最近のホーチミンはタパス流行り、メキシカン流行り。以前からあるにはあったけど、いろんなお店が出てきてますね!で、メキシカンといえば…?コロナー!ヾ(@⌒▽⌒@)ノ
メキシカンにはコロナビールが置いてある?
我が家は主に私ばかりが外食をしてて、旦那さんと一緒にお外ご飯をできるのは貴重な機会。珍しく一緒にいいられる日曜日があったので(珍しく…?)どっかに食べに行こうということに。
そんな時はできる限り旦那さんの希望を尊重したいなーと思うのですが、先日こんな提案が。
「ちぇりさん、こんなことがあってるようですよ」
新型コロナの風評被害… 「コロナビール」販売会社が2カ月で売上310億円減
新型コロナウイルスの風評被害で「コロナビール」販売会社が2カ月で310億円の売上減、ただし関連検索のトレンドは爆増 ▼記事によると… ・「コロナビール」…
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— 超裏ニュース報道局【世界の裏側情報まとめ】 (@ChoUraNews) February 29, 2020
なんて、ことだ!!言いがかりも甚だしい!!
や、験担ぎを意味のないこと、とは思いませんけどね、あんまりといえばあまりな被害。コロナビールがこの世からなくなったらどーするですか!!!(とかいうほど、普段から飲んでるわけでもないんだが)
「で、応援飲みしにいきませんか?(・∀・)」
旦那さんのそういうとこ、好きだー!!!!(単に昼から飲む口実見つけるのが上手ともいう)
というわけで、コロナのあるお店に行くことにしました。コロナといえばメキシカン。メキシカンといえばコロナ。
あのお店もこのお店もいいけれど。。。日中行くには暑いお店、夜しか開いていないお店、などの条件でしぼりこまれた挙句、新規開拓に付き合わせることにヽ(・∀・)ノ
見たことありません?MAROUさんから1ブロックほど南に下ったところにあるお店。気になってたんですよね。
メキシカンにはドクロをモチーフにしてるお店多いですよね。先日日本でも地上波放映されてた「Remember Me」という、メキシコのお盆みたいな行事(死者の日=ディア・デ・ムエルトス)にちなんだものと思われます。
骸骨、と聞くとおどろおどろしい印象を受けますが、このお祭りの趣旨は、「現世でなくなった方を思い出し偲ぶ人がいる限り、あの世で故人は生きていて、この日にこちら側に帰ってこれる」というもの。
なので楽しく明るく祝って、故人を迎え入れるのだそう。とてもとても素敵でチャーミングなお話なので、よかったら見てくださいね。
メニューも賑やか!
私が長く住んでた日本の地元ではメキシカンのお店が少なく、そして高級店でした…orz
そもそも本場に行ったことがないので何が正解かはわからないのですが、ホーチミンでは気軽に楽しめる上に店舗が多いので、自分がどんなメキシカンが好きなのか、という好みはわかるようになってきた。
そしてメニューの構成も。
やはりどこもティピカルなものを出そうとするので、セヴィーチェ(酢の物サラダみたいなの)、タコス、ブリトー、その他、トルティーヤや類似レシピで作る「生地」を多用したものが多い。
もちろん、ソースなどはお店それぞれ。すでに作り貯めてるワカモレを提供してくれるところもあれば、こちらのお店は「今アヴォカドがシーズンじゃないのでワカモレ、ないんです」みたいなお店もある。
食べたいと思ってたものがないとガッカリはするのですが、素材の季節に誠実なお店、それはそれで素敵ですよね!
いざ!コロナ退治!
いや、助けたいと思って飲みにきてるんだってば。退治しちゃダメw
まぁ私らがちょこっと飲んだくらいで、広大な砂漠の中の砂の1粒くらいにしかならないんですよ。ですが、世界中のビール好きがぷぃきゅあ応援するのりで「コロナがんばぇ〜!」とグビグビ飲んだら…
ちょっとだけでも。そして将来「あの時、こんなこと言ってコロナ飲んでたよねーw」みたいな笑い話になるだけでも。Better than Nothing な精神で参りましょう( ・`ω・´)b
メキシカンの定番頼色々!
