みなさんいかがお過ごしですか?
肝心のこんな時にLINE@が使えなくて、いろんなお知らせができないままでいます。
こちらに直接様子を見にきてくださった方、ありがとうございます。しばらくはこちらに直接見にきていただけますよう、お願いします。
デリバリシーンがちょっと変わったかもしれません
不要不急の外出は控えましょう、ということで、私ももう5日くらい出かけていません。無自覚だけど感染している例があると聞くと、自分が人に移してしまう可能性を否定できませんものね。
自分が病気になるのも嫌だけど、自分が起点になって人に感染させてしまったら本当に申し訳無さすぎて詫びたくてもお詫びようがなく、後々まで引きずるなぁ、と私は感じるので、引きこもり。
そんな中、大変ありがたいのがデリバリー。
大型飲食店の店内飲食が制限されたり禁止になっている例も多く、お店側としてもデリバリーに切り替えることでこの事態に立ち向かわれてるという側面もあればニーズも高まってきているので、活発になってるなぁという印象。
通常ならこれ、喜ばしいことなのですが、あまりに急な転換期になってしまったので、(あれれ?)と思う箇所もしばしば。お客側にも、お店側にも、最近初めてデリバリーをやってみた、と言う方が多いようなので覚書。
私に来たお問い合わせや、メッセージの中にあった事案を総合的にまとめています。
お客側さんに知っておいてもらえると嬉しいなと思うこと
デリバリー利用者急増
まず、ここへ来て初めてデリバリーをしてみた、という方が増えているようです。日本であれば、オーダーの各段階での問い合わせもスムーズですが、ホーチミンではそうもいかず。
特にデリバリー要員さんはローカルの方で英語を喋られないケースが多いため、ミスコミュニケーションが発生している様子。
いくつかのポイントを知っててもらえるとスムーズにいくのではないかな?と思ったので書いておきますね。
現金を用意しましょう
お店に直接デリバリーをお願いする場合、代引きのような形で現金払いすることが多いかと思います。なので、可能であれば、お支払金額に近い現金を用意して、釣り銭が要らないようにしましょう。
立て込んでいるときにはドライバーさんもお仕事がひっきりなしなので、お釣りがうまいこと出せないこともあるかと思います。
チップとしてあげるつもりで、端数部分は繰り上げた金額にして「釣りはいらないぜ」とやるのもアリ。もちろんチップは必要なののではないので、ここは個々人で調整を。
配達を受ける人も気をつけて確実なお支払いを
ほとんどはGrabやその他の配車システムのデリバリーサービスを利用しているかと思います。たまにお店がお抱えのデリバリー要員さんを用意されてることもありますが、稀です。
それが意味することは、お店が宅配の方に荷物を預けた段階で、お店は宅配車のその後の経過を見ることはできても、細かいやり取りは把握できないということです。
つまり、頼んだものが運ばれて来たときのお金の受け渡しなどは、商品を受け取る人間も積極的に確認するのが得策ではないか、と思うのですがいかが?
もしお釣りをもらい損ねた、とかいうことがあってお店にクレームを入れても、ぶっちゃけお店のあずかり知らぬことだと私は思います。
ただ良心的なお店が多いため、そういう時にはGrabの本部に連絡を入れ事情を話し、ドライバーを追跡、返金の手はずを取る、というすごい手間をかけて下さっているところがある様子。
それでなくても、今はみなさん激務です。ギリギリのところでどうオーダーを回そうかと苦心惨憺されながら、一人でも多くのお客さんのところに適宜にお届けできるようにと動かれている。
どうか、お支払金額は御自分で把握されて、配達してくれた方とやりとりするときにはその場で釣り銭などの確認をしてください。そうすることで、応援したいと思ってお料理を頼んでいるお店がとても助かるんじゃないかと思います。
何より、ご自身のお時間も取らずにすみますしね。
考えただけでも面倒じゃないですか?もし額が小さかったらなおのこと。諦めることになってもなんか釈然としないし…ということで、払う時にしっかり確認。
Grabは集合住宅の部屋まで持ってきてくれません
デリバリーを始めたばかりの方に多いようなのですが(チャットの中にそういう事例がよく出てきたので)中には出前をお部屋まで持ってきてくれると思われている方がいらっしゃるようです。
場合によってそこまでしてくれるところもあるかもですが、最近の他のポータルサイトのサービスを見ても、特に集合住宅の場合は建物の下、入り口まで自分が取りに行くのが主流です。
というか、Grabなんかを使うと、「この時期ですので不要な接触を避けるため、ドライバーが到着したらエントランスまで取りに来てください」というメッセージが出てたりしますね。
それは宅配をお願いしたお店の方が見れるものなので受け取る側のあずかり知らぬこととはいえ、
・駐輪場に駐車する手間と時間がドライバーさんにはかなりのロス
・特に集合住宅はセキュリティが煩雑だったり部屋まで遠い等、時間がかかる
・この時期、彼らはリスクを背負って配達をしていること
を鑑みたら、頼んだ側が下に取りに行くのが効率的。
このブログの読者さんには「なんで金出した自分が動かないかんの?」なんて言う人はいないと思いますが、部屋まで来てくれると思ってる方が結構多いようなんですよね。
逆に、行ってあげるよと言う配達マンがいても、建物によってはセキュリティ上、入りづらいレギュレーションのところもあるようです(これを住んでる人が知らないケースもある)。
一概に「部屋まで来ないなんてなんて怠慢な!」と怒るのではなく、むしろ、そういうもんだと思って取りに行っていただくことを前提にしてもらえた方が、双方気持ちが穏やかで且つ、効率的でスマートかな?と思われます。
