偶然耳にした岡山弁。私の大好きな友達がそれに近い言葉をよく使ってて、ついつい彼女と話していた頃のことを思い出してしまいました。そして、岡山といえば…?チチの思い出(・∀・)
朝の連ドラが岡山舞台
連ドラ、ほとんど見てなかったのですが、食べ物モチーフの時だけ見たりしてます。私の敬愛する百福さんの時のやつとかガッツリ見てた。
で、今クール、先々は多分違うっぽいのですが、少なくうとも序盤の舞台は和菓子屋さん。「カムカムエブリバディ」でしたっけ。チラッと見ることにしたのですが、言葉が!!かわいいっ!!
というか、これに近い言葉を使ってた私の友人の喋り方が、めーっちゃ可愛いんですよ(*´ω`) とても個人的な価値観になりますが、あの周辺の言葉を聞くと、脳内に彼女の様子が全開再生。ああ和む…。
実は岡山のお隣にある、広島県の福山という街に、ホーチミンに来る前の5年間住んでまして、言葉も近かったんですよね。そして隣県であり隣市だった岡山市へは、よくドライブに行ってたんですよー。
え?何しに?
もちろん食べに(๑•̀‧̫•́๑)
隣市とはいえ、結構文化が違ってたので、岡山に家内と食べられないもの、みたいなものもありましてね。
そんな食べ歩きをする中で、今も忘れられない和菓子がありまして…
花かまくらさん
岡山市内には何店舗かあるようなのですが、私がよく言ってたのは中庄店かな。別に理由があって、というわけじゃなく、行動範囲内にあって使いやすかったから、というだけなんですが。
でもこちらなどは、1店舗だけでウェブサイト持ってるみたいで…独立採算制的な?わからんけど🤔
ちなみにわらび餅がメインというか、名物というか、この店に来たらわらび餅じゃろ?って感じなので、通販は難しいのかなぁと思ったら、できるみたい😳
以前は店舗だと、おはぎとかその他のお菓子もあったのですが、通販に関してはわらび餅一択。
良いっ。潔いっ。
こっちも迷わなくて良いしね。サイズにチョイスはあるけれど、上記サイトではわらび餅一択。ふふふ。期待できそうでしょ(^・^)
通販にはないかもなオッパイの誘惑
写真はもう、10年も前のものなので、画質もよくないし撮り方もしょぼくて恐縮なのですが…
こんなパッケージなのです。
わらびもち。
でも気づかれました?右肩のラベル。
「チチ」
そう、これは通販できないかもですが、店頭で買う時には必ず、というか、これを買いに行ってたようなもので…
乳わらび餅、なんですよっ!!
夏場は傷みやすかったりするから、ない日もあるのかな。その日によってある日もあればない日もあるうので、こんな風に「本日あります!」みたいなのが店頭に掲げられてました。
常連さんなんかは慣れたもので、店に入るなり「チチありますー?」なんて言いながら店に入って来る。知らない人が聞いたら「え?」って思っちゃうw
最初なんのことかわからなくて、お店の人に「なんですか?それ」って聞いたら、牛乳を使ったわらび餅とのこと。
「みんな、チチ、乳、言うて来られるんですよ」
いや、チチ、乳ってwww
でもありそうであまり見かけなかった、ミルクで作ったわらび餅。
こちら、本わらびをつかわれる、本物のわらび餅のお店なんですよ。そういう伝統をしっかり守っておられつつ、そういう商品を作ってくれるのがまた素敵。
美味しいのそれ?
というわけで、こんな感じ。
実は店頭で注文すると、お店の方が奥に行って大きなケースに作られてるのを切って、小箱に取り分けてくれるんです。切りたてほやほやのを、深煎りのきな粉にまぶしてポワンポワン。
しかもまあこのきな粉をふんだんにかけてくださってる。
なんとか形を保ってるけど、餅の体を保てる限界ギリギリのトロトロ加減で、竹の菓子切りを入れても、すぐには切れてくれません。
ぷにん(^・^)
と、愛嬌のある弾力ではじき返してくる様がまた愛らしい。
そしてようよう切り分けますと…?見て!!
とろけんばかりの食感もですが、それがチチでできている!!
冷たいお菓子ですので、香り立つようなものではありませんが、もうこの見目と感触で心が癒されます。
そして口に運ぶ直前にはまず、香ばしいきな粉が香り、口に含むと、その感触的には舌に触れたか触れないかわからないほどのやわらかさ。その後すぐに追いかけてくヒンヤリした温度が、口に物を入れた事実を知らせてくれる。
そしてゆーっくり上顎と舌でぷにゅーっと押しつぶすと…ふんにゃりとこちらに身を任せ、粘るのかと思いきやトゥローンととろけていくかのような艶かしさを醸します。
愛らしさから艶かしさへ。
ああ、オッパイって罪深い。
これを今書いていても、如実に口の中に再現されるあの感覚。幸せだ…。私の中の2大わらび餅というと、岐阜のいわきさんのわらび餅と、こちらのチチわらび餅。
スーパーのパンコーナーの横で売られてる88円くらいの妙に透明なわらび餅ですら美味しく食べてしまうほどのわらび餅好きなので、結構あちこちのを食べて来てますが、この2大巨頭は、たまに無性に食べたくなる。
ああ恋しやチチわらび。
買いに行けた方だけが味わえる機微
さて、通販ができることも大変ありがたいのですが(流石にホーチミンまでは無理だけど)、このチチわらび。買えるなら店頭にぜひ買いに行きたい。なぜなら…
買うまでがグッと来る(๑•̀‧̫•́๑)
先ほども言いましたが、こちらではお店の方も客もフルネームでこの商品のことは呼びません。「チチ」で通ります。
で、注文したサイズに合わせて、奥で切り分け提供してくれるので、客はサイズを指定しなければなりません。例えば…
「チチ大きいのん、ふたっつください♪」
というように!!!なんと大きなチチ2つ!(なんか意味取り違えていませんか?)
もちろん小さいのをお好みの方もいらっしゃるので「小さいチチ、1つください」という方もおられるし、「小さいチチと大きいチチ、2つずつください」なんて方もいる。もうチチ所望し放題。
そしてそれを受けた可愛らしい店員さんが「大きいチチ2つですね。すぐご用意しますんでー♪」などと返してくれる。
ええいっ、このシチュエーションをなんとする!!大きい乳でも小さい乳でも、しかもいくつでも頼めるぞ!こんなもん、チチを買いに行こうという気になろうというもの!!(机バンバン!!)
いいなあ。岡山の方。あのわらび餅はほんまに傑作。
最近の朝ドラを目にするたびに(ああ…チチが恋しい…大きいチチ…いや小さいチチでもええな…)とチチのことばかり考えております。
ちちー(^・^)
あ、ちなみに。
ここのおはぎもごっつい美味しいです。
おはぎ嫌いの私を、おはぎ好きにしてくれたお店。きっと他のお菓子も色々おいしそう。
いまはもうお品揃えも変わっているかもしれませんが、もし岡山周辺に行かれる方がおられましたら、ぜひおみやのリストに加えてくださいませ(^・^)
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