一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

La Villa French Restaurant 〜 ウットリなお料理♡

フレンチに行こう!となった時に、最初3Gを狙ったのですが、何度電話しても出なくて、
携帯電話でやっと繋がったと思ったら、なんと現在改装中…(ノ_・。)(2014年1月半ば現在)
ひと月ほどお休みして、テト(旧正月)明けに再開するそうです。場所もちょっと変わる
らしいけど、旧店舗からさほど遠くないとのこと。今後行かれるかたは要注意。
電話番号が変わるかどうかは確認しませんでしたが、モバイルの方は大丈夫だそうです。
(「3G」モバイル番号 090-8225-884)
で、次にピックアップしたのがこちら。
日本の某旅行サイトにはレビューの一件も着いてないのですが、Trip Adviser さんでは
ホーチミンのフレンチ部門1位、ホーチミン千件以上の全てのジャンルのレストランの
中でも2位という定評のあるお店。在住者の方で行かれてる方は沢山いらっしゃるよう
ですが、旅行中に2区に行くってのは、なかなかハードル高いですもんね(^^;
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自分があまり把握していないエリアだったので不安でしたが、お店が有名なんでしょうね。
ドライバーさんに住所見せたらすぐに了承して最短距離で行ってくれました♪
お店なので入り口にネオンサインはありましたが、高級住宅街の中の一件、という風情。
店内と屋外の席があって、この日は店内に案内されました。
涼しかったので外でも良かったかなー、と後で思ったのは、その様子があまりに
ロマンチックだったから。ライトアップされたプールサイドの席はすごく素敵♪
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屋内席にはお客さんが多くて、あまりパシャパシャ写真撮れませんでしたが、
フレンチコロニアルスタイルっていうんですかねっ。こないだ覚えたばかりの言葉
だからあんまり確信持って言えないんだけど、なんかそんな感じでとにかく素敵だ(笑)
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わーい、と喜んでおりましたらば。。。
「…ミ…???」とつぶやく連れの人。ん?なに?と聞き直すと、『なんで、セミ?』
と言われておられる。なにがセミ?と思って視線の先を追うと。。。
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壁にセミ…?????(^^;
しかもすごくリアルな…(笑)
セ…セミって、難関の幸運の印とかだったっけ???
この1体だけだったから、このお店のシンボル的な何かって分けでもなさそうだし、
すごい違和感(笑) ちぇり的には2階へ上がる螺旋階段とか、ライトの具合にウットリ
していたのですが、この時から御仁はセミが気になって気になって仕方なかった様子(笑)
あれ、インテリアとしてかけてるんだったらどうなんだろう(^^;
ともあれ、全体に素敵なのは間違いないです。
南国のフレンチなので、決して形式張ってるわけじゃないけど、せっかくあの空間に
行くのなら女性は好きなワンピースを着て行ったら楽しいと思うし、男性はタイまで
要らないけど、ドレスシャツにスラックス、カジュアルでもレザーシューズで女性を
エスコートすると素敵かな♪男性はあまり価値を置かない所でしょうが、ここは一つ、
お洒落して来た女性のために(^_-)☆
コースもありますが、過去のホーチミンでのフレンチ経験から行くと、絶対多すぎる
量になるのでアラカルトで注文。二人につき、前菜2品にメイン1品、そして絶対
食べたかったチーズトローリー。デザートは様子見で。一応注文時にお訪ねしたら、
シェアするのは大丈夫ですよ、と快く仰っていただきました♪
最初はアミューズ。
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多分魚貝系のテリーヌに、飴がけしたプチトマト、ガスパチョ。
彩りの良さと味のバリエーションで食欲が刺激されますね♪
で、お次が揚げ春巻き。アミューズを頂く限りは、生粋のフレンチ系の手法ばかりを
使われてたようだった上でのベトナミーズで、ちょっと茶目っ気を感じる一品。
これで最初からベトナムナイズされた味の物が出て来てたら先が心配になったと
思うんですけどね(笑)
まぁまぁ、ここまでは順当な感じ。美味しいけれどもレベルの高い所で安定している
感じで、ワクワクやドキドキ感は左程なかったのですが。。。。
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フォアグラのテリーヌです。
これが、美しかった。。。