時間と胃袋にはとにかくゆとりを持って
これ、お仕事最中のお昼休みに間に合わせたい!って方には大変難しいかもしれないのですが、晩御飯時間はともかく(それでもピークがあるにはあるはず)ランチタイムはデリバリーが大盛況。
で、ドライバーさんが一時的に争奪戦となり、なかなか捕まらないことがあるそうです。そうなってくると売り手市場なので、一旦受けてもドライバーさんが好まないエリア(知らないところとか?)だと「やっぱやーめた」とかあるらしく(なら最初から取らないでくださいって感じだろうな…)
結果、料理は上がってる(お店は間に合わせようとしている)けど、足がなくて届けられない、なんてことがままあるそうな。なので時間にはゆとりを持って。
Grabなどの配送手段だと1件につき1オーダーとなるので(料金の回収があるとなおさらのこと)あるエリアをまとめて配達、なんてことも難しいのかもだし、悩ましいですなぁ…。
その点、自社配送をしているところであれば、早めにオーダーを受けることで1エリア分をまとめて配送することもできるのでしょうが、そこのゆとりを持てるかというのも難しいところ。
なのでもし時間にゆとりのある方は、のんびり待ってあげてもらえたらなと。何で自分が店側視点にいるのかわかりませんが、みなさんがあんまり激務なようなのでつい…orz
問い合わせは最小限に
注文時に色々問い合わせたいことは出てくるかと思うのですが、リクエストする際に簡潔に希望を伝えましょう。それが叶わないのであればお店からリアクションがくるでしょうし、叶えられるものは叶えられるでしょう。
オーダーが通りました、次は発送のお知らせ…までの間にあれこれ聞くと、お店の方は当然ながらなるべく丁寧にお客様に接しようとされますから、めちゃくちゃ手間を取られます。オーダーがごった返してる最中に、です。
もちろん絶対に必要な変更事項ならお伝えした方が良いと思うのですが、ピーク時なんて普通に店内飲食ができる
お店の方にお知らせしておきたいなと思うこと
さて、記事にしている以外にもあちこちのお店からデリバリーを頼んだことがあるのですが…
大変ですよね。特にこれまでデリバリーをやって来られていなかったところは、オペレーションからコストの面からレシピの面から、相当な違いが生じて大ごとなのではないかなとお察しします。
そんな中ですので、あげつらうようなことを言うつもりは無いのですが、逆にこれご存知なかったらお店にとっても不利にならないかな?と思うことがいくつかあったので。
パッケージが適宜でない
お料理に対してパッケージが適宜で無いため、その料理の構造を知らない人がバイクで運んできた結果…
水分が容器の外・プラスチックバッグの中に漏れて他のオーダー品にも侵食し、せっかくのお料理が台無しになっている例がいくつかありました。
あと調味料類が使いにくい包装になっているとか、明らかにサイズが合っていない容器に入れられているとか、何かを乗せたり混ぜたりする必要があるのに、容器の容量にゆとりがないとか…。
受け取る側で待って確認するわけにも行きませんから、わかりにくいですよね。でももしお知り合いの方などがいらっしゃってモニターを依頼できるなら、宅配時の物の様子をご確認された方が良いかもしれません。
合計金額を知らせてほしい
お客が注文します▶︎オーダーを受けたことの確認メッセージを送られると思うんですが、この段階でも、商品を送り出すタイミングでもいいので、お客側がお支払いすべき総額を教えて欲しいのです。
メッセージでやりとりしている場合、レシートの写真をお送りしてくれるお店、総額を文面で知らせてくれるお店もあって、そういうお店の時は大変助かるのですが、それがないと現場で確認・現金を出すという形になります。
それでなくともトラブルが生じがちな、お客:宅配者=お店のことは何も知らない、ものそ運んでくれる人。彼らもお店から言われた金額を回収するだけなのですが…
言葉の壁がある場合がありますよね?こういうコミュニケーションが不確かな際には、対峙する双方が情報を共有しておくとベター。
頼んだものの計算くらい、メニュー見ればできるでしょ?とも思うのですが、お店によってはそれにVAT(税金)がつくところもあり、何かの割引プロモーションがある事もあり。
お値段を事前にお店から知らせていただければ、現金の準備も容易になりますし、お釣りをもらう必要が発生しても、いくらもらうべきかが把握できるため、慣れぬローカルの方とのやりとりでも、それに気をとられる事なく、確認しやすいと思うのです。
ので、支払いが生じる場面までに、客側にお支払い総額をお知らせいただけたらトラブルが減りそうだなと思われる案件がいくつか見られました。
というわけで、最近お問い合わせいただいたりお話を聞いたものを総合し、双方がもう少し譲りあったらもっと効率的に美味しく楽しくなるんじゃないかな?と思ったので記して見ました。
客だから全て言わぬが内にも望みを叶えてもらえる、というエスパーみたいなことはありえませんよと日頃から言っているつもりですが、今は非常時。さらにお客さん側も工夫をして、より便利に楽しくデリバリーライフを乗り切っていけたらいいなと願っております!
もうちょっと突っ込んで、この時期のデリバリーに関することなど
上の記事では、現実的にデリバリーをもっと快適にするには?という視点で書きましたが、そもそも、この時期のデリバリーってどうなのよ?というご意見もいただきましたし、お叱りもいただいております。
それについては、noteにまとめましたのでよろしかったら。
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