ベトナムの他のエリアではそうでもないという話も聞くのですが、ホーチミンでは火鍋、選び放題ですよね。今回また新たなバリエーションの一つになりそうです!
空港の割に近いところに
もしかしたら空港に行く際に見かけたことがある人もいるかもしれません。
道すがらにものすごく大きく看板が出てます。
そして隣には「結婚式場か?!」みたいな大きさのレストランもあります(稼働してるかは不明・2021年5月現在)
そしてこちらのお店も、道路から車がバンバン入っていけるような広いポーチを備えたスペースにありまして。
どうやら国の機関が近くにあるのかな?
なのでオフィシャルな席にも使えるような(本当に使えるのかどうかは不明)内装や装備のお店が必要なエリアなのかもしれません。
普段はビュッフェスタイルでの提供もあるようですが、今時期はビュッフェの陳列をするのも禁止されてますし(2021年5月現在)お客さんも少ないようなのでアラカルトメニューのみになります。
気は張らないけど、綺麗な内装!
さて、中に入ってあらびっくり。
とても綺麗でかなり広い!!
大人数にも対応できるように、恐らくは上の階にもそのスペースもある。
1階部分には半個室的なスペースも多く、なるほど、これは気軽なおもてなしなどにも使いやすそう。
人がほとんどいなかったので、店内暗いところもあったのですが、天井が高く、暗くても閉塞感を感じないという仕様。贅沢な話だ。
本来ならビュフェアイテムがこの中心部分の島に並ぶんでしょうね。ちょっと寂しい。でも人の姿なく、綺麗に撮れて他のもまた嬉しい(笑)⬅︎自分得
面白かったのは、こんなテーブルもあったこと。
おおっ、個別 IH!
今の時代、同じ鍋をつつかないというのは味気ない気がしても、衛生的には正しい解。
同じ鍋をつつくというところには、互いを信頼したり距離を詰めたりという心理効果があると私は思っています。しかしそんなものは多分に感情的・感傷的な価値観であって、人命に影響を及ぼしかねないウイルスの前ではいろんな価値観が変わりましたよね。
今、ホーチミンではそんなに厳しい規制はかかっていませんが、Covid-19 の波をいくつか超えた今、多くの人の意識も変わったので、こういう対策を、全席ではないにしろ取っているのはアドバンテージになるかもしれませんね。
ちなみにこの仕様が、Covid-19の以前からあった可能性もあるので、それはもう偶然でしかなかったわけですが、先見の明があったと言えなくもない。うんっ(๑•̀‧̫•́๑)
メニューは意外に絞り込まれてます
火鍋というと、まずスープが別価格で設定されていることが多いのですが、おや、こちらは結構リーズナブル。
下手したら300k、400k近いところもあるので、かなりお安め設定かと思います。内装を見たとき、結構高め設定のお店かなと思ってたので、意外。
でもビュッフェの価格を見たらそうだな、かなりお安いな。
外観内装、どちらを見ても高級そうなのに、実はお安いという嬉しいチート。にひ(^皿^)
お肉は写真では結構良さそうなものがありますが、お値段的にはそんなでもない。これまた嬉しい。まあこういうお店では冷凍にくをスライサーでガリッと切ってくるのが常なので、食べてみるまでは質のほどはわかりませんが。
そして、全体の品数は多くないものの、豚の脳みそ、ハツ、膵臓など、美味しいところも揃ってます(^・^)
お魚も充実。
お魚は、質がアウトだと鍋に入れた瞬間、スープがダメージ受けるのであまり好んでは頼まないのですが、今回はご一緒した方が頼んでくれて美味しかった。怖がってるだけじゃダメだね(^・^)
ダンプリング形が可愛くて、ほんのり色がついたあれこれ。
こういうのを見て反射的に「またそんな体によくなさそうな!」と言われる方がたまにいますが…
ベトナムは、食材天然色の聖地とも言えるんじゃないかと私思ってるんです。あらゆる食材からその色を引き出すためだけの手段を講じ、食卓に色を添える。その知識と技術たるや、すごいんです。
味にも香りにも全く影響がなく、色をつけるためだけに時間と手間をかけるんです。それは食べない野菜の飾り切りを時間をかけて作ることにも通じてる気が。
ベトナムの方は、味にはもちろんこだわりますが、見目にもこだわるところが素敵。
あ、私の大好きな揚げ湯葉ももちろんある!
これ、日本でももっとポピュラーになってほしいけど、湯葉がなんだか高級品ってイメージあるし、戻しただけで食べられたり生の湯葉が湯葉の唯一解みたいになってるからなー(いやすでに戻したのと生、って2つ出してるから唯一でもない)
一品料理もあります。
お鍋が炊けるまでの繋ぎに…と思って頼んだのですが、鍋の方が早かったという事実をここに記しておきますw
炒め物なんかも色々。このページは海老料理のバリエーションみたいですね。こりゃこれで楽しそう。
料理!
煮物があっさりで美味しかった
鍋の前に繋ぎのつもりで頼んだこちらが…
おお!これは日本人にもウケる味!だと、思います!
