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【ちぇり飯】トウモロコシのポテンシャルを高める茹で方?!を聞いたのでやってみた!

ちぇり飯レシピ!

トウモロコシ、日本でもそろそろシーズンでしょうか。ベトナムは年中出回っているモロコシ天国!そんなトウモロコシに、美味しい茹で方があると聞いて…?

トウモロコシの茹で方

皮つけたまま、塩を入れた湯を沸かしてそこに入れて数分→冷めるまで湯の中で、的なことをやってました。

意味はないです。なんとなく、
ワタクシ、真性のとうもろこし好きなので、腐ってない限りはどんなトウモロコシも好きなのです。

甘くなくても好き。だからベトナムでよく遭遇する原種に近い白いモチモチした、でも全く甘くないやつも好きです。あれを食べて「美味しくない!」と断じる方をよく見かけますが、食べかけでもいいから「んじゃもらいまひょか?」というくらいには好き。

なので特にその茹で方でもなんの不満もなかったのですが…?

トウモロコシ農家さんの美味しい茹で方

ほうっ。
自ら茹でる、というのは、よく地面の下にあるものに関しては使う方法。ジャガイモとか。

低い温度からの温度上昇が澱粉の糖化に関わってくるのかな。ゆっくりじっくり焼くほうがサツマイモが甘くなる、とかお米も冷たい水からゆっくり温度上昇させるほうがおいしく炊けるとか言いますよね。

あ、でもお米もそうなら、土の中のものに限らないか。
トウモロコシもその辺に関係してそう。

そして塩を入れて茹でないのか。
単純に塩を入れたほうが自分が好きだからってことで茹で湯に塩を入れてたけど、なるほど。茹でた後に塩水につけて味を入れても無問題。

ただ、タイミングが違う。
やってみよう。

早速調達

というわけで、早速調達。
普段は皮ごと茹でてたのですが、それは湯だった後に取り出しても蒸気とともに水分が抜けて乾かないようにするため。

でもま、茹で湯の中で冷ます、またはインストラクションのように塩水に漬けるなどして冷ませば問題ないか、と、特にこだわる利点がなかったことを今更ながらに知る。

長く水分に漬けておいてもダメージのある材質でもないしね。

なんにしても美しいな。
今回は、US Sweet Corn。ベトナムのじゃなかったけど、まあ良し。

粒が揃ってるし詰まってるし、ぷっくりとしてて新鮮そう。皮剥いて、生の状態ですでに水分が抜けて凹んでるの見ると、泣きたくなるほど悲しくなる体質です。

茹で方比較!

比較ポイント

今回は「今までの自分の茹で方」と、インストラクションによるとうもろこし農家さんの茹で方とどう違うか、を主眼にしました。

比較ポイントは色々あるのですが、し損ねたところがあるので、まずは上記の点において。

今までの自分の茹で方

今までは塩を入れえた湯を沸かしてからトウモロコシを入れていました。

流石に味を入れる塩の量は一緒にせねばな、と思ったのので、水1リットルに対して10gの塩を使います。(実際には水1.5リットル:塩15g)

普段は測らずカンでやってますが、今回は塩を溶いた湯の味を見ながら、いつもどのくらい使っているのかを逆算w

湧いたところに、ドボン。

一本のまま茹でなければならない場合を除き、カットして茹でても大きな支障はないので鍋に合わせて半分にカットしたものを使っています。

数分茹でた後、手で触れるくらいに温度が下がるまで、そのまま湯の中に放置、というやり方。

トウモロコシ農家さんの茹で方

で、こちらは自ら茹でる、ということで水を張った鍋にトウモロコシを投入。火にかけて沸騰したら火を止めて、そのまま8〜10分、つけたままにするとのこと。

別の容器に塩水を作りますが、先ほど、いつもの茹で方で作った塩水と同じ割合のものを作ります。

厳密にいうと、塩水で茹でた方は茹でてる間に多少の蒸気が上がって水分量が減るので若干濃くなるはずですが…

蓋をして茹でていたことと、ぶっちゃけ微量の差で、パッと食べたところで「うわっ、濃度が0.○%濃い!とか分かるものでもなく、実際問題食べる際にもあまり問題にならないのでスルー。

で、そうやって作った塩水に、茹でた鍋からトウモロコシを移し、味を染ませる&冷ますという作業を同時にやります。

塩を入れずに茹でた茹で湯の中に一つ放置。塩味がつかない、以外の変化があるかどうかもチェック↓ と言いたかったのですが、塩水を作った容器の方に入りきれなかっただけです。

ま、塩水につけた場合とどのくらい味の感じが違うかを見れるかな、というのもあったので、様子見。

食べ比較!

