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ホーチミンで日本的な椀物を簡単に作るぞ・アレンジ自在のベーシックけんちん汁!

けんちんんじる ちぇり飯レシピ!

けんちん汁って作ります?具材も自由自在になるし、お味噌がなくてもあっという間に作れてしまうお手軽さがよく、それでいて日本的!

突然思い立って作ってみたら、一人分だと10分もかからずできるのねー(^・^)

けんちん汁とは

実は我が家には味噌がない。味噌汁を作る習慣がないんですよ。好きですけどね、お味噌汁。

でも飲むならきっちりしたのが飲みたい。そういうのはきっちりしたお店でたまにいただくのが良い(逐一の出汁引きとか大変)。

でもそれ的なものを楽しみたいときは、けんちん汁ーヾ(@⌒▽⌒@)ノ

お野菜たっぷりで暖かくて美味しいのー♪

意外と簡単短時間

でもこれ、作るのに時間がかかる認識だったんですよ。いっつも4リットル鍋いっぱいとか、イベントごとの時は8リットル鍋にいっぱい作ってたから。

大根、日本のつで5本、人参10本、その他の野菜とかも刻んでたし、それ全部煮るには、そりゃじかなもかかわって話で ( ꒪⌓꒪) 

でもふと先日思い立って自分の分を作ってみたら、あら簡単。

10分もかからなかったわ。こんなに手軽だったっけか。(単純に量と作業量の話だったんだろ…)

こんなことならもっと頻繁に作っておけばよかった。今後取り返そう(๑•̀ㅂ•́)و✧(そういう話じゃない)

基本の野菜だけで作ってみる

何を入れてもいいんですが、これだけはあった方が良い、と私が思うものを言いますと…?

・大根
・人参
・豆腐

です( ・`ω・´)b
ごぼう、里芋、こんにゃくなんかもあると尚更美味しいのですが、日本ならともかくベトナムだとそれ、ちょっと足をの婆して買いに行かないとないんですよね。

そうなると作る気力まで萎えてしまう。という訳で、ベースは上の3種類、そしてあれば他のものも放り込みましょう、

ということで、大根と人参を銀杏切りに。

厚さは好み。でも私は5mmくらいでゴリっとさせた方が好き。
香り強めのごま油を鍋に入れ、すぐに野菜類を入れます。

ベトナムのごま油は香りがない、なんて話をよく聞きますが、上の、oMe Thomという表示のあるのはしっかり香ります。

日本はごま油=香りが強いものというイメージがありますがあ、あえて、香りを立たせないものと立つものを分けてあるようですね。

ちなみにごま油は温度を上げすぎると香りが飛ぶので、鍋に入れたらすぐに野菜を投入してください。

その後は野菜の水分もあるので、普通に中火で炒めていても温度が上がりすぎることはありません。

数分炒めてると、写真じゃわかりにくいですが、大根がちょっと透けた感じになるので、そうなったら次の工程。

お水をひたひたよりちょっと多めくらいに入れて…?

好きな粉末お出汁を加え…あ、ここではいつものきのこ出しを使いましたがあ、もちろん「ちょうみりょうごぼう」などあるとベスト。

これがあったら、昆布やカツオの和出汁よりよく合うと思う。もちろんそれらでもいいのですが、和を意識するなら、動物系のコンソメとかより、植物系のものの方がいいかも。

で、中火〜強火で炊き上げます。コトコト、とかせんでいいです。ガンガン炊き上げてください(乱暴)。

途中で好みで少し甘みを。みりんでもいいですが、我が家ではココナツネクター。まぢでこれ料理に役立つ。みりん並みに旨味を加える、というのもあるけど素材の味を引き出すのがうまいんよなー。

そしてこれまた好みでちょっとのお醤油。基本お出汁と野菜の味がしみた水分にはすでに美味しい味が出ているので、甘みと醤油はなくても良い、という人もいるかもしれません。

なのでどちらもちょぴっとずつ加えて様子をみてください。

ちなみにお豆腐は野菜を炒める段階でほぐして入れるというレシピが主流だと思います。木綿とうふの場合はそれも美味しい。

ですが、こちらで簡単に手に入るお豆腐には充填豆腐という選択肢も多く、またこれは長期保存ができるので、買ってさえ置けばいつでも使えるという利点があるので、上手に活用できるといいですね。

ちなみに、充填豆腐=保存期間が長い=保存料をたくさん使ってて危険なのでは?というような誤ったイメージが過去にはありましたが…

ロングライフう牛乳と同じく、変な誤解を元に選択するのではなく、正しい知識の元により便利な食材を適宜に活用できるようでありたいものですね。

で、その充填豆腐は、木綿に比べるとキメが細かくて水分が多く、崩れやすい。それを「かき混ぜながら炒め」たりしたらグッジョグッジョになるだけです。

なので…?

ほぼ味が決まったところで、崩し入れます。
包丁でカットするのではなく、手で握りつぶしましょう。なんという背徳的な調理法か。

お味噌汁に豆腐を入れる際には、切るときも鍋に入れるときも、とにかく崩さないことに細心の注意を払うし、マーボ豆腐の時も大変気を使う。

でもこれは「あえて崩す」のです。しかも手で握りつぶすのです。不定形に崩れた豆腐には食べる部分ごとに表情ができ、汁気がとってもなじみやすくなる。

崩れたところは溶けて汁部分にコクを与えて、味噌を使っていないのに、大豆の様相を添えてくれるという効果付き。なので、私は、全体が出来上がってから豆腐を崩しいれます。

もちろん、木綿豆腐をこのように使っても問題ありません。好みですが、私は充填豆腐を仕上げ直前に入れ一煮立ちさせて食べるのが好き(^・^)

田舎飯の旨味たっぷり

分量はあえて書いてないです。適当でできるから。
味が濃くなったら水を足せばいいし、足りなかったら調味料を足しましょう。

塩1袋ごと鍋に入れてしまった、というような極端なことがなければ、なんとでも修正のできる料理です。

具沢山でボリュームもあるから、なんだったらどんぶりでこれを食べて食事がわりに、なんてこともできますね。

その際にはジャガイモや里芋、サツマイモなど、芋系のものが入っているとバランスが良いし、腹持ちもいいかも。

まとめて作って置けば、レンチンで温めることで、より味のしみた美味しいけんちんを楽しめますし、七味や柚子胡椒などで香りを添えれば、あっという間にバリエーションが。

すっごいお行儀悪いことを言うと、ご飯にかけてねこまんまにして食べるの、好きだ(*´ω`)

あっと今にできる「日本っぽい味」、これならコンロひとつですぐにできるのでおすすめですよ(^・^)

 


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