今回ご紹介するお店は、旅行者には勿論、ホーチミン在住者さんたちにも、
あまり実用的な情報ではないかもしれません(^^;
というのが、こちらのお店、Binh Duong エリアにありまして、
それはホーチミンからは車で一時間以上もかかると言う場所…
詳しい住所はお手拭きに記載の物を末尾に掲載しますが、お店は、
工場などが集まるエリアから車で15分〜20分程走った所に。
が、なにせ土地勘の無い所だったので、何とも説明がし辛く申し訳ない…。
そんな場所になぜワザワザ出向いたかと言いますと、うちの相方さん、
平日出勤時には毎日会社近くでフォーを食べているのですが、お店の
チョイスは１択！
ってことで、お店の方とすっかり仲良しさんになり、独立記念日の夜にある
家族ご飯会に食べにおいでよ！と誘ってもらったと言う次第。
相方さんはその日仕事してたから会社帰りにどうぞってことで。
最初はお家でされるのかなって思ってましたが、ついてみるとどうやらお店。
そらそうだわな。お母さんも毎日フォー屋さん切り盛りしてんねんもん。
仕事終わった直後に家族とかお客さんの10人分の料理なんてできますかいな、
と言うお話で。
で、到着すると、既に先発でいらしていたご家族数人が既にお料理を頼まれてて、まー、えらい豪華にお皿が並んでた！！
まだこれだけしか頼んでないから、好きな物を頼んでね！と言われてメニューを
渡されるも、勿論全部ベトナム語（笑）まだ中学生くらいの娘さんが、
「ごめんなさい！英語じゃないとわかりませんよね…（焦）」
と、片言英語で言ってくれたけど、いやうん、食べ物ならなんとなく見当を
つけられるくらいは解るかも？所々写真もあるし（笑）
にしても、すごいメニューの数やなー。
魚介類が特に多いようだけど、肉類も随分充実している。麺類・ご飯類も
色々あり過ぎて、やっと赤貝の炒め物だけ御願いした(^^;
あと、こっちの人はご飯ものとか麺類は最後の締め、みたいな感覚じゃないん
ですかね。結構初手から炭水化物系がガンガンテーブルにやってきてた（笑）
まずは定番のホビロンから。この日のホビロンはウズラサイズの奴だったので
おつまみ代わりにポイポイポイっと♪
ちょっと育ち過ぎと言うか（余計な想像をさせない表現にしなさいよ…）
口当たりが固めだったのは好みじゃなかったけど、味はおいしい♪
ドクダミと一緒に食べろ食べろと言われたけど、ドクダミでせっかくの
美味しさが台無しになるから完全スルーでひたすら剥いてポイポイポイっと♪
秀逸だったのはスペアリブ！！
骨付きで下味をつけて揚げた所に、またちょっとタレみたいなのを絡めてて、
身離れも良よくて食べやすいし、ちょいピリな感じがビールに合う合う！！
んで、上の写真の奥にあるのはリクエストした赤貝のタマリンドソース炒め。
タマリンドソースの甘酸っぱさって、なんとなく肉とか白身魚の唐揚げに
合うかなーってイメージだったけど、赤貝にもシックリきてたなー。
日本ではそもそもタマリンドってあまり使わないけど、貝に甘酸っぱい
味付けってのも中々ないんじゃなかろうか。面白い。
ちょいボケてますが…(苦笑)
この赤貝の料理に限らず、例えば蟹のチリソース炒め等、ソースがべっとり
絡まってて、でも手を使ってこじ開けるなり殻を除くなりしないと食べられ
ないものは、一度口に放り込んでソースをべろっと味わいまして、それから
殻・貝をこじ開ける作業に入るといいですね♪
お行儀が悪い様ですが、ソースがべとべと着いたままの物を手で掴んで
悪戦苦闘しているゲストを見て、フォー屋のお母さんが笑いながら実演して
くれたので、多分そうやっても失礼にはならんと思うのww
そしてローカルの飲み会はビールの進め方が半端ないですね(^^;
会社の飲みごとなどに参加された事がある方はすっかりご存知かと思われますが、
宴会中に何度も何度も、「モッハイバー（１２３）・YOー！！」と言うかけ声と
共に一気。または、事前宣言した50％（半分）を飲み干す。一気なんて何年ぶりだよ…。
なんでも、フォー屋のお母さんのお友達というのが偶然お店にいらしてて、
その女性は「私が知る中でも一番の飲み助なのよ！」ってなことらしく、
ガンガン進める。こっちが引いてる空気なんて関係無しに押してくる（笑）
一気なんて飲み方は身体にも良くないし、味わう間も無いし、そもそも
歳的にもやったらアカンやろ…と思いつつも…
飲むとメッチャ嬉しそうな顔してくれるもんで、調子に乗ってついつい７杯
とか８杯とか…(^^; 生涯であんなに沢山のビールを短時間で飲んだの初めて
じゃなかろうか…いくらベトナムのビールは軽いとはいえ、飲み過ぎたー(´Д` )
そんな酔っぱらい状態でふと目を上げると、店内丈夫に掲げられてた
写真付きのメニュー。。。
おーーー！蛇だ！！！そんな物も置いてあるんだ！
まぁホーチミンでも食べれる所はあるはずだけど、このお店だとどんな調理法で
出てくるんだろうなー。興味津々。一人だったら絶対頼んでたと思われる（笑）
そうそう、驚いたと言えばもう一つあって、ある料理が出て来た時に、別添えの
お皿に入ってた何かを、お母さんが急にグーリグリと混ぜ始めた！！
何かと思ったらそれが。。。
砂糖にバター！！デザートに使うの？？？と思ったら、なんとそれは
フライドポテト用のもの！！えーーーー！！！（笑）
フライドポテト自体は太めの波か区切りにされたものが低温からゆっくり
揚げられ、最後はガッと温度を上げて表面カリッとさせたもの。滅茶苦茶
美味しいフライドポテト。それにバター…はわかるとしても、何故塩では
なく砂糖？？？？と、最初は笑いネタにしようと思ってたんだけど、これが
意外に悪くない…ってか、あれ？？結構美味しい？？？（笑）
フライドポテト自体が美味しかったからかなー（笑）
素材がいいと、ある程度鈍な化粧しても可愛くし上がるもんね（笑）
しかしフライドポテト＋バターと砂糖…自分的には新しいなー。
まず自分ではやろうとしなかっただろう組み合わせ。勉強になる！！
さて、ビールと料理でお腹いっぱい…となったところで、鍋登場。
えーーーー！今から？！(^^;
でもまたこれがアッサリ味の魚介ダシで美味しいんだ。。。
写真ないけど、メインの具材の白身魚が、なんだかしらないけどブリンブリン
してすごい歯ごたえで面白かったなー。川魚っぽい匂いがしたから、ナマズ？
って思ったけど、鱗がガキガキついてた後があったので鰻じゃないし…なんて
お魚だったんだろうなー。酔っぱらってたから聞いてもきっと忘れてたけど(苦笑)
ふぅ、ごちそうさま。
おなかいっぱい！！
言葉は通じない事の方が多かったけど、なんでそこまで歓迎してくれるの？！
ってくらいの歓待を受けて、楽しいやら美味しいやら嬉しいやら。
お母さんの常連の相方さんが招かれるのはともかくとして、ワタクシメまで(^^;
今度日本に帰ったら、お土産いっぱい買って来よーっと♪
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