一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【評価訂正】実はちょっと敬遠していたこのお店がとんでもないレシピを繰り出してきた?! ~ Dynasty House

中華料理

Nhà ảo thuật Dim Sum

こちらホーチミン1号店がDong Khoi通りにできてたのは知ってたんですが、場所柄、あまり期待できなくて言ってなかったんですよね。高そうだったし。(そしてあの周辺では痛い目にあったことが何度も)。

それがあなた。なんてこと。ワタクシの目は節穴だったのか!

※2024年2月現在、こちらのお店は記事を書いた2018年時点に照らし、同じ質のものとは言えない、と言う感想になっておりますのでご注意ください

間違えて2号店に行っちゃいました @Dong Khoi店

Dong Khoi周辺では、残念な思いをすることも多いので、なんとなく食事処としては敬遠しがち。そのクセが高じてか、先日ランチにこちらのお店を選んだ際、友達にはDong Khoiの店舗をおしらせしてたのに、自分はうっかり2号店に行ってしまったwww

Deien Bien Phuと、Phung Khac KhoangのT字路になってるとこにデーンといつの間にかできてたんですよね。

ここも大仰だけども、Dong Khoiほど警戒心が起きないのは、やっぱり過去に色々、あのエリアで残念な目にあったからのトラウマだろうか。

しかも早めに着いたので、ここに入って呑気に茶を頼んで飲みながら待ってたりしたんですよね(苦笑)

突き詰めたブルーの店内

写真もあちこち撮ってた。だって。。。

入り口すぐにある待合がこれ。
そして奥に入ると…?

はいもうこれなんかちょっとアトラクションの域のデザインですよねwww

好きか嫌いかは置いといて、これなかなかな見物でしたわよ。良きです、とっても。勢いがあって(笑)

なんかモチーフがブルーなんですね。リースもブルー。何もかもがブルー。

そしてどうやらここは、火鍋もあるっぽい?

え。薬味壮観www
これは楽しみに来たいものだ。

とか思ってたところに、連絡が。
なーんとお友達はDong Khoiにいるというじゃないですかー!

こりゃあ間違えた私が悪い。ってことで急いで移動。

なので、上記の写真は、あくまで2号店@Dien Bien Phuのものだと認識してください。やれやれ。

Dong Khoi店

今こう見ると、当初よりも威圧感が減ってる気がするな?

そして2号店の方がゴージャスかも。Dong Khoi店も人はそこそこ入ってたけども。店内写真を撮るのが、はばかられる程度には混んでた。

で、茶器も青。徹底してるな。

メニュー!

点心ー!は、そんなに多種類あるって感じじゃなかったけど、驚いたのが金額!思ってたより全然安い!

市内人気店レベルって感じで、もちろんローカルの安いところに照らせば、ちょっと高めかもですが…これで美味しかったら御の字ではないかっ。ごめんっ勝手に、高そうで信頼ならないっぽいなんて思っちゃって!(そんなことまで思ってたのかよ)

そして、あー、👆このお芋のジャゴシャゴしたの好きー♪
下の鳥の足は、うっかり頼んでよく顰蹙買うやつだw こっちでは結構ポピュラーなんだけど。ベトナム料理としてもあるし。

そして中華のこういうお店なら当然ですが、なんか麺が美味しそうだっ。

朝10時くらいからやってるみたいだし、朝食的にサクッと麺だけ、こういうところに食べに来るってのも、ありだよなあ。

で、火鍋。

なんかさー、結構昼から鍋キメてる人が多くて、名物なのかな。そして鍋とか具材が乗って来るお皿とかが素敵だった(^・^)

お肉がなかなか頑張って盛り付けられてる感あるけど、どうなのかな。気になる。ホルモン系もあるなあ。

高級品としてはアワビや干しイカもある。そういや、ホーチミンでは干しイカ戻したやつ、あまり見ないな。まああまり味の深いものではないから、旨味たっぷり系のものを好まれるベトナムの方は、あまり興味がないのかも?

んーっ、でも盛り合わせとか見ると、そんなにひどく高いって訳でもない。

練り物は火鍋で結構ポイント高いので、ここのも色々試して見たい。

あーっ、ヤムチャ食べたいけど、鍋もいいなー!

なんだよ、敬遠してたくせに、食べたいもんばっかじゃねーかヽ(・∀・)ノ

驚きの飲茶で再び狼少年になるの巻

このブログ、始めて結構な年月経つので、当然それまでの経験を超えるものに遭遇することはある訳ですが…

「今まで食べたやつで一番美味しいかも?!」的なことを飲茶界では何度繰り返したことでしょう。ヤムチャに関しては本当にワタクシ、狼少年。そして今回も再び。

狼が出たぞー!ではなく、過去最高に美味しい飲茶があったぞー!!!

