ダナンの日本食といえば「一寸法師」というくらいに、名を馳せていらっっしゃる御仁の新しいお店!少し前になるのですが、ちょうどオープンされてすぐの頃にダナンに居合わせたので伺ってみました!
ダナンの偶然
最近ちょこちょこ行ってるダナンですが、ある時、一人で滞在しているときに、こんな投稿を見かけまして。
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あらっ、偶然にもダナンにいらっしゃってるだなんて!
まあお仕事のようだし、こちらもわざわざ時間をとっていただくほどのこともないので、SNS上でだけで「偶然ー♪」と思ってたのですが、
何その美味しそうなのっ(๑•̀‧̫•́๑)
ってことで行って来ました!
Dynamite Naoki
ダナンでは、一寸法師さんという和食屋さんでお馴染みで、上記のポストによるとハノイでは食材屋さん?を営まれている方の新店。
私は直接の接点がなく、個人的な繋がりはなかったのですが、聞けば、ホーチミンの、日本人の生活にはなくてはならない木村屋さんもこのようにおっしゃられてまして。
え、あ、そんなにすごい方だったんですね?!
木村屋さんがそのように言われるということは、木村屋さんのお世話になってる自分たちにも、間接的にものすごいお世話になってる方、ってことになりません?!
なんてことだ。
そんなことを後になって聞きました。実はお店で少し、一客として言葉を交わさせてもらったのですが、もっとお礼の気持ちを持ってお話差し上げればよかった(-人-)
メニュー
お昼時だったんですが、お店の表にはこんなリーズナブルなメニューが。
和物の定食が160kから。
リーズナブル。
挙げ句の果てに、
夜もランチが楽しめます???
All Day Lunchみたいな感じですかね。ってか、夜もその価格???
和食屋さんでこの金額で夜済ませられるって、客には嬉しいですけど、お店としては大丈夫なんでしょうか😅
ましてや生ものもお取り扱いでいらっしゃるようなのに、回すことが可能なのか。。。
そういえば食材屋さんもやっていらっしゃるということだったので、仕入れも素人考えが及ばないあれこれがあるやも知れぬ。
で、今回気になってたのは、このベトナム・クワンガイ産の栗毛馬糞雲丹ってやつ。
ベトナムのウニ、過去に何度か食べたことがあるのですが、身が小ぶりでとてもあっさりしていて、日本で食べる濃厚なウニのイメージからは程遠く、別物な。。。と思って諦めて来たのですが…
先の、djyeri さんの投稿で拝見するに、かなり様子が違っていらっしゃる様子。これは試したい!
他にもお刺身の盛り合わせもかなり細かく刻んだ価格とバリエーションであってくれるので、一人の時から大勢の時まで、それぞれのいろんな場面で好ましいものが選べそう。
というか、お魚使った一品とかになると更に安い。。。なんだ、鮪山かけ200kって。
揚げ物もある。
というか各セクション、バリエーションが多い。
そしてちょっとっ。
お好み焼き的なものが鉄板で出てきて100kからってのはどうなのっ。
そしてソフトドリンクに至ってはローカル並だ。
良心的、とかいう言葉を使うのが申し訳なくなる価格帯だな。
いいの?って感じ。
クワンガイのウニねぎトロ丼
色々食べてみたいものはあったが、今回はとにかくクワンガイのウニ、というのを食べるのが目的だ。
300k、日頃のランチにはリッチな金額だけど、安く済ませたいなら、安いメニューもたくさんあった。が、今回はウニを食べることが目的なので惜しまない。
経験を、300kで買えるのであれば安いものである・
というか、実物出てきたら、腹の底から「え?安っ!!」って言葉が出たがなw
なんじゃこの量!!
そして丼、となっていたけど「食べにくいかも知れないから定食形式にしています」とのこと。なんとお優しい!
こっちの方が絶対味わい方のバリエーション増えるので、私は大歓迎。もちろん丼には丼の美味しさがあると思うのですが、今回はこちらの思いやりが私のニーズにドンピシャり。
というのも。
ウニと、ネギトロ。
ネギトロは随分と練られていらっしゃる。
こういう商品なのかな。
それよりウニだ。
待って、これ300kの定食で出していい量ではないのでは?
それ以前に、小鉢にサザエ(と思われるもの)がついて来てるんですけど?!え、久しぶりにこのサイズの食べる!そして味わいもサザエだー!美味しい!
いや、困難この小鉢だけで定食の半分の額、取られたってまだ安いと思うでしょ!
そして、ウニー。
何度もなんかの見間違いじゃないかと目を向け直すのですが、やっぱりすごい量w
元の殻の形状・大きさが分からないのですが、かなり大粒。ミョウバンなどを使ってないのか輪郭は緩んでますが、ナチュラルなままの方が味わいがわかりやすくてありがたい。
だめだ。混乱と興奮で多分味覚が正常に作動しない。
ちょっとチャダーを飲んで気持ちを沈めよう。。。としたらr、グラスがキンキンに冷やされたビール待遇で提供された上に、ピッチャーで「お好きなだけどうぞ」のご意向拝見。
えっ、いいの?🥺
と驚いて感動して、チャダーでも心が結局休まらないというw(良い意味で)
食べる前から散々いろんなことに驚いて喜んでしてる合間にも、お客さんがぽつりぽつりと入ってこられる。
みなさんダナンにお住まいの方なのか、ダナンによくお越しになる方なのか、常連さんっぽい雰囲気を醸されておられ、お店のメニューも色々よくご存知で、馴染まれている=お店が愛されているご様子が伺えます。
冷やい生物食べる時は、まずは汁物でいのふを温めて。。。と思ったらこれもまた具沢山!!これと白米だけでも食事完結できるやないか!どこまでサービス精神が旺盛でいらっしゃるのか😅
何はともあれ、まずウニを。
ちょいとワサビを添えていただきます。
うん、やっぱり軽めの味わいではありますが、アクが少なく清廉な味、と言い換えることもできましょう。
日本の濃厚な旨みが重なるものを期待するとチョトチガウとなるかもですが、ベトナムでこれまで食べてきたウニとは全く別物、格段に違う。薬味と合わせて米と食う。新しいウニの概念を持って接すると、楽しみの幅がめっちゃ広がる気がします!
