チェーのお店はたくさんあれど、こちらのお店は頃ゴマをフィーチャーしたお店!結構名物店らしい?
Che Me Den
ベトナムのデザート、というかおやつ、というか、ローカルの素朴なスイーツの一つ、チェー。
大きめのグラスに、いろんな具材と氷を入れて、ザクザク混ぜながら食べるスタイルとか、北の地方の冬限定の温かいもの、小さなお椀に薄甘いシロップに使って注がれる蓮の実やクワイなどの体に良さげな素朴なものなどいろんなスタイルのものがありますが。。。
Che チェー
Me Den 黒胡麻
という、変わった組み合わせの文字がフィーチャーされた店名のお店が。

こちら、人気店の、
のすぐ近く。
↑のお店に行った際、帰り道に見かけては、お腹いっぱいだったから行く機会がないままだったんですよね(笑)
結構いろんな人からも聞いたことがあって、人気のお店なのかなあと。
「黒胡麻のチェーのお店があって。。。」
という話になったら、大抵ここのことw
というか、他にそんなフィーチャーの仕方をしたチェー屋さんというのがあまりないのかもしれません。
メニュー
メニューはめっちゃローカル価格。
もしかしたら夜に賑わってたりするのかなあ。昼間はそんなに人を見かけたことがないので、儲けるためにやってるというよりは、ゆとりの部分でやってらっしゃるお店なのかしら。

別格なトップ位置に書かれてるのが、Che Me Den。
写真の様子からすると、中国の、芝麻糊(ジーマーウー)みたいなものでしょうか。
他にもプリン各種があるようです。
この日はちょうど食後だったので、いくつか持って帰ることに。
摩訶不思議店内
このお店を掲揚する際には、「ゴマのチェー」というのがまず最初にはくるのですが、「いろんな不思議なものがある店内」というのも、結構聞かれる形容詞。

みあまり店らしくなく、どちらかのお宅の居間、みたいな雰囲気です。店先には、客席らしいものがあるんですけどね。

それにしても。。。
まあベトナムのお家の装飾品としてこういうものもあるのかなあ、というものもあれば、
いきなりの美術品的なものがあったり、楽器が飾られていたり。

なぜか日本の端午の節句に飾られる兜のようなものもあったりと、取り留めがない😅

スピーカーと一緒に置かれてる楽器もあって、もしや楽器類は実際に使われてるものなのか?ライブとかもやってるのか?と思ったら、仙人のような店主のおじさん、色々と楽器を演奏されるそう。

夜とか涼しい時間にやってらっしゃるのかなー。
ちょっと中華系にも見えるこれは。。表札?何が書かれてるのかと思ったらこれは。。。

祖功宗德千年盛(そこうそうとく せんねんさかり?さかん?)
確かこれ、中国の商売繁盛を願う文言ではなかったか。
過去に中国だったかマレーシアのチャイナタウンだったかで見たことがある気が(その時もこれが何か気になった)
ベトナムも昔は漢字を使われていたと聞いているので、この手のものが身近だったのかな。

トランペットとか、左のはなんだっけ。ホルン?これ、相当年季の入ったものだな。アンティークとして集められてるのかしら。
そして下には歌舞伎人形的なものwww
ほんっとに混沌としてるんだけど、それがなんとなくまとまって感じられるし、「こういうのもあり」と思わせるのがホーチミン。不思議だなあ(笑)
チェー3種類
持ち帰り
というわけで、買って帰りました。
黒胡麻のチェーは温かく、プリンに種類は冷たいものです。

ちなみにプリンは、こんな容器には入ってて、プッチンプリンのような仕組みではありません。
(はっ、このシルエットは…っ)

プラカップに入ってるだけのプリンをカポッとさらに出すには、容器に皿を被せて上下をひっくり返し(この時点ではプリンは皿に落ちない)容器と皿をずれないようにしっかり持った上で肘をピンと伸ばして腕を前に突き出し…
体の中心を軸にして、右でも左でも回りやすい方向に、クルーっと勢いよく回ると、遠心力で中味が容器の片側に寄り、そこから空気が入って「ことん♪」とお皿の上に落ちるようです♪
どっかでそれ見てやってみたら、落ちた落ちた♪
でも体幹弱いなって思う人は気をつけて。おっとっとってなるから(なった)。
Che Me Den
これがお店の看板メニュー。やっぱり芝麻糊(ジーマーウー)っぽいな。
そしてこちらのお店、Sugar Free、という言葉も看板に書かれてました。とはいえ、お好みで甘さは加減できるようで、オーダー時に「どのくらい甘くする?」と聞いてくれました。

私は、Less Sweet、It Duongをお願いしたのですが、これが程よい!!
ゴマのお汁粉的なこのスイーツ、時にゴマが濃すぎて2口も食べたらもう十分、となるものだったり、逆に薄すぎて「なんだこの薄らぼんやりした糊は?」とか思うことがあるのですが。。
ちょーどいい。
とても体に優しそう。

しか足ながら、全く甘くなかったらこれ、愛想がないと思うので、私はちょい甘くらいの加減が最も良さそうだ。ドンピシャ。そこにココナツミルクの優しい甘さ。ゴマの風味。完璧。
これは美味しいし、25kという金額を考えたらとても良い♪
わざわざ食べに行くほどのものではないかもだけど、一度は試してみてもいいかも。
Banh Flan Me Den
ゴマプリン。
見た目がなんだか禍々しいですが(笑)、先ほど、美味しい黒胡麻のお汁粉的なものをいただいたので、あまり抵抗感なくいただけます。

外側には、若干すりつぶされ残った黒胡麻の食感がある濃い層があり、中には滑らかな黒胡麻プリン。
これはすでに作られてるものなので甘さ調整はできないが、そもそもが甘さ控えめで、見目のインパクトとは裏腹に、とても優しい味わい。しっかり冷やして食べたから余計に甘さが穏やかに感じたのかもですが、こちらも素朴でとても良き。
Banh Flan Sua Trung
で、カップとお皿を持ってグルングルン3回くらい回ったもんで、ちょっと崩れてしまいましたが。。。

今回これだけ、いかがなものかと思いました(笑)
うっすいの。色はちゃんと卵色してるしミルクも使われてるんだけど、すんごい味が水っぽい。牛乳を水で薄めて使った?ってくらい味気なかったw
ほんのり甘くはあるんだけど、初めて食べた薄さだったw
うん、これはいいかな。
このお店はやっぱり店名にあるように、黒胡麻メニューがよろしいかと。ゴマのお汁粉はまた食べたいぞー!
お店情報
Che Me Den
149 Nguyen Thai Binh Q1
Time: 08:00 – 21:00
Spent: 65,000vnd / person




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