ちゃんとガチョウのものだったと思います。お店に確認はしてませんが、フランスから
空輸されて来ている物だと言う話はチラホラ。ホーチミンのお手軽フレンテ値で出される
フォアグラは、ガチョウではなくダックのものであることもしばしばらしく、多分
ちぇりがこれまで何度か外で食べて、今まで食べて来た物に比べてアッサリ目だな、と
思ったのは、その違いだったのかもしれないなと。
バターのように滑らかに口の中で溶ける食感、その儚い食感とは対照的な存在感。
大変濃厚な味わいではあるのだけれども、しつこくはなく、この皿の為にセレクト
してもらった甘い白ワインと合わせると、鼻腔に抜ける香りが数段階で膨らむ感じ。
多分ここしばらくしてなかったようなニヤけ方をしてたと思うわ、自分(笑)
更にそこに添えられたチョコレートソースをほんの少しつけて頂くと、味がガラッと
変わりまして、今度は赤ワインと合わせたい衝動に駆られるけれども、先のことを
考えてグッと我慢。俄然、続いて出て来る皿への期待が高まる高まる♪
このソースをつけるのとつけないのとでの激変ぶりには、同席の御仁も大層興味を
持たれてたようなので、ぜひ、食べられる時にはその違いを楽しんで下さいませ♪
ソースはフランス料理の醍醐味ですもんね♪
もう一品の前菜は、カイエット。
こちらのお店のお話をする時によく名前が出て来て、召し上がってる方が多いなー
という印象の料理。豚肉や野菜をまとめて網脂で包んで火を通したお料理ですね。
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こちらのお店のものはレバーか、その他の内蔵系の味わいが強く、それに
合わせてハーブ類も豊かに使われていたようでしたので、こういう味を
食べ慣れない方には「クセのある味」という捉え方をされることが多いようですが、
ちぇり的には、よくぞこの内蔵の風味と味わいを、ここまで奇麗に演出したもんだ、
という印象。ただ、脂が少なくモロモロとした食感になりがちなので、ソースを
たっぷりと添えてどうぞ。
そしてメインは、オッソブッコ。骨付き仔牛の煮込み。
これ自体もオーラを感じるほどの存在感。ってか、やっぱりシェアして正解。
無理だろ、これ、コースの中の一品として一人で食べるの(笑)
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ちまりちまりと可愛らしい皿がぞろぞろ出てくる日本にありがちなフレンチを想像
してると、ホーチミンではえらい目に遭うね。。。これは再確信したところ(笑)
で、この料理の素晴らしかった所は。。。
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皿手前に盛ったポレンタ!!実は別ポットで出て来たのですが写真忘れた…(汗)
コーンミールをお粥状にねっとり仕上げたものですね。
で、ポレンタ自体は珍しくないと思うのですが。。。
トリュフ入りのポレンタだったんですよっ(笑)
スライスが乗せられてるだけかと思ったら、全体にもトリュフの香りが…。
小さな粒粒も見られましたので、刻んだ物なのかパウダーなのか。もしくは、
オイルも使われてたかもしれませんけど、全体がふんわりトリュフの香りを含んでる。
オッソブッコ自体も、そのルックスと煮込みという豪快さからは想像しにくい繊細さで
大変美味しかったのですが、味のアタックが控えめだったので、ちょっと最初肩すかし
食らった感じだったんですね。美味しいけど,気持ち単調だな、と。それがあなたっ。
このトリュフ入りのポレンタと同時に口に含んだら。。。
舌でもなく、鼻腔でもなく、まず内蔵が(ゾクリ)と。
緊張したとき、恐怖にさらされた時などは、胃がきしむ・肝が冷える、など、
内蔵の反応で表現されることがありますが、それに近い感覚かな。
美味しい、とか、香りがいいとか、能が好みを判定する間もなく、意思的に
ではない、動物的な脊髄反射。無意識下の、自分の根源にあるなにかが反応した結果。
もちろん、オッソブッコが恐怖である訳は無いので、それがなにかと言われたら、
これは間違いなくエロスですなぁ。味や香りを説明するだけでは事足りない何か。
ほら、顔がかっこいいとか、可愛いとかだけでは言い表せない、むしろどっちかと
言うと好みじゃないのに、押し倒したくなることってあるじゃないですか。
あんな感じ。(どんな感じや…) また、これに合わせてもらった赤ワインが秀逸で…
同席の方にはかなり失礼だったかと思いますが、もうテーブルの他のことそっちのけで
軽くイってましたわ。久々に出会った、こんなエロい皿。トリュフの好きずきにもよる
でしょうが、決してこの店の目玉ではないであろう品でこれですか。。。
(多分、ステーキとかロブスター辺りが本命) すごいポテンシャル。
本能に直結する三大欲求なんてどれも「快」を求めるものですからね。