この文言を見た人は、ぜひ記事の更新日を確認してください。時系列順、新しければ新ほど信憑性が上がりますw

驚きの料理の数々

突き出しピーナツ中華風焚き物(勝手に命名)

ヤーッ、さほどの品数を食べてはいないのですが、衝撃。
例えば前菜のこれ。頼んだものではなく、お通し的に出て来るものかとは思うのですが…

ゆでピーナッツ。カリッとしたものを食べることが多い日本人は、この湯でピーナッツに遭遇した時に「うえっ!」と思われる方もいるようですが、わたしは大好き。

しかもこれ、八角のような香りがかすかにして、ただ茹でてるだけではなく、少し炊いてる、という感じでしょうか。品がありつつも酒の肴にもってこい。なにこれ。突き出しでこのレベル?

小籠包!!極上だわよこの小籠包!

さて、ヤムチャといえば小籠包。
本場ほど、ではありませんが、ホーチミンではいろんなところで小籠包が食べられて、すっかり身近な料理になってます。

そして私、何度「やだここの小籠包美味しい?!過去イチかも?!」と言っては(またかよ…)と思われてきたと思うんですが…

すんごいよ。
好みはあると思うけど、もうまず生地が超薄。薄さの限界にチャレンジって感じ。でも、もちろん破れない。

さらにはその薄皮の中のスープの量が潤沢で旨味が実にふくよか。さらにさらに!!

中の肉餡が…ほろほろ!!え、小籠包で「口どけ」っていう表現使う?え?ええええ???と、ちょっと戸惑うほどの脆さ!

よくあるのは、「スープと肉団子」なんですが、団子に、なってない。口に入れるとスープがぷわあっ!と広がったかと思うと、そこにほどけるように肉餡が!!うわー!!これ、すごい!

これはこれまでで一番、というよりは、ちょっと他にない食感。ナンバーワンじゃなくオンリーワン、ってなんかの歌の歌詞のようですが、これはホーチミン市内ではあまり体験できない食感。すごい!

湯葉揚げ?

前菜的に頼んだのですが、中の餡がしっかりしてて、それをパリパリの湯葉で包んでるという、もうこれ日本人向けがすぎるやろ?というレシピ。

油で揚げていることと(それでもカラッとさっぱりしてるんだけど)中の肉餡がしっかりしてるので、たった3つでもなかなかのボリューム。良き。

クラゲの冷製 これはビール必須

さあ最近、ちょっと美味しそうなルックスなのに全然酒に合わない店に遭遇して(ちぇりまっぷ参照)惜しくて惜しくて仕方ないところがありましたが…

ここのクラゲを食べて欲しい。

まごうことなき、作り手は酒飲み。もしくは酒飲みの嗜好がわかる人。

コリコリ、どころかバリッバリに仕上げたクラゲにピリ辛ダレがしっかりと聞いて、1口食べた瞬間「これー!!!!」と叫びそうになりましたよ。

そうなんです、酒飲みはこういうのを求めてるんです。昼だったのでビール飲めないのが残念至極でなりませんでしたが、もう冒頭からしてここはひとつひとつがガンガン突き詰めた感じの味で攻めて来る!いいぞいいぞ!

ジャゴシャゴ芋衣の揚げ物 驚かないでね

さて、こいつで外したことは過去にあまりないので、今回も当たり前のように頼んだのですが…

ごめん、かじったところの写真を撮るの忘れるくらいに美味しかった!ジャゴシャゴした衣の中には、餡がたっぷり。

肉やら野菜やらがとても握かで、全体を食べると中のまったりした餡が優しくその衣のフラジャイル感を受け止める感じ。そしてお口ターップリに頬張れるボリューム。

なんと幸福な食感と味。素朴なもののはずなのに、その食感に華やかさすら感じるバランス。おいっしー!

黒の海鮮点心 色物ですがイロモノではない?!

さてこれは完全にネタで頼んだ海鮮点心。まあどこも色を使って人の気を引こうとしますよね。見事に引っかかったけど。

だから大して期待してなかったんですよ。そしたら…っ!

こいつはぜひ一口で食べて見て欲しい。そして、黒川の部分を舌に乗せてなるべく多くの面積の肌触りならぬ生地触りを試して見て欲しい。

な……っめらか!!!!何、生地ってここまで滑らかにできるものなの?!そして、薄い。小籠包の時と同じく、薄い。

厚ぼったい皮がダメと言ってるわけじゃないけど(それにはその味わいがある)薄く作るには技術がいるのと、コストがかかる。その分、腹にあまりたまらせないので品数を稼いでく方向。

寿司のシャリは小さめに、みたいなのにも通じるが、分量を減らして成立させるにはコストがかかるので、一概に回転を良くするためにやっているともいえず、点心の見どころの一つではあるんですよね。すごい。

腸粉の生地だけ食べて美味しかったのは初めてかも!