見た目変わらず

見た目、わかんないっす!!(笑)

①一番左が、農家さんおすすめの茹で方。
②農家さんおすすめの茹で方だけど塩水につけなかったやつ。
③一番右が、今まで茹で方(塩水が沸いてから投入)

ちょっと角度が悪いですが、強いていうなら、③だけ、切り口が大人しかったかな。

①②は後にわかるのだけど、水分をしっかり蓄えてたからか、膨らんだ分押されるのか、桐靴のところの粒が、ぐいっと押されて芯から弾けるように迫り出してました。

①食べてみた!

さてこれが農家さんの一番おすすめの食べ方。
確かにすんごい!!

見目は、そもそも生の時から美味しそうだったのでそこまで特別さを感じませんでたが、口をつけるとパツーン!と張り切ってる感じが感じられるし、実際噛むと…

プチー!!!プチッ、プチプチプチー!!って感じて弾けまくる!口はちゃんと閉じて噛もうね。かぶりついて口を開けた状態で歯を立てたら、

ピチュー!!!

と、前方に果汁?が細く一本、かなり遠くまで飛んで行きました😆

塩味が、ちょっとの間つけとくくらいで入るんかな?と思ったけど、それもいい感じで入ってました。

トウモロコシ自体が持つ塩分以上の濃度の塩水である限り、とうもろこしの中に塩気が入っていくのは自然、か。もしくは芯の部分には滲みやすいので、噛むときにそこの部分の塩気を感じるのか。

とにかく美味しい。
しかし、これまでの茹で方で食べてきたものも美味しかったからどのくらい差があるのかが比較ポイント。

②農家さんおすすめの茹で方だけど塩水なし

はいこれも十分、プチー!っとしてました!
が、やっぱり塩がちょっと入ってたほうが自分は好き。十分そのままでも甘かったのですが、若干の塩気があったほうが甘さが引き出される気がします。

まあ物が良ければ、塩がないことで劇的に味を違えるということはないです。足りなきゃ食べるときに調味料をなんか塗ってもいいし。

でも自分は塩気があったほうが好きなので、茹でた後に塩水に漬ける、を推奨。その手間かけるだけの価値はある、と感じるかな。

③これまでの茹で方

美しいですね。
一見、農家さん推奨の茹で方と何ら変わらない気がします。

ですがよく見ると、一粒一粒の膨らみ方が緩やかなのか、切り口面以上にせり出してる部分が、前2つに比べると、ちょっと少ない。

ちょっとなんで、気のせいかな?と思えるくらいの差。
だったんですが。。。

(´⊙ω⊙`)

食べてみると、全然違う!!!
いや、コーンである限り私には美味しい。美味しいのだけど。。。

全然ハリがないのです。
農家さんおすすめの方法で茹でたものにはあった、あのプチー!っとしたハリが、ない。

ハリがない、というくらいの表現では甘い。
なんかこう、シオシオとしていて、「なんか誰かに怒られてしもたん?大丈夫?」と、思わず慰めたくなるくらいのションボリぶり。

あれえ?こんなんだったっけ????
こっちを最初に食べたら、「うんっ、いつも通り美味しい♪」とか思ってたんやろか。ともかく。。。

専門家中の専門家、トウモロコシ農家さんのおっしゃることに間違いなしっ(๑•̀‧̫•́๑)

考えてみればわかるのですが

しかし考えてみれば自明の理。
トウモロコシより塩分濃度の高い水で茹でたら、とうもろこしの粒の中から水分が外に引き出されてしまう。

結果、各粒の皮内の容量は減り、しょぼんとなる。

しかし塩分のないただの湯で茹でたら、トウモロコシの持ついろんな成分で水以上の濃度がある粒内に水分が入り、

各粒の内容物はパンパンに。

その後塩水に若干漬けたとしても、粒内パンパンになってる水分が「塩水」とちょっと入れ替わるくらいなので、パンパン度はそんなに変わらない。

なんてことだ。
どんな状態でもトウモロコシが好きだったので、前進しようという気がなかった。

ありのままの君が好きだよ、と言いながら、相手のポテンシャルを全く引き出そうとしない、いやむしろ一見優しいようで相手の可能性を潰してしまうスポイラーではないか。

反省である。
そしてプロの言うことは聞いてみるものだ。

しかしこれまで適当でも美味しく食べてたトウモロコシがさらに美味しくなったことで、

家の中にある、美味しく茹でたトウモロコシを食べ切るまで止められない

という問題が発生。
この実験した日の自分の体の1/5くらいはトウモロコシでできてた気がする。主食、トウモロコシ。

牛かよ。。。

ともあれ、そこまで面倒なことでもないので、お試しあれなのです。劇的に美味しいです。かける手間の数十倍は得る物があると思います。おすすめ!


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