドリンクもあるようではあるのだが、プリンとかね、シンプルそのもの。これはまあベトナムにもあるものなので、あまり日本のそれと重ねてみるのもどうかと思うが、なんかこう、懐かしい気もする。

そして久々に見た、コーンケーキ!
ってことはあれか。日本の昔の喫茶店を重ねるのは勘違いでこれ、ローカル仕様のカフェなのかな。

コーンケーキ、イロモノに見えて結構美味しいことが多いんよね。久しぶりに頼んでみるかー!

思った通りだ

パッキング

というわけで、お願いしたのですが、残念ながらコーンケーキはこの日在庫がないということで連絡が。じゃあガチャにしようってことで、リプレイスできるものなんでもいいよーとお伝えしてデリバリーしてもらった。

こんな感じでシンプルだけど、中の隙間を埋める工夫もしてあったし、しっかりしてるな。

Black Forest

ブラックフォレスオは、ふわふわチョコ生地にフレッシュクリームのコンビネーションのものをさすことが多いかな?

まあ想像のつく味ではあるのですが…

58kかっ。
このお値段だと相当にお得なボリューム感ではある。そして結構丁寧に作ってある。特段特殊な外観でもレシピでもないけど、お値段に照らすと価値ありじゃなかろうか。

お味も突飛なところはない。穏やかにチョコスポンジと生クリームだ。上部のデコレーションのチョコレート可もなく不可もなくというアベレージ感がむしろこのましい。

見た目通りの味が来る。そういうのが欲しい時もあるんだよ(笑)

Tiramisu

定番ティラミス。少なくと私がホーチミンにきた2012年くらいから結構あちこちで見かけてた国外のレシピ。

ただし、けっこうその食感や味わいにい癖の強いものが多くて、2度3度と食べたい、と思うものは少なかった。

が、こちらは…

実に王道。おそらくは多くの日本の方が「ティラミス食べようかなー」と思った時に思い浮かべる味そのものではなかろうか。

マスカルポーネの部分も、スポンジ部分もココアデコレーションも、どれもが突出しすぎず、かといってチープすぎず、食感も、本来ティラミイスとはこうあってほしいというイメージそのもの。

こちらも同じく58k。
ローカルのお菓子に比べたら高いかもしれないけど、実に誠実だと思う。200k前後取って、ふた口と食べられないような稚拙なものより、よほどいい。(よっぽど残念な目にあったんだな…?)

心底ホッとした

ちょうどケーキを食べる前の時期に、続けざまに残念なスイーツにあたってしいまい、しかもかなりの金額だったので、ほんっとに(しょんぼり)って心模様になってたってのもあるけれど、至極まっとうなケーキに遭遇できて、ほんとホッとした。

そして例えば、特別な時にこのケーキをあえて買おうとは思わないかもしれませんが、こういう、いつでも漠然と思いうかべたイメージ内に入ってくれるケーキってのは、おいしさもだけど、癒しとして存在してくれてることに意味ああるのかもしれない、と思ったり。

あと、ストライクゾーンがかなり広い。
だから相手をあまり選ばず食べてもらえるかもしれない、という点では、複数人へのおもたせにはいいのかもしれない。

あと何と言ってもお値段ですわな。
日常の、ちょっとしたスナックを買う感覚でケーキを食べられる。これは手駒に持っておくと色々重宝しそうかな?と思った次第。

またハズレ続きで疲れた時は、ここのケーキを拠り所にしよう。ほんと、ちょっと大げさだけど、自分の中では不二家のようなポジショニング。

あっててくれてありがとう、って感じです(-人-)

 


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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Machiya Cafe @ Capichi
https://order.capichiapp.com/ja/restaurant/1365

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