さて私が点心の中でも最も好きなものの一つ(最も、になっていない)、腸粉。

普通は薄いコメ生地にエビやチャーシューを包んだものを好みます。が、定番として生地だけってのがあるんですよね。

それはもちろん生地の質を味わえて面白くはあるのですが、やっぱりどうしても具材入りの方が美味しく感じてしまう。

駄菓子菓子。(積極的に使っていきたい誤字)

まあ意図的ではなかったのですが、おすすめマークが付いてて頼んでみたら具なしだったという。

正直最初は「あ、しまった」と思いました。思いましたが、すぐさまこいつが放つオーラに気づきます。

このぽってりとした存在感。焦がしの様子、そこから立ち上る香り。あんたナニモノ?!という疑問にとらわれ、熱に浮かされたように端を伸ばすと…?(ごめん、このとき友だちの話なんも聞こえて来んかった)

うぉう。。。
この店、他の料理の生地系もすごいと思ったけど、何、このかつてない感触は!?

そして、はぷっと噛み付くと向こうの方から舌や上顎、頬の内側に吸い付いて来るかのような食感!!かと思うとそこからフリュっと溶けるように、しかしながらポチャポチャした食感も醸しながら、喉の奥に滑り込んでいく?!

飲み物!?これは飲み物なの?!

さらには薄く焦がした表面に甘辛ダレがしっかりと絡む。これはまるで、おばあちゃん家で食べた、ストーブの上で時間をかけて焼いて焦がした餅にたっぷり砂糖醤油をつけて食べた時のような…

いや、食感はもっと(物理的・文字通りに)流動的だけど、なんともうまい!えええええええっ。ここの店の点心師、天才っ。これ、店舗を違えても同じなんだろうか?これは別店舗でも食べてみねばなりません!

ってか、点心こんだけあちこちで食いまくってきて、初体験・初大変がいいっぱいあるんですけど?!

デザートも誠実

デザートは割にシンプルな品揃えでしたが、マンゴーサゴとジーマーのおしるこみたいなやつ。

ココナツの殻の中に入ったマンゴーサゴはさっぱりと、でも南国フルーツのマンゴーピュレの風味を生かしつつ、ポメロを崩したほろほろも程よく、締めにぴったり。

ジーマーしるこは、非常に品のある甘さで、ちゃんと作ってはるやつや。これ、インスタントので美味しいものがないか、中華圏に行った時はいつも探しまくるんだけども、ないのよねえ。。。

大変美味しく、点心を楽しんだ後でもスルリと入り、逆に胃を落ち着ける感じの存在感。エスプレッソより優しいけれども、締めくくりのお辞儀を可愛らしく決めてくれるような。

なんだここすごいお店じゃないか

たかそうな作りだけど高くない、ローカルっぽいけどいきなり高い、などの内装・外装と値段、そして味の関連性が低いケースがよくあるホーチミンではありますが…

ごめん、自分の感覚ではここ、見た目だけでは(ないな)と思ってたけど大間違いです。ワタクシ飲めは節穴でした。

ここの点心師さん、半端ないっす。
そして味のセンス、これは人それぞれの好みがありましょうが、私にはドンピシャ。何、点心これだけ食べてきてもまだ世界は広いっていうの?!

自分が知ってた「美味しい」の枠を軽々超えてきたこちら。これは食べ込みに行かねばなりません!

仰天。
日越その他合わせて食べ歩きが4000件近くにもなってくると、驚くことなどもうそうそうはないだろう、とか思ってたことに驚くよね。まだまだ無知じゃん!!

ってことは、まだまだ食べないとってことですかね(・∀・)(良い言い訳見つけた)

いやー、なんかお店も煌びやかでいい感じだし、ここ、年末年始にいいかもですよ!ベトナムの方は大好きそうなイメージですし、会社の集まりなんかにもいいかも!

私もまたここ通います。新しいくしいメニュー開拓したら追記しますね!

※2024年2月現在、こちらのお店は記事を書いた2018年時点に照らし、同じ質のものとは言えない、と言う感想になっておりますのでご注意ください


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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Dynasty House Dong Khoi 店
2-4-6- Dong Khoi Q1
Time 09:030- 14:30 / 17:00 – 22:00

※2024年2月現在、こちらのお店は記事を書いた2018年時点に照らし、同じ質のものとは言えない、と言う感想になっておりますのでご注意ください

 


Dynasty House Phung Khac Khoang 店

40 Phung Khac Khoang Q1

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