食も追求し続けると、求める物は快楽に行き着くわけで、それはただ美味しいとか
香りがおいいとかでは事足りない。そこをぶっちぎっての「何か」が宿り、
エロスに昇華して「至高」と感じるわけですが、こちらのお店のお皿には、随所に
それが感じられてもう、年齢制限のレート入れた方がええんちゃう?というレベル。
ここまで食べたらもう、既に今までホーチミンで食べたフレンチのお店とは、
完全に一線を引いた感じですね。上下ではなく、路線が違う。
この後に食べるフレンチの採点が辛(から)くなりそうだなー(笑)
って、まだ終わって無ーい!!
チーズトローリー!!
3Gに行きたかった理由の一つに、自家製チーズをたっぷりと出してくれるから、
ってのがあったのですが、こちらも、手作りでこそ無い物の、豊富なチーズを
揃えて下さってるということで、楽しみにして来たのです♪
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日本でも、おそらく敷居の高そうなフレンチでは提供してくれるサービス
なんだと思いますが、ま、なかなか遭遇しない訳ですよ。
デザート前のチーズのサービス。そもそもチーズ文化の違いがあるので、
多種多様なチーズの種類を一同に見ることも少ないですしね。
チーズ好きなので,超幸せなトローリー♪
で、好みはあるか、香りが強いもの強くないものどちらがいいか、などを
聞いてくれた後に、スタッフさんがチョイス、盛りつけしてくれます。
お好みで自家製のフルーツジャムやナッツ、ドライフィグを一緒に、そして
お願いしたら蜂蜜も持って来て下さいました♪
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うん,これも独りじゃ絶対無理だわね(笑)
ミルキーなカマンベールからストロングなヤギのチーズ、ブルーチーズまで、
これだけの種類を一度に食べたのは初めてかも!!!すごく美味しいし、
興味深い。好みで、こういうのがいい、こういうのはダメ、というのを伝えれば
それに応じたチョイスをしてくれるとういのも嬉しいですよね♪
デザートもすごく食べてみたかったけど、とても入りそうになかったのでお茶を。
そしたらマカロン何やらのお菓子がついて来て、それすらももう食べきれないほどの
満腹感と満足感。なんという幸せ。
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おお、そうだ。
ワインは女性のソムリエさんが居て、頼んだお料理を伝えてセレクトして
くれたのですが、グラスからでもチョイスが広いんでしょうね、全半の白、
後半の赤共に素晴らしく、とてもカジュアルな感じで相談ができたのもよかったかも♪ 
ベトナムのフレンチはほんと、気持ちを楽にして行けるのがいいね♪
3Gの新装オープンも待ち遠しいけど、いや、こちらのお店はこちらのお店で
素晴らしかったわ。Seat better than bed . いやー幸せ一杯。
素敵だったねー♪と言いながら店を後にしようとすると、『セミの違和感が…』
と最後まで言ってる人もいたけどね(笑) そこじゃない(笑)
でも行ったら探してみて下さいね。ほんとに違和感ありますから…(笑)
La Villa French Restaurant
http://www.lavilla-restaurant.com.vn/
(HPにメニューの一部も載ってるので,事前に予習して行くとスムーズかも♪)
14 Ngo Quang Huy St,Thao Dien Ward,District 2, HCMC
TEL (08) 3898 2082 or Hotline +84908128860
Email reservation@lavilla-restaurant.com.vn
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コメント

  1. そら より:

    ブログ拝見しました。
    来月ホーチミン旅行します。
    そこで質問なんですけど、
    La Villa French Restaurantに行きたいのですが、
    ドンコイ周辺からタクシーで行くのですが、
    帰る時はレストランの方でタクシー呼んでもらえるのでしょうか??

  2. ちぇり より:

    こんにちわ!
    ホーチミンにいらっしゃるんですね♪
    タクシー、お店でもちろん呼んでもらえます。
    希望のタクシー会社があれば、
    それも伝えるとその通りにしてくれますよ♪
    あのお店の方は親切かつ丁重な扱いをしてくれるので
    リクエストがあれば、まずは伝えてみるといいと思います。
    美味しい食事とすてきな旅になりますように!

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