で、メキシカンに来て絶対に頼むのがトルティーヤチップス。ホーチミンは自家製ものもが多く、当たり前ですが個性が出るけど、カリカリに揚げることでテクスチャーから生まれる風味にバラツキが少なく割に安心して楽しめるんです。ビールと。
料理待ってる間の繋ぎにもなるし、んまいっす。日本のメキシカン、昔は普通にドリトス出て来てて、まぁそれはそれでいいんだけども、この楽しみはなかったなーw
そしてタコス。具材はポークにチキン、魚にベジタリアンと5種類くらいあったかな?私はホーチミンのメキシカンでは、この最初のタコスに必ずベジタリアンを頼みます。
別に高い志があるわけじゃないどころかお肉バンザイなワタクシですが、ズバ抜けて美味しいベジタリアンタコス出すお店があまりに多いので、これを外すなんてありえない!という境地に。
ただ…ここのは珍しくものすごく標準的w 想像の範囲内のお味。コクやボリュームを出すために旨味・繊維質を多く含むキノコを多用することが多いのですが、ここのは割に普通のサラダあえって感じ。
あとねー、タコスの記事。これ…手作りなんかな。面白いといえば面白い。ご覧のように厚みがあってポンワリしている。
大変失礼な表現になるかも知れんが、化粧パフみたいな感触なんですよ。トウモロコシの粉でこのような生地にすると、お口の中でモッサカモッサカ。風味としては良いのですが私はちょっとこのテクスチャーが苦手だったかな。
というわけで、お口直しセヴィーチェ!
酸味のあるさっぱりしたサラダで、具材はお店によって色々。タコのセヴィーチェ、イカのセヴィーチェなんてことを言いますな。ここのはスズキのセヴィーチェ。
Seabassはホーチミンの洋食系で使われるお魚の定番。白身で癖がなく、肉厚なものが多いので日本人にも扱いやすいからお家で活用してる方も多いかな?
日本の多くの冷凍食品なんかにも使われてるはず。なので「Seabass」というのを意識していないうちに食べてる可能性は大。
しかしまぁここのセヴィーチェは、なんというか…日本の家庭で作る酢の物日本と近いヽ(・∀・)ノ
美味しいです。ただ攻めてるところはないので、安心できる箸休め、という感じ。是非にこの単品を!ってわけじゃないが、1品頼んでおいて損はないし、もしも他の料理が食べ慣れない味だった場合の拠り所にできますw
ラスボス登場
さて、今回のメイン的存在がこちら。
うおー、ラスボス感、満載www
Chimichangasという巨大ブリトー。
私、ブリトーというとその昔から日本のコンビニで売られてる程度の、小さなラップジャンクだと思ってたんですが、ホーチミンの、というか、多分本場では Chimichangasと称して枕みたいなのを出してくるだと思われます。
これはトルティーヤにいろんな具材をたっぷり巻いて揚げたり焼いたりするようなのですが、まぁその量たるや、軽く600〜700gはありそうなデカさで、まさに枕!!!www
中にはお米を使うものもあり、そうなるともう、大食いチャレンジみたいな様相を呈してしまうわけですが…
今回はお肉をチョイス。6時間ゆっくりコトコト煮た豚肉さんをフロス状に細かく裂いたものをターップリ。
とはいえ、お米も混じってくるだろうなーと思ったら、ガチで、肉!!!wwww
もちろんビーンズとかも入ってるんですが、メインは肉www これは。。。絶対男子好きやろー!!(偏見)
ただソースがね、個性的。個性的なものを出されるのが苦手な人は気をつけて。このいかにもコクがありそうな濃いソース、単に味が濃いから色も濃い、というわけじゃなくて非常に複雑。
後口のどこかにゴーヤのような苦味があり(カカオやデミソース作るための骨を深くローストしたという感じの苦味ではない)それ単体を舐めると(お?)というインパクトを受けます。
が、本体の肉と一緒に食べるとこれが非常に深みのある味を醸す。このChimichangasという料理、こんな風にソースをたっぷりかけるものもあれば、ドライタイプのものもあるので、お好みでお試しくださいませ。
Chimichangasそのものを味わいたい人はドライタイプで。でもこのソースは一食の価値アリだと思う。好き嫌いがありそうだからこそ攻めてる感。いやもしかしたらメキシコではこれが普通なのかもですが、私的はとても面白かったし、大人な感じで良かった。
他の料理が非常に家庭的な印象である中、これも家庭料理の一つなのかもですが、私的にはとても新鮮で興味惹かれた一品でした!!