風味がやや綺麗めなので、添えられてた海苔で海の要素を添えてあげるとグッと引き立つ。
そこにネギトロなども添えてみる。なんかもうネギトロもウニもすごい量があるので、ご飯の肩身が狭い。
ヒヤリとろりと口の中でとろける割にはあっさりとしていて、でも海苔が添えられることでやはり少しコクをますように感じます。
逆に、ウニ、嫌いじゃないけど、あの匂いやクドさがあまり得意でない、という方には良いのでは。
ネギトロは、見た目同様、全体にマットな味わいなので、お嫌いじゃなければたっぷりのわさびや、食感が対照的なシャキシャキしたネギなどを合わせてたのしむと吉。
もちろん全てを合わせても楽しい。
ってか、食べても食べても、減らない(・∀・)
たった300kという金額内で、どんだけ食べさすねんw
ただ、何度も言いますが、ウニもネギトロもクドく無いので量を食べても嫌気がささない。あっさりと、たっぷりウニを堪能できるという仕様。
や、良い経験をさせてもらいました。
ベトナムで遭遇したウニの中では最大のサイズでしたし、味のほどは、餌になるものがあっさりしてることが多いのか、さらっとした味わいでしたが、これ、使い方次第、楽しみ方次第という余地があるのが素晴らしい。
まあ日常の食材として一般人の自分が手に入れることは難しいと思いますが、手頃に買えたらあれこれ工夫してみたい。そんなポテンシャルを感じるお味でした。
経験、貴重( ・`ω・´)b
アットホームなお店
買って知ったる感じでお越しになるお客様方もそうでたが、時折聞こえる、スタッフさんたちに向けられた店主さんの厳しげな言葉。
普段なら、そういうのは客の聞こえないところでやってほしいと思うタイプなのですが、この時は全く嫌な感じを受けなくて、おや?と思っていると。。。
怒られたらしいスタッフさんがたがキャッキャとそれを受け流していて、もちろん注意されたことは聞いているのですが、嫌がるそぶりもなく、どうやらそれがこちらのお店のコミュニケーションのご様子らしい😊
そもそもあの思いやりに満ちた定食のご様子からして、理不尽な物言いをする方な訳がありませんものね。むしろ愛されていらっしゃるご様子。
どころか、それは店の中だけに限らず、こちらのお店に伺ったという話をよそですると、みなさんこちらのお店主さんのことをご存知なだけでなく、古くからいらっしゃる方ほど「お世話になった!」と口を揃えておっしゃっていた。
先に話した、木村屋さんもそうでした。
ということは。。。
私は飲食業界にいたわけではないので、直接的にお世話になったことがあるわけではありませんが、巡り巡ってどこでどれだけ間接的にお世話になっていたやもしれません。
たぶん、他の場面でもそういうことは多々あって、ベトナムに長くお住まいになってこられた方、引いてはそれが叶うために必要な信頼を世界中で築かれて来られてきた方達にお世話になってるということよなあ、と改めて。
なんも知らんと、謝意が足らんままの訪問だったかもしれませんが、慕われる理由が、ほんのわずかの間にも感じられるお食事でした。お行儀悪いですが、他の方が頼まれてるお料理もボリューム満点。生活圏にあったら嬉しいお店だろうなあ!
美味しかったです、ごちそうさまでした!
驚きの寿司盛り合わせ
記事を見た木村屋さんが、こんなものを送ってくれました。
ちょっwwww
なんすかこれwwww
ただ数を並べてるだけじゃありませんなあ。
一つ一つの寿司が、「待て🫷」と言いたくなる豪華さではないか?!
驚愕しつつ木村さんに、このツイート使っていいかと聞いたらお店にまで問い合わせてくださった上に、
「この写真もよかったらどうぞ!」
ってことでいただいた。
※以下この「ちなみに」の枠でご紹介している写真は木村さんに提供してもらった写真です
わあああああっ(笑)
なんやなんやなんやああああっ(笑)
こんな盛り付け見たことないいいいいいいっ(笑)
↑おっ、この写真は一寸法師さんでのものですね?
ってか、Dynamite Naokiさんは最近の話なので、いただいた写真は一寸法師さんでのものか。
何人分や。
何人集めたらこれやってもらえるのや。
と、思った瞬間思い出した。
メニューに、あったな?
待て待て待てぇい!!
1人前とする握り寿司上でも十分豪華やないかい!ちょっと二人で分けたいくらいだわね?!
でも3人前とかも全然3人前とかやないやろ。豪華すぎ。なにこれ実物見たい。
ダナン集合できる人、おらん?(・∀・)
高知の皿鉢もびっくり。これは一度、ばーん!とやってみたいものですな!
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Dynamite Naoki
40 An Thuong 32, Bac My Phu, Hanh Son, Da Nang
Spent: 300,000vnd / person
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