モツの色々炊き合わせなんですが、どの部位も非常に綺麗に丁寧に手入れされている。店でやってるのか、綺麗に手入れする業者から素材を買ってるのかは知りませんが…
ビビって洗いすぎることなく(匂いを忌避しすぎてゴリゴリに洗いすぎて味まで抜いてるところ、たまにある)ちゃんとモツの味わいを残しつつ、出汁をひどく濁らせないこの炊き方。
色は濃いのですが、味はスッキリ形。ゴリゴリのモツ好きにはちょっと物足りないかもしれませんが、台湾式の八角やら何やらという香りものも少ないため、さらっと下味。これ、七味持ってってかけたいなあ(笑)
ちなみに中央にあるのは厚揚げ。ちょっっとおでん的な感じでも楽しめそうです。個性が立ってるわけじゃないけど食べやすいです。
火鍋ー♪
というわけで、火鍋。
こちらは四角いお鍋。これもおでんみたい。
辛みのスープと、穏やかな方は今回はとんこつスープにして見ました。骨が、ごろり。
マッシュルームとか、鶏出汁は多いけど豚骨。良い。
そういえば最初はタレをお店の方が作ってきてくださいましたが、もちろん、薬味ビュッフェはあります。流石にここは陳列されてた。
ただし、蓋つき。しっかりしてる。
逐一開けて撮るのはあまりにもどうかと思ったので、こんな様子ですが…
かなり種類豊富です。
そしてお肉。やはり冷凍だったでのですが、面白い切り方してるな。
薄切りに見せかけてるけど結構厚め。なので食べ応えがある、とも言えるけど、ちょっと噛み切りにくいという難点がwww 肉質が悪くて硬い、というわけじゃないんですけどね。
そしてダンプリング類。海老カニアレルギーの人がいたので選んだつもりですが、例えばポークダンプリングでも海老はデフォで入っってる、みたいな感じでしたt(。-_-。)
一番手前にある白と黄色の奴は、中にウニ、と称するそれっぽい何かが入った奴。東南アジアでよく見かけるし、ホーチミンでも冷凍食品として売ってますね。
チープなんだけどちょっと好き(※^^※)
きのこの盛り合わせはこんな感じ。エリンギ、えのき、アワビダケ…真ん中のオレンジなのは「ベビースター?」みたいに思われるかもしれませんが…(実際そう思った)
これもキノコなんです。そういえばDa Latに行った時に見かけました。あまりポピュラーじゃないのかもですが、確か結構高級なもんだった気が。
干し、てるのかな。
味わい的にそんなに個性的でもなかったけど、食感がキョリキョリしてて美味しかったです(・∀・)
そしてこちらがスズキ。
ちゃんと皮部分、霜降してるんだー。
刺身じゃないので、厚めに切ってるのも面白い。
そして下の白いのは、すり身。なんか竹を切り出した容器みたいなのに入れられてくるのかと思ったら、なんか可愛いことになってた。
そして気がついたらお店の方が適宜にちぎって鍋に放り込んでくれてた。ちなみにこれ、イカのすり身。キョルキョルで美味しかったヽ(・∀・)ノ
んで、お野菜は盛り合わせじゃなく、春菊を狙い撃ちで頼んだんですが…そしてたくさん食べたかったから2つ頼んだのですが…
森?(・∀・)
ってくらいに盛り盛りでした。え、多すぎ。いや食べるけど。
一般的な4人連れさんなら、とりあえず1つ頼んで様子を見るのが良いかもしれない。多分他のお野菜も盛り盛りの可能性があるのでお気をつけて。
で、こちらは豚ハツ。
でかいな。
筋肉質のところなので独特の食感がありますが、脂が少なくさっぱりめ。ちょっと鉄分系の味はするかな。私は好きなやつ。
途中で頼んでた別の部位がないことが判明したので、豚追加。
のちに自分で追加しに行った特性誰をたっぷり一緒にいただきます。火鍋の場合はタレを「つけて」というよりは「タレと一緒に食べる」って感じ。美味しい。
意外だったお会計
やー、というわけで、満腹満腹。
ちょっと良い火鍋屋さんでたらふく食べると、700k/人くらいになることもあるのですが、まあ日本で学生向けの安い鍋食べてもそれくらいになるからなーって感じで満足してきたわけですが…
一人頭、450kくらいしか行かなかった(๑•̀‧̫•́๑)
まあお野菜多かったのは認めます。でもお肉も魚もそれなりに食べて、ってのも間違いない。
お店の様相を見て(ちょっと高いかな…?)などとビビるまでのこともなかった。
デザートはほとんどなかったので(ビュッフェがある時はアイスクリームがあるっぽい)上のお茶で〆。ポメロのお花のお茶って書いてた。香りが良くて美味しい。
というわけで、味的にものすごくゴリ押し!って感じじゃないけど、内装とか雰囲気が良いし、ビュッフェの時ならきっともっと楽しいかと!
ってか、あの個別 IH の席、使って見たいわーwww
いろんな火鍋屋さんがあるものですね♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
HongKong HotPot
200 Hoang Van Thu, Q.Phu Nhuan
Time: 09:00 – 23:00
Spent : 450,000vnd/person
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