絶対外しちゃダメなチュロス!!!!
でーーーー!!!
これ!!!今回ちょっとテンションぬる目だったのは、こっちに早く来たくて仕方なかったから。
チュローーーーーーーーーーース!!!(≧∇≦)
大抵のメキシカンではこのデザートを外さず頼むのですが、これまた千差万別でして、ここのは…ここのは…!!!
良おおおおおおおいヾ(@⌒▽⌒@)ノ
運ばれて来た瞬間、シナモンが結構しっかり聞いてて、こう、揚げたての蒸気に乗ってふわっと、ふわっとシナモンがね!!
そしてこれまでの料理に見られた傾向がここにもあって、非常に家庭的というか、気取っていない。とてもシンプル。まさに街角で買って歩き食べをする雰囲気がある気軽なレシピ。
だが!!!チュロスはそれが良いのです!!
もちろん、がっつり凝ったレシピのものもアリですよ?それはそれで素晴らしい。
だがしかーし!!!
駄菓子がうまい!!!駄菓子的なものが美味しいのですよこれがまた!!
揚げたてチュロスのエッジは細くカリカリ、そして生地は薄く、中は空洞的に空気が入り、口の中で噛み締めると、薄いくせに甘みと油をしっかり含んだ生地がギョワっと。小さくギョワっと。
そしてソース。これも最近はあれこれ凝ったものがあったり数種類出てくるところもありますが、シンプルにチョコだけ。しかもこれ、ほとんどチョコ溶かしただけちゃう?ってようなシンプルさ。
凝固防止に、ガナッシュ的に生クリームやら、それ加えるならとあれこれ香料加えたりするところも多い中、チョコ、溶かしただけ感(多少なんぞは入ってると思われるが)。
うまあああああああああい!!!
これ、お茶の時間にチュロス+ドリンクだけ楽しみに来ても怒られんかなぁ???おやつに、チュロス。いや、きっと許してもらえる気がするぞ。
行ったら行ったでちょっとしょっぱいもんっつってトルティーヤチップス頼んで、するとビール飲みたくなってグビグビ飲んでるうちに「サラダくらいならええんちゃう?」とセヴィーチェを頼み、タコスも1つくらいならとか言ってフルコース頼んだのちにチュロスコースになりそうだけど。(予言)
まとめ
帰り道、何度車の中で「ああ…チュロス…チュロース、チュロス…」と無意識に呟き笑われたかわかりません。
チュロス、食べて。
料理も美味しかったけど、伝えたようにタコスの生地は独特です。そこは好き好きになるかと思いますが、全般的に家庭的な印象で、日常のご飯として食べるにはとても良いのではないかと思われ。
もっと先鋭的だったり、例えば外国にある日本のお寿司…同行の方と話してたのですが、カリフォルニアロール(本筋からは離れてるけどうまい)的ポジションのものを楽しみたければ他店です。
でも「今日昼どこにするー?」「あー、こないだのメキシカンにする?」みたいなノリでちょいちょい食べにくるには安心感のある味。そんな印象を受けました。
コロナも美味しいし、ねっ( ・`ω・´)b
お得なクーポン、ブログでは書かない小ネタなどなど!!
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お店情報
Gringos Tacos
137 Calmette Q1
Time: 11:00 – 23:00
Spent : 350,000vnd/person
こちらのお店は移転したようです。
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